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恋愛の「出会い」の場所は色々なところに潜んでいるもの。学生時代には同じ環境で毎日顔を合わせる人が周りにたくさんいますし、恋のチャンスにも恵まれていたことでしょう。
しかし、学校で出会う相手に興味を持てなかったり、社会人になると、出会いの機会もなかなか訪れないもの。そうこうして、人はマッチングアプリや街コン、合コンなどに出会いを求めます。
また、出会いのチャンスを自分から掴みに行く行動の中には、「一人旅をする」ということも。一人旅の若者が多く訪れる観光スポットは、新たな知り合いや友達ができたり、はたまた恋愛の出会いの機会にも恵まれるかもしれません。婚活中の人にとっても、旅先の「自然な」出会いは、アプリや婚活パーティーの出会いよりも望ましいことでしょう。
ただ、一人旅をすることで恋愛の出会いを期待するなら、ふさわしい旅行先や出会いにつなげる方法など、前もって知っておくべきことがいくつかあります。今回は一人旅に出会いを求めるためのコツや注意点について、お話ししていきましょう。
異性と出会える一人旅のコツ

まずは、一人旅に異性との出会いを期待するとき、するべき準備や旅行先での行動のコツについて解説します。
日本国内や海外の旅行先にも、出会いに恵まれる観光地とそうでもない所があるでしょう。あまり若者に人気のない観光地ではなかなか出会いも見つけにくいですし、1人より複数で来る人の方が多い観光地も、出会いを見つけるのは難しくなりそう。
また、ガイドのいるツアー旅行に参加するときにも、旅先によっては年配の人しかいないという状況になるかも。旅行先選びが、出会いのある一人旅には大変重要です。
泊まる宿によっても、出会いの有無に関係してきます。1人で泊まることが前提であるホテルなどは、他の旅行客に話しかけづらい環境になりますが、他の人と相部屋になるユースホステルなら、色々な人と話をする機会にも恵まれるでしょう。それに、女性の一人旅にも相部屋ならある程度は安心です。
万が一、旅先の宿やツアーでも出会いがなければ、地元の居酒屋やバーのカウンター席に座ることで、地元の人との出会いもあるかもしれません。
このように、一人旅での出会いの場には色々なパターンがあります。ひとつずつ、具体的に説明していきましょう。
おすすめの旅行先
一人旅に出会いを求めるなら、旅先選びが最も重要になります。観光客がなかなか訪れないような秘境に行っても出会いは期待薄ですし、スキー場のような基本的に複数人数で楽しむレジャーでも、一人旅の立場で出会いを見つけるのは難しいでしょう。
一人旅をしている最中に出会いを求めるなら、同じく一人旅で来ている相手を探すのが基本です。
そのため、異性を探すなら男性は女性、女性は男性が少なそうな旅先も候補から除外しましょう。(一般に戦績ツアーやパワースポット巡りなど)逆に、異性ばかりいるような場所も周囲の人やグループ内の同調圧力などから出会いに積極的になる相手も見つけられない可能性もありますし、理想は男女それぞれ同じくらい訪れる場所になるでしょう。
また、出会いの期待できる定番の一人旅スポットは、「海のある場所」がおすすめ。
たとえば沖縄やそれに連なる石垣島や宮古島、鹿児島県の奄美群島。コアなところでは小笠原諸島も、一人旅の若者が多く訪れます。
はたまた、北海道も函館や札幌などの観光地や釣りのツアーでも出会いはあるらしいという情報。他には、京都、奈良、大阪など関西や九州は博多など、定番観光スポットも狙い目です。
最近は外国人観光客も国内で見かけることも増えましたし、国内にいながら外国人との出会いまで期待できるかもしれませんね。
海外に一人旅する場合
一人旅では国内だけでなく、海外もアリでしょう。国際恋愛に憧れる場合は特に、外国語を勉強して海外に旅行に行き、現地の人との出会いを期待するのも良さそうです。
もしくは、ハワイのような日本人に人気のある海外旅行先であれば、海外でも日本人と出会って恋に落ちることもあるかもしれません。日本にいれば出会う機会もなかった可能性のある出会いということで、運命的な馴れ初めになりそう。
