【別れたけどまだ好きな恋人】パートナーと復縁する方法を解説します

【別れたけどまだ好きな恋人】パートナーと復縁する方法を解説します

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「別れたあの人と復縁したい」

彼氏、彼女のような恋人、または結婚した夫や妻と別れた経験がある人は、一度は考えたことがあるでしょう。

別れた人ともう一度やり直せるというケースは、実際のところあまり多くないものです。しかし、多くないなりに、そのカップルによっては別れたり、またくっついたりを繰り返している人たちがいるのも確か。

カップルの形はそれぞれですが、別れた後、二度と復縁できないカップルと、まだチャンスが残されているカップルにはどんな違いがあるのでしょうか?

それは一言でいうと「絆があるかないか」の違いです。体の相性を無視した時に、お互いがかけがえのない親友のような存在であるかどうかが関わります。

もし、お互いの心に、お互いじゃなければ埋められない隙間のようなものがあるのなら、復縁するのも不可能ではないかもしれません。

それでは、どうしたら別れてもまだ好きな人ともう一度恋をすることができるのか、または夫婦になることができるのかを考えていきましょう。

やり直したいと思った時、今すぐにやるべきこと

ハートを抱える男性

まずは、恋人やパートナーと別れてしまった後、「相手とやり直したい」と思った時にすぐ実行するべきことからお話ししていきます。

初めにするべきことは、「なぜ別れてしまったのか」を考えること。別れに至った直接の原因だけでなく、それ以前から相手の信頼を失ったり、嫌だなと思わせるようなことをしていなかったかどうかを振り返ります。

そうすると、色々な思い出が蘇ってくることでしょう。そこであらためて「相手との関係が手遅れではないかどうか」ということも考えてみましょう。

浮気が原因で別れたという場合は、相手にとって自分の存在そのものがトラウマになっている可能性もあります。その場合の復縁は非常に難しく、たとえ仲直りしても関係がうまくいかない事も多いもの。

また、「生理的に無理」など、相手がこちらのことを徹底して嫌いになってしまった場合には、少なくとも自分の短所を改善しない限り、復縁どころか二度と顔を合わせる事もできないでしょう。

復縁のためには「自分を変えること」が必要です。難しいことのように思えますが、相手に対して「変わってくれ」と頼むことと違い、自分の努力次第では必ず実現できることなので、決して不可能なことではありません。

その上で、自分一人だけでも楽しく生きていけるように立ち直る事も必要です。

これらの「心構え」について、以下から具体的に紐解きましょう。

別れた理由を考察する

まず何よりも必要となるのが「なぜ別れてしまったのか」を考察すること。

相手に振られたとしたら、相手が自分との関係に耐えきれなくなったということですが、それはただ「相手が先に音を上げた」というのであって、全面的に自分側が悪いという方程式でもありません。

恋人やパートナーと別れるということは、「どちらか一方にだけ原因がある」というアンバランスな出来事とは限らないのです。

そのため、頭を冷静にして、「自分が相手に対してしてきたこと、感じたこと」と並行し「相手が自分に対してしたこと」もクリアにしていきます。

ノートなどに書き出すのもいいかもしれません。たとえこちらが一方的に相手にとって嫌なことをしてしまったとしても、今までどのように相手から指摘されてきたのか、それを受けて自分がどのように改善できたか、など、できるだけ細かくメモしてみましょう。

そこで相手から何の指摘もなく、別れ話の時に突然打ち明けられたのだとしたら、自分か相手に「今まで打ち明けられなかった原因」があるのかもしれません。

自分はいい恋人/結婚相手だったのかどうかは、相手の受け取り方によります。いずれにせよ、別れ話をしてから別れた後、話し足りなかったことや、言いたくても言えなかったことなどは把握しておくべきです。

自分の感情がどのような状態にしろ、復縁は一度立ち直らなければできません。そして立ち直るためには、わだかまりを解消すること。別れに至った原因を、冷静な頭で理解しましょう。

「その相手」じゃないといけないのはなぜ?

一旦冷静になった時に改めて考えたいことといえば、「本当にその相手と復縁した方がいいのか」ということ。

人によりますが、別れてから大体2〜3ヶ月は「喪中」のように落ち込んでいることでしょう。そして、その期間は未練もMAXです。

その未練という自分の感情について、実際には「あの人じゃないとダメだ」という理由があるわけもなく、ただのプライドや執着心でそう感じているだけである可能性も考えてください。

相手に理不尽な振られ方をしたり、嫌悪感を向けられたり、フェードアウトされたり。仮に別れる相手だとしても、ひどい扱い方をされた人もいるでしょう。

または、別れる前に浮気をされていたり、いじめやモラハラを受けたりなど。

恋人やパートナー相手となると、もしそういった嫌な扱いを相手からされていたとしても、自分から別れを切り出せず「いつか変わってくれるんじゃないか」と儚い期待で付き合い続けてしまう事もあります。

