既婚者を好きになってしまったらどうする?好きだからこそ諦める方法とその理由を解説

もしも既婚者を好きになってしまったら?好きだからこそ諦める方法とその理由とは

人は恋をすることで、ドキドキしたり、前向きになったり、人として成長するなど、毎日が満たされていくもの。しかし、時には苦しい恋もありますよね。

たとえば、叶わない恋心を抱いてしまった時。すでに相手に恋人がいるという場合はまだ振り向いてもらえるチャンスがあるとしても、結婚している人に恋愛感情を抱いてしまった場合には、一筋縄ではいかないものです。

とはいえ、恋心は「好きでいるのをやめたい」と思っても簡単に諦められるものでもありません。既婚者を好きになってしまった救いようのない気持ちは、どうしたら晴らすことができるのでしょうか。

今回は、「既婚者に恋をする」という事態について解説します。その禁断の恋がどういったものか掘り下げた上で、恋を諦めるための対処法、また諦めずに突き進むにはどうしたら良いかについてお話ししましょう。

なぜ既婚者なのに好きになってしまうのか

婚約指輪を見せつける女性

その恋心を諦めるのかどうかを考えるよりも、まずは自分の置かれた状況を整理整頓することから始めてみましょう。客観的に自分を見つめることで、より冷静な判断をすることができます。

既婚者を好きになってしまう、というのは「告白する前に失恋をする」というひとつのシチュエーションでもありますが、裏を返せば「不倫関係に陥る」という危険な状態の一歩手前。

自分が好きになった人がすでに結婚していた、という場合ならまだ良いかもしれませんが、既婚者側からアプローチを受けている、つまり「不倫に誘われている」場合はかなり厄介です。相手の配偶者から訴えられたとき、下手を打てば慰謝料を払わなければならなくなるかも。

また、相手が年上や目上の相手の場合、自分の恋する相手をみる目にはとある「フィルター」がかかっているとも考えられるでしょう。

これらのような状況について、これから具体的に解説していきます。「既婚者への恋」について以下で文章化した中で自分と似たシチュエーションがあった時には、注目しつつ追っていきましょう。

既婚者を好きになる定番のシチュエーション

巷でよく聞く「既婚者への片想い」のシチュエーションといえば、相手が既婚者であると知らずに好きになってしまう、というものではないでしょうか。

結婚とはそう簡単に崩れる関係性ではありませんし、不倫に誘えば慰謝料請求をされる可能性があることは知られていますから、事前に相手が既婚者であると知っていれば、心の中で「好きになってはいけない人だ」とブレーキが掛かるはず。

しかし、ただの「ファン」という一線引いた状態ならまだしも、相手が結婚しているのを承知で本気で好きになるというのは、自分の恋心や相手のことを好きでいる時間を犠牲にしたり、相手の家庭がこれから抱えるであろうストレスなど、リスクばかりで得られるものは少ないでしょう。

もし恋が叶って既婚者と恋人同士になったとしても、それは間違いなく不倫関係ですし、相手のパートナーが離婚を拒んで裁判となれば数年単位の戦いになります。その間、果たして相手と幸せな恋愛を続けることができるのでしょうか。

既婚者に恋をするということは、つまりは一般的にいえば「袋小路」ということ。映画やドラマのような波乱の末に待っている幸せは、現実の中では期待できません。

…などということは、この記事にたどり着いた方はすでに承知でいるのだと思われます。ただ、この記事に迷い込んでいるのならば「好きになった人が既婚者なんだけど、どうしよう」と、先行きのまだわからない混乱状態にあるのではないでしょうか。

それでもまず初めに言っておきたいことがあるとすれば、「今すぐに相手への気持ちを諦めて」ということ。不倫関係になっても何年もかけて再婚を勝ち取る人もいるとはいえ、かなりの長丁場になったり、慰謝料請求をされたり人間関係が破滅する場合もあるため、人生を賭けるほどの覚悟がないと難しいでしょう。

人生を賭けるということは「自分がこれからの人生でやりたかったことを捨てる」ということです。恋愛のために人生を賭けるより、まずは自分ひとり個人として成長する道を選んだほうが有益であることの方が多いかもしれません。

「まだ引き返せる」タイミングはいつ?