しかし、海外旅行で外国人との出会いを期待しているなら、語学の習得は必要不可欠。会話ができなければ恋愛もできません。少なくとも、現地の言語で日常会話くらいはこなせるようになってから旅に行きましょう。
海外ではどのような場所に出会いがあるかというと、バーやクラブはまずお決まりの出会いスポット。またはコンサートなどのイベントも出会いのチャンスには恵まれるでしょう。
とはいえ、海外で一人旅をしている外国人には誰しも声をかけづらいところはあります。友達、もしくは友達の友達など、現地の人と何かしら繋がりがあれば交流もスムーズにいきますし、知り合いや友達を作るチャンスでもありますから、恋愛の出会いの機会も格段に増えるでしょう。
また、女性の場合は特に旅行先は気をつけて選びましょう。緊急時の通報先やその国でできる防犯対策については必ず調べておき、また路地裏やスラム街、危険な地域など、行くべきではない場所も必ず情報を得ておきます。
海外に一人旅に行った女性が犯罪に巻き込まれてしまうというケースはこれまでも多くありましたし、いくら自分が気をつけていても回避できない危険もあるでしょう。不安な場合や初めて訪れる場所の場合、ツアーに参加するなどして、安全対策には十分に気を配ってください。
ツアーに参加する
一人旅用のパッケージプランではなく、ガイド付きのツアー旅行なら、一人で参加する人もわりかし多くなります。海外旅行だとしても安全性も高くなりますし、車の免許がない一人旅の場合でもバス移動なら安心。
また、秘境巡りや美術館巡り、はたまた心霊スポットのようなマニアックな旅行先でも、ツアーなら一人旅同士で出会いやすくなりますし、むしろマニアックなツアーであるほど趣味の合う人と参加できるため、出会った後に仲良くなるチャンスにも恵まれそうです。
それにツアーは参加者が独身の一人旅の人ばかりという場合もありますから、出会いを探すにはこれ以上ない機会でもあったりします。
観光中や食事の際など、他の人と話をする機会にも恵まれるため、「ツアーに参加したけどぼっちで帰ってきた…」ということも起こりにくいでしょう。
旅行先には1人で宿をとって、単発のツアーにいくつか参加してみるという手もあります。シュノーケリングやカヌーイング、戦跡ツアーなど、ペアやグループを組んで行動する場合もありますし、出会える機会はたくさんあります。
そして、少し話して仲良くなったら、一人旅同士で晩御飯を一緒に食べに行くのがおすすめ。
宿や交通手段も含まれるツアーなら、1人参加限定のツアーに参加すれば、より恋愛のチャンスにも恵まれそうです。
同年代がいそうなツアーを探そう
ツアーは手頃で安心安全、初めて会った人同士でも会話をする機会に恵まれますから、友達作りや恋人探しとしては最高のプランです。
しかし、場合によっては周りの人がみんな自分と歳の離れた年配の方達ばかりであったり、逆にひと世代下の若者だらけである場合には、恋愛の出会いのチャンスも訪れません。
つまりは、参加するツアーも、出会いを求めている場合なら、それに相応しいものを選びましょう。
基本的には、自分と同年代で男女ともに参加し、なおかつ自分に合ったものを選ぶことです。
自分と一回り以上歳の離れている人とは恋愛の機会もありませんし(多くの男性が何歳も年下の女性と交際したがりますが、ほとんどの場合嫌がられます)、異性の相手を探しているのに同性ばかり参加するツアーに行ってもあまり実りはないでしょう。
また、出会いの定番だからといって、スポーツが苦手なのにスキーやスノボのツアーに参加しても、自分自身が楽しめませんし、あまりかっこいい姿は見せられません。自分の興味のある、得意なジャンルのツアーに参加した方が得策です。
出会いの機会だけあっても、同じ趣味や好みで話が合わなければ恋愛に発展するチャンスは別のもの。外見や清潔感を整えるのも大事ですが、「話がわかる」相手を探すのも大事なのです。
旅館よりゲストハウスに泊まる
宿泊込みのツアーではなく、自分だけで宿を取る一人旅をする場合、泊まるのは旅館やホテルよりもゲストハウスがおすすめです。
