いま、恋活や婚活において「出会い」について探そうとすると、必ず提案されるのが「マッチングアプリ」といった存在。
しかし、現実問題マッチングアプリなどのネット上の出会いには、いくつか問題点があったりします。詐欺などの悪質被害に巻き込まれる可能性も皆無ではありませんし、まずオンライン上の交際をするとなると、お互いの信頼度に支障をきたすこともあります。また、主に気になる相手を見た目だけで選びがちという点も、マッチングサービスの欠点となるでしょう。
対して、インターネットが発展するよりずっと前からある、これまでどおり現実世界で顔を見合わせての出会いを経て付き合うほうが、周りの目に比較的好印象であるという傾向も。ネットの出会いというのは、まだ日本では偏見を持たれることも多いのです。
ただ、ネットではなくリアルな場面で「ヤリモク」や「メシモク」のような人がいないということはなく、恋愛対象に向いていないような人はどこにでもいるもの。しかし、それでも対面での、顔を見て、声を聞いて、話をする出会いの方が、相手の問題点なども含めた人間性も、よく把握できますから、信頼をおける相手であるかどうか見極めやすいのです。
とはいえ、いつでもスマホひとつではじめれるマッチングアプリと比べると、リアルの出会いは自分で能動的に行動することが前提。積極性も大事ですし、出会いがどこにあるのか自分で探しつつ、普段から「恋愛対象レーダー」を張り巡らせる必要もあるでしょう。
もし職場や学校など身近な場所に出会いがなければ、その外に探しにいくしかありません。でもどこに行けば出会いはあるのか、目処がなければそれを考えているだけで1日が終わってしまうかも。
そんなことにならないよう、とにかく、自分の足を動かして、出会いの方法を探しに行動してみましょう。占いやネットに頼ることなく出会いを掴むためにも、これから紹介する出会いの場所20選のなかから、自分にとって居心地良さそうなスポットを見つけ出し、そこに出会いがないかどうか探しに行きましょう。
その前に、まずは自分にとって「出会い」そのものがどうあるべきか、というのを考えてみましょう。
目次
- 1 どのように「出会いは」生まれるのか
- 2 おすすめな出会いの場所21選
- 2.1 1. 古今東西出会いの定番!バーの出会い
- 2.2 2. 居酒屋に出会いはあり得るのか
- 2.3 3. クラブの出会いは安全?
- 2.4 4. 音楽フェス、ライブで共通の音楽の趣味の出会い
- 2.5 5. 真面目な人が集うセミナー、異業種交流会
- 2.6 6. 外国人講師との出会いはあるのか?英会話教室
- 2.7 7. 料理教室で男女の交流はあるのか
- 2.8 8. 戦略的出会いの定番!合コン
- 2.9 9. 楽チン参加の街コンで幅広い出会いを
- 2.10 10. 趣味コン?それとも年収重視?婚活パーティー
- 2.11 11. 運命の出会いが待っている?旅行先の出会い
- 2.12 12. ナンパ禁止のジムに注意!スポーツジムの出会い
- 2.13 13. 国際恋愛は留学先で起こる?
- 2.14 14. 距離感がもっと縮まる!ダーツバー
- 2.15 15. ゲレンデが溶けるほどの恋がある?スキー場の出会い
- 2.16 16. 真剣交際の多い職場、バイト先
- 2.17 17. 憧れのキャンパスライフ!サークル活動での出会い
- 2.18 18. ビール好きの祭典!ビアガーデン、ビアフェスでの出会い
- 2.19 19. ストリートナンパで出会いはあり得るの?
- 2.20 20. 昔の知り合いとの安心感ある出会い!同窓会
- 2.21 21. 相席屋にまともな出会いはあるの?
- 3 「出会った場所」で恋人の形は変わるのか
どのように「出会いは」生まれるのか

そもそも「出会い」というのは何なのでしょうか。
その言葉のままを捉えると、人と人の出会い、または人とペットなど動物との出会い、もしくは人と物の出会いも考えられます。しかし、一般的に「出会いを求める」という行動になると、暗に「恋愛対象との出会い」という意味になりますね。
その「出会い」とはただ「男女が遭遇すること」ではなく、お互いを単なる友達としてではなく、恋愛に発展する可能性をお互い感じているシチュエーションにのみ対応するのではないでしょうか。
高校生や大学生など、毎日のように色々な男女が自分の身の回りにいる環境には「出会い」はもちろん多いですが、その全ての人を恋愛対象にはしないでしょう。それに、社会人としては会う人みんな恋愛対象としてみなすのは失礼にあたります。
また、恋愛関係の「出会い」だとしても、人によって持っている意識が異なってくるでしょう。たとえば、「一晩だけの関係」も、「結婚を意識したお付き合い」も、同じように恋愛対象を意識した「出会いの場」に同列することもあり得ます。よって、「出会いを探しに行く」ということは「ただ自分の好みのタイプがいそうなところに行く」というだけではなく、「自分が求めている恋愛と同じ形の恋愛を求めている相手を探す」といったふうに焦点を絞るべきです。
また、恋愛に障害はつきもので、時には遠距離恋愛になったりすることもあるでしょう。そういったさまざまなケースも含めて、自分の恋愛観を知り、自分の理想的な出会いのかたちを考えてみましょう。以下から具体的に考察していきます。
そもそも出会いの定義って?
