「親日外国人とつながる言語学習マッチング」ができるというアプリ『Langmate』。日本が好きな外国人ユーザーと、国際交流をしたい日本人をつなげる人気のマッチングアプリとして、国際間で外国語の勉強のための練習相手を探せるというものです。
ユーザーは、マッチした相手とお互いに外国語でやり取りをして語学を勉強することが出来ますが、実はこのアプリ、練習相手や友達だけではなく、水面下では恋愛のマッチングアプリとしても使われています。
気になる外国語を勉強して、おまけに恋人まで作れるとしたら一石二鳥ですね。もし外国人と交際してみたいと思ったら、ほかの恋愛マッチングアプリよりもまず相手が「語学の勉強のための友達」という前提になるので、恋愛に発展するとしても比較的自然な流れを作り出せそうです。
もし『Langmate』で恋人を作ることも視野に入れた場合、どのくらいの利用者が異性をはじめとして恋愛対象とのマッチングを期待しているのでしょうか?アプリの情報から使い方まで網羅した上で、検証してみたいと思います。
まずはアプリの基本情報からどうぞ。
目次
Langmateの基本情報

運営会社 | 株式会社ラングメイト(Langmate Ink.) |
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サービス開始日 | 2017年 |
会員料金(男性) | 基本無料 |
会員料金(女性) | 基本無料 |
ユーザー数 | 20万人以上 |
『Langmate』は一見海外発のアプリのようですが、実は日本の会社が運営する「日本人が国際交流をするためのアプリ」です。
さらに、世界212カ国で使用され、累計ダウンロードは100万以上という規模。それだけの人が日本人と交流したがっているのかと思うと不思議でなりませんが、公式では「サクラはいません」と宣言しています。
登録料や基本料金は男女ともに無料で、広告を見るなどで「コイン」という単価をもらい、マッチやチャットなどの各機能を利用できるようですが、「VIP会員」になることで全ての機能をスムーズに使うことができるようです。
VIP会員料金一覧
「Langmate VIP」という有料会員の内容と料金設定です。
プラン名 | 内容 | キャンペーン価格 | 通常価格 |
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1週間プラン | フリーチャット+フリーHight Five+300コイン | 950円/週 | 1,900円/週 |
1ヶ月プラン | フリーチャット+フリーHigh Five+1,500コイン | 2,000円/月 | 4,000円/月 |
3ヶ月プラン | フリーチャット+フリーHigh Five+6,000コイン | 1,540円/月 | 3,260円/月 |
1年プラン | フリーチャット+フリーHigh Five+50,000コイン | 1,150円/月 | 2,400円/月 |
『Langmate』では一週間という短期間からプレミアム会員に登録できます。ただし、自動課金に設定されるので、キャンセル設定をしない限り毎週、毎月加入した会員設定で料金を支払うことになるので、気をつけましょう。
「キャンペーン価格」というのは、新規登録から72時間(3日)以内の価格設定です。通常価格より半額になるので、本格的に語学の練習相手が欲しい時、毎日練習したい時にはキャンペーン価格を試してみるといいかもしれません。
また、この中にある「High Five」というのは、「マッチングをスルーして相手にダイレクトにメッセージを送ることができる」という機能です。プレミアム会員はこれを無制限で使用できるということで、マッチングアプリという概念を突き崩しそうなものですが、無料会員の多い中でこれを使用すると目立ちそうですね。
Langmateは他のアプリと何が違う?
『Langmate』がほかの恋愛マッチングアプリと違うのは、そもそも「恋愛のためのマッチングアプリ」ではないということ。マッチングアプリのレビューをするサイトとしては元も子もないですが、「水面下では恋愛マッチングも兼ねている」ようなシステムになっているので、語学の勉強友達を作るのがメインでも、副産物として恋愛に発展する可能性も含んでいるのです。
恋愛マッチングアプリだと、お互い知り合う前から相手を「恋愛対象」として考えるので、「お見合い」のように相手の外見やスペックで判断しがちですが、肝心な「フィーリング」や「価値観」「人間性」というものを見落としがち。
それに対して、『Langmate』のような恋愛ではない別の目的でマッチしたなら、相手と話をしながら、ゆっくりお互いのことを知り合う中で「相手が恋愛対象かそうではないか」というのを焦らず見極めるのではないかと思われます。
また、恋愛マッチングアプリで出会って実際に会ってみたとしても、恋愛に発展しなかったら縁が切れることが多いですが、はじめからお互いに「友達」という立場なので、恋愛に発展しなければ関係が終わるような薄情なパターンも減るでしょう。相手が「ヤリモク」や「おごり目的」のユーザーかどうかも早めに見極めることができそうです。
「お友達」の関係から始められる!
『Langmate』を恋愛マッチングも兼ねて利用することのメリットは、関係を「語学の練習相手」や「お友達」から始められること。恋愛対象を探しているユーザーも多いですが、友達探しにも使えるところも魅力です。
外国人との出会いや国際交流、「恋人を探すにしてもまずは友達になって相手の人柄を見たい」という人におすすめしたいアプリです。たとえば英語学習をしたい場合、英語圏のユーザーと交流することで、英会話教室に通うことなく英会話の実践力が鍛えられるほか、そのユーザーと交流を続けることによって仲良くなることができれば、より親密な関係になっていく可能性があります。
また、マッチングの対象を異性にも同性にもできるので、日本初のほとんどのマッチングアプリが異性を対象にしてたサーチングであるのに対し、同性の恋人探しもできます。外国人相手ではなくても、日本人同士でもマッチングできるところも、自由度に幅があるところも良い面といえるでしょう。
ただし、恋愛に発展させたい場合、マッチングする相手が日本に住んでいないとしたら国際遠距離恋愛になること必須なので、相手の住んでいる場所については頭に入れておいた方がいいかもしれません。
Langmateのネット上の口コミは?
ここで、『Langmate』がネット上ではどう評価されているのかを探っていきます。
公式サイトでは、「出会いからチャットまで簡単」「90%のユーザーが1時間でマッチング成立」「サクラはいません」と謳っていますが、実際の使用感としてはこの通りなのか、口コミ評価を確かめたいところです。
本当に出会いからマッチングまですぐなのか、また本当にサクラはいないのか。実際に登録しているユーザーの感想を、いい面から悪い面まで参考にしてみましょう。
Langmateのネット上の良い口コミ