誰かに恋をした時に、周りが見えなくなるタイプの人は、相手を好きになり始めた段階で「引き返す」という選択肢はすでにないのだと思われます。気がついたら相手への気持ちが大きくなりすぎて、自分でもどうしようもない状態。

そんなタイプの人がもし既婚者を好きになって仕舞えば、袋小路にストレートに向かって行ってしまうでしょう。思いとどまるのは難しいですね。

ただ、少しでも冷静さのある人なら、相手のことが「好きかも」「気になっている」あるいは「毎日目で追ってしまう」くらいの段階なら、まだ引き返せるかもしれません。

そのくらいの片思いの状態なら、さほど相手の家庭の様子や、普段は人に見せていない素の部分などの内面のことなども知らないのではないでしょうか。「これから相手のことをもっと知りたい」という段階ですでに好きの気持ちがMAXになってしまっているとしたら、それは自分の中の妄想の相手でしかないのです。

もしかしたら、相手に期待をしすぎているのかもしれません。既婚者に恋をしていても、そういえば相手のことをそこまでよく知らないな、と気がついたなら、その状態から冷静さを取り戻せるチャンスは大きいでしょう。

逆に「もう引き返せないだろう」という状態がどんなかといえば、たとえば相手とすでに2人きりでデートをした、お互いに好きだと言葉で伝え合ったなど、「両思いの場合」です。

両思いとはいっても、人によっては同時に2人以上の人を好きになることもあります。相手は自分のパートナーとこちらと両方好きである場合でも、普通は不倫相手よりも家庭の方が比重が重いもの。

男性の場合は特に、「もうすぐ離婚するから」とこちらを引き止めてずっとその状態が変わらない、というのが不倫関係あるあるです。世間体を気にしたり、結局は離婚に踏み切る度胸がないのが関の山といったところなのです。

既婚者側からアプローチがある時

既婚者に恋をしてしまうという状況の中でも、厄介なのは相手からデートに行こうと誘われたり、好きだと伝えられたり、脈ありサインを見せつけられるなどアプローチがある場合です。

そうなれば、もしこちらが諦めようとしても後ろ髪を引かれてしまうでしょう。一方的な恋ではなく、両思いとなってしまえば、いつか相手が現在のパートナーと別れて自分を選ぶことで、この先も相手と一緒にいられるという「可能性」を感じてしまいます。

報われない恋に少しでも可能性があると、飛びついてしまうのは仕方のないことかもしれません。また、なかには無自覚でこちらに好意を持たせるような行動を取る人もいるかと思われるので、場合によっては相手から離れるのは苦しい決断になります。

もし、恋の相手である既婚者側がアプローチを仕掛けてくる時は、相手が自分たちの関係をどう思っているのか、将来的にどうしたいのかを明らかにする必要があるでしょう。

自分が相手から離れるという選択をしない、またはできない場合には、この先どうなるかは相手の意思次第です。まずは「私たちの関係は不倫だ」ということをお互いの間ではっきり認識しましょう。

それから、不倫関係をこの先続けるのか、解消するのか。続けたいなら、パートナーにいつ離婚の打診をするのか、あるいは結婚は続けてこちらとは割り切った不倫関係で居続けたいのか。

相手の本気度を測るためにも、しっかり話し合う必要があります。もしごまかされたり、決断を先延ばしにするような態度が続くなら、その相手は恋をする相手としてあまり良い相手とはいえないかも。

また、既婚者の中には、自分の結婚歴を隠して出会い系サイトに登録して、肉体関係を求めているという悪い人もいるものです。婚活の際は、くれぐれも注意したいところ。

浮気性なのか本気の恋なのか見極めるには

既婚者である恋の相手の方からアプローチがある場合、相手はこちらを遊びの関係だと捉えているのでしょうか。それとも、本気で恋に落ちているのでしょうか。本心を確かめない限り、こちらもこの先どうしていけばわからないですよね。

相手がただ浮気性な人で、こちらに本気で恋をしているというわけではなく、何があってもパートナーと別れる気がないのなら、つまりはただ相手に遊ばれているだけ。

その場合は、こちらに本気で好きになられても困るはずです。万が一家庭に関係がバレれば不都合なので、こちらから「本気で好きになりそう」と伝えれば、相手の方から身を引く場合もあるでしょう。

ただ、悪いケースがあるとすれば、相手がこちらと本気の関係であるように見せかけ、関係をキープしようとしている場合。「好き」「愛してる」など歯の浮くようなセリフをかけてきても、ただ体の関係を期待しているだけで、将来的に関係が進展することもなく、絶対にパートナーと別れることはないでしょう。

そんな相手と付き合っていても翻弄されるだけで、自分の恋心をただ消費してしまうだけ。これは、特に子持ちの相手の場合にあり得るケースです。パートナーとの関係にマンネリしたり、子育てのなかでパートナーとセックスレスになるなどして、自分を異性として見てくれる相手を求めているのかもしれません。

とはいえ、そういったケースも「こちらと別れるか、パートナーと別れるか決めないと関係をばらす」とでも伝えれば解決することもあるでしょう。

もし相手もこちらに対して本気の恋心を持っているのだとすれば、こちらの気持ちを確認した上で、パートナーと別れる方向性で現実的に話を進めていくはずです。もしパートナーとの間に子供がなく、関係が冷めきっているなら、離婚もとんとん拍子にことが進むかも。

しかし、パートナーとの間に子供がいたとしたら、家庭環境を考慮して、子供が成長するまで離婚という選択肢に踏み切れない可能性も。それでも、本気でこちらのことが好きなら、先のわからない関係をこちらに無理に続けさせようとするよりも、別れや他の人との交際を進めてくるという場合もあり得ます。