旅館やホテルは基本的に個人で部屋を取ります。ラウンジや広間があったり、食事がブッフェ形式だとしても、宿泊客同士で知らない人に話しかけるということはまずないでしょう。
基本的に家族旅行や友達連れ、ビジネスで宿泊している場合も多いですし、一人旅同士の宿泊客同士の出会いはあまり期待できません。
しかし、ゲストハウスやユースホステルのような、安価でセルフサービス主体のこぢんまりした宿なら、一人旅同士の人の出会いは格段に増えます。
特に若い人や旅好きな人は宿泊代の安いゲストハウスに泊まり、そこで同じ宿泊客や宿のスタッフと観光のための情報交換をします。
そうして他の宿泊客とも話をする機会が多いのがゲストハウスの良いところ。基本的には男女別の相部屋で、知らない人と部屋をシェアするので、そういったのが苦手な人には向いていませんが、気にならない人には旅行のためには非常に良い宿になるでしょう。
食事もサービス外なので、食事は近くの食堂やレストラン、居酒屋を探すことになりますが、そういった場所の情報交換のついでに、「せっかくだから一緒にいきましょう」と、より仲良くなれることも。
東京や大阪、福岡などの都市部は外国人宿泊客も増えていますし、特にいま東京のゲストハウスは外国人の割合がほとんどを占めています。旅慣れた土地なら、外国人の一人旅の宿泊客に観光名所をおすすめしたり居酒屋に案内してあげることでも仲良くなれそう。
今の時代、外国人との出会いを求めるのにわざわざ海外に行かなくても良いのかもしれませんね。
女性は1人部屋の時は注意
女性の一人旅には危険がつきものです。地元の一人暮らしでも被害の可能性があるのに、旅行先など見知らぬ土地だと、不安もなおさらでしょう。
女性の場合は、ホテルや旅館よりもゲストハウスに宿泊する方が安全である場合も。女性のスタッフがいる宿の女性の相部屋に泊まれば、就寝中の身の危険はある程度防げます。
ゲストハウスにも個室が予約できる場合もありますが、「女性の一人旅」とはそれだけで犯罪者の標的になりやすいもの。旅館やホテルでも、酔っ払った他の観光客や犯罪者が部屋に押しかけてくることもあり得るのです。
そのため、一人旅だとしてもできるだけ他の女性と相部屋にいる方が安全。出会いを求めての旅でも、女性の場合はできるだけ友達と2人以上で旅行をする方がいいかもしれません。警戒はし過ぎるくらいがちょうどいいと考えてください。
旅行先で飲み屋やバーに行く
旅先での出会いのある場所は、ツアーや宿だけではありません。宿泊先近くの飲み屋やバーに行けば、より出会いの機会も増えるでしょう。
そのためには、宿も賑やかな地域のものを選ぶと良いかもしれません。徒歩圏内に繁華街があれば、お店もある程度選べます。
地元の人と出会うのはやや難しいかもしれませんが、宿がいくつかある地域なら、同じ一人旅の旅行者も同じ店を訪れるかもしれません。お互いに何回か見かけることがあれば、話しかける機会も作れるでしょう。
また、居酒屋やバーはできるだけチェーン店ではなく観光地にある地元の店を選びましょう。カウンター席があればなお知らない人にも話しかけやすくなります。
ゲストハウスに泊まる場合は、そこのスタッフが普段他の宿泊客にもおすすめしているお店に行けば、他の一人旅の人ともそのお店で出会えるかもしれません。
店選びは慎重に
旅行先の店ならどこでも出会いがあるかもしれませんが、お店選びには多少慎重になりましょう。お店に入る前には、客層をチェックするのです。
自分と同い年くらいの人が店内にいれば安心。しかし、年配の人ばかりいる居酒屋やスナックに入っても、あまり実りはないでしょう。それに地元民の憩いの場に邪魔にならず溶け込むのはそう簡単ではありませんし、恋愛の機会にも恵まれません。
また、観光客が集まる地域から外れると、雰囲気が寂れてくることも。旅行に行くと、他の旅行客が行かないような特殊なスポットを見つけたくなりますが、そういった「冒険」は何度かその土地に旅慣れてからにしましょう。
もしくは、初めて来た旅行先でも、地元民しか知らないようなお店には、誰か地元の人の紹介があってから行くのが無難です。
