「社会人なった途端出会いがなくなった」
昔、大学を卒業して就職した友達からよく耳にした言葉です。
就職や引っ越しをきっかけに、日々の忙しさや周囲の環境のために、恋愛の出会いの場が限られてしまうというのはよくある話。
中には一年中繁忙期という仕事もあり、出会いを探す心の余裕もない時期もあるでしょう。または、出会った相手が自分の仕事への理解がなく、すれ違いを重ねてしまうことも…。
社会人の恋愛は、学生の時の恋愛とは少し違うかもしれません。「恋愛や遊びにかける無限の時間がない」となると、これからの人生における恋愛も、ある程度慎重になるべき。
今回の記事では、仕事が忙しい社会人のための「時間を無駄にしない出会い探し」についてお話します。
時間を無駄にしない出会い探しのコツ

仕事を抱えている社会人となると、趣味や恋愛に割くことのできる時間も、精神力も限られてきます。その人の仕事のペースによって、彼氏、彼女とのデートは週一でもきついという人もいるでしょう。
そのために「同棲をする」という選択肢を選ぶ人も増えてきます。ただ、それほど恋人と密接になるのだとしたら、「いつか別れる関係」ではなく、「結婚を前提にした将来性のある関係」が望ましいもの。
たとえ自分が結婚を求めていなくとも、これから出会う人が結婚を前提とした恋人を望んでいたとしたら?相手の貴重な時間を無駄にしてしまうことになってしまいます。
恋愛は精神的にも金銭的にもコストがかかるもので、お互いの将来の希望がマッチしていなければ関係の破綻は待ったなし。特に結婚して家庭を持つことを目指した時には、恋人との別れは「振り出しに戻る」ということに他なりません。
誰かと揺るがない信頼関係を作るためには、時間が必要です。時の流れは待ってくれないので、ぼんやりしているとあっという間にいい年齢を過ぎてしまうでしょう。
社会人の恋愛は、理想の相手を探すとしても、ある程度は将来設計の見通しを立てておくことをおすすめします。自分の時間を無駄にしないよう、自分の将来の望みに合った相手を見つけましょう。
そのために大事な「出会い探しのコツ」から、まずはお話ししていきます。
まず大事なのは理想の相手像を絞ること
いま、自分が求めている理想の恋人像とは、どんな人物でしょうか?
スタイルが良くて、笑顔が素敵で…。とまずイメージから思い浮かぶ人もいますよね。しかし、社会人として忙しい毎日を過ごす人は、恋人に求める理想像について今一度あらためてみましょう。
自分の理想の、具体的にどのような点を見直すのかといえば、
- 結婚願望の有無
- どこに住みたいのか(定住するのか、各地を転居するのか)
- 子供が欲しいかどうかの希望
これらのような、「自分と相手が将来的にどんな生活を送るのか」というものを総合的に考えるのです。
性格や価値観が合うということはもちろん一番大事なポイントですが、悲しいことに大人はいろいろな事情を抱えており、特に「仕事の都合がつかないために恋人と別れざるを得ない」というケースがあります。
よって、今から恋人を探そうと思った時には、自分の将来の希望を基準に、求める相手の条件を絞る必要があるのです。
たとえば、結婚願望はお互い一致していなければ最終的に悲しい別れが待っているかも。
時には「自分1人で生きていけるし、人と一緒に生活するのは嫌だから、恋人は作っても一生独身でいたい」というタイプもいます。もしそういうタイプと結婚願望の強い人が付き合えば、言わずもがなすれ違いや喧嘩のタネになるでしょう。
そして、仕事によっては転勤が多く、どこか一定の場所で暮らすことができないという人もいます。住みたい場所が決まっている人は、できることなら「転勤族」ではない人を探した方がいいかもしれません。
そして、特に女性は「将来的に子供が欲しいかどうか」という点についてはよくよく考えることをおすすめします。現代は医療が進んでいるとはいえ、一般的に推奨される出産年齢は35歳くらいまでとされているため、できるならその年齢までに子供を持つ計画を立てておく方がいいでしょう。
あるいは、女性にも「生涯子供を持つつもりはない」という人もいます。そのため、男性も女性の恋人を探す際には、相手の子供の希望について見落とさないようにしてください。
これらのような条件でばかり相手を絞ると、「恋をする」というプロセスが機械的に感じられるかもしれません。しかし、これらは出会った相手との関係でなんの不穏さも緊張感もなく、将来に向けて幸せに過ごすために必要なことです。
しかし、たとえ出会った相手が多少自分の理想の条件に合わないとしても、色々と解決策はありますから、ひとつかふたつ「これだけは絶対に叶えたい」という希望だけ持って、あとは柔軟に対応できるといいでしょう。
「男女だけ」の関係はもうやめよう
恋人を探す時には、なんとなく見た目や雰囲気、または性的な魅力だけで選んでしまうという人は、将来的な見通しのためにはもう卒業した方がいいかもしれません。
中学生や高校生のような学生時代には、たとえ部活も趣味も全く違っても、お互いなんとなく「いいな」というだけで付き合えたことでしょう。
また、大学生の時も「セックスができれば良い」というスタンスでいた人も少なくないのではと思われます。10代、20代の恋愛は行き当たりばったりでも楽しいものです。
しかし、もし将来的に家庭を持ちたいと考えていたり、結婚願望や子供を持つ希望がある場合には、いつまでも相手の性的魅力だけを追いかけてはいられません。
もちろん男として、女としての魅力も恋愛には大切な要素ではありますが、将来的に結婚して同じ家に住んで生活する相手が欲しいという場合には、男女としてどうかという以前に「人として」の相性や生活力が大事になってきます。
同じ空間にいつまでいても飽きないで、お互いの仕事に対する理解があり、金銭面でも家事労働の面でも協力し合って生活していくことができる相手ではないといけないのです。
子供の恋愛では「人としてあんまり尊敬できる点はないけど、顔がいいからいいや」「付き合っていると周りの人に自慢できるからいいや」「性格はカスだけどセックスは上手いからいいや」という理由で恋愛を続けることもできたかもしれませんが、そうはいかなくなるでしょう。
お互いを尊敬できない結婚生活は地獄の入り口です。相手を無料の家政婦や、あるいはATMのように扱う人と結婚したくなければ、相手探しでは慎重に、内面重視になった方がいいのです。
自分に合った相手はどこにいる?