そうした場合、冷静になって別れの原因を考えている中で「ろくな相手じゃなかったな」と気がつく事もあるかもしれません。

自分から別れを切り出して、あとで後悔したという場合も、「なぜ別れたかったのか」という問題が自分ではなく相手側にあった場合、「自分が別れるという選択をした」という事実からも目を逸らさないようにしましょう。

復縁できる関係性かどうか

とにかく冷静な頭になることが大事です。上のことを踏まえて、一度「相手と復縁した後のこと」を考えてみてください。

一度壊れた関係は、復縁しても前と全く同じ関係性でいられるというわけにはいきません。必ず「また同じことが繰り返されるんじゃないか」という恐れを感じるでしょう。信頼を取り戻すというのは簡単なことではないのです。

しかし、別れた原因によってはお互いが同じように「また恋人/夫婦に戻りたい」と思う事もあるかもしれません。

たとえば、その原因が「関係のマンネリ化」「引越しや転勤で離ればなれになった場合」「結婚観の相違」など、決定的にお互いのことが嫌いになって別れたわけではないパターン。

長い間付き合っていれば、恋の新鮮味やときめきがなくなるのは当たり前。大人になると、たとえそうした感情がなくても一緒にいたい大切な相手であるかどうかが決め手になります。

また、学生のうちには遠距離恋愛になってしまうと付き合い続けるのが難しいという事もあるでしょう。しかし、いつかまた近くで暮らせるようになれば、関係が復活する可能性も。

たとえ結婚しなくても、恋人同士として一緒に過ごしたり暮らしたりする事もできます。結婚する、子供を持つなど、自分の人生設計よりも「その相手と一緒にいること」の方が大事なのだと気がつけば、妥協するという案もあっていいのではないでしょうか。

そもそも、「お互いのことがまだ好きなのに別れる」というのはちょっと変なことです。別れるよりも、辛抱できない原因を解決する方がいいのではないでしょうか。

その後の恋愛にも支障が出るので、「相手のことが嫌いでもう一緒にいたくない」というレベルに達するまでは、お互いに話し合って問題を解決する努力をすることをおすすめします。

復縁は無理かもというパターン

残念な事ですが、夫婦が離婚に至った場合に復縁してもう一度同じ相手と再婚するというパターンは、離婚経験者全体の1割ほどといいます。

特に離婚から復縁ができないと想定されるパターンとしては、裁判を経て離婚した場合や熟年離婚の場合。

相手ともう二度と連絡が取れないというレベルだと、復縁できる可能性はゼロに等しいと考えた方がいいでしょう。色々な要因で、そうなるに至った経緯があるのです。

ただ、円満離婚の場合や感情的に別れた場合などは再婚できる見込みもあるでしょう。お互いに気持ちが落ち着いてから、抵抗感なく相手に対して興味の持てる場合には解決策もあるかもしれません。

とはいえ、離婚に至るまでには、夫婦のわだかまりは解消したいところですね。別居の段階で自分にできる努力はしておきましょう。プライドは邪魔なだけです。

また、恋人同士の間で復縁不可能であろうパターンというと、

  • どちらかが浮気をしていた
  • モラハラやデートDVがあった
  • 人として何かしらの問題がある

などの場合。

カップルの間に浮気があったという事実があったとしたら、それがたとえ自分でも相手でも復縁は難しいと考えましょう。

特に、一度きりではなく何度も浮気を繰り返したり、裏切って深く傷つけてしまった場合には、その記憶がトラウマになっている可能性もあります。

そんな相手ともし復縁したとしても、顔を見るたびに「この人に浮気された」という嫌な記憶を思い出してしまいます。そんなアンハッピーな状態でカップルが健全に恋愛関係を続けられるわけありませんよね。

また、相手の人格を貶めるようなことをしたり、わざと恥をかかせるようなことをしたり、束縛をするといった精神攻撃、つまり「モラルハラスメント」をしていたことが原因で別れた場合には、復縁どころか、二度とその相手に近づかないでください。身体的な暴力も同じくです。

もし自分が相手にそのようにされていた場合も、もちろんそんな相手に二度と近寄ってはいけません。

相手や自分のどちらも、モラルや人権意識、思いやりに欠けていたり、我慢をすることができなかったり、あるいは道端にゴミを捨てる、店員を怒鳴りつけるなどといった、大人として守るべきマナーが欠如している場合には、恋愛関係が解消してしまうのも時間の問題です。

そういった場合は、もし自分に何かしらの問題があるとしたら、自分が変わらない限りは誰と付き合ってもうまくはいきません。

自分ではなく相手に問題がある場合も、「相手がいつか変わってくれるのを待つ」のでは何も変わりません。相手に努力をする意思すらなければ、ただひたすら自分一人が我慢を強いられるのです。