優良なマッチングアプリ
マッチングアプリの中では群を抜いて優秀。ただフリーユーザーはメッセージを15人までにしか送れないので、相手を慎重に選ぼう。
良い口コミはやや「どこが優良なのか」という具体性に欠けますが、「サクラかと思ったらサクラじゃなかった」というレビューもあり、実際に出会いから国際交流ができた、という意見も多く見受けられました。語学勉強として使用している人にとっては良いアプリのようです。
Langmateのネット上の悪い口コミ

女性は気をつけて!
国際ロマンス詐欺にあいました。語学目的の人は少ないように思います。

外国人女性とマッチ、即出会いを期待していたけど無理だった。
良い評価の一方で、恋愛目的で使用しているユーザーからは「サクラや業者がいる」「出会えない」「国際ロマンス詐欺にあった」という口コミが多数ありました。
人によっては通常のユーザーでもつれない対応をされるとサクラ認定する人もいますし、出会いがあれば恋愛にも発展しそうですが、使い方に気をつける必要がありそうです。
実際にLangmateを登録して体験レポート!どんな人に出会える?
口コミをみていると、良い評価はぼんやりとしているのに対し、悪い口コミは「恋愛目的で使用した時のデメリット」というものが目立ちました。
しかし、これらの口コミだけではアプリの長所、短所を含めた全貌を見るのは難しいので、筆者も体験した上でそのリアルな実情をレポートをしたいと思います。
まずは、登録の流れから追い、アプリの使い方の説明から実際にマッチングするまで体験します。そして恋愛マッチングアプリとして使えるのかどうか、また語学勉強の目的から健全な恋愛に発展させることができるのかどうか、解説していきます。
登録の流れ
はじめに、登録からプロフィールの設定まで細かく追っていきましょう。「自分もLangmateをこれから使ってみようかな」という人も参考にしてみてください。
まず、アプリをダウンロードして開くと、このような画面になると思います。