それでは、出会いを探すにあたって、どんな場所に行けば理想的な相手と出会えるのかを考えてみましょう。
まずは、自分に合った相手がどんな場所にいるのかイメージしてみてください。たとえば、趣味が同じ相手が良ければ、もちろん趣味に関連した場所に行けば、同じ趣味の相手が見つかる可能性が高まります。
「どうやって関わりを持つか」ということを除けば、自分と同じような属性の人を見つけるのはそれほど難しくないかもしれませんね。
ゲームが趣味の人同士がオンラインゲームで出会って結婚したという話も、現代では少なくないケースです。スポーツはもちろん、文化系の趣味でも、今やどんな趣味にもイベントやオフ会など交流の機会はあるので、出会い方も色々と見込めます。
それらのような、趣味を通した出会いの場合に特徴的なのは、「恋人探しをしている人同士で出会う」というのは、実はあまりないケース。マッチングアプリや合コン、街コンなど、合理的な出会い以外の出会いのほとんどは、友達関係から始まり、仲良くなるにつれ恋愛感情が芽生えるという形になるでしょう。
むしろ、出会い探しの上であまりにも自分の男らしさ、女らしさを意識してしまうと、かえって良い「パートナー」は見つかりにくいかもしれません。
モテようとすれば、それだけ「男/女として”だけ”の魅力」をアピールしがち。すると、自分の内面よりも外見や性的魅力だけ重視されます。
恋愛は相手のそういった魅力を感じることから始まるものではありますが、猫を被った状態ではなく、素の自分らしさをさらけ出せる相手でないと、良い関係は続かないものです。
同じ趣味や職業の人、つまりは「同族」といえる人同士なら、お互いの得意なところや努力する姿を見てちゃんと理解することができます。自分が正当に評価される場所で出会いがあれば、お互いを尊敬しあえる、良い恋愛をすることができるかも。
活動範囲を広げてみる
「もう既に趣味の縄張りは探し尽くしている」という人もいるでしょう。または、自分の趣味の世界には同性しかいない、という場合もありますね。
そういう場合には、趣味の活動範囲、または趣味そのものを広げてみましょう。
たとえば、その趣味のイベントやFacebookやツイッターなどで募集されているオフ会に定期的に参加してみる、新しい趣味を始める、趣味のために少し遠出をしてみる、など。
その中で最も大事になるのは、その場で良さげな異性を探すのではなく、「友達を増やすこと」です。
友達が多く、信頼されているほど「紹介」という出会いも増えますし、友達から関係を始めることで、お互いの人間としての魅力を理解しやすくなります。
または、海外の人と関わってみるのも良いきっかけになるでしょう。「HelloTalk」のような外国語学習のアプリで自分の趣味や仕事のことを話題にしてみたり、趣味の目的で海外旅行に行くことでも、出会いの可能性は広がります。
いずれにせよ、「待ちの姿勢」では出会いは巡ってきません。自分の足で色々な場所を訪れてみたり、何かのイベントに参加してみたり、アクティブに活動することで、ようやく良い人と出会える「かもしれない」くらいの確率だと考えてください。
「将来性」のある相手の見極め方
将来を見据えた関係を求めている場合、特に大事なのは、出会いを探すときに「未来のある相手」を見つけること。
それは具体的にどういうことかといえば、
- 浮気をしないこと
- 隠し事をしないこと
- 仕事をしていること(自力で生計を立てられること)
- 人として最低限の清潔感やマナーがあること
- 男女で差別をしないこと
など。人として基本的な倫理観があるかどうかということですね。
まず、結婚を前提とした付き合いになるかどうかはこの際除いたとしても、相手が「浮気をしない人であること」は必要不可欠なポイントです。
浮気をする=身近な人を裏切る、嘘をつく、ということは恋愛関係以前に人間としての問題であり、社会的な信用も関わる問題です。
「バレなければ大丈夫」という考えがあったり、自分の性欲に逆らえないという性格の欠点は、浮気以外にも色々と問題をもたらす可能性があるでしょう。
また、将来を見据えて付き合うとなると自然に、お金のことや両親との関係、仕事や人間関係など、色々な話をシェアすることになります。
時には、奨学金の返済や借金、既婚歴、マザコンなど、人に言いにくい秘密もあるでしょう。ただそうした重要な話を隠すような相手と結婚をしてはいけないのも当然です。
隠されるとそういった問題はわからないこともあるかもしれませんが、相手の家族や友達と関わっていくことで、明らかになることは多いでしょう。少しでも嘘をついたり隠し事をする傾向がある場合には、注意しなければいけません。
また、現代の若者世代は平均的にも貧困しているので、カップルのどちらか片方が両親の扶養にあるなど、収入を得ていないのは後々大きな問題になります。相手の職業については、出会った時点でしっかり確かめておくべき。
そして最低限清潔感があること、マナーがあることも大事です。家を不潔にしている人は、大体の場合結婚しても治りませんし、他人への態度やテーブルマナーも同様です。
あとは、「男はこう、女はこういうもの」と男女間の差別がある人も要注意。それだけで離婚の原因になるものですし、幼少時から男尊女卑的な思想が染み付いている場合もあります。