恋愛は「人間関係」の形のひとつです。気遣いと思いやりと歩み寄りで形作っていく関係性なので、もしも自分がそれをできなかったということがあるなら、認めて前に進みましょう。

参照:離婚したのち【復縁(再婚)をしたいあなたへ】知っておきたい一番大切なこと | ミスター弁護士保険

自分を変えてみる

もしも、恋人やパートナーと別れた原因が自分にあった場合、もしくは、たとえ相手に落ち度があったとしても、大事な人と別れてひとりになったなら、「自分を変えるチャンスがやってきた」と考えてみましょう。

筋トレやダイエットなどで外見を変えたり、新しいことを勉強するなど内面を磨いていくなど、自由時間を自分のペースで好きなように過ごせるようになったなら、好きなだけ努力することができます。

落ち込んで寝てばかりいる暇はありません。別れてから1ヶ月程度は悲しみに浸っていても良いかもしれませんが、いずれは立ち直って人生を前に進めることができなければ、新しい恋人を作ることも、復縁することもかないません。

別れた恋人やパートナーと復縁するためにも、今のままの自分では同じことを繰り返すだけかも。まずは、相手と再び再開した時に、いい方向で「変わったな」と思ってもらえるように努力をするのです。

そのためには、今の時点で「自分にとっての一番の課題」が何であるのか考えましょう。

たとえば、自分の嫉妬深さのあまりに相手に愛想を尽かされたなら、「自分に自信を持つ」ことが第一の課題です。自分に自信を持つためには、外見を磨くことが最も手っ取り早いこと。

ですが、精神的にも余裕を持つことが必要なので、何か仕事で成果を出したり、自分で「私は出来る奴だ」と自慢できるような要素を持てるように努力する必要があります。

「料理を始める」など、身近な環境でできる新しい趣味を持つこともおすすめ。たとえデスクワークは苦手でも、料理で人を認めさせることができれば、少なくとも自信を持つことができるのではないでしょうか。

料理以外でも、趣味を仕事に変えてみたり、自分にとって居心地の良い生活環境を整えてみましょう。

また、もしもブラック企業に勤めていて自分の人生そのものがままならない状態であったり、毎日カップ麺ばかり食べて夜中はずっとゲームをして睡眠時間を削っているなど、生活リズムがグズグズでは恋人やパートナーも安心できません。

まずは健康的で持続可能な生活を叶えてください。体力も時間も搾取されるばかりの仕事はいっそ辞めて転職活動をする、フリーランスに転向する、引っ越しをするなど。今の環境が悪質な場合はどうしようもないので、そこから逃げ出す事も視野に入れましょう。

生活リズムを整え、健康的な食事を取り、適度に運動し、最低7時間は睡眠を取れるようにすることから始めます。そうして生活環境を整えれば、気分も前向きになるもの。

心の健康のためには、体の健康を整えるのです。自分一人では変わっていくことが難しい場合には、家族や友達、心療内科など、他人を頼りましょう。

努力は継続することが大事

生活リズムを変えるとしても、運動や新しい趣味を始めてみるにしても、そうすることで自分を前向きに変えていくには、新しくスタートさせたことを継続することが大事。

別れた人に「変わったね」と言われることがゴールではないのです。「変わる」ということは、一時的に他人からの評価を上げることではなく、変わった状態を永続的に続けること。

ダイエットも「一回やって痩せたら辞める」のでは、リバウンド確実なのと同じことです。この先ずっとその体型の変化をキープするためには、厳しい食事制限や無理な運動をするのではなく、自分の生活のやり方を根本的に覆す必要があります。

ファストフードを控えめにする、夜10時には布団に入る、お酒を控えるなど。そうした努力は、継続することができなければ無意味なのです。

料理も運動も続けていかないと上達しませんよね。「自分を変える」ということは、つまり「これから小さな努力の積み重ねを続けていくという決意」であるともいえるでしょう。

復縁したい相手がいるなら、「相手に見直してもらう」という目標もありますから、モチベーションも上がります。

新しく始めたことは、成果が出るまでもどかしい思いをしますし、失敗もつきもの。しかし、うまくいかなかったことも糧にして学んでいくことができれば、必ず自分の力になるでしょう。

そうしていけば、相手もいつか自分のことを見直してくれるかも。一度付き合った相手なら、少なくともこちらを好きになった要素があるのですから、自分が欠点を克服すれば、今までよりずっと魅力的だと思ってもらえるのではないでしょうか。

自分を変えるということは、簡単なことではありません。でも、相手に「変わってくれ」と頼んで待つよりは、自分の努力次第で必ず成果が出せること。相手に期待するのではなく、自分が結果を出しましょう。

相手への未練を捨てる!?