そもそも「出会い」とは何なのでしょうか?そうして根本的な疑問について考えだすと、言葉が詰まってしまいます。
ただ単に「出会い」といえば、いつどんな瞬間でも起こり得るものですが、「恋愛を意識した出会い」となると定義も異なってきます。恋愛の出会いはなかなか得難いものですし、たとえ恋愛対象を探しに来ている人ばかりの合コンや街コンでも、お互いを気に入らない限り「出会い」が成り立つとはいえないでしょう。
そこで、恋愛の出会いとは「どの段階」で成り立つのかがポイントになってくるでしょう。出会いを求めに行動しても、知り合う相手がこちらを恋愛対象としてみてくれなければ意味がないので、「出会いを求める」ということには恋愛を意識させるところまで努力しなければいけません。
たとえば、「出会い系サイト」や「マッチングアプリ」は恋愛の出会いを前提とした交流を男女が求めていますが、そこでお互いに「いいね」を押し合ってマッチングをしたからといって、必ずしも交際には結びつくとはいえないのが現実。
また、反対に出会いを求めていないときでも、偶然知り合った相手とお互い恋におちたとすればそれは「出会い」といえるでしょう。つまりは、「出会い」とはお互いを恋愛対象として意識して初めて起こり得る概念なのではないかと考えられます。
そのため、出会いを求めにいくというときには、少なからず自分自身が魅力的な人物でありたいものです。ルックスの良さはもちろんですが、話の面白さや思いやりといったコミュニケーション能力の部分も響いてくるでしょう。「出会い掴む」ことにはただ出会いがありそうなスポットに出かけるだけではなく、そこでとにかく多くの人と知り合う中で好きな相手を探したいので、積極性も必要不可欠ですね。
そして、恋愛を前提とした出会いを自分が探しているとしても、TPOに気をつけなくてはいけません。職場や習い事といった場では別のことに集中するべきですし、恋活や婚活の相手を探しにくる場所ではありませんから、知り合う相手をみんな「恋愛対象としてどうか」と考えるのは失礼に当たります。
「出会いを探す」というアクションは、限定的にするべき。会う異性全員を「この人は恋人にはナシだな/アリだな」なんて考えるのはセクハラに相当してしまいますから、本来はしてはいけないのです。それに、たとえ合コンや街コンなどで知り合った相手に対しても、お互いを恋愛対象としていいなと思っていることがわかるまでは、ただの「人間」として友達から関係を進める方が誠実だといえます。
やはり、男性も女性と知り合ったときにもし「モテテク」をフルに駆使されると、その相手の人間性よりも性的魅力に惹かれるでしょう。そうして自分の性格などの内面性よりも「異性としての良さ」や「体の良さ」をまずアピールしてしまうと、なかなか真剣交際ができそうにないことは目に見えていると思います。
知り合ったばかりなのに自分のことを恋愛対象として魅せる、ということはそういったリスクもあるので、真面目な恋愛をしたいと思ったらまずは「異性同性関わらない場面で友達を増やす」ということから出会いを探すべき。
とはいえ、少なくとも恋愛対象の性として魅力的でなければ「友達」から「恋人候補」に昇格するのは難しいでしょう。
自分を恋愛対象として意識させるには
出会いを探すというときには、知り合う相手にできる限り恋愛対象として意識してもらいたいもの。つまりは「モテる」ということですが、そのために出来ることといったらどんなことでしょうか。
モテるためにするべきこととして確実にいえるのは、とにかく外見を磨くということ。男女ともに、恋愛対象に求めるのは「ルックスの良さ」がまずはじめにありますから、そこで自分が出来るだけどんな相手のお眼鏡にも叶うようになりたいものです。
外見磨きのためには大きく分けて2つやるべきことがあり、ひとつは「自己メンテナンス」、もうひとつは「センスの向上」です。
自己メンテナンスというのは、自分の健康管理をはじめとして清潔感を保つことなど。具体的には、
- 毎日のシャワー、入浴
- 1日2回以上の歯磨き、定期的な歯科検診
- 定期的に美容院で髪型を整える
- 肌を傷めない髭剃り、ムダ毛処理
- 毎日のスキンケア
- 食事と運動の管理
などといった、自分の体や生活に関する自己管理のことです。肌や毛髪などのケアは若々しい魅力作りには欠かせませんし、清潔感を保つこともモテるため、ひいては社会人として大変重要です。暴飲暴食をせず、健康管理をすることも清潔感のキープにつながります。
また男女とも、エステに通い、美容部員と相談することで自分に合ったケアの方法を教わることができますが、コスパを高くしたい場合は自分に合った肌ケア製品を探すなど、自分なりに研究するのでも十分でしょう。
特に虫歯や疾患、アレルギーなどの持病を持っているときは、たとえそれが治療の難しいことだとしても、放置せず出来る限り治す方向に持っていく努力が必要です。意外かもしれませんが「体調が悪い」ということは自然と清潔感というポイントを損なってしまうので、出会いを探すという時には特に健康に気をつけましょう。「病弱」という要素は基本的にはモテる要素とは結びつかないものです。
そして「センスの向上」のためには具体的に、
- ファッションやメイクの研究
- カルチャー研究
- アート、デザインの知識
というもの。これらは考え方や知識の問題といった内面のことのようですが、中でも外見や持ち物に直接影響する思考のものです。
ファッションやメイクには流行りがあり、決まった自分の好みがあったとしても、少なからず流行を取り入れることでフレッシュな印象になります。ただ、常に流行のものだけを採用していては「無個性」となってしまうので、雑誌やメディアを見ながら自分のスタイルを作っていきたいもの。
また、文化について知ることも大切です。メインカルチャーたる日本文化などの伝統的な教養を身につければそれなりに育ちの良い人との出会いを期待できますし、逆にアニメや漫画などのサブカルチャーは、それが好きな人同士なら必ず会話がはずみます。そのようにコミュニケーションの中枢に降りてくるのが「カルチャー」というものなので、自分が好きな分野の知識を深めていくべき。
そして、アートやデザインの知識は、特に自分の家や部屋のコーディネートのセンスに関わってきます。たとえ本人が好きでも、その人の部屋がダサかったらけっこうがっかりするものですし、インテリアのセンスはその人の生活のセンスと直結するので、少なからず自分のこだわりを持つ程度にはアートやデザインを知っておきましょう。
インテリアデザインにも流行がありますし、部屋にアートを飾ることで宅飲みなど家の食事に招いたときには良い話題になります。そうして「センスが良いな」と思われると「モテ度」もぐっと上がりますから、インテリア雑誌を買ったりアートギャラリー巡りなどを趣味にするなど、大人としてちょっとカッコつけてみましょう。
これらのように、ルックスが綺麗でかわいい、またはかっこよくあること、そして内面が豊かであることがモテるための秘訣です。これから出会いを探して知り合う人に「いいな」と思ってもらえるためにも、これらを出来ることから実践していきましょう。
学生と社会人で出会いの意味は変わる?
