※本ページにはプロモーションが含まれています。
未成年者だけでは、ホテルや旅館の利用は保護者の同意書なしではできません。しかし、18歳以上になるとラブホテルにも宿泊できるようになります。
ということは、18歳以上になれば、恋人とのお泊まりデートも自由にできるということ。今まで無許可では外泊もできず、実家で親のいない時間しかお家デートができなかった関係も、18歳になればもっと前進するでしょう。
大学に通ったり就職のためにひとり暮らしをする人も増えますし、恋人ができればお泊まりデートをする機会もこの先あるかもしれません。
しかし、これから初めてのお泊まりデートを経験するという場合、相手の誘い方や事前の準備、持っていくべき持ち物なども気になりますよね。それらを含め、初めてのお泊まりデートを成功させるコツや注意点について、ここで解説しましょう。
どうやって誘ったらいい?緊張のお泊まりデート

第一に、「お泊まりデートの誘い方」について、ベストな方法をお話しします。
まず前提として、お泊まりデートをする「目的」には、
- 時間を気にせず一緒に過ごしたい
- お互いの素の部分が見たい
- お互いの生活力を確認したい
- セックスがしたい
などという理由があるかと思われます。
泊まりになれば、門限や終電の時間を気にせず過ごせますし、お風呂上がりのすっぴんや整髪料のついていない髪など「飾りっ気のない相手の姿」が見られます。
また、結婚願望がある人で、ホテルなどではなく家に泊まる場合、泊まる相手の部屋がきちんと整理整頓されていて掃除も行き届いているか、料理ができるかどうかなど、相手の生活力を見定める目的もあるでしょう。
そして一般的には何より、お泊まりデートは「恋人とセックスがしたいから」というのが最大の理由ではないでしょうか。「一緒に泊まろう」という誘いには、暗に「体の関係を持ちましょう」という意味が含まれていることはまず覚えておきたいところ。
ただ、現在「まだ体の関係に至っていない恋人」がいる場合、お互いが好きで付き合っているとはいえ、いきなり「今度お泊まりしない?」と提案すれば、「ただ体の関係を持ちたいだけなのかな」と思われる可能性もあります。
なぜなら、お互いに対する「好き」の度合いも、人によってバラバラですし、相手の気持ちは目には見えないものだから。まず、まだ信頼関係が十分でない時に「恋人には何をされてもいい!」というほど好きになるのには無理があるでしょう。
それに、恋愛経験がまだ少ない人にとって、恋人と体の関係を持つまでにゆっくり経るべき「段階」をすっ飛ばして、まだよく知らない相手とセックスするというのは酷な話です。
基本的に恋愛は自己責任の世界ですから、どんな相手なのかよく知らないで体の関係を持ち、性病になったり不倫騒動に巻き込まれたり、詐欺や盗難被害にあっても自分から助けを求め、解決法を探らないといけません。
また、相手が本気でこちらと恋愛するつもりがなければ「やり捨て」される可能性もあります。相手が信頼しても良い人かどうか判断できるまで、自分も慎重になるべきですし、相手のペースも尊重してあげるべき。
とはいえ、自分が相手を信頼できると判断できても、相手も同じ気持ちであるかは、自分で勝手に想像して判断することはできないはず。相手に聞いてみないとわかりません。
ただ、「私はあなたのことを信頼しているのでセックスしたいと思っています。あなたはどうですか?」といったようにストレートに聞くのは、誠実ではあるかもしれませんが、ムードにはかけるでしょう。
また、「女性から誘うのははしたなく思われるのでは」「もし誘っても拒否されたらどうしよう」「真剣な関係になるのは体の相性を確かめてからにしたい」など、そこには色々な思惑や不安、打算があります。
そのため、世の中の男女は「あんまり重たい感じにならず、軽くもならず、それとなしにお互いの同意を確認しながら誘う」という方法について考えをめぐらせているもの。
初めてのお泊まりデートのベストな誘い方とは、どのような形になるのでしょうか?
自然に誘うのがベスト!