いずれにせよ、既婚者との恋とは、なんのしがらみもなくすぐに幸せになれる関係ではありません。相手によっては、タダの愛人のようにみなされることもありますし、心で繋がっていても数年という長い時間、公式の関係になることができないこともあるでしょう。

それに「相手が自由になるまで待つ」のは、その間に出会えたかもしれない誰かと恋愛をするチャンスを逃す、ということでもあります。本当にその相手でなくてはいけない理由があるのかどうか、いま一度冷静になって考えたいところです。

先生や先輩、上司の「本当の顔」

もし恋をしている相手の既婚者が、年上の先輩や職場の上司など目上の人である場合、注意したいことがあります。

それは、自分が相手に対して過度に期待を抱いている可能性です。特に若い人にとっては、年上、目上の異性が同年代の異性と比べて頼りがいがあるように見えやすいですし、既婚者であっても恋心を抱きやすいでしょう。

もしそれが、相手に対する一方通行の恋やただの「憧れ」である場合はまだ良いかもしれません。しかし、特に男性の場合、若い女性に言い寄られると、妻がいてもついくらっとくる人は多いので、ややこしい関係性にもつれこむ場合もあるかと思われます。

しかし、ぜひ把握しておきたいのは、その人と同い年、または同じ役職や立場になったときに、改めてその人自身がどんなふうに見えるか、ということ。もしかすると、こちらが目下だから相手が余裕のある態度を取ることができるのであって、本来のその人は同年代にとっては頼りない人間である可能性もあります。

それに、ひとまわり以上歳下の相手に恋心を向けるのは、「恋人の人間としての成熟度を重視していない」ともとれるもの。若い相手にうつつを抜かすのは、相手の若さゆえのエネルギーや見た目の良さに惹かれているだけなのかもしれません。

歳の差恋愛は、両者の間にジェネレーションギャップや価値観の差、そして力関係が生じやすく、年上側が年下側を抑え込むような、不平等な関係性になりやすいデメリットがあります。

よって、目上であるというだけでかっこよく見えてしまうという「フィルター」抜きでも、本当に相手のことが好きかどうか、改めて見直してみることをおすすめします。

「憧れ」の感情が冷静になったとき

「憧れ」という感情は、言うなれば相手の長所だけを抜き取って見ている状態。それは「恋」とも少し違った、一歩身を引いた立場なのかもしれません。そのように、目上の相手に対する恋愛は、よくよく考えてみたらただの憧れだった、という場合もあるでしょう。

相手が先輩、上司、先生など上の立場であるからこそ心ときめくのであって、それらの肩書を取り外した相手と対面したら、今まで見えなかった内面を目の当たりにして気持ちが冷める、ということもあり得ます。

たとえば、好きになった目上の相手が普段は制服やスーツ、オフィスカジュアルなど決まった服装をしているが、実は私服のセンスがダサかったというとき。デートなどで私的に会ったときにがっかりしますよね。

同年代の相手ならよくても、目上の相手に「私服ダサいですね」とは言いにくいですよね。そういった、今まで見えていなかった期待外れの一面を見ると、一気に気持ちが冷めるでしょう。

目上の相手に憧れの気持ちを持っていると、その相手にはいつどんな時でも、どんな物事でも自分の期待に沿って欲しい、もしくは期待を超えていて欲しいと思ってしまうもの。そして何らかのきっかけでその期待を裏切られたときには、気持ちはさっぱり晴れるでしょう。

もし既婚者に恋をしてしまった時、相手が目上の立場である場合には、自分の感情が本当に恋なのか、それともただの憧れなのか、見極めてみてください。

ただ、目上の既婚者への恋でも、相手のダサいところや尊敬できない部分、など、欠点まで全て含めた上で好きな気持ちが変わらないのなら、もう少し別の角度で状況を考える余地はあるでしょう。

「ロミオとジュリエット効果」

既婚者に恋をする、ということは、許されざる恋、禁断の恋でもあります。すでに他の相手と愛し合って結婚している以上、他の相手と恋愛をしようというのは言葉を変えれば「横取り」であり、世間一般的では許されない行為です。

そして、そんな禁断の恋にハマってしまうのは、「ロミオとジュリエット効果」という心理現象が影響しているのかもしれません。

ロミオとジュリエットとは、シェイクスピアによる叶わない恋を描いた有名な戯曲ですが、心理現象としては「その恋に乗り越えなければならない障害があればあるほど燃え上がる」というもの。

既婚者との恋は、その相手のパートナーの存在や、既婚であるというハードルを乗り越えないと叶わない恋愛です。ロミオとジュリエット効果が影響しているとすれば、その恋心はもし相手が既婚者ではなく、独身である場合、冷めてしまうのかも。

他には、たとえば遠距離恋愛もハードルの高い恋愛だと思われます。遠距離も向いてない人はすぐ別れてしまいますが、すぐに会うことができないハードルがあるからこそ、絆を深めようと努力するというロミオとジュリエット効果のプラスの部分もあるかと思われます。

ただ、遠距離恋愛における恋の障害は周囲に悪影響がないとしても、既婚者との恋愛における障害は周囲の人間関係にも良い影響を及ぼさないかもしれません。2人の「恋の障害」になる既婚者側のパートナーからしてみても、たまったものじゃないでしょう。

もしも相手となんの苦労もなく、誰からも非難されたり恨まれることもなく恋人同士になることができ、結婚することができたなら、その既婚者への恋心は生まれたでしょうか。泥沼にハマる前に、ロミオとジュリエット効果が影響していないか、冷静に考えてみてください。

3年もすれば恋心は落ち着く?