これらのような「将来一緒に平和に暮らしていく関係になれるかどうか」という点は、同棲をすることで明らかになることはとても多いもの。出会い探しの際に、「人と一緒に暮らしたことはあるか、またそれが好きか嫌いか」ということも、早い段階で聞いておくことをおすすめします。
学生との恋愛はあり?
「将来性」ということで考えれば学生はある意味無限の可能性を持ち合わせている身分ですが、「未知数」な立場でもありますよね。
たとえば、大学卒業後は誰しもが就職するというわけでもなく、大学院に進学したり、留年したり、就職という道を選ばない人もいるもの。
それに、就職先が遠く離れた場所になったり、引っ越しをするという可能性もあり得ます。
そのため、将来的な見通しの立っていない相手を応援できる甲斐性があるなら良いですが、結婚出産に焦りがあったり、相手が自立するまで援助できるほど収入がないという場合は、学生との恋愛は辛い部分も増えてくるでしょう。
そもそも、社会人と学生のカップルでは、収入の差などから対等な関係を築きにくいという欠点があります。他にも、特にお互いの専門分野が違う場合、学業や仕事に対する理解が得られず、感情的にもすれ違いを起こすことも考えられます。
そうしてすれ違いが起こったとき、悩みを相談できる、より自分の立場に理解のある同級生や同僚に心が揺らぐ…なんてこともありそうです。そのくらい、学生と社会人の恋愛は困難がつきまとうもの。
しかし、学生は一生学生でいるわけではありません。多くの場合、いずれは自分と同じように社会人として世の中で働くことになります。
つまりは学生との恋愛は、辛抱強い人でないとハッピーエンドにならないのです。とはいえ、本当に好きな相手なら2、3年くらいは待てますよね。
金銭的に余裕があるなら同棲をしたりなど、立場の違いでお互いの心が離れ離れにならないための工夫をしつつ、誠実な付き合いをしましょう。
「見た目重視」をやめてみる
人は、見かけにはよらないものです。内面が第一印象通りの人の方が、少ないものではないでしょうか。
そのために、外見を重視した相手探しをしていて、後悔したことがある人もいるでしょう。ものすごく誠実そうで人当たりが良さそうに見えても、バリバリの浮気性だったりDVの傾向があるなど、「外面だけが良い」という場合もよくあります。
特にマッチングアプリの出会いでは、まず相手の見た目が好みかどうかで判断しますよね。そこまでは普通の恋愛と変わりありませんが、アプリというインターネットを隔てた出会いでは、普段よりも相手の見た目対するハードルも一段と上がるのではないでしょうか。
実際に立体空間の中で対面するのと、平面の写真で見るのとでは相手の印象も変わりますし、アプリで見える相手の顔写真では、相手の人柄は一切わからないと考えた方が良いほど。
そして、現実よりもずっと見た目重視の世界であるマッチングアプリでは、見た目が良い人はとても人気。そのため、外見重視でマッチ相手を探していると、マッチする確率も低くなってしまいます。
現実の中でも、美女/イケメンのモテる人というのは恋愛にかけても競争率が高く、恋人を選ぶ選択肢が多いので、好きになっても自分と恋に落ちることがなく、「憧れの人」という関係で終わってしまうかも。
それに、もし付き合えたとしても、モテる恋人には周りからの誘惑が多く、嫉妬深い人にとってはとてもストレスになります。
そもそも、見た目が好きだからというだけで真剣な付き合いができるわけではないので、総合的に、将来も考えた真剣交際の相手を探すという時には、見た目重視で出会い探しをするのはおすすめできないのです。
相手にとっても、自分の内面をよそに外見ばかり評価されるのは居心地が悪いはず。
恋愛は「男と女(恋愛対象同士)」であれば成立するというわけではなく、人間としての繋がりが大事です。お互いを尊敬し合えなければ、いずれ関係は破綻します。
そのため、真剣な恋愛に最も必要なのは、見た目の良さよりその人の性格だということを肝に銘じてください。
見た目は後からいくらでも磨くことができます。たとえ相手がおしゃれに気を使っていないとしても、「磨けば光るポイント」をめざとく見つけることで、後から相手の見た目をもっと好きになることができるでしょう。
人の見た目や全体的な雰囲気から相手に興味を持つのは当然ですが、磨き上げられた宝石より、可能性を持っている原石を探してみてはいかがでしょうか。それに見た目の多少の欠点も、好きになれば可愛く思えてくるものです。
第一印象は変わるもの
第一印象はあまり当てになりません。感が鋭い人は、もしかすると見た目だけではなく、全体的な雰囲気から相手の人柄を捉えられるかもしれませんが、それでも付き合いが長くならなければ見えてこない相手のことはたくさんあるはず。
マッチングアプリの出会いについてこの後紹介していきますが、アプリの出会いでありがちなのが、「マッチした人と会ってみたら写真と雰囲気が全然違ってがっかりして、1回会うだけで連絡を切ってしまう」というもの。
プロフィール写真が実際の顔となんだか違っているなことはよくあることで、多くの人がマッチングの相手を得るのに必死なことがわかります。