お泊まりデートに誘う方法でベストなのは、「自然な流れ」を意識することです。
ここでいう「自然」とは、ひとつは「無理のないタイミング」ということ。タイミングとは、翌日が学校や職場が休みである時、重要な試験や仕事がない時など、「お互いの時間や精神に余裕がある時」そして「付き合ってからしばらく経った時」。
付き合って初めてのお泊まりデートに誘うという時には、誰しも多少は緊張したり気負ったりするものです。心の準備をしたいはずですから、翌日に授業や仕事がある日や、何かしらの課題を抱えている時には、気が散ってしまいます。そのため、時間にも心にも余裕があるのは大前提。
また、付き合いたてでお泊まりに誘うよりは、お互いがを恋人として認め合って、何回かデートに行き、お互いをそれなりに知ってからの方が安心できる部分があるでしょう。お互いが「そろそろ関係を前に進めてもいいかな」と感じるくらいのタイミングというと、最低でもこれまで2、3回はデートを重ねていることが理想です。
そしてもうひとつ欲しい「自然な流れ」の要素としては、お泊まりをする「口実」を作ること。
たとえば、付き合ってからデートを重ねて、そのうち「お家デート」の提案をするのもひとつの案。「手料理が食べたい」「ペットを見に行きたい」「一緒にゲームをしたい」など、恋人の家に行く理由は色々とありますよね。
そうしてお家デートをして、晩御飯を食べているときに「このまま泊まっていく?」と提案するのは自然な流れといえます。
他にも、デートしていて夜遅くなったときや、「終電近いけど大丈夫?」と聞かれた時に「もっと一緒にいたい」と言うのは、自分からはっきりと誘いにくい女性にもおすすめの方法。
なぜこうして自然な流れを意識したいのかといえば、「お泊まりデートをしよう」とダイレクトに誘うと、相手も気構えてしまうことがあるから。恋愛経験が少ないほど、緊張が失敗のきっかけになり得るので、できるだけ緊張感のない状況を作り出したいのです。
またはお互いに初めての恋人同士の場合や性経験が無い場合には、より気をつけたいことがあります。
相手も初めての時にNGな行動
性経験がない相手、お互いセックスが未経験の状態でお泊まりデートをするとき、一番NGなのは「性に関する知識がないこと」です。つまりは性教育をしっかり受けていない状態でお泊まりしてはいけないということ。
学校での性教育は万全ではありませんし、他の同級生の手前気恥ずかしくて不真面目に受けてしまったという人も少なくないでしょう。しかし、避妊や性感染症の知識、また、特に女性にとって負担や痛みのない経験にするための知識がなければ、後になってトラブルが起こり得ます。
望まない妊娠も人生の計画を狂わせてしまいますし、性病は性的接触だけではなく、公衆浴場の浴室や貸し出しタオルなどにも病原菌が存在している場合があり、お互いが初体験でも感染する可能性はゼロではありません。
そのためコンドームをはじめとした避妊具は必須なのですが、たまに誤った知識から「必要ない」と判断する人も男女ともにいるので注意が必要です。避妊薬を飲んでいるだけでは性感染症は防げないので、恋人同士というステータスでいる以上はコンドームは常備しておきましょう。
相手がコンドームなしで強行しようとしたら、ムードを壊すからと心配して流されてしまうのではなく、「ゴムつけないならできないよ」とはっきり伝えて自己防衛してください。
また、AVで得た知識を実際に行動に起こすのも絶対にやめましょう。AVはあくまでもフィクションでファンタジーですから、真似をすると相手の体や心を傷つけてしまうことがあります。
初めての場合はローションなど潤滑剤もコンドームと一緒に買っておきましょう。セックスで負担が大きいのは女性側なので、男性は相手を傷つけたくないなら、女性は自分を守りたいなら、しっかりと正しい知識をつけてからお泊まりにのぞんでください。
または、お互い初めてのお泊まりの前には、枕や掛け布団などが十分にあるかどうかも気にかけておきましょう。寝具や家具、食器など生活用品が足りない場合は、2人で買いに行くのもいいかもしれません。
付き合う前にお泊まりデートしてもいいの?
お泊まりデートについて気になるのが、お互い正式に恋人になる前にお泊まりするのは良いことなのか、それとも悪いことなのか、という疑問がひとつあるかと思います。
人によっては、正式に交際する前に「お試し」で体の関係を持ちたいという人もいますし、異性とお泊まりデートをしても別にセックスをしないという選択肢もあるでしょう。