付き合いたてや、相手のことを好きになったばかりの頃は、四六時中相手のことを考えて頭がいっぱい、なんてこともあるかと思われます。既婚者への恋心は、乗り越えるべき障害も多いため、いっそう気持ちが燃えることでしょう。

ただ、どんな恋愛でも、相手のことが好きでたまらない気持ちは2、3年ほどしか持たないのだとか。

脳科学的に、恋をしたときに分泌されるという脳内の恋愛ホルモンのひとつ「フェニルエアチミン」は、恋をしてから3ヶ月ほどをピークに分泌され、ドキドキ感や高揚感をもたらします。

相手のことを追い求めてしまうのは、この恋愛ホルモンの影響もあるのですが、3ヶ月以降は徐々に減少していき、3年ほど経つと分泌が止まってしまうのです。すると、今まで感じていた相手に対する恋の感覚がなくなるので、気持ちも冷めてしまいます。
参照:恋愛ホルモンが出るのは3年まで!?恋愛のドキドキがもっと長続きする秘訣 (2019年8月14日) – エキサイトニュース

一般に「恋心は3年で冷める」といわれているのはこのため。

この現象は、どんな恋愛にも当てはまります。既婚者への恋も、おそらくは恋を自覚してから3ヶ月程度の恋愛ホルモンがピークを迎える時期には、正常な判断ができないと思っていいでしょう。

冷静な判断を下したい、または相手と関係を前に進めたいと思うなら、恋をしてから半年以上立ってから決断すると良いのではないでしょうか。また、相手に恋をしてから3年ほど経った頃には、燃え上がった恋心も鎮火しているかもしれません。

「人のものだから欲しい」心理とは

すでに結婚相手がいる人に限らず、これまで人の彼氏や彼女を好きになってしまったことはあるでしょうか。もしも、「独身の人より、つい人の恋人やパートナーがよく見えてしまう」という傾向がある場合、現在既婚者に恋をしている状態も、その特性にハマったものなのかも。

恋人や結婚相手と安定した関係を保ちたい人にとっては、この「人のものを欲しがる」傾向の人に近づいてこられるのはとても厄介なものです。好きになられる側の人たちからすれば単なるおじゃま虫でしかないので、できる限り排除したいはず。

それに「人のものだから欲しい」という理由で恋をする側にとっても、その相手が独身の場合は興味がないとしたら、本当の恋といえるのでしょうか。

他人の恋人、配偶者などに限らず、人の持ち物や独占している人、ものを欲しがるのは、心理学的に色々な要因があると考えられますが、一概には「自分に自信がないから」という特徴があるといわれています。
参照:他人の恋人がよく見えるのはなぜか – 略奪愛を繰り返す人の心理 | マイナビニュース

人のものがよく見える、略奪したいという欲求があるということは、「現時点で自分がその人より劣っている」と感じるからでしょう。そこには、他人からの評価でしか自分を認められない、という辛さもあるかもしれません。

略奪愛とは、純粋に相手のことが好きで恋をしているというのではなく、人の恋人やパートナーを振り向かせることで、自分が人よりも上なのだ、優れているんだと感じたいからではないでしょうか。

もしその場合は、人のものを取ることで優越感を得ることが、「他人を不幸にすることで一時的な満足を得たいだけ」であることを自分の中でしっかり認めないといけないかもしれません。

承認欲求を満たしたり、自信を得るためには、もっとポジティブな行動を選ぶことがおすすめです。

カリギュラ効果について

ここでもう一つ心理現象として「カリギュラ効果」について触れてみましょう。

カリギュラ効果とは、禁止されればされるほどやってみたくなってしまう心理のこと。わかりやすいところでいえば、「押すなよ!」と言われるほど押したくなってしまう、といった心の動きのことです。

この心理効果は、浮気や不倫をする人の心理にも一部当てはまるでしょう。恋人や結婚相手が既にいるのに他の相手と関係を持ちたくなってしまう、または既婚者に惹かれてしまうのは、それが「いけないこと」だから、ということ。

つまりは、もし既婚者に絞って恋愛をしたいのだとすれば、不倫が「していいこと」だと考えている、倫理観が世間離れしているというのではなく、「してはいけないこと」だとわかっていつつも、カリギュラ効果が働くために、悪いことをする快感に酔いしれている、のかもしれません。