自分の顔写真を盛りに盛って、実物の数倍よく見せるというのはある意味詐欺に近いようなものですし、そういうことをすること自体がみみっちく感じられるので、好印象がないのは当然。
ですが、もしメッセージのやりとりが楽しく感じられたなら、根気強く付き合ってみれば、相手のことを好きになることもあり得ます。
メッセージのやりとりをすっ飛ばして会おうとしてくる人は、ヤリモクやメシモク(体の関係、奢りを目的とした悪質ユーザーのこと)の可能性が高いので除外するとして、それなりにやりとりをした相手なら、見た目が理想と違っただけで関わりを断ち切るのは少し酷ではないでしょうか?
そもそも、マッチングアプリを使って出会い探しをする際にも、見た目重視ではなく中身重視で探すとしたら、見た目には期待をしないというスタンスで初めてみてください。自分の理想の条件と、お互いの性格の一致について、注意深く相手のことを見極めましょう。
社会人におすすめの出会いの場所はここ

ここからが大事な「社会人におすすめの出会いの場所」についてのお話になります。
真剣交際を求めている場合、アプリ以外、街コン以外じゃないと良い出会いは見つからない、と思う人もいるかもしれません。
しかし、職場で出会いが望めない場合、または田舎に住んでいる場合などは、出会いの場と可能性を高めることがまず必要なことです。インターネットの出会いも、危険を避けられれば良い出会いも待っているもの。勇気を出して初めてみましょう。
都会に住んでいる人の場合は、確かにネットよりリアルタイムでの出会いを探したいところかもしれませんね。または、「条件を絞って相手を探す」というシステムの中での出会い探しより、偶然の、運命の出会いを求めたいのではないでしょうか。
これらのような色々な都合やニーズを網羅しつつ、社会人におすすめの出会いの場についてまとめます。
まずは、いつでも始められてどこにいても出会いを探すことのできるマッチングアプリから、おすすめの使い方についてお話ししましょう。
社会人におすすめのマッチングアプリ
毎日仕事に忙しい社会人、または田舎に住んでいる社会人にとって、マッチングサイトやアプリは、ある意味恋愛の命綱のような存在ともいえるツール。
わざわざ支度をして出かけなくても、自宅にいるときや仕事の休憩中にも恋人探しができる便利なサービスです。
これまで「ネットの出会い」「出会い系」というものに拒否感を感じている人が大半でしたが、大体2015年くらいから一般化し始め、今では出会いの形の定番と化しています。
もう「ネットで出会ったなんてあなた尻軽なのね」という意見の方が古い時代。どんどん使っていきましょう。
マッチングアプリには現在色々と種類があり、大まかには「出会いの目的別」に仕様が異なっています。
たとえば、20代向けの気軽な出会い探しに向いたアプリ、結婚を前提とした真剣な出会い探しに特化したアプリ、バツあり・子持ちのマッチングが優遇されるアプリなど、実に様々。
決してこれから出会う人にはバレたくないことですが、合コンや街コンなどと並行してアプリを使うこともありっちゃありです。出会いの可能性を広げるというだけでもとても役に立つので、今から出会い探しをしようかなという時にはひとまず良さげなアプリをDLしてみましょう。
自分にとってどんなアプリがいいのかな、と悩んでいる方は、こちらの記事が参考になります。これからの自分の恋愛のゴールや、自分の年齢、立場などを考慮しつつ、最も適したアプリを選んでみてください。
ネット上で真剣な出会いを探すコツ
上記で紹介した記事にも書かれていることですが、ネット上の出会いで真剣な出会いを探すなら、
- お互いの立場が平等であること
- 自分の情報をすぐに渡さないこと
- 相手がまともな人物か見極めること
が重要になります。
たとえば、マッチングアプリを使うにしても、料金設定が男女で異なるサービスはどうしてもヤリモク・メシモクが沸きやすい傾向です。「こっちが高いお金出してやってるんだぞ」という気持ちが大きくなりやすいので、男女とも利用料金が同じものの方がおすすめです。
また、お互いに対する理解や尊敬、思いやりをもった誠実な恋愛を求めるなら、年齢や職種、学歴、収入が近い相手を選ぶとスムーズでしょう。
どうしてもそこで差がありすぎると、「自分に比べて相手はこうだ」と比較して、高慢になったり劣等感を感じたりと、関係性が不健全になりやすいので注意が必要。
そして、自分の本名、メールアドレス、電話番号や住所、仕事先など、プライベートな情報はすぐに相手に渡さないように。
「信用のために教えて欲しい」と言われても一方的に伝えないようにしてください。詐欺やマルチ商法、美人局など、ネットの出会いをきっかけにした犯罪や迷惑行為はそれなりに多いので、一度実際に会うまでは、名前以外のことはお互い秘密にしておいた方が良いのです。
相手が実際の人物で、嘘をついていないことがわかるまでは、相手のことを信頼し切らないでください。
ではどんな相手がまともな人物かわかるのかというと、
- 知り合ってすぐ会おうとしない、すぐLINEやメールなどの連絡先を聞いてこない
- 「写真を送って!」と催促してこない
- 話の流れに中身がある
- 一定のペースでやり取りが続く
などの点をご参考ください。怪しい人物と知り合わないためには、まずは登録のために身元確認や年齢確認が必要な、監視体制の整ったアプリを選ぶことです。