「出会い」といっても恋愛を意識するかどうかで言葉の意味が変わる、とお話ししましたが、その「恋愛の出会い」のなかでも、年齢によっては意識が変わってくるかもしれません。
例えば、学生同士の出会いと社会人同士の出会い。高校生や大学生などの学生同士の出会いとなると、お互いに未来がある同士、ずっと仲良しのカップルで居られる保証はないのが普通です。大人同士でもそれは当たり前ですが、特に学生くらいの年齢だと恋愛そのものにあまり慣れていないところもあり、思わぬすれ違いを生んだりなどが原因で、急な別れを経験することもあるでしょう。
それに、20代前後くらいの年齢は、男女ともに遊び盛りで、「出来るだけ多くの人と付き合ってみたい」と考える人もたくさんいます。そのため、学生同士の「出会い」では、将来を約束するようなピュアな恋愛は実は稀で貴重な出来事であり、ほとんどの場合は将来的に実らない恋であることがしばしば。
対して、社会人同士の出会いとなると、その重みが変わってきそうです。お互いに収入や仕事のペースが安定している同士であれば、自然と結婚を前提として意識した恋愛が普通になってきます。また、収入が安定しているとしても、ほんの少しの日常の乱れが仕事に影響することもあるので、付き合う相手は慎重に選びたいもの。
また男性が30歳、女性が27歳くらいの「結婚適齢期」になってくると、自然と同級生などの同年代の人たちも既婚者になっていくため、周りの影響から焦りで結婚願望が出てくる人も多いのが社会人の心理。結婚が必ずしも個人の幸せに結びつくとは限りませんが、少なからず結婚願望を持つ人は、アラサーくらいになると交際相手を選ぶのも「なんとなく」ではいられないのです。
そうして、学生と社会人では「出会い」の真剣度が変わってくるのです。そもそも同じ学生など出会いに恵まれている若い人たちは、一度出会いを逃したからといって、まだ未来があるのでそれほどまでに痛手はないかもしれませんが、社会人として年々歳を重ねていくにつれ、だんだんと「出会いを逃す」というダメージが大きくなってきます。
そのため、比較的オトナな年齢のアラサー以降の社会人のほうが、人と交際をするにあたって真剣度が高いといえるでしょう。若い学生でも誠実な人は交際から結婚まで責任をもって考えるタイプもいますし、逆に社会人でかなり安定した生活をしていても結婚願望が皆無で「死ぬまで遊びたい」と考えている人もいますから「絶対」とはいえませんが、年齢や立場によってその傾向がある、ということは覚えておいていいかもしれません。
「結婚」という意識の差
「出会い」において、結婚に対する意識の差というものは大きく響いてくるでしょう。
恋愛には「遊び」と「本気」というように、その重さに個人差があり、なかでも遊びの恋を求めての出会いは相手を傷つける可能性があります。習い事にワンナイトの相手を探しにいくことが酷い場違いであるように、「出会い」にはそれなりのマナーがあるのです。
遊び目的の恋愛の出会いを探している人は、本気で自分のことを好きになってしまうような相手と付き合うと、後々問題を生むことは目に見えていますよね。カップルでも、もし自分よりも相手の恋心が比重が重ければ、その相手に「何をしても許される」という気分になってしまうかもしれませんが、誰もが復讐をしないとは限りません。人を傷つけたらそれなりの報復があると考えましょう。
また、若い学生恋愛では特にありがちなのですが、意気投合して交際に発展して、それが順調に進んでも、お互いの結婚願望の違いによってはその関係に亀裂を生むことがあります。片方に結婚願望がなく、もう片方が「学校を卒業したらすぐにでも結婚したい」と思っている場合、そのカップルが交際を続けるとしたら、だいたいは結婚願望のあるほうが我慢をすることになるのです。
結婚というのはただの恋愛の延長線にはなく、恋人としての相性に加えて、収入のバランスや家族づきあいなども含めた「共同生活者」としての相性が良くなければ長続きは難しいもの。それに、全ての人が結婚願望を持っているわけではなく、たとえ愛し合っている恋人同士でも結婚関係では揉め事になることがあります。
それでも、少なくとも「遊びだけの関係」の出会いを探すのなら、同じように「遊び」の相手を探している人と出会うべきです。たとえ結婚願望に差があったとしても、真剣交際を求めている人同士の出会いを推奨します。また反対に、遊びの関係を求めているなら、婚活パーティーなどといった真剣な出会いを探している人がいそうなスポットは遠慮しましょう。
都内と郊外での出会いの選択肢
東京、大阪、福岡など都会に住んでいれば出会いの選択肢は多くなります。バーやクラブといった出会いの定番の場所も、イベントなど男女問わず交流のが生まれる場所にも困らないですから、出会いに関して困ることはないでしょう。
しかし、郊外となると話が違いますよね。地元の異性はみんな顔見知り、というパターンもあると思います。そうなってしまうともしその中に恋愛対象になるような人がいなければ、地元での恋活、婚活は「The END」となってしまうのではないでしょうか。
そんな事態は極力回避したいもの。田舎に住んでいる人は、できる限り地元を離れて出会いを求めたいところです。
マッチングアプリなどオンラインの出会い系サービスも有効活用するとして、自分の足でも探しに行くほうが「運命」の出会いも見つかるかも、と思うでしょう。旅行先など、遠出した場所で出会いを求めるのも良さそうです。
もし地元が観光地だった場合、観光シーズンで訪れる旅行者との出会いも期待できるかもしれません。このように、万が一出会いがなさそうな田舎に住んでいるとしても、打開策は色々とあります。とにかくアクティブに行動することが大事。都心に上京するのもいいですが、地元にいながらも出会いを探すこともできますから、自分に選べる選択肢はできる限り実行してみましょう。
ただ、もし旅行先での出会いや観光客との出会いなど、地元を離れた場所の相手と出会うとしたら、遠距離恋愛を覚悟しなければいけません。
遠距離恋愛がアリかナシか
遠距離恋愛は、人によってはとても耐え難く、たとえ愛し合っているカップルだとしても耐えられずに破局してしまうケースもあります。現代文明の力で、スマホ一台あればいつでも電話をしたりメールやLINEを送りあったり、またテレビ通話で顔を見ながら話をすることができるとはいえ、触れ合えないことはカップルにとって致命的な痛手となることも。
また、遠距離恋愛の最大のハードルといえば、「お互いが浮気をする可能性」についてではないでしょうか。職場や学校も異なる離れ離れの場所では、たとえもしお互いどちらかに浮気心が過ったとしても、もしくはそれを実行にうつしてしまったとしても知ることはできないのです。
絶対的な信頼がおける相手でなければ、遠距離恋愛というのは成り立ちません。その点で、田舎や都会から離れた人口の少ない地域に暮らす人の出会いには、大きな壁があるのです。
隣の県など、車や電車などで少し時間をかければ着くくらいの距離ならば、週末に一度会うくらいは造作もありません。しかし、関東、関西など地方の単位で離れていては、会えるとしても月に一度が限界でしょう。