カリギュラ効果は、「好きになった人がたまたま既婚者だった」という状況には当てはまらないでしょう。ただ、もし既婚者や恋人がいる人ばかり好きになってしまう傾向がある場合は、この心理効果に支配されているとも考えられます。

いずれにせよ、冷静に自分の気持ちと置かれた状況を整理整頓してみましょう。

既婚者に恋をしてしまった時にすべきこと

終わりの近いカップル

では、ここからは既婚者に恋をしてしまった時の「対処法」について、今からできることを考えていきます。

まず、悪い恋をしていると思っている人は、「自分の感情をどうやって抑えるのか」という方法が知りたいのではないでしょうか。相手のことが好きな気持ちを抑えて、隠すことができれば、まず周囲に悪影響がなくなるかもしれませんし、気持ちが相手にバレることも防げますよね。

既婚者への恋が不倫問題に発展することのリスクも把握しておくことで、より冷静さを取り戻す助けになるでしょう。自分が将来的に手に入れたい人生や生活を前向きに想像してみたとき、恋の相手がハードルになっている場合は、自分が何を天秤にかけているのか見つめ直すのです。

あるいは、既婚者への恋心を諦めないで、何があっても相手と添い遂げるんだと決断した時には、まずどんなことから始めれば良いのか、という方向性についても考えてみましょう。

では、まずはどうやって気持ちを抑えるのか、その方法について紐解きます。

「好き」の気持ちを抑える方法

既婚者を好きになってしまって、その恋が叶いそうもない時、または好きでいるのをやめたい、諦めたいと思った時。恋心を抑えようとしても、なかなかうまくいかないのが現実です。

怒りや悲しみのような感情はコントロールできても、好きな気持ちとはむしろ抑えようとするほど大きくなってしまうものではないでしょうか。恋心を自覚してしまえば、もう手遅れなのです。

よって、まずは「今すぐに相手のことを好きでいるのをやめよう」とは考えないようにしましょう。ひとまずは自分の中にある感情を認めることが、冷静になるための第一歩になります。

ではそれからどうすれば良いかといえば、まずはひたすら時間が経つのを待つことが大事。

この記事で先にお話しした通り、恋をしたときに分泌される恋愛ホルモンは3ヶ月がピーク。それ以降は落ち着いていく傾向にあります。

よって、恋を自覚してから3ヶ月以内は、「自分は冷静じゃないんだ」と思うようにしましょう。もし現在、既婚者に恋をしてしまったとして、それが3ヶ月以内の話であるなら、今は何も決断するにふさわしい時ではない、ということ。

好きな気持ちを抑えることを考えるのは、好きになって3ヶ月以上時間が経ってから。具体的に相手から距離を置いたり、他のことに目を向けるなど、相手のことを考える、または考えてしまう状況を徐々に減らしていきましょう。

別のことに目を向けてみよう

既婚者の相手のことを好きだと自覚して3ヶ月以上経ったら、まずは相手を好きな気持ちを何か別の気持ちに変えることで消化してみましょう。

たとえば、別の恋を見つけるのも一つの手。もちろん独身者に限定します。すぐに別の人を好きになるというのは気がひけるようですが、失恋から回復させる特効薬はまた別の恋でもあるのです。

好きになってしまった相手のことをすぐに忘れて、他に好きになれるような人が見つかるのはそう簡単ではないでしょう。それでも、マッチングアプリに登録してみる、合コンや街コンに参加するなど、色々な異性と出会ってみれば、好きだった人と他の人を比較することで冷静になれる瞬間もありそうです。

また、新しく趣味や夢中になれることを見つけるのも良いでしょう。スポーツや手芸など、頭で考えるのを忘れて熱中してしまうものがおすすめ。

重要なのは、相手のことを考える暇をなくすこと、また相手のことも忘れてしまうほど好きな別のことを見つけること。

恋に熱中しているときは本来の自分の価値観や好みなども忘れがちになりますが、子供の頃に好きだったものや、続けていたことなども、改めて思い出してみてください。

既婚者と恋愛をするリスクを考えよう

思考を現実に戻し、冷静さを取り戻すためには、既婚者と恋愛をすることのリスクについておさらいしてみましょう。

具体的には、不倫に巻き込まれるというリスクです。

不倫は、恋人関係の浮気と違い、結婚という法の認める関係におけるタブーです。口約束の関係である恋人の浮気は、相手が婚約していたり事実婚関係でない限りはひたすら個人間の問題ですが、不倫はもっと重い問題なのです。

何が重いのかといえば、そのペナルティ。刑法で罰されるわけではないのですが、不倫が原因で離婚問題につながれば、パートナーに慰謝料請求されることがあります。

そして、もし既婚者との恋において、こちら側が既婚者である相手を不倫関係に誘った場合は、不貞を唆した不倫相手であるこちらにも慰謝料請求が来ることも。慰謝料は大体数十万から300万円にまでのぼることもあるようです。