多くの人がマッチングアプリを選ぶのは、安全性のためでもあります。TwitterやFacebookなどでも出会いはあることはありますが、どんな人でも登録できるツールでは不安なことが多いでしょう。
できるだけ安全にネットで真剣な出会いを探すなら、マッチングアプリをつかうことをおすすめします。
自分の地元を掘り下げてみる
「実家のある地域で出会い探しをするのは嫌だ」または「地元は人口少ないから出会いとかまあないだろう」という人もいるでしょう。今住んでいる地域が実家のある地域だと、その周辺での出会い探しは難しくなるかもしれません。
しかし、もしかするとまだ自分の知らない穴場が隠れているかも。特に都市部に住んでいる人、地元から離れた場所で一人暮らししている人などは、身近な場所に出会いがある可能性は十分にあります。
たとえば、同窓会も地元の出会いのひとつ。学校に嫌な思い出がある人以外は、参加することで「あれ、この人こんなに魅力的になったんだ」という、懐かしさと意外さを持ち合わせた出会いがあるでしょう。
または、地元のカフェやバーなど、行きつけのお店を作ってみることも、出会いにつながる行動のひとつ。「この人いつも来てるな」という、常連客になることで、お店の人や他の常連に顔を覚えてもらいます。
自分が周りから見て好印象な人物であれば、そのうち誰かと何らかのきっかけで知り合うこともありそう。
あとは、スポーツジムは意外な出会いスポットとしても知られていますが、出会いを期待して入会するいやらしい会員もいるため、「他の利用客にむやみに話しかけたら出禁」というルールのあるジムは多くなっています。
「ジムで知り合って付き合って結婚した」という話を聞くことはあまりないですよね。真面目に筋トレやエクササイズをしたい人の邪魔をしてしまうので、出会いを目的にジムに通うのはNGですが、真面目に利用していれば知り合いができる可能性はゼロではありません。
または、地元の習い事や教室を通した出会いというのも視野に入れておきましょう。マンツーマンではなく多人数のクラスで、自分の興味がある習い事を受けることで、同じ趣味の人との出会いが待っています。
地元で恋人を見つけることには、色々とメリットがあります。マッチングアプリと並行して、リアルでの出会いも探してみると良いでしょう。
恋人と住んでいる場所が近いメリット
遠距離恋愛を経験した人ならわかるかもしれませんが、恋人と離れた場所に住むということは、なかなか辛いこともあります。会いたい時に会えないという寂しい気持ちから、すれ違いを起こしてしまうこともあるでしょう。
逆に、近場に住んでいる恋人となら、
- お互いの家を行き来するのが楽
- いちいち予定を合わせなくてもすぐに会える
というメリットがあります。いつでもメイクをばっちりしていたい女性にとっては、たとえ近場でも恋人と会う時は支度に時間がかかってしまいますが、それでも好きなタイミングで会いやすいのは大きな利点です。
お互いの家に行く頻度が多いほど、わざわざ計画立てて同棲するより前に、相手の生活態度が垣間見られるので、相手と将来的にも良い関係を持てるか判断しやすいという点もあります。
要するに、相手と密接になる時間が早いのです。仕事が忙しい時にも、晩御飯くらいは近場で一緒に食べられるとか、休日に会う時にも、デートプランはとりあえず会ってから考えるとか、柔軟な付き合いがしやすいことがメリットです。
逆にデメリットがあるとしたら、
- 会う気分じゃない時に鉢合わせる可能性がある
- 別れた後の気まずさが増し増し
など、その相手と距離を置きたいと思っても、物理的に無理であるということでしょうか。
このようなデメリットを回避するには、まず地元で出会いがあった場合に、付き合うかどうかを慎重に判断することです。
慎重になりすぎて機会を逃すのは良くないですが、見切り発車で付き合ったり、ワンナイトから関係を始めないなど、相手との人間同士としての相性をしっかり見極めてから付き合うかどうか考えましょう。
近場に住んでいる相手なら、仲良くなればご飯に誘ったり遊びに出かけるのも気軽にできるので、距離を縮めるのも時間はかかりません。地元民が嫌いというわけでない限り、地元の出会いも探ってみてください。
誰かいい人を見逃していない?職場恋愛について
社会人の恋愛のきっかけとして、職場恋愛というのはかなり大きな選択肢となります。
会社の中には「社内恋愛禁止」のルールを設けているところもありますが、それでも仕事に支障をきたさないようにうまく付き合っている人はいるもの。
今、自分の職場が同性だらけだったりで、恋愛対象がいないと確実にいえる場合は残念ですが、商社など大きい会社であればあるほど、出会いのチャンスは大きくなるでしょう。
社内合コンの誘いには積極的に顔を出してみたり、同僚の紹介を期待してみたり、会社に馴染んでいるほど出会いのきっかけもあるはずです。
もし「職場で出会いを探すと、色々気まずくなりそうだから嫌だな」と思っている人も、うまく立ち回ることでリスク回避は可能になります。
職場恋愛をうまくこなすコツについては、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
営業職は出合いに恵まれる?