この疑問に関する正解はひとつではありません。ただその状況によって言えることがあるとすれば、まず「付き合う前に体の相性を確かめる」「知り合ってすぐお泊まりをする」という行動をしても後悔しないのは、ある程度恋愛経験を重ねてきた大人だからこそできるということ。
「目の前の相手がどういう人間なのか」という判断力がある程度身に付いていなければ、安易に関係を持つことは避けるべき。「自分は大丈夫」と思っている人ほど落とし穴にハマるものです。
いつでもどこでも逃げ道を確保できること、セーフセックスの知識があり相手に流されないことなど、自分の身を守る術がしっかりあること、またすぐに本気で恋をしない精神的余裕など、自分の心も守れる大人だけが「お試し」のお泊まりができると考えてください。
また、「べつにセックスしなければ付き合ってなくても異性同士で泊まってもいいのでは」という意見についてですが、それは「周囲からの目線」という問題があります。
「男女が2人きりで泊まった」という事実があれば、そこに体の関係があろうがなかろうが、周りの人にとっては同じように「親密な関係」だとみなされます。他に好きな人がいたり恋人がいる場合は必ず勘違いやトラブルが起こりますから、誠実な恋愛をしたければ、恋人同士でない人と同じ部屋に泊まるのはやめておきましょう。
基本的には、お泊まりデートはお互いが恋人関係であるということを認めあってからにすることをおすすめします。
しっかり意思を強く持とう
「NOと言う勇気」というフレーズがあるかと思います。自分が嫌だと思ったときに、相手への気遣いや「空気を読む」ことよりも優先して相手にその意思を伝える勇気、ということですね。
ときに、恋愛は「その場の勢いに流される」という事態が起こる場合があります。
異性の友達と2人きりでカラオケに行って、狭くて暗い部屋のムードに流されてキスしてしまったとか、初デートで飲みに行って、相手のペースに合わせていたら終電を逃してしまい、ホテルに誘われるなど。
そうした「ハプニング」はお互い意図せずに偶然起こる場合もあれば、相手が意図的にそうした状況を仕組む場合もあります。強いお酒を勧めてきたり、ボディタッチをしてくるなど。
また、恋人同士の場合でも、まだ自分が心の準備ができていないのに、相手の望むままのペースに任せてしまうと、知らず知らずのうちに自分の心が擦り切れてしまうような気持ちになるかもしれません。
納得のいく良い恋愛をするためには、自分の意思を強く持つことが大事。相手に任せるのではなく、自分の気持ち、自分の望むタイミングについて、いつでもはっきり言えるようになりましょう。
異性にお泊まりに誘われて「嫌だ」と思ったとき、もし相手が自分の恋人でないときには、なんでも良いので理由をつけて断ってください。「お腹が痛いので」「生理なので」「明日弁護士と会うので」などなんでも。
相手が恋人の場合は、「まだ心の準備ができていない。ゆっくり関係を進めたい」など、正直に自分の心の状態をシェアしましょう。そこで自分の気持ちを汲んでくれない相手は、こちらのことを大切に思っていないとみなしても良いです。
特に初体験に関わるタイミングでは、相手に喜んでもらうことよりも、自分が幸せと思うかどうかという気持ちを優先しましょう。自分の心と体を守れるのはまず最初に自分自身なのです。
家に行った時、どうやって泊まる流れにする?

恋人とお家デートをした時は、そこからお泊まりデートの流れにもっていく大きなチャンスがあります。自分の家に来る、来てもらうという点でもそこそこ信頼関係ができているかと思われますし、お家デート中なら「泊まっていく?」「泊まってもいい?」と誘っても、スムーズに行く可能性は高いでしょう。
とはいえ、「恋人または異性が家に来た」ということ事態を「お泊まり(セックス)OK」という承諾とみなしてはいけませんから、早とちりはNG。必ず、泊まっていくかどうか、体の関係を持つ準備ができているかどうかはいちいち言葉で確認しなければいけません。
では前置きはこのくらいにして、お家デートからお泊まりデートにスムーズに繋げる方法でベストなのは、「お家で一緒に晩御飯を食べること」です。
一緒に料理してもいいですし、どちらかが料理を振る舞っても良いですね。「うちでご飯作って食べよう」とお家デートに誘って、メニューを決めたら一緒に食材を買いに行って、晩御飯を作って一緒に食べましょう。
それだけでも恋人同士で充実したデートになりますよね。飲める人同士ならお酒を買ってもいいでしょう。食べ終わって食器を片付けたら、並んでテレビや映画を観たり、アルバムを見たりなどしながらイチャイチャしてみましょう。