ただし、「会えない時間が愛を育てる」というパターンもあり、お互いにもともと浮気心の生まれにくい誠実なカップルの場合なら、いずれは同居するという約束ありきで遠距離恋愛を楽しむことができるかもしれません。「遠距離恋愛を10ヶ月クリアすれば、そのカップルは結婚する」という噂もあり、絆が深ければ遠距離という壁も難なく乗り越えられるようです。
ちなみに筆者も東京−アメリカ間の遠距離恋愛経験者ですが、思っていたほど苦痛でもないという感覚です。むしろ自分の時間をフルで楽しみながら逐一それをパートナーと共有できるので、ほとんど辛さは感じません。
- お互いが浮気を決してしない人物であること
- マメに連絡をとり合えること
- 最低でも半年に一度以上は会えること
- 将来的に同棲や結婚をする約束があること
これらの条件を前提とするならば、たとえ遠距離恋愛だとしてもカップルの絆を保つことは可能だと思われます。仕事が忙しい時などは遠く離れた恋人に会いに行くことも難しいかもしれませんが、お互い歩み寄りで「会える方が会える時に会いにいく」という姿勢なら、恋人関係の継続もそれほど苦痛を伴わないでしょう。
おすすめな出会いの場所21選

ここから、数ある「出会いの場所ランキング」にも掲載される、恋の出会いを探すためにおすすめの場所21選を紹介していきます。
バーやクラブ、スキー場のような定番のナンパスポットから、セミナー、英会話教室といった真面目な社会人の教養を身につける場での意外な出会いまでも想定して、独身またはフリーの男女の集まる場所をピックアップしました。
紹介に進む前に、前置きとして、これらの場所において、特に「ナンパスポット」として知られていない場所での出会いには注意をしてください。何に注意すべきかといえば、前述したとおり「知り合う相手を初めから恋愛対象、もしくは性欲の対象として扱わない」ということ。
特に、勉強の場や単純にその場を楽しむために来ている人たちにとっては、ナンパをしたり恋愛の出会いを探しに来ている人は場違いであり、非常に迷惑となってしまいます。一度でも「迷惑だな」と思われると、その場では出会いの可能性は搔き消えますから、ナンパスポット以外では、第一に誠実さをもって人と交流をすることを心がけましょう。
では、出会いのマナーを心得たところで、日本全国どこに住んでいても出会いに困らない、恋の相手を見つけるスポットを紐解いていきます。
1. 古今東西出会いの定番!バーの出会い
お酒を嗜む場というのは、アルコールの力で気が大きくなって大胆になりやすく、恋愛のセクシーな雰囲気を生み出しやすいということもあり、出会いの場としてはよく選ばれています。そして、「バー」という場所は、昔から男女問わず出会いの定番となっています。
オーセンティックバーといわれる、バーテンダーがシェイカーを振ってショートカクテルなどの強いお酒を作ってくれるバーはいかにもな出会いのシーンを想像することができるでしょう。
カウンターに座ったセクシーな美女にバーテンダーがスッとお酒を差し出し、「あちらのお客様です」と示した先にダンディーな男性が…といったような古典的なナンパの手法も、意外と現代でも使われたりします。
ただ、本当にそれをやるとしたら、現代ではもはやジョークとして把握しながら実行した方がいいかもしれません。あまりにもクサ過ぎるので、やるとしたらちょっとした顔見知りにウケ狙いでやるくらいしかできないと思ってください。
また、バーといってもオーセンティックなものばかりではなく、もっと気楽に通えるようなものや、HUBなどのアイリッシュパブなど、色々なスタイルがあり、価格帯もリーズナブルなものから高級なものまで様々。リッチなレディ&ジェントルマンとはもちろんハイクラスなバーで出会えそうですが、やはりその場に自分の年収が相応しくないとカッコ悪いので、背伸びをする必要のないバーに行くことがおすすめです。
良いバーを知っていると、合コンなどで出会った相手にも「美味しいお酒のお店知ってるんだけど、行ってみない?」と誘えます。オトナとして1、2件くらいはお気に入りのバーを持っておきたいものです。
2. 居酒屋に出会いはあり得るのか
バーには、そもそも出会いを期待している男女がいる可能性は大いにあり得ます。カウンター席がメインのバーだと、バーテンダーを介して知らない人同士でも話をしやすいので、最低限のコミュニケーション能力があれば、大人の出会いの場としては難易度は低めといえるでしょう。
ですが、「居酒屋」となると出会いはあり得るのでしょうか。お酒好きな人が1人でも飲みに行くことの多いバーと比べ、居酒屋は基本的には複数人で行くもの。「出会いを求めにいく」というよりは「出会ってから行く」ようなスポットですね。
ただ、バーなどのかしこまった、カッコつけた場が苦手な人にとっては、居酒屋ほどリラックスできる場所もないでしょう。そんなタイプの人は、できるなら出会うとしてもバーより居酒屋に通う人のほうが気が合いそうです。
それでも、居酒屋で出会いを求めるのはバーよりも難しいかもしれません。しかし、そのお店の雰囲気や立地など、色々な条件が揃えば居酒屋での出会いも皆無ではないでしょう。
その条件とは、
- チェーン店ではない
- カウンター席がある
ということ。
チェーン店など大型の居酒屋店舗だと、そもそも半個室やテーブル席、座敷の席などと、席同士が離れている構造の店が多いですから、ほかのお客さんとコミュニケーションを取るチャンスを得るのは困難です。しかし、チェーン店であってもこじんまりした席同士の近い場所や、カウンター席がある場所などは、見知らぬ人と会話をしたり、一緒に飲む機会を得られることもあります。
お酒に酔うと人見知りが引っ込んで饒舌になる人もいますから、居酒屋でもカウンターに同席した時には、出会いのチャンスもあり得ます。飲み屋通りなど、通ってみれば常連の人との出会いもあるかもしれません。
3. クラブの出会いは安全?
東京、大阪、福岡などの都会には、ナイトクラブなど夜の遊び場も沢山あります。特に東京は渋谷を中心として沢山のクラブがあり、有名な箱から知る人ぞ知るマニアックな箱まで、自分にとって居心地のよい場所も見つけられそう。
近年では規制が厳しくなり、入場の際のボディチェックや年齢確認、荷物チェックまで厳重に行われるようになりました。なぜそのように入場者の取り締まりがあるのかといえば、クラブは違法ドラッグなどの主な取引の場とされていたから。
大麻やその他違法ドラッグの売人がいたり、もしくは女性のお酒にレイプドラッグを仕込んで飲ませ、暴行を加えるというような事件も相次ぎました。未だにそのような規制の無いクラブも中にはありますから、安心して出会いを探すとしたら入場時のチェックが厳しいところを選んでください。
うるさい場所が苦手な人にはクラブそのものが向いていませんが、大音量の音楽が肋骨が震えるほど鳴り響き、お酒を飲みながら身も心も空にして踊りたい、という人にはクラブは夜遊びの場として人気です。見渡せばいちゃつく男女の姿もあるでしょう。そのクラブにもよりますが、ワンナイトの出会いを探す男女にとってはクラブは最適のスポットなのです。
体目的の男女と即座に出会える「チャラ箱」と呼ばれるようなクラブから、古民家を改築したまったりとくつろげる場所まで、クラブには傾向があるので、自分のタイプにあった場所を探して行ってみると良いでしょう。