職業によっては、自分のオフィスから出る必要がなかったり、日中誰かと話をする必要がないものもあるでしょう。
その場合は、自分から外の世界に足を運ぶ必要がありますが、もし営業職だったなら、取引先や仕入れ先、顧客など、仕事をきっかけに色々な人と知り合ったり、話をする機会は多いですよね。
つまり、営業は出会いに恵まれた業種なのです。そもそも営業職に就くような人好きのコミュニティ慣れした人には、出会いの悩みなんてないかもしれませんが、もし自分が望まないにも関わらず営業の仕事をすることになったなどの場合は、いい出合いに恵まれるチャンスと考えましょう。
ただし、逆にいろんな場所で下手なことができなくなるかもしれません。たとえば、バーでしつこくナンパした相手が取引先のお偉いさんの娘だったら、ゾッとしませんか?
どんな職についているとしても、他人に迷惑をかけるようなことをしてはいけないとはいえ、営業マンは会社の社名を背負っているようなもの。日常の中でも、慎重な動きが求められることもあるかもしれません。
特に、出会い探しの際には、恥ずかしい行動を取らないように注意した方がいいでしょう。
街コンや相席居酒屋
マッチングアプリのようなネット以外の出会いの定番として、昔ながらの合コンやお見合い、結婚相談所などもありますが、より参加しやすいものに「街コン」というものがあります。
ネットで参加者が募集されている街コンは、内容は合コンと同じように、お互いに面識のない男女が集まって、食事やお酒を嗜みつつ交流をするというもの。
しかし、街コンでは参加人数が多いため、より自分の好みの相手を見つけられる可能性が高く、何より主催する幹事が企業であるため、「合コンで幹事をすることになっちゃって損をする」ということもありません。
街コンは都市部ほど開催される回数も多く、テーマが分かれていて同じ趣味の男女で集まれるため、よりいい出会いの可能性は高くなります。婚活パーティよりもカジュアルめな出会いの場であり、年齢層も若い人が多めです。
また、街コンよりも思い立った時にふらっと立ち寄れるのが、相席居酒屋というもの。店員さんがお客さんを男女同数で合コンのようにテーブルセッティングをしてくれる居酒屋で、予約なしでも参加することができます。
相席居酒屋は男性が有料で、女性が無料で飲み食いができるため、女性の中には「タダ飯」目的でくる人もいますが、もちろん出会いを期待してくる人が基本的なので、その日の運次第でいい人と知り合えるかもしれません。
最近では「相席ラウンジ」という、よりアッパー層を意識したサービスもあります。
システムは相席居酒屋とほとんど同じですが、作業着やサンダルのような適当な服では入店できなかったり、料理やお酒もレベルが高め。相席居酒屋と比較しても、質の高い出会いの場であり、満足度の高いプレゼンとなっています。
これらのような出会いサービスを利用してみるのも、恋人作りにはプラスに働くでしょう。とはいえ、インスタントな出会いの方法でもありますから、ワンナイトを期待しているっぽい人とは距離を置くなど、利用する方法には気をつけてください。
真剣交際のためにはスローペースで
マッチングアプリの出会も、街コンや相席屋のようなサービスも、利用者の中には「簡単にやれる人いないかな〜」という、ワンナイトのスタンスで参加する人はそれなりに多いものです。
「ヤリモク」という悪質な呼ばれ方をされるようなものではなくても、特に男性は「あわよくば」と考える人がほとんどだと思った方がいいかもしれません。
しかし、上記のような場で出会った相手だとしても、ノリと勢い、そして「チャラい出会い方だし」という諦めにも似た感覚で、簡単に体の関係に駒を進めていては、いつまで経っても真剣な相手が見つからないでしょう。
たとえ、年齢や年収などの条件を設定したサーチで、お互いに理想の条件と完璧に合致した相手がいたとしても、気が合うとは限りません。逆に、自分の理想からかけ離れた出会い方をした相手と、完璧にフィーリングが合うことだってあるかもしれないのです。
良い出会いを得るためには、出会いの形にこだわらず、目の前の相手を尊重できるかどうかにかかっています。相手に真剣な付き合いをする気がないならそこまでですが、自分が真面目な恋愛をしたいなら、恋愛は関係の進展を急がず、ゆっくりと進めてみましょう。
社会人向けのイベントに出会いはある?