そうしてキスやハグをしたりなどいいムードになれば、もうその時点で自然にお泊まりデートをする流れになるのではないかと思われます。「帰らないで」「一緒にいて」などシンプルに甘えてみてもいいでしょう。お家デートからの流れなら、特別なテクニックも不要なのです。
もしお泊まりの準備ができていないとしても、コンビニやスーパーに買いに行けばOK。ちゃんとした恋人同士なら、自宅に恋人用の枕や着替えやシャンプー、メイク道具などを置いていっても問題ないでしょう。
そうした「プチ同棲」を経験できるのも、お泊まりデートのメリット。恋人の家に自分の私物を置くと、改めて「自分がこの人の恋人なんだな」と実感できるはずです。
一人暮らしの特権
一人暮らしをすることは、保護者から自立して自由を得ることだけでなく、恋愛の上でも、家族やルームメイトの邪魔も入らず、恋人を家に呼んでゆっくり過ごせるというメリットがあります。
実家でも、夜まで家族が帰ってこない場合は恋人とお家デートができたとしても、泊まりとなると諦めざるを得ないでしょう。たとえ親公認の彼氏彼女でも、近くに家族の気配がある中では、イチャイチャしたくても気まずくてできませんよね。
実家が都心にあり、学校にも職場にもアクセスが困らない独身の人の場合、プライバシーを得たいなどの理由以外では一人暮らしをする必要性は必ずしもないものです。
しかし、カップルが両方実家暮らしの場合、泊まりのデートはホテル以外にほぼ選択肢がありません。
日本では、実家に挨拶に行くときは結婚前提の関係であることがほぼ決まっているようなものですし、まだ将来的な見通しが未定の恋人同士の場合はまずお互いの実家を見に行くきっかけはないでしょう。
すると、どちらかが一人暮らしのカップルに比べると、実家暮らしカップルはお互いの距離感を縮めるのにはより時間がかかるのではないでしょうか。
それだけ、カップルのどちらかが一人暮らしの場合には、定期的にお泊まりデートをすることで、お互いの生活力や部屋のセンスなど、素の部分を見せ合うようになるので、心の距離が縮まりやすいということです。
将来的に結婚を考えている人にとっては、相手の生活力などの人間臭い部分を知るのは大切なこと。自宅でお泊まりデートができる環境がないと、相手と打ち解け合うのも少し難しい部分があるでしょう。
それに、初めてのお泊まりデートを誘うときにも、実家暮らしだと「お家デートからお泊まりデートにフェードインする」という自然な流れを仕掛けにくく、ラブホテルで休憩するか旅行に誘うなどの選択肢しかありません。
実家が都心の場合や経済的な理由で一人暮らしが難しい場合もあるとは思われますが、恋愛関係を充実させるという点でも、一人暮らしにはアドバンテージが多いのです。
旅行に誘うパターン
もちろんお互い実家暮らしのカップルでも、お泊まりデートが不可能ということはありません。旅行に誘うという選択肢があります。
初めてのお泊まりデートのためにちょっとした旅行に誘うのは、良いアイデアでしょう。カップルにとって良い思い出づくりになりますし、初めての相手にとっても初体験をする良いきっかけとなりそうです。
そのカップルで初となるお泊まりデートで旅行を選ぶなら、いくつかコツとなるポイントがあります。
ひとつは、必ず一泊旅行にすること。付き合ってさほど時間の経っていないカップルだと、お互い緊張して会話がなくなってしまったり、道中の相手の段取りや態度に納得できず喧嘩になるということも起こります。
24時間一緒にいても苦に感じないという夫婦のようなカップルなら数泊しても良いかもしれませんが、まだよく打ち解けあっていない段階ならば一泊にしておくのが無難です。
また性経験がないカップルの場合、いくら旅行デートで気合を入れて、準備万全で望んでも、夜のコミュニケーションがうまくいかない場合は十分あり得ます。どのカップルも失敗を経験するものですが、女性側の体を気遣うためにも、初めての場合は一泊にしておきましょう。
そしてもうひとつのポイントは、近場にすることです。例えば東京都に住んでいるのなら、横浜や江ノ島、鎌倉など関東県内に留めておきましょう。
レンタカーが必要な場所や飛行機移動が必要な規模の旅行になると、一泊では満足できませんし、準備も大掛かりになります。
旅行に準備が必要になればなるほど、行く前に時間もかかりますし緊張してしまうもの。恋人と初めての旅行と考えるとワクワクするのは当然ですが、もっと気軽なものにする方が「重い」印象を与えずに済むでしょう。
少し普段の活動圏から遠出してデートする、くらいの認識がベスト。そのくらいの方が誘うときも気構えすぎる必要もありません。自分たちが2人とも興味を持てる旅行プランを立て、「今度の土日に遠出しない?」と誘ってみてください。