別れた恋人やパートナーと復縁するためにまずすべきこととして、「相手への未練を一度断ち切る」ことをおすすめします。

これは一見、「復縁をする」という目的にとっては矛盾したことのように思えるでしょう。しかし、別れた直後から未練がましくい続けることは、かえって相手をさらに呆れさせ、復縁を遠ざける結果になりがち。

別れた相手に対して未練たらたらの人って、弱くてカッコ悪く、情けなく見えるものなのです。

たまに、合コンやマッチングアプリで出会う人の中に、昔振られた恋人やパートナーの話ばかりするような人がいたりしますが、そのような態度の人がモテるはずありませんよね。

それにもし、元恋人やパートナーの耳に「あいつまだ君に未練があるらしいよ」という噂が入ったとしても、ときめくどころかガッカリすることの方が多いでしょう。

特に相手が別れ話をした側なら、「立ち直ってしっかり前に進んで欲しい」と感じるのではないかと思われます。

復縁を「新たなスタート」として前向きな関係に立ち直らせるためには、相手に未練を残した、今の自分のままではいけないのです。

一度未練を捨て、自分を改めて、他の人との出会いも考慮しつつ、それでも相手とまた恋をしたいという気持ちにならなければ、相手との再スタートもうまくいきません。

「この相手じゃないといけない」という気持ちを振り切れば、改めて「なぜその人がいいと感じるのか」ということを認識する事もできるでしょう。相手に再び告白する際にも、その内容は必要です。

その別れから何かを学び、過去のことでクヨクヨし続けることなく、人間として成長することができたなら、復縁の可能性も上がるでしょう。前を向いて、魅力的な人になってください。

一人になっても楽しく充実した毎日を送れること

恋人やパートナーに依存していた場合、別れた後に感じる「心にぽっかりと空いた穴」の感覚も大きく感じるでしょう。

しかし別れた後、こちらがずっとウジウジして暗い様子のままでいれば、「ああこの人は世話をしてあげないと元気になれないんだな」と、相手に自分の存在そのものを負担に感じさせます。つまりは「重い」ということです。愛情のバランスが偏っています。

恋愛やパートナーシップは、持ちつ持たれつ、ギブアンドテイクが基本。相手がしてくれたことと同じだけのことをお返ししよう、というスタンスが、健康的な関係性を保つコツです。

そして、そのためにはお互いが個々で自立していることが必要になります。

「自分一人だけでは満足に生きていけない」という人と付き合ったり結婚すれば、その人といるためには自己管理に加えて相手の世話を焼かなければならず、精神的にストレスを感じるようになってしまいます。

そういったアンバランスな関係性のカップルが別れるのは、実は時間の問題であったりすることも。ただ「美女イケメン」で居るだけでは実際のところ足りず、一緒に生活しているなら行動で相手を支えられるようになった方が良いでしょう。

また、たとえ専業主婦・主夫として、経済的に相手を頼らざるを得ないという場合にも、家事などで生活を支えることができます。そうしてバランスをお互いの中間に保てれば良いということ。

ただ、そうして支える形が両者の間で異なる場合、経済的に支えている側、つまり「お金を払っている側」が上の立場だと思われがちな側面も。

それは家事や育児のような数値化されて見えないものよりも、お金は具体性があるため、そのような思考に陥る人も少なくありません。

そうしてお互い毎日仕事や家事で同じくらい頑張っているのに、経済力のある方が「養ってやっている」と偉そうにしていれば、相手の心が離れていくのは当然のことですね。

もしそういったことが原因で別れたのだとしたら、一人で生きていくスキルを身につけるために、今まで相手に任せていた家事を、相手と同じくらいのクオリティでこなせるようにならなければいけません。

そうすることではじめて相手の努力を知ることができる、という場合もあるでしょう。

一人で十分に相手をリードできる力、また十分に充実した生活をすることができる力があることは、恋愛においても大事なことです。もし今の自分に不足した要素があると思った時は、苦手を克服できるよう努力しましょう。

そして一人でも楽しく過ごしていくことができて、はじめて相手も再びこちらに興味を持ってくれる可能性が生まれます。どんな人でも明るく楽しい人に惹かれるものですから、自分の素敵な毎日を自分で作り出すことができるように頑張ってください。

復縁できる確率を高める方法

laugh and be happy

好きな相手と別れてしまった後、復縁するための心構えや準備についてお話ししてきました。

ここからは、復縁のために実際どのような行動で相手に働きかけるべきかを考えていきましょう。

まず、復縁のためには一旦お互いに距離を置いて気持ちを落ち着かせるための「冷却期間」が必要です。よくある失敗が「別れた直後にしつこく連絡をする」ということですが、それは絶対に避けるべき。