4. 音楽フェス、ライブで共通の音楽の趣味の出会い
クラブのようなアングラな場所ではなく、よりアッパーな人にはフェスやライブの出会いがおすすめ。夏フェスは特に毎年大いに音楽が盛り上がるシーンであり、同時に恋愛の出会いにも恵まれるタイミングでもあるのです
好きな音楽アーティストが同じという相手との出会いが期待できますし、高揚感に包まれた男女がかなり近距離で盛り上がる場所なので、普段はシャイな人でも積極的に他人話しかけられるということもあるといいます。
まず同じ音楽が趣味ということで共通の話題があり、非日常的な空間にいることでいつもより気分が盛り上がりやすく、音楽フェスで出会って恋に落ちるという人はなかなか多いもの。また、会場の周辺のお店などでも、同じ会場にいたファン同士で同席して意気投合することもありそうです。
ただし、音楽フェスは規模が大きく、数万人という人が押しかける場所なので、人混みがあまり得意ではない人は、もっと規模の小さいライブにしといたほうがいいかもしれません。
東京ドームなどの巨大な会場でなくても、インディーズのミュージシャンはもっと小さな会場でひっそりとライブをすることもあります。マニアックな音楽趣味で、普段なかなか同じ音楽が好きな人と知り合えないというひとでも、ライブに行くことで同じ音楽が好きな人との出会いも期待できるでしょう。
大体のフェスでもライブ会場でもお酒が飲めますから、ほどほどに飲むことを前提として、シャイな自分を奮い立たせるためにも少々アルコールを嗜むというのも出会いの秘訣です。それに、フェスやライブはたとえ出会いがなかったとしても楽しめる場所。少なからずいい思い出をゲットできそうです。
5. 真面目な人が集うセミナー、異業種交流会
バーやクラブでのハプニング的な出会いや、フェスでの一夏の恋のような刹那的な出会いではなく、もっと落ち着いた場所での出会いがいい、という人は、ビジネスセミナーや「異業種交流会」に参加してみるといいかもしれません。
そのセミナーや交流会によっては、蓋を開いてみれば新興宗教やネットワークビジネスの勧誘だったり、「異業種交流会」という名の合コンのような会場だったりなど、真面目な勉強とは程遠い場であったりするので、口コミの調査などの下調べは必須。ですが、いい場所を見つけられれば、仕事の知識やコネクションも得られる上、恋愛の出会いもあり得るかもしれません。
そのような、職業にまつわる勉強、交流の場になると、「オフ」ではなく「仕事モード」の人が多くなりますから、多くの人がビジネスマンとしてビシッと決めていることが多いでしょう。それに、そういった場では真面目な人ほど評価されますから、チャラい出会いが嫌な人には打ってつけの出会いの場所になり得ます。
ただ、「恋愛の出会い」をメインの目標にして参加するのは、ほかの真面目に勉強、交流を図りに来た参加者にとって大迷惑となるので、あくまでも「ついで」として出会いを期待しなけばいけません。
それに、相手のプライベートな側面が見れるのは、少なくともそのイベントの後になると思います。セミナーや交流会などに参加して出会いを求めるとしたら、まずは男女関係なく「勉強仲間」「仕事仲間」を作りに行くという気持ちで参加してください。
6. 外国人講師との出会いはあるのか?英会話教室
外資系企業をはじめ、海外と関わる仕事をする人にとっては英会話能力は必須。ほかにも、海外旅行をより楽しみたい人、海外の友達が欲しい人など、英語のスキルを上げたい人は英会話教室に通うこともあるでしょう。
日本に移住し、英会話教室で働くなど長期滞在をする外国人は、日本人と結婚する人も多いもの。特に、国際結婚の統計でもアメリカ人男性と日本人女性のカップル組み合わせがトップにのぼるように、外国人男性には日本人女性は人気です。
男女問わず、外国人と交際をしたい、してみたい、という人は一定数いるのではないかと思いますが、恋愛の出会いを英会話教室に期待することはできるのでしょうか?
基本的には、その英会話教室の中で講師が生徒を口説くのも、逆に生徒が講師を口説くのもNG。真面目に英語の勉強をしに行く場ですから、そもそもが出会いを求めるために英会話教室に通うこともあり得ないでしょう。費用もそれなりに毎月かかるのです。
ただ、その英会話教室によっては、生徒がより外国人講師と自由に喋るなどして英会話を実践する機会が得られるように、定期的に交流イベントが開催されることがあります。時にはその英会話教室の外に出て講師と生徒で外食することもあるので、そういったイベントを通して講師と仲良くなれば、プライベートで交流できるチャンスがあるかもしれません。
それでも、もししつこく連絡先を聞くなど、相手の講師が嫌がるような行為をすればその英会話教室は出禁になりますから、まずあくまでも友人として仲良くなることから始めましょう。
7. 料理教室で男女の交流はあるのか
現代のおじいちゃんおばあちゃんが若かった時代は、料理教室はいわゆる「花嫁修行」の場所として、結婚を控えた女性が主に通うものでしが。
しかし、現代では料理は女性だけがするものではありません。シェフなどプロの料理人だけではなく、家庭料理を学びに男性が通う場所にもなっています。過去に、速水もこみちなどイケメン俳優の料理番組などをとっかかりに、男性が料理する姿はモテるということで「男の料理」がブームになったという背景もありそうです。
様々なジャンルで開催される「街コン」のなかでも、「料理合コン」などという、料理教室での共同作業を通した出会いを推薦しているものもあります。一緒に料理をする、というのは距離感も近く、男女お互いに相手の家庭的な面を見ることで「キュン」とする効果が得られるため、主に結婚を意識した出会いを探す人に人気なのです。
料理教室で出会いを得るためには、恋愛対象の異性がどのタイミングで受講しにくるのかをまず把握しておきましょう。花嫁修行をするような時代ではないとしても、料理教室が人気なのはやはり女性がメインですから、出会いを期待して料理教室に通う女性が、女性ばかりの受講時間に参加してもあまり意味がありません。
固定給の仕事をしている人は基本的に土日休みなので、そのタイミングか、もしくは平日なら17時以降の教室が男性受講者と出会えるチャンスのある時間帯でしょう。
料理教室はもちろん料理好きが集まる場になるでしょうから、美味しい料理を出すお店を紹介するなどでより交流が生まれそうです。
8. 戦略的出会いの定番!合コン
「思いがけない出会い」の定番はバーですが、積極的に、戦略的に出会いを求めに行くとしたら合コンが定番です。
合コンとはそもそも「合同コンパ」の略で、男女合同で飲み会を開くことを言います。合コンを開くには、自分の異性の友達や、友達の異性の友達などの身内の人脈を通して、基本的には男女同人数で居酒屋などに集まって交流します。
知り合いづての出会いですから、合コンでの出会いから交際に至った場合、お互いに1人も共通の知り合いのいない出会いと比べるとやや安心感があるのが合コンの出会いのメリットです。しかし、合コンが開かれるのは基本的に20代中心と、30代半ば以降になるとあまり機会がなくなることがあります。