また、慰謝料の支払いも十分生活に影響するものですが、周囲からの評価が下がるであろうことも認識しておくべきでしょう。もし社内不倫の場合はその会社に在籍し続けるのも難しくなりますし、家族にも冷ややかな目で見られたり、迷惑をかけることも確か。

不倫の最中はバレないと思って軽くみていたり、悪いことをしている快感に飲まれて後のことを考えていないかも知れません。しかし、相手のパートナーも気づいていないフリをしつつ、着々と証拠を集めているということも常にあり得ることです。

既婚者に恋をするリスクについて、しっかり把握しておきましょう。

不倫問題は関係者全員のデメリット

不倫問題は、当事者たちだけが苦しい問題ではありません。結婚関係を破綻させられたパートナーのストレスも計り知れませんし、子持ちだった場合は親の不倫のせいで家庭も荒れます。

周囲の友人や同僚など職場の人たちも、信頼を失くしてこれまで通りと同じように接してくれなくなるでしょう。それは不倫の当事者たちだけが辛いのではなく、周りの人も落ち込むには十分な要素です。

既婚者に恋をして不倫関係になってしまったとしたら、家族としても今後もし新しい恋をして結婚の話が出たとしても、複雑な気持ちになるかもしれません。

社内不倫をしたということが知られれば、解雇や転勤もあり得ます。いずれにせよ、社会の中では不倫はいわば「悪事」であり、ずっと隠し通せるものではありませんし、遅かれ早かれ問題になる関係性です。

将来的に苦しむのは自分たちだけではなく、思った以上に広範囲で周りを巻き込むことになるでしょう。こうしたことを把握しておけば、いくらか禁断の恋心といえど冷静さを取り戻せるのではないでしょうか。

略奪愛が好きなだけ?

もし既婚者を好きになってしまうのが「人のものだから」という理由だった時、なぜ自分が略奪愛にハマってしまうのかをよく考えてみましょう。

恋愛とは、表面から見えない相手の心情や、友達付き合いだけではわからない相手の内面も見る瞬間があるので、ある意味では「パンドラの箱を開ける」ことともいえるかもしれません。

人によってはそういった「賭け」を避けたいから、幸せそうにしているカップルや恋人を大切にしている人を見ると「この人と付き合えば幸せになれるんだな」と考え、その相手の恋人になりたいと思う場合もあるでしょう。

つまりは「福袋の中身を見てから買う」というようなこと。付き合ってみたらいい人じゃなかった、というような失敗のない恋愛をするために、略奪愛を効率的とみなして実行に移すということ。

あるいは、先にお話ししたように「人のものだから好きになってしまう」という心理の動きがあるから。

…などなど、略奪愛についハマってしまう人は、それぞれに理由があるかと思われます。しかし、略奪愛はドラマや漫画などのフィクションでは盛り上がる要素とはいえ、現実の中では問題行動でしかありません。

まずは「恋愛は問題がつきもの」「好きな気持ちは抑えられないからしょうがない」という甘さを捨て、「人のものには手を出さない」という理念を持って行動してみましょう。また、自分に自信のない人は、自己評価の仕方を改めたり、カウンセリングに通ってみることも効果的です。

自分を「絶対評価」してみる

付き合う相手のステータスや、「いかに他人のパートナーの目を自分に向けるか」ということを自慢に思うというのは、社会的にあまり健全とはいえない考え方です。他人に嫌な思いをさせますし、何より自分に良い経験をもたらしません。

何かと他者の声の厳しい世の中で、特に綺麗な人、イケメンな人はそれだけで無闇に注目を浴びてしまいます。ただ、注目されることが心地よいと感じる人は、SNSなどで「いいね」を集めるのに苦心することもあるでしょう。

注目を浴びると、どこで何をしても好評価をされたり、あるいは心ない批判を浴びたりするものです。しかし、そういった「他者の声」が「真実」であるとは限りません。

自分に自信を持つために他者の声を主に参考にしてしまうと、「人に自慢することがないのは惨めだ」と思えてしまいます。するといわゆる「マウント合戦」の始まりです。「他人より自分の方が優れている」ということを誰かに示すために、他人の気持ちを傷つけることもいとわずムキになって心ない発言もしてしまうことでしょう。

しかし、それが本当に心地よい行動であるのかといえば、そうではないですよね。他者に批判的であり、他者を踏み台にして自分をよく見せようとすれば、反対に批判を浴びたり、足蹴にされるようなことも起こるはず。

自分のことを、他人と比べて良し悪しを図る「相対評価」でしかみられなくなってしまうと、いずれは嫌われ者になってしまいます。

ある意味では「自己満足」というものに甘えない厳しい精神の持ち主ともいえますが、もっと自分の頑張りを自分で褒めてあげるということをして良いものです。

自分自身のことを絶対評価で肯定することができれば、既婚者や成功者というような「ステータス」のない人と付き合っても、自分を認めることができるはず。自分の評価は、他者ではなく自分自身の行動や実績で作り上げるものなのです。自分磨きは他人ではなく、自分を喜ばせるためにやりましょう。