温泉旅行VSディズニーデート
カップルの初めての泊まりがけの旅行のプランについては、そのカップルの趣味思考にもよりますが、定番コースといえば温泉旅行やディズニーデートです。
どちらもメリットでメリットがあるので、それぞれ確認しつつプランを考えてみましょう。
温泉旅行のメリットとデメリット
まず、温泉旅行の場合。若い人同士なら日帰りでも楽しめますが、お泊まりデートをしたければ部屋がとれる一泊のプランが良さそうです。
カップルの温泉旅行でまず考えるべきことといえば、混浴温泉にするか、男女別々にするか、または貸切風呂付きの部屋を取るかどうか。
初めに、混浴温泉にするという案は除いておきましょう。広い浴場に湯着や水着着用で男女混浴で入るという場は、女性にとっては心配なものですし、初めて混浴温泉に行く場合は余計に不安を感じられるもの。デリカシーの問題となるので、まずは混浴はなしにしておく方が無難です。
そこで、男女別々にするか、貸切にするかという選択肢が残ります。
まず男女別々の温泉旅館を選ぶデメリットとは、何より温泉に入っている間は別行動になってしまうことです。お湯に浸かりたい時間も個人差がありますし、温泉には当然スマホを持ち込めないので、早く出た方は待ちぼうけをくらうかも。
ただし、初めてのお泊まりデートの場合は、別々に温泉に入ることで、その間に心の準備をすることができます。また、まだすっぴんやセットしていない髪型など、完璧ではない姿を見せるのに抵抗のある人も、お風呂から上がった後に身だしなみを整える時間もあるでしょう。
それに、女性の場合万が一ムダ毛処理を忘れてしまっていても、男女別に入浴できれば、シェーバーさえあればなんとかなります。女性側の本音としては、別々の方が嬉しい場合もあるでしょう。
反対に、部屋に貸切温泉付きのプランにすると、相手にありのままの自分を曝け出すことになるので、まだ体の関係がないカップルにとっては刺激が強すぎるかもしれません。
それはそれで燃え上がるのかもしれませんが、あまり恋愛経験のない人同士の場合は、温泉だけ別行動にしてワンクッション置けるようにしたほうがいいでしょう。
どちらか迷ったときには、どちらが良いか相手に聞いてみるのも忘れずに。
ディズニーデートのメリットデメリット
ディズニーリゾートは、日本でも指折りのデートスポット。ディズニー好きにはたまらないレジャーですよね。
日帰りだとランドかシーのどちらかしか選びにくいですが、一泊のプランにすれば1日ずつどちらも楽しめますし、奮発してディズニーリゾート直営のホテルに泊まれば、宿泊自体がアミューズメント性たっぷりなので、良い思い出になるでしょう。
彼氏彼女お互いがディズニー好きなら、初めてのお泊まりデートでディズニーデートを選ぶのはとても贅沢で幸せなプランです。費用を少しでも抑えたければ、宿泊先を直営ホテル以外にしても良いでしょう。
ただし、デメリットもいくつかあります。ひとつは、カップルのうちどちらか1人でもディズニーにさほど興味がないタイプの場合、フルにディズニーを楽しめません。どちらか一方がものすごくテンションが上がっているのに合わせられなくなるので、温度差のあるカップルになってしまいそう。
また、ディズニーは人気なので、ある程度事前に予約する必要がある点も。宿泊となるとより競争率が高いので、キャンセル待ち争いも地味に起こっています。そして何より一泊の料金が最低でも1人50,000円〜と高額になるので、初めての宿泊デートにしては超奮発なプランです。
そのため、泊まりがけのディズニーデートをするというのは、誕生日や記念日などの特別なイベントならアリかもしれませんが、なかなか「気軽なお泊まりデート」というわけには行きません。
ただ、「1日目はディズニーランド/シーに行ってどこか近郊の手軽なホテルに泊まり、2日目はどこかでブランチして解散」など、プランの立て方を工夫すればそこそこ気楽なデートにできます。
車移動の人でも1日目にディズニーシーでお酒を飲みながら楽しむこともできますし、リゾートホテルに泊まりたい、と言われても「また今度にしようね」と、将来に楽しみを残すこともできるでしょう。
まとめると、お泊まりデートで外泊するプランを立てるときには、お互いが本当に興味のある旅行先を考えて、思い出になり、かつお互いが気負い過ぎなくて済むくらいの規模の計画にすることがコツです。
2人で好きな時間を過ごせるように、話し合って計画しても良いでしょう。くれぐれも、独りよがりなプランにはしないようにしたいところ。
初めてのお泊まりにラブホはあり?