また、恋愛も結婚も、仲が深くなれば、決して完全に二人だけの関係というわけではありません。自然と、お互いの家族や友達とも交流を持つものです。

そこで、もし気軽に別れた相手に連絡を取ることが難しいような状況なら、共通の友達に協力してもらうことも考えましょう。相手が現在自分のことをどう思っているのか知ることができるだけでも、ありがたい話です。

もしくは手紙を書くことも有効であるケースもありそうです。メールやLINEは通知の設定によっては心の準備をする前に目に入りますし、長文になると読むのも鬱陶しくなるものですが、手紙ならそこそこ文章が長くなっても、余裕がある時に読んで貰えます。

大事なのは、自分の気持ちや希望を相手にぶつけないこと。相手のペースを尊重することです。自分がたとえ今すぐにでも復縁したいとしても、相手の気持ちを考えず、相手の心を土足で踏み荒らすようなことはしてはいけません。

また、復縁にはまず「友達からやり直す」ことが必要な場合も。例外はあるとしても、まずはお互いが緊張することなく一緒に過ごせるように努力しましょう。

それでは、以下からそれぞれより具体的に解説していきます。

「冷却期間」はどれくらいがベスト?

別れたカップルがもう一度寄りを戻すためには、その2人の関係性や、今まで付き合ってきた時間などを考慮する必要があります。

ただ、おおよそどんなパターンだとしても、復縁したいときに共通するのが「別れた後しばらく冷却期間を設ける」ということ。

この「冷却」とは具体的に、「嫌な記憶が薄れて、お互いに過ごした時間が懐かしく感じられるようになる」までのこと。つまりは付き合ってきた思い出に対して前向きになれるまで、相手のことを放っておかなければいけないのです。

別れてすぐは、相手はこちらのことを考えるだけで、「別れた原因=嫌な記憶」を思い出してしまうもの。そのようなタイミングで相手と会おうとしたり、連絡を取ろうとすれば、相手にさらに嫌な思いをさせることは目に見えていますよね。

自分が相手に会いたくて仕方がないとしても、我慢するべきです。どのくらい時間が経てば相手も嫌な思い出を忘れられるかは、お互いの関係や別れた原因に依存するでしょう。

たとえば、もしも別れた原因が浮気のような裏切りだった場合。浮気された側は心に深い傷を残しますし、浮気した側もまたは罪悪感で気まずいことになります。

その場合、お互いの関係を「まあいい事もあったかな」くらいまで冷静に思い返せるまでには、かなりの時間がかかります。

記憶と感情との結びつきは、その記憶が強烈であるほど強くなります。特に「浮気をされた」側の記憶はかなりショッキングなものですから、思い出すたびに怒りや悲しみで胸がいっぱいになってしまうものです。

人によりますが、酷い別れ方をした相手に対して前向きな気持ちを抱くには、少なくとも2〜3年はかかります。もしくは、場合によっては一生のトラウマになるかも。その場合には復縁は不可能でしょう。

別れた後に相手の心が落ち着くまでの時間を測るのは難しい事です。友達や第三者に頼んで様子を見てもらうなど、協力を求めないとわからない事もあります。また、自分が待っている間に、相手が新しい恋人を見つけることも十分にあり得ること。

それでも相手がもう一度自分に向き合ってくれる時をじっと待っていられるなら、復縁も狙えます。もしも、相手に別の恋人ができることが耐えられないなら、自分も復縁を諦めて他の人を見つけにいく方がいいかも。

復縁には辛抱強さが必要なのです。成功率も分かりません。それでも「あの人じゃないといけない」というわけではないなら、未練を完全に断ち切って、自分の人生をもっと前向きに生きていく事も考えましょう。

しつこく連絡するのは絶対にNG

好きな人と別れた後に、何度もしつこく連絡するのは、復縁のためには一番やってはいけないこと。

相手が別れ話をするということは、どんな理由でもとにかく「こちらと離れたい」と言っているのです。「距離を置く」というのも、お互いに連絡も断つということ。

追いかけてはいけません。別れた相手は、基本的には追いかければ追いかけるほど逃げていきます。

「恋人やパートナーと別れる」ということは大抵いい思い出ではありません。そして、別れた直後のまだ色々な気持ちが渦巻いている時期に連絡を取ろうとすれば、そのたびに相手は嫌な感情を抱くことになってしまうのです。

自分を相手にとって良く印象付けたい場合、これがどんなに逆効果であるかは明らかですね。

寂しい気持ちは封印して、自分からの連絡は完全に絶ちましょう。

最低でも3ヶ月以上は相手を放っておくべきです。または。別れた状況によっては数年は必要になるでしょう。

そうして相手とのつながりを経って、時間が経った頃には自分も相手への気持ちがなくなっている事もあるでしょう。それはそれで悪いことではありません。

時間が経って、自分の相手への未練が落ち着くのを待ち、また自分磨きをして良い方向に変わり、前向きに楽しくやっている自分の様子が相手の耳に入れば、「また会いたいな」と思ってもらえるかも。