社会人向けのセミナーや勉強会、または社会人サークルなど、同じ業種や目的のために開かれる社会人イベントも、場合によっては参加することで出会いが見つかるかもしれません。
人脈を広げるための名刺交換会、起業したい人向けのセミナーや勉強会のような真面目なものから、飲み会サークルやスポーツサークルなどのカジュアルな集まりまで、社会人のための交流会は結構いろいろ開催されています。
中でも、社会人サークルや、友達づくりのためのラフな交流会は、出会いを求めて参加する人も多いのではないでしょうか。
これらのような社会人向けのイベントの中には、「実質お見合いパーティ/合コン」のような側面を持ったものがありますが、家族がアプリや合コンのような出会いの場に不信感を持っている時には、良い言い訳になる出会い方です。
「合コンで出会いました」と打ち明けると機嫌を損ねるタイプの両親にも、「勉強会で出会いました」と言えば万事がスムーズでしょう。
都市部では特に毎日多くのイベントが開催されています。フリーランスと企業とのマッチングを目的とした交流会や、ネット広告やEC集客分析を勉強するセミナーなどは、「出会いがあったらいいな」くらいの気持ちで参加しても、良い知識を得られるかも。
単なるランチ会などもあります。その場で自分がアウェーにならないよう、自分の職種や性格にあったイベントに参加してみましょう。とはいえ、一部の「自己啓発セミナー」のような心理、精神的な方向性の勉強会の中でも、怪しげなセミナーには注意です。
また、このような社会人イベントでは、参加するときの服装もTPOに合わせたものを選びましょう。
たとえば、真面目なビジネスマンだらけの会場に、あざとい女子が合コンに参加する時のような程よくエロい可愛い服を着ていけば、悪い方向に目立つこと間違いありません。
明らかに恋愛の出会いを狙ったようなイベントやカジュアルな交流会以外では、スーツやオフィスカジュアルな服装で参加しましょう。また、真面目な目的の社会人イベントに出会いだけ求めていくのは、絶対にしないように。
「出会い厨」にならないように!
習い事やスポーツジムにもいえることですが、恋愛の出会いを目的とした場所以外で、出会いを期待しすぎるのは、あまり良くないやり方です。
想像してみましょう。
たとえば、海外転勤のために真面目に勉強するために英会話教室に通っていたら、新しく入ってきた人が真面目に勉強もせずウザ絡みをしてきたら。しつこく連絡先を聞かれたり、馴れ馴れしく接してくるような人がいたら、その教室に通うのが嫌になりますよね。
そのような、出会いを目的に色々なところに出没し、合コンや街コンでもないのに、周りの人を恋愛のターゲットにしてしつこく絡んでくるような人のことは、ネットスラングでは「出会い厨」と呼ばれています。
端的にいえば、オンラインゲームも、スポーツジムも、どこでもありとあらゆる場所をナンパスポットだと勘違いしているような人を指します。
その「出会い厨」の何が良くないのかといえば、まず不真面目でチャラく見えるという点。全く良い印象はありません。ほとんどの人にとってあんまり関わり合いになりたくないタイプでしょう。
そして、最悪なのは周りの人の活動を妨害しているという点です。
恋愛以外に目的のある場所では、まずその目的のために集中している人がほとんど。そのような場所で急に「どこに住んでるの?趣味は?連絡先聞いていい?」のような質問をされても、良い気分にはならないですよね。邪魔にしか思わないでしょう。
もしかすると、いま「自分は出会い厨なんかじゃない」と思っている人も、恋人探しに必死になっているうちに、出会い厨のようになってしまっている人もいるかもしれません。
では、どのような点に注意するべきなのでしょうか。まず第一には、「その場の目的のために集中する」ことです。
たとえばオンラインゲームならゲームを楽しむために、ビジネスセミナーなど勉強会なら、より知識を得るために集中すること。趣味でも仕事関係でも、ひたむきでいる人は不真面目な人よりも、人の目には魅力的に写ります。
人が「努力をする姿」と「成功している姿」は素敵ですよね。頑張っている姿に惹かれて恋をするということもあるのではないでしょうか。反対に、真面目になるべきところでおちゃらけていたり、失敗を繰り返している姿には、あまり惹かれないものです。
簡単にいうと「この人モテようとしているな」と周りに思わせないようにしないといけないということ。合コンや街コンでもない限り、モテを狙っている人に対して冷めた目で見てしまう人は多いはず。
イベントや習い事に参加すれば、出会いの可能性は確かに広がります。しかし、そのイベント中は、イベントに関連したことにのみ集中しましょう。もしそこで気の合う人がいたら、カフェや食事に誘ってみるなど、あくまでもイベントなどは「きっかけ」として考える程度に収めてください。
旅行先にも出会いがあるかも
意外な場面に出会いを求めるなら、旅に出てみるのはいかがでしょうか。