それに、合コンは友達を通して参加するので、清潔感やコミュニケーション能力などが一定以上でなければ、そもそも誘われないことだってあります。よく、女子の間で「自分より可愛い子は合コンに呼ばない」という悪魔の作戦が行われるという噂がありますが、それよりも、清潔感がなかったり、あまりにもコミュ障だったり、ファッションセンスがあり得ないくらいダサい、という人はおそらく合コンに呼ばれることがないでしょう。
また、合コンは全て自分たちの人脈で人を集め、自分たちが計画していくので、幹事役の人などを中心として、出会いよりもその合コンをまとめることに集中しないといけない人がいるなど、労力のいる出会いのかたちになります。労力を使いたくなければ、街コンというものを利用するのも手かもしれません。
9. 楽チン参加の街コンで幅広い出会いを
自分たちで準備を進めないといけない合コンよりも、ただ参加すればいいだけの街コンに参加する方が楽チンです。開催される場所が都会に限られてくるので、地方民は合コンの方が機会が多いかもしれませんが、東京、大阪、福岡近辺在住なら、その各地で開催される街コンに参加すると、確実に出会いを求められるでしょう。
街コンにはそれぞれ種類があり、ただ年齢を限定したもの(男性25〜35歳、女性20〜30歳)、また高収入の男性との出会いを求める女性向けに男性参加者の年収を限定したものなど、出会いのニーズに合わせて色々な条件で開催されます。
また、中には「アニメ、漫画好き限定」といった趣味で出会いを探せる街コンや、料理教室やスポーツ、アウトドアイベントなど、居酒屋やレストランなど以外のイベントと同時開催されることもあるので、自分の趣味思考に合わせて、楽しみながら出会いを探すことができるのです。
街コンの参加に関しては、真剣交際の相手と出会いたいと思っているのなら、年齢や年収よりも趣味で出会う街コンの方がおすすめ。年齢や年収を限定した出会いになると、どうしても出会う相手のルックスやステータスのみで好みを判断しがちになってしまうので、なかなか気を許した交際に発展するのが難しいのではないかと思います。
付き合う相手の内面を重視するなら、出会いは趣味を通じてが一番です。
10. 趣味コン?それとも年収重視?婚活パーティー
合コンや街コンよりも、確実に真面目な出会いを求めているとしたら、おすすめなのは婚活パーティーに参加すること。
「婚活パーティーに参加する人」となると、多くは結婚願望を持っている人たちということが想定されます。もしくは、今すぐに結婚を考えている訳ではないとしても、少なくとも恋愛に対して真面目な姿勢を持っていると考えられます。
ワンナイト目的で「婚活」をするというのは他の参加者に対してもかなり失礼になりますよね。もし、婚活パーティーにそのような遊び目的の男女がいたとすれば、その立ち振る舞いなどで傾向が分かりそうです。
また婚活パーティーにも色々と種類があり、「年齢別」「年収の高いハイスペック男性限定」といったような区分けがあります。中でも、本気で結婚前提に交際する相手を見つけたいときには、「アニメ好き限定」などといった趣味のジャンルがおすすめ。
中には、「結婚したいと思えるほど気が合う相手と出会いたいけど、本気になれる相手が見つからないときはワンチャン遊び目的で参加する」といったスタンスの参加者もいるかもしれません。そのため、婚活パーティーで真剣な出会いを探すときには、相手に「結婚願望があるんですか?」と必ず聞くようにした方がいいでしょう。
11. 運命の出会いが待っている?旅行先の出会い
地方在住でなかなか出会いの機会がない人でも、どこに住んでいても運命的な出会いがあるかもしれない「旅行先」の出会い。
旅行にはあまり出会いを期待しながら行くものではないかもしれませんが、特に若者のひとり旅の時などは特に、出会いの可能性は十分にあります。
例えば、ユースホステルなど男女別ドミトリー形式の宿には、安さに惹かれて20代くらいの若者が宿泊しにきます。京都や奈良、沖縄といった定番の旅行先にも多くそういった宿があるので、旅行先での出会いの機会は思った以上に多かったりします。
ひとり旅の時などは、同じひとり旅の人が、同じ宿に同じ旅の目的で来る場合もあると思いますから、思いがけず一緒に行動することもありそう。男女関係なく交流をもてば、少なからず友達ができるでしょう。それに、旅行中という、リフレッシュするシーンでの非日常的な日々のなかで、運命を感じさせるような出会いもあるかもしれません。
しかし、旅行先の出会いに関してハードルがあるとすれば、以下の点が想定されます。
- バカンス時のハイテンションと、平常時で人柄が変わる可能性
- 遠距離恋愛の可能性
旅行時の出会いというのは、かなりドラマチック。その「旅行マジック」といえた非日常のテンションが自分や相手をいつもと違う人柄にしている可能性があるので、もし旅行先で出会った人と交際することになり、帰宅してから改めてデートに行くと、「何か思っていたのと違う…」と感じることがあるかもしれません。
そして、旅行中出会った相手と交際するとしたら、自分と相手が普段どこに住んでいるのか、場合によっては遠距離恋愛を逃れられないこともあるでしょう。
とはいえ、旅行中に運命的な出会いがあったとしたら、少なからずその日その時、その一瞬を最大限大切にし、楽しむということを大切にするといいのではないでしょうか。
12. ナンパ禁止のジムに注意!スポーツジムの出会い
スポーツジムには、健康志向の男女が集います。そのジムによって年齢層は異なりますが、特に30代以上が目立つかもしれません。
しかし、日頃の体力づくりや、マラソンなど何かスポーツをやっている人は、仕事帰りにもジムに通ってトレーニングをするという人は多いもの。中には若い男女もいますから、出会いの可能性もあるのではないでしょうか。
ジムに数ヶ月と通っていると、「このひとよく見かけるな」という人も覚えてきます。同じ時間帯によく見かける人や、よく同じマシンを使う人など、なにか交流するきっかけもありそうです。
ただ、注意したいのがジムにナンパ目的で通うということ。ジムによっては、特に目的もなく異性に声がけすることを禁止している場所もあり、そのようなジムに通うのは「真面目にトレーニングしている最中に異性に話しかけられたくない!」という硬派な人も多いため、話しかけるとキレられることもあるかも。挨拶だけでも不審がられそうです。
ジムに通うほかの会員にむやみに話しかけたり、ジムの専属トレーナーに出会い目的で執拗に絡んだりすると、そのジムを出禁になることもありそう。特に女性の会員は、特定の曜日に通っているとストーカーに目をつけられるということもあり得ます。
ジムの多くには監視カメラが付いており、トレーニングルームは常に監視されているので、そういった被害を出してしまうとすぐにバレることになります。そのため、通常のトレーニングジムに出会い目的で通うのは、あまりおすすめできないものでもあるのです。
しかし、ボクシングジムやヨガのジムなど、特定のスポーツのためのジムなら、同じ時間帯の人同士で情報交換などをすることから友達ができることもあるかもしれません。そうして、まずは友達から、という関係で進めることを前提で、出会いもあり得ないこともないでしょう。
13. 国際恋愛は留学先で起こる?