諦めたいのに距離を置けない時には

もし、既婚者と関係を持ってしまった時や、相手の方からこちらに近づいてくるという場合には、自分が相手と距離を置きたいと思っても難しいこともあるでしょう。

自分が突き放せば突き放すほど、相手の恋心が燃え上がってしまうパターンもあり得ます。諦めないといけない悪い恋であるほど、自分だけではなく、相手がハマってしまう可能性もあるのです。

または、好きになった相手が既婚者だと分かったため距離を置きたいけれど、取引先や得意先であるなど、関わらないといけない都合がある時も苦労するかと思われます。

これらのように様々な理由で既婚者の相手と距離を置きづらい場合は、結局は相手に「既婚者のはずだよね?」など、不倫に関わろうとしていることについて言及するほかないかもしれません。

不倫に発展すれば、こちらも慰謝料を払わなければならないかもしれない、社会的に信頼を失うなど、リスクがあり、遊びでは済まされないということも相手に理解して欲しいところ。相手はからかっているつもりかもしれないけれど、こちらが本気になってしまう可能性も配慮してもらわないといけません。

あるいは、仕事で関わらないといけない相手だとしたら、業務連絡以外しない、また信頼のおける人に相談して担当を代わってもらうなど、距離を取るためにできることをしましょう。

自分から距離を取ろうと思えば取れる場合は、そうするほかありません。気持ちの問題を「できない理由」にしてはダメです。「不倫はしてはならないこと」という基本的な倫理を自分の頭に叩き込んで、相手を諦めるためにできることは全て行動に移してください。

心理的効果に注意

相手によっては、「好きだけど既婚者と恋をしてはいけないから、もう関わらないで欲しい」と伝えると、ロミオとジュリエット効果、またカリギュラ効果など、先に説明した心理的効果によって、かえって恋心が燃えてしまう場合もあるかもしれません。

ここで再び心理効果を復習しつつ、相手の心理を刺激して裏目に出ないような遠ざけ方を考えてみましょう。

まずロミオとジュリエット効果は、「2人の間に立ちはだかる障壁が大きいほど恋が燃え上がる」という心理効果であるため、「私たちが一緒に幸せになるには敵が多すぎる」などと言えばもちろん逆効果。相手を遠ざけるどころか、いっそうこちらのことを好きになってしまうかもしれません。

「敵が多い恋愛は面倒だから」「迷惑なので」など、ドラマチックなイメージを台無しにする言葉を添えると回避できるでしょう。

次に、禁止されると余計やりたくなってしまうというカリギュラ効果。「あなたは既婚者だから私との恋愛は許されません」のような言葉がその心理効果を煽ってしまうでしょう。

「まあ自分の人生をダメにしたいのなら私は止めませんけれど、私から煽ったわけではありませんからね」といった言い回しなら正気に戻るかもしれません。

これらのように、本当に相手と距離を置きたいのなら、相手に対する説得の方法にも気遣ってみましょう。

既婚者との恋をあきらめないパターン

これまでは「既婚者との恋をどうやってあきらめるか」ということばかりに集中してきましたが、最後は逆に「どうすれば既婚者との恋が成就するのか」についてお話ししましょう。

あきらめる道と比べて、相手にすでに結婚相手がいるのにその恋を続ける道は長く、厳しく、辛いものになります。それでも相手のことを心から好きで、他の誰にも変えられないという理由がしっかり言葉にできるなら、禁断の恋を続けることには意味があるのでしょう。

まずは相手の気持ちを確かめることが先決です。自分が一方的に相手に片思いをしていて、相手は迷惑しているというときは当然あきらめる方が良いですが、もし相手も自分と同じ気持ちで、お互い愛し合っているのなら、一緒に解決法を探りましょう。

既婚者との恋愛にはいくつかの道があります。それは、

  1. 相手が結婚相手と別れてこちらと再婚する
  2. 相手は離婚せず、(合意の上で)自分が相手の愛人になる
  3. 相手は離婚せず、秘密の関係を続ける

といった分岐になります。

相手が離婚してこちらと再婚するためには、相手とパートナーとの話し合いだけでは決着がつかなかったり、離婚裁判に発展する可能性もあり、数年単位で長引くことも予想されます。

もし相手にパートナーとの子供がいる場合はより自体が複雑になりますし、結婚関係が覚め切っていても金銭的な事情も絡む場合もあるため、平和的な解決は望めないと考えた方が良いでしょう。しかし、この道が将来的には相手と最もクリーンな関係性を築くことができるのかもしれません。

もう一方の道では、相手がパートナーと結婚関係を続けたまま、こちらとも不倫関係を持ち続けるという選択肢です。この場合、相手のパートナーが合意をした上での「愛人関係」ということになるのか、パートナーには秘密の不倫関係のままでいるのかでも少し変わってきます。