地元や自分の会社の中で出会い探しをしたくないとき、自分の知らない世界を見てみたいときなど、リフレッシュしつつ恋人探しを期待するには、旅行をすることがおすすめです。
国内旅行の場合は、多少混んでいてもその土地の観光シーズンの方が、その地に旅行に来る人の総数が多くなるので、自然と出会いのチャンスも多くなります。たとえばツアーに参加してみれば、同じ参加者と仲良くなることができるかもしれません。
友達と一緒なら、1人で行動しにくい旅先にも行けますが、一人旅の人が多い旅行先なら、同じ一人旅の人と出会える可能性は高いでしょう。
海外旅行の場合でも出会いを期待できます。あまりにもマイナーな観光地でなければ、同じ日本人の旅行客とも出会えるでしょう。もし外国人との出会いを期待して海外旅行に行くなら、現地の言葉を勉強するのは必須です。
旅先の出会いの場合、付き合ったら遠距離恋愛になることもしばしばですが、出会いは出会いですから、お互いの相性次第でどうにでもなるものです。お互いが必要だと思えるなら、距離はあまり障害になりません。
また、マッチングアプリを利用している人は、旅行先で使ってみるというのも一つの手段です。Tinderのような、自分の現在位置から半径〜キロ以内の相手を探す、というサービスを使えば、旅先でマッチングし、地元では出会えないような相手と会うこともできそう。
20代くらいなら、ユースホステルやゲストハウスなど、若い人の集まる宿を取ることで、同年代との出会いがあるかも。
旅行中は、誰でも非日常的な感覚を味わえるので、普段よりも大胆になる人もいます。ロマンチックな恋を探して、旅行をしてみるというのも、案外おすすめです。
一人旅におすすめの旅行先
旅行先によっては、自分と同年代の相手が少なかったり、恋愛対象の異性が少なかったりと、出会いの可能性が低い場所になってしまうこともあるでしょう。
では旅先で恋愛の出会いが生まれやすい場所はどんなところかといえば、一番は「海」です。
沖縄諸島やハワイ、マニアックな場所では小笠原諸島など。温かい気候で開放的な気分になるのも合わせて、海では自然と出会いが生まれやすいのです。
筆者も父島に一人旅をした時に、同じく一人旅をしにきた相手と付き合ったことがあります。ゲストハウスが一緒だったこともあり、すぐに打ち解けて仲良くなりました。
または、スキーやスノボは定番の出会いスポットと化した旅先でもあります。ただ、スポーツに関係した場所では、よほどのプロじゃない限りは、一人でいるより友達と団体行動をした方がいいでしょう。
一人旅の出会いでおすすめの旅行先の特徴をまとめると、
- 海がある
- ベストシーズンのツアーに参加できる
- 同じ年代の一人旅の人が集まりやすい
など。トラベル雑誌やネットの口コミなどを見つつ、自分に合った旅先で出会いを見込める場所を探してみましょう。
結婚願望があっても打算ではなく本物の恋をしよう
就職をして、仕事に慣れてきたら、出会い探しをする心の余裕ができてきます。そして家族や親戚から「結婚の予定は?」と聞かれたり、周りの」友達が次々と結婚したりなど、色々なきっかけから「自分も恋愛を頑張らなきゃ」と焦る気持ちになることもあるかもしれません。
しかし、ただ「結婚すること」をゴールに据えると、それまでの過程である「恋をすること」をおそろかにしてしまわないでしょうか。
お見合い結婚のような合理的なシステムで良いという人は別として、自分の結婚相手を年収や年齢、見た目など、経済力や性的魅力、または将来的に生まれる子供の外見のためだけに選んでしまうと、いずれは性格の不一致から離婚する可能性も高くなるでしょう。
どのような形の結婚でも、お互いを尊敬し合い、思いやり合うことができないと、人間関係はうまくいきません。
出会い探しの時にも、相手を条件に当てはめて評価するより、一個人として認めてあげられなければ、自分にとっては誰でも同じ「取り替えのきく人」です。そして、それは相手にとっても同じこと。自分に点数をつけて評価するような人にとって、自分は相手のかけがえのない人ではないのです。
恋愛をして、それから結婚がしたいなら、マッチングアプリにしても、一人旅中の偶然の出会いにしても、結婚相手に対する具体的な条件だけでなく「フィーリング」というものを多少信じてみましょう。
そのフィーリングとは、理由もなく「なんとなく好き」ということだけではなく、「相手を信じてもいいかどうか」の直感も含みます。
相手と「結婚したいかどうか」と考えてみて、嫌だなと思うことが浮かんだら、その相手ではダメなんだと直感が告げているということ。逆に、「この人と結婚したら毎日幸せだろうなあ」と思える相手なら、駆け引きなんてせず、惜しげなく愛情表現をしてください。
大人は時々、恋心ではなく打算的な考えで恋愛をすることがあります。しかし、一緒に生活をする相手を選ぶなら、心から好きな人を見つけましょう。
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