たとえば東京の新宿ゴールデン街などは、今では観光客向けに変わってきていますが、少し前はぼったくりの店があるのも当たり前でした。先立つものがあれば安心ですが、お金のない学生のような若い人は「ぼられる」と家に帰れなくなるというリスクもありますし、入るお店は「無難かどうか」という判断を軸に選んでください。
旅行先でも使えるマッチングアプリ
旅行先で、そのご当地のグルメやレジャーを満喫しつつ良い人との出会いを期待しても、なかなか現実はそううまくいかないもの。
しかし今の時代、「偶然」が求められないときでも、マッチングアプリを活用することによって、その場にいない相手とも出会える機会を得られるでしょう。
マッチングアプリによっては、最初に登録した自分の住所を中心とした範囲内の相手しか探せないものもありますが、課金プランによってはそのエリアを変更することも可能。
現地の人との出会いも探せるかもしれません。旅行中の出会い探しにおすすめのマッチングアプリをご紹介しましょう。
CROSS ME

マッチングアプリの「CROSS ME」は、スマホの位置情報を活用して自分の近くにいる人と出会えるアプリです。趣味の繋がりで出会いを探す「タップル」と同じデベロッパーが運営しています。
2〜30代の若者向けのアプリであり、同じアプリをダウンロードしている人同士がすれ違うと通知され、どんなユーザーが近くにいたのかの一覧から気になる相手に「いいね」を送ることができるというシステム。
現在の会員数は累計400万人、会員料金は女性が無料で男性は最低で3133円から(6ヶ月プラン18,800円)。
女性が無料で使用できるということからヤリモク、メシモクのユーザーも一定以上はいると考えられますが、旅行中に使えるマッチングアプリとしては合理的で優秀といえるでしょう。
「CROSS ME」を旅行中に使用するときは、プロフィールに旅行中であることを書いておきましょう。マッチングした人とのメッセージのやりとりに使える話題として「今この辺りを旅行中なんですけど、おすすめの場所はありますか?」なども効果がありそうです。
trippiece

こちらのアプリ「trippiece(トリッピース)」は恋愛の出会いのためのマッチングアプリではありません。しかし、その出会いの「可能性」を秘めたアプリとしてご紹介します。
「trippiece」は旅行のためのアプリ。5000種類以上ある旅プランの中から自分の好きなものを選び、その旅に参加できるというもの。自分と同じ趣味や目的の人と一緒に旅ができるという、とても画期的なアプリです。
「プランナー」に登録してしっかりとプランを練れば、自分の旅プランに参加する人を募集することもできます。8割以上がおひとり様の参加であり、女性の1人参加もそれなりにいるのだとか。
迷惑行為をするユーザーは運営が厳しく対処するということで、もししつこい相手と会ってしまっても安心。海外旅行のプランもありますし、プランもたくさんあるので、国内外問わずマニアックな旅もできそう。
このアプリを使って旅行プランに参加すれば、必ず自分と趣味や好みの合う人と出会うことができるでしょう。もちろん友達をつくることもできますし、その旅の中で恋愛感情がないとしても、友達の紹介で後から出会いのチャンスがあることも考えられます。
出会いだけが目的で、旅行のプランに対して不真面目な場合は他の参加者に迷惑をかけますし、運営に通報されたらアプリから追放されることもあり得ます。あくまでも旅を新たな仲間と楽しむためのアプリなので、その趣旨からは離れないようにしましょう。
2020年現在、アプリ自体の使用感はあまり評判が良くありませんが、今後改善されればより使い勝手の良いアプリとなるでしょう。良い出会いを期待して旅行を考えているときは、「trippiece」を使ってみるのがおすすめです。
旅行先での出会いから恋愛につなげるには

旅先で良い出会いがあっても、そこから何もなく別れてしまえば、わざわざ出会いを探しに行った意味がありませんよね。
ここからは、旅先で誰か魅力的な人と出会った時、どうやってその相手と恋愛関係に発展させられるのかということについて考えていきましょう。