カップルがどちらも18歳以上になればラブホテルの利用ができるようになります。ラブホテルはお泊まりデートには手軽な選択肢ですが、問題は「初めてのお泊まりデートにラブホはどうなのか」という点でしょう。
ラブホテルは、今は女子会プランがあるなど「いかがわしい」というイメージを払拭したホテルもあるので、一概に「肉体関係を持つためだけの場所」というわけではなくなってきているものの、「初体験がラブホ」という印象からは抜け出せないかもしれません。
そのカップルの初体験、ならまだ良くても、ロストバージンをラブホで、というのは抵抗感を感じる人もいるでしょう。
そのため、カップルの初めてのお泊まりデートの場所に選ぶときには、慎重になった方が良さそう。恋愛経験のそれなりにある大人同士なら気にしなくても、恋人が20代ちょっとくらいの若い人の場合は気遣ってあげましょう。
ラブホデートの意外な楽しさ
ですが、そのラブホによっては普通のホテルよりも充実してお泊まりデートの時間を過ごせる場所もあります。例えば、化粧水や保湿液、シャンプーなどのアメニティが豊富なラブホなら、普通のデートが盛り上がって、急に泊まりに変更になったとしても、買い出しに行かなくても済むでしょう。
また、食事のメニューが豊富だったり、映画オンデマンドやカラオケ完備、でジャグジーやサウナ付きなど、値段が抑えられるのに豪華なサービスが揃っているホテルもあります。
他にも、昭和レトロなインテリアのラブホ、テーマパークのような内装のラブホ、なんでこんなものが作られたのかよくわからないものがあるラブホなど。泊まるラブホをどこにするかによっては、普通のホテルやビジネスホテルよりもお泊まりデートが満足したものになりやすいのです。
初めてのお泊デートが急に決まったときには、ラブホテルを選ぶのもありでしょう。スマホでホテルの様子を検索しつつ、恋人と相談して決めてみてはいかがでしょうか。
お泊まりデートを成功させるためには

ここまでお泊まりデートに誘うコツや計画するコツについてお話ししてきました。ここからは、実際にお泊まりデートをすることになった場合、事前に準備しておくものやデート中気をつけたいことなどについてお話ししましょう。
まず、お泊まりデートに持ち寄りたい荷物は、男女やその人によって異なってくるかと思います。相手の家やホテル、旅館に泊まるときには、着の身着のままでは足りないものがありますよね。
ただ、シャンプーの大きいボトルや寝巻きのような、普段家にいるときに使うもの、着るものを全て持参するのはやや場違いというもの。最低限のものは相手の家や宿泊先にあるものなので、下着や小さめの化粧水、保湿液くらいに留めたいところ。
また、恋人と初めてお泊まりをするのは、誰でも多少は緊張するものです。今まで見せていなかった部分をお互い見せ合うことになるので、そこで「嫌われたらどうしよう」という不安も出てくるでしょう。
たとえばノーメイクの顔を見せることや、寝相が悪かったりいびきをかいてしまうのがバレたりなど、自分が異性として完璧ではない部分を見せることで引かれてしまうのではないか、という心配事。
そして、お泊まりデートにつきものな、セックスに関する心理や心配事もそれぞれあるかと思われます。
これらのような、初めてのお泊まりデートにありがちな疑問をひとつずつ解消していきましょう。
オーバーナイトに必要な持ち物!
まずは、お泊まりに行く前に気がかりな「持ち物」について。
いつも使っているシャンプーとコンディショナー、化粧水や保湿乳液、コスメ、下着や寝巻きに着替え等、全部揃えていくと大荷物になってしまいます。
たとえホテルや旅館に宿泊するとしても、一泊旅行にスーツケースを持っていくのはちょっと大袈裟かも。一泊だと荷物を置いて移動するのが難しいこともあるので、できるだけ身軽な荷造りがしたいところです。
それに、彼氏か彼女の家に泊まるという場合には、自分の家から荷物を持参するより、新しく買って相手の家に置かせてもらうという手もあります。いずれにせよ、歯ブラシや下着くらいは置かせてもらう方が後々何かと都合が良いので、恋人にお願いしてみると良いでしょう。
すると、お泊まりデートには本当に最低限必要なものだけを持っていくのがコツということになります。
例えば、ホテルや旅館などに泊まる場合は、宿泊先に備え付けのアメニティをあらかじめ調べられると良いでしょう。歯ブラシ、タオル、ドライヤーくらいはどんな場所にも用意されているものですし、たまに化粧水や乳液のサンプルが置いてあるところもあります。
恋人の家に行く場合や、敏感肌などで、普段使っている化粧水でなければ肌に合わない場合などは、いつも使っているものを無印や100均のケースに小分けにして持っていくのがおすすめ。小さなボトルならかさばりませんし、いつも使っているブランドを持っていけるなら安心感もあります。
または、急に泊まりの予定になってしまったとしても、ドラッグストアやコンビニには小さなボトルのシャンプーやリンス、洗顔や保湿セット、また下着など、お泊まり用のグッズが大体置いてあるので、足りないものは買い足せば良いでしょう。
特に女性は持っていきたいものは男性より比較的多くなるかと思われますが、詳しくはこちらの記事で網羅されているので、こちらも参考にしてみてください。
かえって持ち寄らなくていいものは?