英語をはじめとして、外国語を集中的に勉強をしたい、と思った時には、海外へ語学の勉強をはじめとして、数ヶ月〜数年と留学をすることもあるでしょう。留学は主に20代前後の学生が中心となりますが、学生に限らず社会人も参加することもあります。
そうして、海外生活をするにあたって誰もがどこか心の片隅で期待しているのが、外国人との出会いなのではないでしょうか。日本語を勉強したり、日本に旅行に来ている外国人とは異なり、交流するには現地の公用語にこちらが合わせて会話をする必要がありますが、語学の習得にはその言語のネイティブスピーカーと交際することが上達への一番の近道だったりします。
もし、留学先で外国人と恋愛の出会いを求めるとしたら、その外国語を積極的に話すことが大前提。よく日本人の留学生は、留学先で日本人同士とばかり行動するせいで、ろくに語学を上達させられずに留学経験が終わってしまうということもあるようですが、出会いも語学のスキルも手に入れるためには、そうして甘えてはいけません。
留学先で学習をし、自分の能力を高めたり、国際交流をするには、自分から新しいこと、知らないことに飛び込んでいく勇気が必要です。日本人女性は特に海外では人気があるとはいえ、自分の意見を言えないタイプはあまりモテません。たとえモテても、言葉がわからなかったり、自己主張ができなければ、出会えても一晩遊ばれて終わり、というケースに見舞われることもあり得ないことではないでしょう。
海外で出会いを求める時には、たとえまだ下手でもその国の言葉を使う最大限の努力をし、自分の主張をしっかり伝えられるようにしましょう。「日本語禁止令」を自分自身で設定してもいいと思います。
14. 距離感がもっと縮まる!ダーツバー
「バー」とは出会いの定番のスポットですが、ダーツバーはさらに交流のチャンスに恵まれそう。
都心を中心として、ダーツバー、ビリヤードバーなどHUBなどのチェーン店にもダーツボードが置かれることがあります。特にダーツの上手い人、経験者は、「初心者に投げ方を教えてあげる」という名目で、初対面の相手でもダーツで遊んでいる人と交流をすることができるかもしれません。
ダーツバーにはカップルで来ている人も多いですが、同性の友達同士で遊びに来るグループもそれなりに多いもの。ゲームを通せば、「せっかくだから一緒に遊びませんか?」と誘いかけやすいので、ダーツバーはナンパスポットとしても優秀です。
ただ、「教えてあげる」と上から目線で近づいて、相手の方が自分よりも上手かったらカッコつきません。あくまでも対等に「一緒に遊ぼう」という意識が大切です。
また、ダーツバーは、合コンや街コンなどの二次会としてもおすすめです。投げ方を教える時、教わる時などは身体的に距離も縮まるので、恋愛の出会いをさらにドキドキさせてくれそう。出会いから恋愛対象として意識させたいというタイミングでも、ダーツバーは有効活用できるでしょう。
15. ゲレンデが溶けるほどの恋がある?スキー場の出会い
スキーやスノボなどの冬のレジャーでは、若者同士の出会いが溢れています。何故だか、スキー場は男女の出会いスポットとなることが多く、遊びに来るのは男女別のグループで、同じ宿に泊まる男女のグループ同士で風紀が乱れるという事態もよく耳にします。
今時、明らかにナンパ目的で近づいてくる人たちは相手にされないと思いますが、スキー、スノボ初心者に教えてあげるうちに友達として仲良くなる、という自然な出会いから、恋愛に発展するということもあり得ないことではないでしょう。
ただ、そうしてゲレンデで出会いがあるとすれば、「上手な人が初心者にアドバイスをする」という構図がほとんどです。下手な人と一緒に滑ると危ないので付いていかないと思いますし、特にアドバイスもなく交流しようとしてくる人は十中八九ナンパ目的ということがわかりますから、ゲレンデに出会いを求めに行くなら、少なからず自分が中級、上級者である必要があります。
また、スキー場の出会いも「旅行先の出会い」と同じく、その場限りの恋愛となることも考えられます。交際に至ったとしても遠距離恋愛の可能性もありますから、真剣な出会いというのを期待して行く場所ではないのかもしれません。
ただ、その日その時を一緒に楽しめる友達ができたらいいな、くらいの期待をもち、冬のレジャーを楽しみに行きましょう。
16. 真剣交際の多い職場、バイト先
交際や結婚のきっかけとして多い出会いとしては、職場やバイト先もトップに上がるのではないでしょうか。
仕事をする場では恋愛の出会いを期待するような浮ついた気持ちで働きに来てはいけませんから、「職場恋愛禁止」という会社もあるのではないかと思います。しかし、それでも惹かれ合ってしまえば仕方のないこと。周りに内緒で交際するというのも、スリルがあってドキドキしそうです。
ただ、理想としては周囲の同僚や上司公認で交際をすること。「周りに内緒」というのは、実は相手にとっては浮気や不倫だった、というケースもあり得ますから、お互いの信頼関係において交際を知っている知り合いが少ないというのはリスクとなり得ます。
ですから、職場で出会い、恋愛に至ったとしたら、それを知る人が周囲にいなければ、まだあまり真剣交際として構えない方がいいでしょう。交際相手としてお互いを信頼するのは、自分たちが交際をしていることを知っている共通の知り合いが数人いること、そして両親が公認した付き合いになってからです。
バイト先での出会いとなると、「職場恋愛禁止」なんていう場所はほとんどありませんから、自分たちの自由にできそうです。ただ、出会いを求めて仕事やバイトを探すのは同じ仕事先の人に対して迷惑なので、仕事に対してはまず恋愛以上に真面目に取り組みましょう。
17. 憧れのキャンパスライフ!サークル活動での出会い
大学生になったら、誰もが新しい出会いを期待するもの。キャンパスデートに憧れる大学生も多いのではないでしょうか。
特に、サークル活動というのは、同じ専攻の同級生以上に同じ趣味の人が集まるので、出会いの場としては最もあり得る場ではないかと思われます。実際、普段よく顔を合わせる同じ専攻の同級生や先輩は兄妹のような存在になりがちですが、サークル活動を通してカップルが成立することはよくある話なのです。
大学生の場合は、よくある都市伝説として「文化祭マジック」というものがあります。文化祭は各サークルがイベントや屋台などの出し物をするために準備をしますから、その多忙な活動のなかで一緒に苦楽を共にしていくことで、より恋愛感情が芽生えやすいシーズンなのです。
また、サークル活動は学生に限ったものではなく、「社会人サークル」というものもあります。会社内でサークル活動をする人もいれば、所属を問わず募集をしているものもあるため、自分の趣味に応じて参加することができます。
社会人サークルには、登山、フットサル、サーフィンなどといったアウトドアのものから、散歩や飲み友達、国際交流といったゆったりしたものも。社会人サークルは大学のサークル以上に全国的に展開しており種類も多く、出会いに関してより機会に恵まれるでしょう。
18. ビール好きの祭典!ビアガーデン、ビアフェスでの出会い
数あるイベントの中でも、ビアフェスやビアガーデンなど、夏から秋にかけてのビールに関するイベントには、ビール好きの男女が集まります。そういった、ほろ酔いの人たちが集う「お祭りムード」の場では、出会いも期待できそうです。
主に夏に多いビアガーデンは、特に複数人のグループで集まることもあるでしょう。パーティー好きでビール好きの人なら、会場を貸し切ってパーティーを開く人も中にはいます。そうした知り合いがいると、パーティーという名の出会いの場に参加する機会も増えるでしょう。
また、9月から10月にかけて、ドイツのお祭りを基にした「オクトーバーフェスト」というイベントが都会を中心として開催されます。野外の会場が多く、屋台が立ち並びビールトつまみを食べながら楽しめるイベントです。外国人の参加も多いので、国際交流的な出会いもあるかもしれません。
ビールのイベントでの出会いとなると「ナンパ」という手法が主になりますが、ビールのイベんとはオクトーバーフェストなどもお祭り価格としてビール一杯も高価になります。すぐに「奢る」などといってご馳走で釣るようなことをしていると、すぐにお財布が空になりそう。そのため、ビールのイベントでは、初めはただ飲み友達としての交流をしましょう。
19. ストリートナンパで出会いはあり得るの?