「サクラは皆無」とあります。これがもし嘘であればアプリの評判もガタ落ちですが、いかがなものなのでしょうか。まとめサイトなどの中には「サクラがいる」と評価しているものもありますが、「サクラ」と「業者」を混同しているのも見受けられます。
「サクラ」とは、そのサービスの運営側がユーザーになりすましてマッチング数が多いように見せかけたり、有料会員に誘うような人物をさしますが、「業者」とはサービスの運営に関わらない人物で、マッチした相手を外部のビジネスに勧誘するなどの悪質ユーザーを指します。ここは間違えないようにしましょう。
これらの画面を右にスワイプしていくと、登録画面に入ります。

フェイスブック、インスタグラム、ツイッターのどれかのアカウントを連携させての登録になります。それらのアプリには『Langmate』を使っていることは表示されないので、友達に知られたくない人も安心して登録できます。「利用規約に承諾しますか?」の青い丸をタップしてチェックしてからアカウントを連携して登録しましょう。
ログインしたら、初期設定が始まります。まず、国籍と誕生日を設定します。


嘘偽りなく設定しましょう。誕生日を設定すると、「あなたの年齢は〇〇歳ですか?」と確認のポップアップが出るので、間違いのないように。
次に自分の性別と、マッチングしたいユーザーの属性を設定します。


こちらも間違えずに設定しましょう。そしてマッチングしたいユーザーの性別、国籍、年齢を「私が探しているのは:」の画面で設定し、次の画面へと移りましょう。探せるユーザーの性別や、日本人だけとマッチしたい場合と外国人だけとマッチしたい場合も選べますし、相手の年齢も17歳から100歳までと、恋愛マッチングアプリにはない幅広さを感じます。
設定したら、プロフィール写真のアップロードをします。

説明にある通り、他のユーザーは写真の印象を頼りにあなたとマッチングしたいかどうか考えるので、自分の顔が写っている一番素敵な写真を選びましょう。恋愛目的で使用するならなおさら、顔が写っていない写真や他人のアイドルや俳優などの画像は避け、自分の写真にしないといけません。ちなみに、マッチ率の高い写真のポイントとして、自撮りよりも友達や他者が撮った写真がおすすめです。
また、この画面では名前と性別、年齢の表示されているグレーの部分の右側のエンピツのマークをタップすると、一度だけ名前と性別、年齢を変更することができます。
登録時はフェイスブックなどの連携したアプリの登録名になっているので、名前の部分はあだ名などに変更してもいいと思います。ただし、一度きりしか変更することができないので、変わったあだ名にするよりスタンダードな名前にした方がいいと思います。また、外国人とマッチングしたい場合は、ローマ字表記の方がわかりやすいでしょう。
写真の設定をした後は、名前と性別、年齢の下の「詳細」のタブをタップし、自己紹介文とその他の細かな設定をしましょう。上の写真のように、自己紹介文は250文字と文字制限があるので、完結に書きましょう。
その他の詳細については、はじめに設定した自分の国籍から住んでいる国、話すことができる言語と勉強したい言語、職業や宗教など、自分の属性を設定できます。

このなかでも「利用目的」の部分に注目しましょう。「友達作り」と「語学勉強」またはその2つともを選べますが、「恋愛目的」とは書かれていません。あくまでもアプリの存在意義としては「国際交流」のため恋愛とは書いていませんが、もし恋愛の出会いも期待しているのなら「友達作り」または「語学勉強&友達作り」を選択したらいいでしょう。
詳細の下に「私が他のユーザーと話したいこと」がありますが、こちらは自己紹介文とは別に用意されたフリースペースです。マッチングしたらどんな話をしたいのかを書く欄ですが、恋愛マッチング目的なら、出会いたい国の語学のことと、「気の合う友達を探しています」など、まず「気の合う誰かと出会いたい」という旨を書いておきましょう。
ただしここで「恋愛目的」ということを書いてしまうと、国際ロマンス詐欺師などに目をつけらそうなので、あくまでもプロフィールには「友達探し」としておいた方がいいでしょう。
具体的なアプリの使い方!マッチングのコツは?
プロフィール設定が終われば、初期設定は終わりです。次に、マッチングしたい相手を探しましょう。
アプリの画面の下に、左から地球儀のマーク、人のマーク、吹き出しのマーク、ベルのマーク、丸に3つの点のマークがあります。ひとまず、一番左の地球儀のマークをタップしてみましょう。