とにかく、どんな別れ方をしたとしても、別れた後3ヶ月程は絶対に連絡を控えてください。同じ職場で働いている場合は、業務連絡以上の要件は含めないこと。相手にとって自分は完全なる他人として振る舞います。

少し冷たいと思わせる方が良いのです。徹底して相手に関わることをやめましょう。

友達に協力してもらう

別れた相手と復縁するには、冷却期間を置いて、連絡を断つことがまず第一歩。

しかし、いつまで待てば良いのでしょうか。人の気持ちは、遠くからはなおさら分かりません。ただ、こちらから近づくと、まだ相手の気持ちが冷静になっていない場合は逆効果となってしまいます。

そうすると、こちらから連絡するタイミングも博打のようなもの。相手がこちらのことをどう思っているか、元気に過ごしているのか、新しい恋人ができたのかなど、様子を知らなければ悪いタイミングで連絡を入れてしまうかもしれません。

情報が必要です。そんな時、得られれば助かるのが「友達の協力」。それも、こちらに協力してくれる、相手と共通の友達が必要です。

付き合っているとき、お互いに一人も共通の知人を作らなかったカップルはこの時点で致命的。恋愛にも結婚にも、カップルに馴染みの友達がいるということは大切なことなのです。

もし別れた相手の身近な友達と連絡が取れるなら、しばらくしてからその友達に相手の様子を聞いてみましょう。相手がこちらに対してどう思っているのか、その友達に協力する意思があれば教えてもらえるでしょう。

ただ、こちらが浮気をして別れたりなど、相手のことを傷つけた場合は友達の協力を得ることはまずできません。友達を傷つけた人のことは、誠実な人間なら普通許さないものです。

また、万が一相談先の友達と恋愛に発展しそうな空気を一瞬でも感じた場合、すぐにその人とは距離を置きましょう。自分の元恋人と親友が付き合いだすという流れもなかなか地獄なので、さらに元恋人のことを傷つけたくないなら、気を使わなくてはいけません。

友達の協力を得ることができれば、相手の様子を伺ったり、相手も含めた飲み会に呼んでもらったり、タイミングを見計らって「偶然ばったり再会する」というシチュエーションを作る事もできるかも。

とはいえ、別れた相手のストレスになるような行動は避けましょう。また、相手の幸せのために相手の友達は協力してくれるのですから、その人のアドバイスはちゃんと聞くように。

信頼できる相手にのみ頼み事をしよう

共通の知り合いに協力を頼めば、復縁に向けて行動する方法もなかなか増えるでしょう。しかし、その友達が本当に信頼できる相手かどうかは、しっかり見極めるべき。

異性の交友関係は、わかっているつもりでも理解できていないことがあると思いましょう。一見、仲良しの友達に見えていたとしても、こちらに言い出せなかっただけで実はそれほど仲が良くないということもあり得ます。

もしも相談する友達が別れた相手に意地悪な人だった場合、復縁どころか事態が拗れて人間関係が広く悪化していく事もあるかもしれません。

または、相談相手が元恋人と付き合い始めるという悪夢も避けるべき。たらしを送り込むのもNGです。

どんな人なら復縁のための恋愛相談をしても問題ないのかといえば、

  • 秘密を守ることができる
  • 誠実で友達想いである
  • こちらに対して全く興味がない
  • 元恋人のことを狙っていない
  • こちらと元恋人の仲を応援してくれている

という上記の条件を満たしている相手にしましょう。

相談相手がこちらのことを嫌っている場合には、まず説得しないといけませんし、説得できなければ元恋人に相談したことをバラされる危険もあります。そのため、少なくとも自分の見方をしてくれそうな人を見極めましょう。

こんな都合のいい友達は見つからないかもしれませんが、もし居る場合は盛大に感謝しましょう。復縁が成功した暁には、叙々苑くらい奢ってあげてもいいかもしれません。

コミュニケーション方法を工夫する

別れた恋人やパートナーとは、たとえもう一度連絡を取れるようになったとしても、付き合っていた頃のようなやりとりをすることはできないでしょう。

第一、もう恋人でも配偶者でもない上、一度別れた後となると気まずさも残ります。

LINEやメールなどで連絡を取るときにも、これまでと同じようなペースでメッセージを送るのは避けた方がいいでしょう。

また、別れた後なのに、まるで何も起こらなかったかのような無邪気な態度をとるのも逆効果になりがち。

こちらがあたかも「あの時から何も変わっていない」という印象を思わせるのでは、相手を呆れさせるかもしれません。より大人になったと思わせたいところ。

それに、LINEやメールのような文章では相手の感情も見えないので、復縁について話をするときには電話の方が良いと思われます。むしろ、そのような大事な話は、実際に会って話をするべきです。