まず出会いから恋愛へと駒を進めるには、「積極性」が必要不可欠。外見が人並み以上に魅力的なら、待っているだけで誰かが話しかけてくるかもしれませんが、基本的には自分から話しかけに行く勇気が大事です。
そうして、その会話からどうやって「その次」につなげていくかといえば、その旅行の期間中に何か一緒に行動する機会を持つこと、そして連絡先を交換すること。
旅の思い出を一緒に作って心の距離感を縮めれば、もしかするとその旅行中にでも恋愛に発展する可能性もあります。
慎重派の場合は出会ったばかりの人と急に付き合うということはできないですが、少なくともLINEや電話番号など連絡先を交換すれば旅行から帰った後も関係が続くので、これはマストです。
旅行の中の出会いは、その旅行の間だけで終わってしまうパターンがほとんど。そうならないためにはどうすればいいのか、ということも含め、旅先の出会いを恋愛につなげる方法について具体的に掘り下げていきましょう。
まず積極的に話しかけること
旅行先でも地元でも、どのような場所の出会いのためにも大切なのが「相手に積極的に話しかけること」つまりは「コミュニケーション能力」です。
それがあるだけで恋愛のチャンスを掴めるかどうかが変わってきます。恋愛は外見の魅力も重要ですが、もしイケメンや美女だとしても、話がつまらなければ恋愛は先に進みません。
外見がよければ相手の方から話しかけてくる確率は上がりますが、相手の方も積極的なタイプとは限らないでしょう。そのため、どんな見た目であろうと自分から気になる人に話しかけられることが、恋愛のチャンスを得るには最も大切なのです。
とはいえ、これは「道端でナンパしろ」などという話でもありません。その場所や状況によって話しかけやすいタイミングというのはあります。
それは、たとえば「同じことを体験をしているとき」。ツアー中に同じグループになったり、同じゲストハウスの談話室でくつろいでいたり、同じ居酒屋のカウンター席で飲んでいるときなど、身近な同じ環境にいるときが話しかけるチャンスとなるでしょう。
または写真を撮ってもらうようお願いするのも難易度が低いのでおすすめ。
誰でも、程度の差はあれ「内向的な時間」と「社交的な時間」を持っています。自分1人で過ごしていたいときに他人から話しかけられてもあまり乗れないけど、お酒が入っていたり、周りに同じ状況の人がいるときには、誰かと話してみたくなる、という気持ちの違いがあるかと思われます。
そして、旅行中というのは「社交的な時間」のスイッチが入りやすい時間でもあります。一人旅が好きな人でも「絶対に自分1人だけの時間が欲しい」というタイプは難しいかもしれませんが、人との出会いや交流も旅の目当てのうちにある人なら、普段より話しかけやすいのです。
そのため、普段は消極的でも旅行中くらいは積極的に人と関わりに行けるという人もそれなりにいるので、旅先で気になった人には臆せずに話しかけにいきましょう。
「待ち」の姿勢はやめる
出会いを最も遠ざける態度といえば「待ち」の姿勢でいること。
見た目を磨けば他人から話しかけてくる機会も増えますが、事実としてはただ「外見が良い」というだけで話しかけてくる人しか増えません。
恋愛には「おしゃれをして人前に立つ」ことよりも、自分の人柄を自己表現することの方が大切です。モテ仕草やモテファッションは確かに人目に魅力的に映りますが、没個性的になり、きついことを言うと「他に取り替えのきく人間」になってしまうので注意するべき。
その「自己表現」というのは、ファッションでもなんでも「自分の好みや意見を隠さず表に出す」こと。「自分が好きだけど一般には好かれないから」と、他人の意見を気にして周りに合わせていると、どうしても自分自身の個性の魅力が出せず、他人の目にも魅力的な人とは映らないのです。
自己表現とは、「出る杭を打つ」ように目立つ人を攻撃したがる日本人がとても苦手なことです。しかし、人の個性を叩く人ばかりではなく、受け入れてくれる人も中にはいます。その「受け入れてくれる人」だけが、友達や恋人になるでしょう。