この画面の右上のマークをタップすると、新規登録の時に設定した「私が探しているのは:」というマッチしたい対象をいつでも設定できるので、探しているユーザーの年齢や性別、またはその時使う目的に合わせて随時選んでみましょう。
この画面では、ユーザーを一覧表示で回覧することができます。しかし、フリーユーザー(無料会員は)全ての写真をぼかし無しでみられず、ぼかしのかかった写真を表示するには「コイン」という『Langmate』のアプリ内の単価を2消費します。
コインは新規登録で160コイン付与される他、毎日のログインボーナスや動画広告を見たり、友達にシェアするなどで得ることができます。
下のバーの左から二番目の人のマークをタップすると、他のユーザーが一人一人表示されます。写真下のバツで次のユーザーを表示、ハートのマークで「Like(いいね)」を送ります。マッチングアプリの『Tinder』のように、左右にスワイプすることでも同様に操作できます。
注意したいのは、こちらで「Like」を送るのもバツを押して別のユーザーを表示するのにも同じく2コインを使うということ。筆者ははじめにそれに気がつかず、どんどんスワイプしていったらいつのまにか150コイン使っていて唖然としました。気をつけてください。

では真ん中の「手」のマークはというと、こちらは「High Five」という特別なメッセージ。

ただの「いいね」を送るのに2コイン消費するのに対し、この「High Five」は5コインと多めに消費します。特に話したいと思ったユーザーに向けて送るといいでしょう。
写真の下の「BOOST」「VIP」「GET FREE COIN」はそれぞれ、「マッチ率を上げる」「VIP会員になる」「無料でコインを得る」というサジェストになっています。
また、下のバーの右から二番目のベルのマークをタップすると、自分に「Like」を送ってきたユーザーの一覧の画面になります。

右上にある緑の「Interested in you」と書かれたタブをタップで、ただプロフィールを回覧しただけのユーザーの一覧を見ることができます。この中から「Like」を送り返すことでもマッチングが成立したり、しやすくなるでしょう。
実際にマッチングするまでの流れ
もしも誰かとマッチングしたら、下のバーの真ん中の吹き出しのマークをタップすると、マッチしたユーザーの一覧と、それらのユーザーとのチャットが出来る画面に移ります。
こちらのチャット画面に「New High five」と書いてあるのは、その相手からのメッセージ付きの「Like」なので、実質マッチングしたわけではありません。自分がその相手とマッチしたいか、チャットを続けたいかどうかに委ねられています。
ここでチャットを続けることもできますが、メッセージを送るためにはコインが必要なので、マッチしたらすぐにLINEなどの他のメッセージアプリに移行する人がほとんどのようです。
本当に1時間以内にマッチングできるの?
「90%のユーザーが1時間以内にマッチングする」とホームページに書いてあるこのアプリですが、本当に1時間以内にマッチすることができるのでしょうか。実際に筆者が登録から1時間以内に何人の外国人の男女とマッチング出来るのか、試してみました。
まず一人ひとりユーザーを表示させる画面でスワイプしながら、楽しくお話しできそうな人を探してみました。
…が、なんだか外国人ユーザーの皆さん、イケメン俳優の宣材写真のようなプロフィール画像のハイスペック男性であったり、女性もギラついたセクシーな画像を載せていたり、本当に言語学習がベースになっているアプリなのでしょうか?と思えるほど、なんだか近づきがたい印象の方がちらほら。
それに、色々な方のプロフィールを拝見しても、しっかり自己紹介文を書いている人は少なめです。無料で使用できるコインも限られていますし、それなりに選り好みしていると送りたい「Like」に使えるコインがあっという間に尽きてしまいました。まさに前途多難です。
日本人のユーザーは比較的まじめに、というかしっかりプロフィールを書いて意気込みを感じるので出会いやすいのかもしれませんが、ここはせっかくの国際交流アプリなので外国人のユーザーとマッチングしてみたいところです。
そんなこんなで、1時間と経たないうちにコインも使い切りましたが、相手のプロフィールを見るだけでもコインを消費してしまうので、筆者から送った「Like」の数もほんの5件ほどという結果に。果たしてマッチングはするのでしょうか?
この時点で開始から約30分。相手から送られてきた「Like」の中からマッチしたいな、と思う人を探してみることにします。
…それにしても、外国人男性のプロフィールに自慢の筋肉を載せている人の多いこと(笑)
筆者、マッチョは好きなほうですが、ここでそんなアピールをみるのはイケメンでもちょっと遠慮したい気持ちになりました。しかも今回、筆者はプロフィールに「婚約中です」と英語で明記しているのにもかかわらず送られてきた「High FIve」の特別メッセージは「Hello beautiful ;)」などのナンパなメッセージばかり。筆者のメンタルをゴリゴリ削っていきます。
最終的に疲弊した筆者は、男性ユーザーは完全に顔で選ぶことにし、「Like」を送ってきた女性にはひたすら「Like」を返すことに。
結果、1時間にマッチしたのは5人でした。うち3人が男性、2人が女性です。国籍はアメリカ、カナダ、オーストリア、フィリピン、中国。
マッチングは、おそらく女性ユーザーならマッチしやすいのではないかと思います。また、ユーザーのプロフィールを見るだけでもコインを消費するので、とにかくマッチしたければ表示される人全員に「Like」を送るという「数打ちゃ当たる戦法」が常のようです。
マッチした相手と実際に会うことはできるのか?インタビューも収録