今までちゃんと相手に向き合ってこなかったことが原因で別れたという場合は、ちゃんと話をすることがより大事になってきます。自分が気まずいから、面倒くさいからという理由で大事な人から逃げてはいけません。

自分のプライドを守っていては復縁は叶わないでしょう。謝るべきことがあるならちゃんと相手の正面に立って謝る、伝えられなかったことがあるならちゃんと言葉にするなど、誠実であることが大切です。

大事な相手なら、コミュニケーションを放棄するのは厳禁。それも楽な方法を取るのではなく、できるだけ直接会ったり電話をするなど、お互いの気持ちを察することのできる状況で話し合いをしてみましょう。

手紙を書いてみよう

もし、別れてからそれなりに時間が経っていても、相手がこちらと会おうとしてくれない、連絡も返してくれないなど、そもそもコミュニケーションを取ってくれないという場合もあるかもしれません。

そのような状況になったとしたら、復縁はより難しいでしょう。相手にかなり嫌われていると思われます。

それでも、たとえ復縁できないとしても伝えたいことがあるとしたら、直筆の手紙を書いてみるというのも一つの手です。

LINEやメールの文章にすると長文になりすぎてしまうという場合にも、手紙を送るのはおすすめ。

ただし、手紙を送ることで良い結果を生むには、条件があります。

一つは、自分と相手の間に確かな絆が「あった」こと。それなりに付き合ってきた恋人同士という関係じゃないといけません。

付き合って数週間〜数ヶ月程度の相手や、そもそもまだ付き合っていないような相手に長文の手紙を送るのは、ちょっと重すぎます。特に相手との大事な思い出もなければ、相手の心に響くような手紙は書けないでしょう。

そのため、手紙で「またチャンスが欲しい、やり直したい」という気持ちを伝えるには、自分と相手にちゃんといい思い出があることが条件です。二人だけの絆が大事。

もう一つの条件は、手紙が確実に相手の手に渡るような手段があること。住所を知っていれば郵送することができますし、共通の知り合いがいれば、その相手に頼んで渡してもらうこともできるでしょう。

しかし、それらの手段がなければ、そもそも手紙を書いたところで相手に見てもらうことができません。それに、自分勝手な理由で相手を振ったり、振られたりした場合には友達の助けを得る事も難しそうです。

つまりは、手紙が有効なのは、お互いに周りも認めるような正当な関係であったこと、また、まだ相手もこちらに少なからず未練があること、嫌われていないことが条件となるでしょう。

ただ、こちらが一方的に相手に酷いことをしてしまい、相手に嫌われていたとしても、復縁目的ではなくただただ謝罪をしたいというときにも手紙は良い手段です。相手はその手紙をいつ開封するのか自分で決められるので、あまり苦しめずに済みます。

手紙の内容は、本やネットの真似事、歌の歌詞などではなく、不器用でも自分の言葉で綴りましょう。復縁したい場合は、別れて後悔していること、どうしてその相手じゃないといけないのかということ、等になるかと思われます。

手紙を書いたとしても、相手は読まずに破って捨てるかもしれません。読んだとしても、良い返事が返ってくるとも限りません。それでも、こちらは期待せずにいるしか方法はないでしょう。

また、相手の返事を一生待っているわけにもいかないので、「手紙を渡してから○ヶ月以内に相手からコンタクトがなければ諦める」という期間を定めましょう。そのことを手紙に書いておいてもいいかもしれません。

他人の心は操ることができないもの。手紙を送っても、たとえ自分の思い通りの展開にならなかったとしても、どんな結果になっても現実を受け入れ、自分の欠点はできるだけ改善し、それからの人生を前向きに生きていけるように前を向いていきましょう。

まずは「友達」からやり直す

友達に頼んで別れた相手との仲を取り持ってもらったり、手紙を書いたりなど、お互いの関係性に合わせて色々な手段で復縁を試みるとしても、大事なのは「焦らないこと」です。

相手のペースを尊重しましょう。自分の希望は無視です。辛抱強くいないといけません。

2人の間に復縁の可能性があるとしても、「やり直したいです」「わかりました」とはスムーズにいかない事もあるでしょう。

喧嘩別れのような衝動的な別れだった場合は、ただ仲直りをするだけで元の関係に戻れるかもしれません。でも、そうでない場合はまず「友達」という関係からやり直すという手もあります。

たとえば、「付き合っていてドキドキ感や新鮮味を感じられなくなった」という理由で別れたのだとしたら、時間が経てばまたお互い好きになれるかもしれませんが、カップルの「マンネリ化」は一度だけでは済みません。普通、付き合いが長いほど、何度でも経験することです。