普段は苦手だとしても、服装や仕草や態度、言葉の選び方など、一人旅の時くらいは自分の好きなようにしてみましょう。そして、その自分に自信を持つことで勇気が持てるので、気になる知らない人に自分から話しかけに行くことも、積極的にできるようになるかも。
「誰かから自分に話しかけてくれる」のを期待していては、狙った相手にアプローチできません。旅先で出会った気になる人と仲良くなりたければ、必ず自分から話しかけにいきましょう。
旅先で一緒にツアーに参加しよう
旅先の出会いから「その先」につなげるには、とにかく同じ時間を一緒に過ごすことが大事。
2人で色々話せるようになったら、どこかに一緒に出かけてみましょう。晩御飯を一緒に食べに行ったり、飲み屋に行ったり、同じ目的地に観光しに行くなど、誘いかけてみるのです。
特に、その観光地によっては一緒に何かしらのツアーに参加するのがおすすめ。川下りやシュノーケリング、ハイキングや社寺巡りなど、プランは色々あるはずです。
「一人旅で来たけど、このツアーは1人で行きにくいから、よかったら一緒に行かない?」などと誘ってみましょう。あらかじめツアーの情報はしっかり把握しておくべきですが、下調べをしておけば色々役に立ちます。
もしくは、相手が予定しているツアーに飛び入りでついていける場合もあるかもしれません。同じ時間の予約が満員だと無理ですが、あえて自分のスケジュールを空けておけば、イレギュラーな事態にも対応できます。
お互いの旅行の日程によっては相手と旅行先で過ごす時間が限られますが、話が合えば「帰った後飲みにいきましょう」などと約束もできるかもしれません。趣味の合う相手を見つけられれば、そうしたチャンスもありそうです。
レジャーの情報交換は需要がある
「一人旅」の旅行客は大抵、旅先の情報に飢えています。特に、その土地に旅なれている人ほど、ガイドブックには載っていない、地元民しか知らないようなスポットを探し求めていることも。
そのため、ゲストハウスなどでは旅行客同士で情報交換が行われています。今はSNSにもたくさん情報が載っているかもしれませんが、かつてはその役割はゲストハウスに置いてあるノートや手帳にありました。
同じように一人旅の旅行客と話を弾ませるには、旅先の情報交換が1番です。「明日このエリアに行くんですが、何かいい居酒屋とか知っていますか?」「このエリアでおすすめの場所ありますか?」など。
観光地は観光客向けにチープな食べ物を高値で売っていたりもしますから、食べ物屋さんの情報も貴重です。そして、これらのような情報は旅慣れている人がよく知っているもの。
会話のきっかけ作りには、その土地に旅慣れている方が有利、ということです。初めてその場所に旅行に行く場合は自分が誰かに情報を教えてもらいたい立場ですが、「誰かに教えられる情報を持っている」ということはそれだけアドバンテージがあるのです。
「いい居酒屋があるので一緒にいきませんか」など、旅人にとって嬉しい情報があれば、気になった相手と一緒に行動しやすいこともあるでしょう。一人旅に出会いを求めるときには、未踏の地よりも何回か訪れたことのある場所の方がチャンスに富んでいるのかもしれません。
必ず連絡先を交換すること
旅行先で出会った相手と恋愛関係になりたければ、言わずもがな連絡先を交換することは必須です。
自分と相手が数週間〜数ヶ月という長い間旅行をしているなら、その期間中に恋人になることもあるかもしれませんが、大抵の場合は旅行の期間はずれるもの。自分が来たばかりの時には、相手はもう帰るときということもあるでしょう。
そのため、旅行中に気になる相手が現れたときには、連絡先を交換しなければ、恋人はおろか友達になるチャンスさえないかもしれないのです。
もちろん、相手との会話が弾まなければ、連絡先を交換することもむずかしいものです。趣味の合わない相手とわざわざ連絡先を交換したところで、話が続かず連絡が途絶えるのがオチでしょう。
旅先で出会ったばかりの相手と連絡先を交換できるとしたら、それなりに仲良くなってからに限ります。ナンパ目的で旅をしていると思われたら、しつこくつきまとうと最悪通報されるかも。