渋谷、新宿などの都心でよく見られるストリートナンパ。場所によっては迷惑防止条例に引っかかるパターンもあるので、あまりお勧めできない出会い方ではあるものの、不思議とその姿は常に街中で見られるものだったりします。
それに、バーやイベントでのナンパと異なり、街中でのストリートナンパとなると、お互いの趣味も仕事もわからない状態です。完全に見た目重視の出会いになりますし、ナンパされるのに慣れている人にとっては「ヤれそうと思われている」と感じ大変不快になるので、大抵の場合は成功しないもの。ナンパ師の外見やトークスキルにもよると思われますが、9割は失敗すると考えていいでしょう。
また、ストリートナンパをしている人は「数打ちゃ当たる」戦法で、たとえ何人に断られても「次の獲物」を待つだけ。そんなことをしている人に着いて行く人がいるとしたら、よほどの無知かお人好しか、同じく遊び相手を探している暇な人くらいです。
今時ストリートナンパよりも、出会い系サイトやマッチングアプリのほうが効率がいいのではないかと思われます。
20. 昔の知り合いとの安心感ある出会い!同窓会
出会いの中でも、安心感あるものといったら「友人の紹介」など、自分が信頼する人を仲介したもの。共通の知り合いが初めからいると、より真面目な出会いが望めそうです。
ただ、友人の紹介とはなかなか機会がないものですし、あったとしても相手と自分がお互い好みかどうかわからないもの。実際のところは、それほど期待ができないものだったりします。
しかし、同窓会というのは話が別です。学校の同窓会など、卒業してから何年も会っていないとはいえ、もとはお互い知り合いですから、出会いに関して浮気や詐欺に遭う可能性も減ります。ただ、20代を過ぎると、既婚者や子供のいる人も出てきますから、同窓会とは出会いを求めに行くのではなく、旧友に会いに行くというものがメインになるでしょう。
ですが、もし学生時代憧れだった人と再会できるとしたら、同窓会は色々な意味で楽しみなものです。昔の恋人と再び恋愛をするということもあるかもしれません。
何年、何十年と経って、同級生がどんな風に人間として成長し、もしくは変わっているのか気になるところです。同窓会の誘いがあった時は、面倒くさがらずに参加してみるといいでしょう。
21. 相席屋にまともな出会いはあるの?
相席屋、つまり「相席居酒屋」というものをご存知でしょうか。チェーン店の居酒屋で、独自の男女の出会いを仲介するそのシステムにより、入店すれば必ず初対面の異性と相席して飲むことになるという、いわば「自動で合コンスタイルの飲み会をセッティングしてくれる」居酒屋ということになります。
相席屋のシステムもまた特殊で、女性がほぼ完全に無料で飲食を楽しめるというもの。相席した男性が、女性が飲み食いした分をご馳走するという形です。20歳以上の男女が2名ずつでないと入店できませんが、このシステムで高コスパで食事をするために相席屋に行く女性もいるのだとか。
ただ、この女性無料のシステムによって、男性の気持ちが大きくなるということがあります。相席した女性が自分のタイプでなければ、ろくに会話もせずにずっとスマホをいじるなど、初対面の人に対して大概無礼な態度をとる人もいるといいます。
男女ともに、相席屋ではノリが良くて明るい人がモテるようですが、少なくとも初対面の人に対して礼儀正しくできなければ、どんな恋活、婚活をしてもモテるということはないでしょう。
また、相席屋では、おおよそ店員の判断によりますが、客のぱっと見の印象を判断し、釣り合う人を相席させるといいます。なかなかディープな世界であり、良い出会いがあるのかは未知数ですが、試しに行く価値はある、かもしれません。
「出会った場所」で恋人の形は変わるのか
その「出会い方」によって、恋人に対する考え方が変わることもあるかもしれません。
たとえば、ナンパや街コンやマッチングアプリの出会いは、そこに登録、参加している「不特定多数」から相手を選びます。また、たとえ付き合っている人がいようと自由に参加できますから、自然と「もし別れても代わりがいる」という心理になりやすいのです。
それに対して、友人の紹介や職場の出会い、同窓会などといった、「共通の知り合いのいる」場での出会いとなると、もし遊びのつもりで付き合えば外聞に影響しますから、真剣交際に至りやすいのではないかと思われます。
また、たとえばマッチングアプリの出会いと旅行先の出会いを比べると、その「希少性」という部分で意識が異なるかもしれません。旅先の出会いはドラマチックで「運命の出会いかも」という気持ちにさせやすいので、人に付き合ったきっかけや馴れ初めを話す時にも羨ましがられます。
しかし、その実、そのカップルの交際がうまくいくこと、長続きすることは、出会いのきっかけとはあまり関係ないものです。「アプリで出会ったからこの相手とは遊びだけ」といったような考えを持っている人は、どうせ旅行先で出会った相手と交際したとしても、なにかと理由をつけてきちんと恋人と向き合うことから逃げるでしょう。
出会いの形に「運命」は関係ないのです。その出会いが運命だったかどうかは、その恋が終わる時に初めて気がつくこと。つまり、運命の出会いだったとしたら、お互いそうだと認識し合わない限りは、気づかないでいるものです。
恋愛の「ゴール」がどこにあるかは人それぞれですが、少なくとも恋人と一緒にいる時間はお互いを通して人間について学ぶ時間でもあります。恋愛を経験するなかで、より自分の人生を深められると理想的です。出会いの形に関わらず、交際相手のことは自分なりに大切にしましょう。
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