恋人とのお泊まりデートで持ち寄る必要のないものとは、寝巻きや着替えの服装です。
旅館にもホテルにも浴衣やローブが置いてあるものなのでパジャマはいりませんし、一泊くらいなら下着やストッキングなどの肌着は替えを持っていくとしても、シャツや上着、ズボン、スカートなどは昨日と同じでも問題ありません。
恋人の家に泊まるときには、何か寝巻きがわりになるものを貸してもらいましょう。
彼氏の家に泊まるときには、彼女に自分のTシャツやワイシャツを着てもらう、いわゆる「彼シャツ」という憧れを実行できるのも、お泊まりデートのメリット。彼氏と彼女の体格差がよくわかるので、彼女の可愛さが引き立ちます。
反対に彼氏が彼女の家に泊まるときは、部屋着になる大きいサイズのものがなくて困るかもしれませんが、そのようにお泊まりに足りないものが出てきたときには、お店が空いているうちに2人でお買い物にいくと良いでしょう。
また、女性で一人暮らしの場合は、彼氏の下着や泊まり用の服を自分の洗濯物と一緒に干しておくことで防犯につながるという側面もあるので、彼氏にお願いして荷物は少し置いていってもらうと良いかもしれません。
このように、持ち寄る替えの服を最低限にすることで、移動も身軽にできます。一泊旅行の時も、荷物がかさばらなければ恋人とのデートをより楽しむことができるでしょう。
一夜を一緒に過ごす時に気をつけたいこと
お泊まりデートで気になることといえば、一緒のベッドや布団で寝ることもひとつありますよね。いびきをかいたり寝相が良くない自覚がある人、寝汗をかく人は、相手に引かれないか心配なこともあるでしょう。
また、お風呂上がりのすっぴんを見せたくないとか、恋人と一緒にいるときにトイレに行くタイミングが気になることもあるのではないでしょうか。
まず、いびきや寝相についてですが、そもそも初めてのお泊まりデートで初めて恋人と一緒に寝る時、普段通り熟睡できるという肝の座った人の方が少ないものです。大体は緊張して朝まで眠りにつけなかったり、夜中に何度も目が覚めてしまうということは普通だと思って大丈夫。
寝汗をかく人は、綿100%の肌着をコンパクトに畳んで持っていき、汗をかいたときに着替えられれば匂いも気になりません。
そもそも、いびきも寝相も寝汗も、この先付き合っていけば相手に把握されるもの。改善点はあったとしても、人間臭い部分も受け入れるべき部分ですから、さほど気に悩まなくても良いはずです。
またノーメイクを相手に見せたくない人も、いずれバレるものを必死に隠してもしょうがないので、勇気を出して曝け出し、受け止めてもらう方が気が楽ではないでしょうか。
「彼女のすっぴんの顔が好き」という人も多いですし、ある程度素の自分を好きになってもらえなければ関係も長続きしないかもしれません。
ただ、どうしてもすっぴんを見せるのはNGという場合は、24時間つけっぱなしでいられる、ウォータープルーフでヨレにくいファンデーションもありますから、そういったもので対策すると良いでしょう。
そして、お泊まりデートで男女ともに難関なのがトイレのタイミングについてではないでしょうか。小のほうはまだ良くても、初めてお泊まりをする恋人に聞こえる可能性がある距離感のトイレで大をするのは、誰しも避けて通りたいはず。
旅館やホテルの場合は、食堂や部屋の外の共用トイレで用を足せばクリアできますが、恋人の家に泊まるときには匂いも気になりますよね。そのため、お泊まりの時はトイレを我慢してしまう人も多いのです。
しかし、大の方を我慢していると、たとえ一泊だとしても日中に具合が悪くなったりおならが出やすくなるので、朝に済ませてしまう方が後々になって悪影響が少なくなります。
ではいつのタイミングが最も相手にバレにくいのかといえば、早朝や夜中の相手が起きる前に済ませてしまうこと。6時や7時に目が覚めた時やよく眠れなかったときは、逆にトイレに行くチャンスだと考えて、相手が寝ている隙に済ませてしまうのです。
恋人と一緒にいるときくらい、ダイエットもおやすみして楽しく飲み食いしたいもの。そのためにも、トイレは我慢せず、無理せず良いタイミングを見計らっていきましょう。
お互いのありのままの姿を許せる?