ツアーで一緒になったりなど、同じ体験を共有したり、同じ趣味を持っているなどでお互いに何かしらの共通点があれば、連絡先の交換を提案するのも不自然ではないでしょう。
「せっかく知り合えたのにこのままサヨナラはもったいないから、連絡先交換しない?」と提案してみましょう。無事相手とやりとりができるようになったなら、関係性を恋愛につなげるチャンスを得たといえるかもしれません。
旅先の出会いは「帰ってから」が本番
旅行先で魅力的な相手と出会ったとしても、その旅行中に恋に落ちるということはほとんどないと考えておきましょう。
旅行中は誰しも、普段とは違う環境の中でテンションが上がっていたり、いつもよりも積極的になれる「魔法」がかかっているもの。そのため、あったばかりの相手と恋に落ちる可能性も普段より高くなっていると考えられます。
一緒に行ったツアーなどの内容によっては、同じ恐怖体験を味わうことで、その「ドキドキ」感が恋愛感情のように錯覚する、いわゆる「吊り橋効果」もあり得ます。しかし、そういったイベントが起こるという確証もありません。
そのため、旅行先の出会いを恋愛に繋げたければ、まずはお互いに「旅行から帰った後にどうするか」という未来を見据えた行動を起こすべきです。
相手と自分の住んでいる場所が近ければすぐにまた会えるかもしれませんが、離れている場合は恋に落ちたとしても必ず遠距離恋愛となるでしょう。そのような場合も考慮すると、連絡先を交換した後もお互いまた会いたくなるほど、相性の良い相手ではないと難しくなります。
もし、お互いに帰った後にもまた会いたくなるような相手と出会えたなら、まず旅行から帰る前に、どこかでまた会う約束をしましょう。できればLINEなどのスマホで連絡するよりも、直接そう約束するのが望ましいです。
そうして旅行から帰ってからも会う約束ができたなら、恋愛関係に発展するかどうかはその後次第。
「魔法」が解け、旅行のテンションから普段のテンションに戻ったとき、お互いが旅行先で会った人と同じような人柄であるとは限りません。普段の環境に戻って再開したとき、改めて相手のことを好きかどうか考えましょう。
筆者が実際に体験した小笠原諸島での出会いとその後
かくいう筆者も、旅行先で出会った人と恋愛をしたことがあります。
22歳頃の時に一人旅で訪れた小笠原諸島で出会ってそのまま付き合ったという電撃恋愛でした。一人旅で来ている20代の男女がたくさんいて、父島の中心部には居酒屋もたくさんあったので、その彼以外とも男女関わらず色々な出会いがあり、とても充実した旅だったことを覚えています。
しかし、おそらくその旅の中で自分も相手も「魔法」がかかっていたのでしょう。「このまま結婚するかも?」と思うくらいにお互いのめり込んでいたように思えたのですが、旅から戻って再会した時にはなんとなく島で出会った相手とは様子が違っていました。
「遠く離れた島で出会うなんて運命的じゃない」と自分でも思いましたし、友達も口を揃えてそう言っていましたが、相手も自分もいまいち心を開けず、結局はズルズルと一年半付き合ったのち破局。
ここには一つの真実があります。このように「一人旅の旅行先で出会った関係」には「共通の知り合い」というお互いをつなぐ人間関係が皆無であるということです。
お互いの仕事や学業の分野も全く合わないため、友達に紹介する機会も結局ありませんでしたし、趣味もあまり合わなかったのでデートもすぐにマンネリ化していきました。
筆者のように、1年以上付き合っていたにもかかわらず一切友達の紹介がなかったというパターンはおそらく稀なものでしょう。全ての旅行先の出会いが同じ結末を辿るわけではないですが、とにかく旅行先で出会った相手と付き合うことになったなら、お互いに友達を交えて遊びに行くことをおすすめします。
遠距離恋愛の時は、お互いの交友関係は把握しておかないと不安の元凶になります。一時の遊びの関係ではなく、お互いを信じられるような真っ当な恋愛をしたければ、旅行先で知り合った相手と恋愛することになったら、必ず共通の知り合いを増やしていきましょう。
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