愛人というのは、普通は裕福な人が割り切った関係の相手と報酬ありきの交際をするというものですが、「2番目の妻/夫」という意味であることもあります。後者は、正式に結婚したパートナーが別の相手と関係を持つことを認めた場合にのみ成立します。

もし、相手が結婚相手とお互いに気持ちが冷めている、またはさまざまな都合で愛のない結婚をしている場合などには、交渉することで愛人関係として公式に恋人同士であることができるかもしれません。

しかし、そういった例は非常に稀であるため、一般的には許されないものと思った方が良いでしょう。相手の既婚者が子持ちであったり、相手のパートナーが専業主婦/主夫で結婚生活における扶養を切れない、などの場合は、秘密の関係を続けるしかないかも。

しかし、秘密というものは長く続かないものです。不倫がバレて相手のパートナーの恨みを買えば、慰謝料請求や報復をされることもあり得ますし、ずっと無事では済みません。

もし恋人になった既婚者が本気でこちらのことを愛していて、結婚相手との関係が覚めており、気持ちの問題以外に離婚することができない理由がないのであれば、離婚して再婚という選択肢が、道のりは遠くても長い目で見れば一番クリーンな方法だといえるでしょう。

既婚者が離婚して新たに結婚するには

もし、お互いに愛し合っているけど相手が既婚者であり、その相手が現在結婚しているパートナーと別れてこちらと再婚をする場合、どのような流れを辿ることになるでしょうか。

円満離婚が成立するなら話は早いかもしれません。結婚関係が冷めきっていて、子供もなし、共働きであるなら、他に好きな人ができたことをきっかけに、お互い納得した上で離婚の手続きを進めることができるでしょう。

しかし、物事がそう簡単に進むなら、そもそも悩みもないはずですよね。結婚相手が「離婚したい」と持ち掛ければ、多くの場合そのパートナーは心やプライドが傷つくはずですし、扶養に入っていれば、少なくとも離婚後にしばらくは生活費を渡す必要が出てきます。

他にも、たとえ離婚に同意があったとしても、離婚後の子供の親権や養育費、財産分与、慰謝料などの条件を設定する離婚条件を設定したり、それに基づいて公的な「離婚協議書」を作成する場合もあります。

「離婚届を出してはいおしまい」というシンプルな段取りではありません。結婚するということは財産を分け合うことでもあるので、離婚したときにはその財産をどう分けるかについて協議する必要があるのです。

そのため、いくら再婚をしようと約束している相手の既婚者の離婚の手続きが滞っていても、「離婚届出すだけだろ!」と詰めてはいけません。しんどすぎる最後の共同作業が待ち構えているので、急かせばこちらの関係が悪化してしまうかも。

場合によっては弁護士を立てなければ離婚の合意を取る段階でつまづく場合もあります。いずれにせよ、離婚は一方だけの意思でクリアできるものではなく、お互いに合意があったり、裁判で認められなければできないものと考えましょう。

また、離婚の手続きを進めている間はストレスが増えるものですから、些細なことで喧嘩をしてしまうこともあるかもしれません。そのせいで関係を解消するようなことになっては元も子もないので、相手に離婚をして欲しいと迫るときには全て覚悟した上で慎重に行動しましょう。

人生の中の恋愛の比重は

人によっては、恋愛は他の何を差し置いても大事なことで、仕事も学業も衣食住を投げ出したとしても相手のために、または相手と結ばれるために行動してしまうことがあります。

いわば「恋愛脳」というものですが、「恋は麻薬に似た効果がある」というものを前提にすると、恋愛脳の人は恋愛の脳内麻薬に依存しているともいえるでしょう。

恋愛のために他の何かを犠牲にすることは、人生の中で取り返しのつかない犠牲を払っていることになるかもしれません。

貴重な学生時代やキャリア形成に支障があるほどの恋愛は、その最中はまるで世界の中心にいるかのような満足感があるでしょう。しかし、人として成長するために本来やるべきだったことを恋愛のために不意にしてしまったと気がついたときには、すでに後悔している時かも。

既婚者に恋をしてしまう、というような「追いかけ続ける恋愛」をし続けてしまう場合は、「大事にされる恋愛」に目を向けてみることが大事です。自分が誰かに片思いをしている時間や、他の誰かを不幸に巻き込んでいる時間は、平和に愛される恋愛の中では無駄にならないのかもしれません。

ぜひ、相手に振り回されて自分を疲弊させるような恋愛より、相手と一緒に成長できて、自分1人の時間も大事にできるような、素敵な恋愛をしましょう。

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Lovatomyの記事を読んでいただき嬉しく思います。執筆を担当しております中条です。外見を盛りに盛って中の上くらいのレベルと覚えてください。悲惨な恋愛から幸せな恋愛までおもしろおかしく経験してきました。愛はギブアンドテイク。女よ強くあれ。よろしくお願いいたします。