恋人にすっぴん姿やボサボサ頭の寝起きの姿など、素の自分を見せるのが恥ずかしいという人は多いですが、それでも健全な恋人関係なら、そういったオフの姿を見られるのは「恋人である自分だけの特権」として、かえって好感が持てるもののはず。
学校や職場ではきちんとした姿を見せるのは当たり前だとしても、家でリラックスしている姿が見られるのは恋人や家族、また親しい友達だけですよね。
恋人同士も、付き合った当初は緊張する関係性だとしても、デートを重ねていき、お泊まりや同棲を経るなどして、相性が良ければ友達や家族以上に深い仲になるものです。そして、その過程で、お互いのありのままを受け止めていくことになります。
そこでお互いに相手の「ありのまま」の人柄や癖、生活感や価値観を受け止めきれない場合、ゆくゆくは別れにつながるわけですが、まず自分のことを恋人に受け止めてもらいたいのなら、自分が先に相手のことを受け止めると良いでしょう。
また、すっぴんをひた隠しにしたり、自分を良く見せようと取り繕って自分のことを隠すのではなく、自分のことを相手に対してオープンにしていくことは、「相手を信じること」にもつながること。
お互いにありのままの自分を見せて、相手のも受け止めることができてこそ、恋人同士の信頼関係を築くことができます。これから先も良い恋人関係を続けていきたいなら、そうして相手との距離感を縮めていくことについても、お互いに居心地の良いペースで考えていきましょう。
絶対にSEXできるとは期待しない
お泊まりデートとなると、期待されるのは「恋人とセックスができる」こともあるかと思われます。しかし、「お泊まりデート=セックスする日」と考えてしまうと、実は色々な弊害が。
まず、セックス前提のお泊まりデートとなると、男女ともにプレッシャーを感じてしまう場合もあります。女性の場合生理中はお泊まりデートができないということになり、深読みすれば「セックスができないなら一緒にいられない」という考えにもつながるでしょう。
これは、恋人同士の関係性として少しいびつにも見えるもの。セックスするだけの関係なら、恋人ではなく「セフレ」で良いはずですし、セフレではなく「恋人同士」としてお互いの恋心をも独占する約束をしたなら、そこには体だけでなく心のつながりを優先しても良いはず。
お泊まりデートを「セックスデート」ではなく、単純に「恋人と一緒にいる時間をいつもより長く過ごせる」と考えることができれば、より自然体で一緒にいることができるのではないでしょうか。
それにお泊まりデートの醍醐味をセックスすることと捉えると、「相手の期待に応えなければ」と気負ってしまう部分もあるかと思われます。
セックスすることだけが恋人同士のコミュニケーションではなく、本当に好き同士なら一緒に並んで寝起きするだけでも充実感があるはず。逆に、「セックスしなければお泊まりする意味がない」とごねる恋人には注意が必要です。
「今日はできない」「気分じゃない」と相手に伝えたときに、相手が不機嫌になったり、態度が悪くなったりしないか観察することで、相手の人柄や恋愛における価値観が浮き彫りになってくるでしょう。
将来的にお互いが対等な立場で良い恋人関係が続けられるかどうか、その時点でもひとつ明らかになりそうです。
SEX以外に楽しみたいこと
お泊まりデートで楽しみにできるのは、体の関係だけではありません。恋人と一晩過ごさないとできないことは、もっと色々とあります。
まず、一緒にお風呂に入る、というのも、お泊まりデートならゆっくり楽しめることの一つ。一緒に湯船に浸かってゆっくり話をしたり、背中を流しあったりも良いですし、恋人にしてもらうシャンプーはとても気持ち良いものなのでおすすめです。
また、長編映画やドラマのシリーズものを一気観したり、一緒に料理を作ったり、お酒好き同士ならカクテルパーティーをしてみたりなど。
つまりは、「親友とお泊まり会した時の楽しみ」を恋人とも楽しむことが、お泊まりデートを楽しむ秘訣でもあるということ。ひいては、恋人でも親友のように打ち解け合える関係であることがベストということでもあります。
男女ではどうしてもお互いに対する理解に壁があるものですが、それを少しずつ解消するのが「歩み寄り」というもの。
お互いの生活リズムや寝る時の癖や好みなど、普段は見られないところを観察できるのもお泊まりデートならではのことです。自分の恋人のことをもっと知り、もっと近づくためのお泊まりデートを、2人で楽しみましょう。
お泊まりデートで「間が持たない」ことの意味
筆者が20台の頃に付き合った男性とのお泊まりデートで、「特に一緒にやりたいことがなく、会話も長く続かない」ということがあったのを覚えています。
想像に難くないことだと思われますが、その相手とは半年ほどしか続きませんでした。結局のところ、その関係はお互いにさほど共通する趣味もなく、価値観も違い、「男女として出会った」以上の繋がりがなかったのです。
その相手の隣ではあまりよく眠れませんでしたし、必要以上に気を使ったり気をつけていたことは今となって考えてみれば多かったように感じます。
逆に、今の夫と出会ってから初めてお泊まりデートをしたときには、以前より自分も大人になったという部分もありますが、いくら話しても話し足りないくらいでしたし、相手の隣では自分でも驚くほど熟睡していました。
過去に付き合ってすぐに別れてしまった男性と、今の夫とは何が違うのかといえば、まず男女としての相性の良し悪し以前に「友達としての相性」が良くなかったのです。
これから先の恋人関係で、結婚願望があったり、もっと相手と仲良くなりたいと思っていたり、男女としての付き合い以上に親密な関係を目指すなら、付き合う相手を恋愛対象としてだけでなく、「友達として良い相手か」ということも重視してみてください。
恋人同士だけでなく、友達としても良い関係性になれれば、デートで相手に気遣いをしすぎてしまったり、会話が途切れて気まずく感じたりなど「間が持たない」ことも起こりにくいでしょう。
恋人としても、友達としても一緒にいて楽しむことができれば、お泊まりデートも最高の思い出になるはず。そのためにも、自分の方から相手に心を開いてみる勇気を意識してみてください。
コメントを残す