そうして、友達や家族のような関係性になったとしても、それを尊いものと感じられたらそう簡単に別れることはありません。しかし、そうして付き合いの長い恋人が他に変えられない大事な存在であると気づくことができるまで、人は成長する時間が必要です。

その時間のためにも、別れた恋人が本当に大事な相手なら、一度ただの友達に戻るということも考えましょう。

お互いを恋人ではなく友達として、「適度な距離を保ちつつこれからも仲良くしよう」ということです。

ただ、「元恋人と友達に戻る」ということは、お互いのその後の恋愛に支障をきたすかもしれません。好きになった相手に「微妙な関係の元恋人がいる」または「元恋人が復縁を狙っている」となると、その恋はストレスが付きまといますよね。

本当にお互いに気持ちがまだあるならそのような状態でもいいかもしれませんが、相手を完全に自分から自由にしてあげるとなると、ただの友達でいるのも一般的には少し問題なのです。

時間が巻き戻ることがないように、一度恋人関係になったら、普通の友達になるのは難しいもの。しかし、相手に「考える時間を与える」という点では、こうした提案も悪くはないのではないでしょうか。

つまりは「友達に戻ろう」という提案は、相手との関係を保つための建前にすぎないということ。そうして付かず離れずの微妙な距離感の間に、自分が今までとは違って成長したということを見せましょう。

相手がこちらにまた恋心を感じるまで、ひたすら待つことになります。または、こちらから「元に戻ろう」と提案するとしても、相手を追い詰めたりしつこく付き纏ってはいけません。

あくまでも、相手のペースやテリトリーは乱さないようにしましょう。

相手の意思を尊重するということ

別れるまで、こちらから相手に愛情表現をろくにして来なかったという場合には、改めて「好きで忘れられないからやり直したい」ということを伝えれば、復縁できるかもしれません。

しかし、反対に自分の愛情が重すぎたり、わがままを言いすぎて相手にいつも合わせてもらっていたというような場合には、あまり自分から相手に近づいていくのは避けましょう。

「押してダメなら引いてみろ」ということです。自分が「欲しい」とねだっても手に入らないのが人の心というものなので、相手にいくら「戻ってきて」と頼んだところで無駄どころか逆効果であると考えてください。

なぜかといえば、それは相手の意思を曲げようとすることだから。誰も自分の人間関係や好きになるものや人を強制されたくありません。いくら相手が優しい人だとしても、無理強いは絶対にしてはいけないことなのです。

相手が「別れたい」と言ったなら、多くの場合はその通りにしてあげることしかできません。相手に何かしてあげられるとしたら、相手の自由にさせてあげるくらいです。

自分がどうしたいか、という気持ちを押し付けてはダメ。相手を尊重するためには、少なくともしばらくの間、こちらは完全に受け身でいましょう。

諦めも肝心です。あまりいい別れ方をしなかったとしたら、その程度の関係性だったと考える心の余裕も持っておくこと。相手が別れたことを惜しむくらい、自分が魅力的に成長し、恋人と別れたことさえ力にするほど強く生きましょう。

「男女の関係」だけの仲は壊れても元に戻らない

別れても復縁できるカップルというのは、お互いを他の人に変えられないくらいの絆があるものです。他の人と付き合っても「何か足りないな」と感じて相手が恋しくなったり、喧嘩して離れても、磁石のように惹かれ合うような。

そういう仲になるまでには、時間がかかります。またお互いに誠実でなければありえないこと。

若いほど、恋人同士でもお互いのことをあまりわかっていないという状況もありがちです。いわゆる「恋に恋している状態」や、「恋人を持っている自分のことが好き」という場合、それは必ずしも、その相手じゃないといけないわけではなかったりします。

恋人でもあり親友でもある、という仲なら復縁も可能かもしれませんが、お互いの友達や人間関係を共有することもなく、本音もよく知らないという仲だった場合、別れても復縁する価値があるかどうか、今一度よく考えるべき。

必ずしもお互いじゃないといけない仲ではなく、相手が他の人と幸せそうに過ごしている場面が想像できたり、何か感覚的にもしっくりこない関係であったなら、復縁ではなく、新しい恋を見つける方向性にシフトチェンジする方が健康的かもしれません。

今一度、自分の望みに向き合ってみましょう。どんな形であれ、後悔しないように。

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Lovatomyの記事を読んでいただき嬉しく思います。執筆を担当しております中条です。外見を盛りに盛って中の上くらいのレベルと覚えてください。悲惨な恋愛から幸せな恋愛までおもしろおかしく経験してきました。愛はギブアンドテイク。女よ強くあれ。よろしくお願いいたします。