『Langmate』はたしかに登録してから1時間で数名のユーザーとマッチングすることができました。また、その後のマッチングでも5日間で11人のユーザーとマッチングしました。
しかし、これらの人たちと実際に会えるようになるくらい、仲良くなることができるのでしょうか?ひとまず、メッセージのやりとりをしばらくした後に、「ここでマッチした人と実際に会ったことはある?」と聞いてみることにしました。
3日ほどメッセージをし、その中で実際に『Langmate』で出会いがあったことがあるという人はなんと…
0人
でした。質問をした11人の中でほとんどが途中でメッセージが切れてしまったので、十分なデータはありませんでしたが、その中でもやり取りの続いた1人の女性が「会おうか迷った人がいる」というので、その出来事についてメッセージの中で少しお話ししていただきました。
名前も伏せるということでメッセージの内容を公開することを許してもらったので、相手を仮に「ミナ」さんとして会話のやり取りをご紹介します。(やりとりは英語なので筆者の拙訳により和訳でお送りします)

1つ質問したいんだけど、このアプリを使って誰かと実際に会ったことはある?

うーん、会いたいなと思ったことはあるけど、結局会わなかった男性はいるよ。どうして?

おお、本当に?
実はね、このアプリについてリサーチしているんです。
その会いたいと思った人について、少し聞かせてくれたら嬉しいんだけど…。
教えてくれたら、日本で流行ってるカワイイスラングを教えてあげます。

そうなの。いいよ(笑)
アプリを始めたばかりの頃にマッチして知り合って、1ヶ月くらい毎日チャットしてた。相手がアメリカ人で、ドラマの話とかして。しばらくやり取りをしているうちにお互いにもっと沢山話したいねってなって。
相手がこちらの国に旅行するって言い出したんだけど、なんだか怖くなって、自分の住所とか聞かれた時にメッセージを切っちゃったんだよね。それからやり取りが続かなくなっちゃった。

あら

よくある話だよね

だね。言いにくいんだけど、詐欺だったとかでは?

多分違うと思う。その人は、ただ若い女の子と話して舞い上がっただけなんじゃないかな(笑)そんな感じがした。

そっか〜
話してくれてありがとう

どういたしまして。
カワイイ日本語ってなに?

それはね

いっぱいちゅき

いっぱいちゅき

大好きって意味だよ

へ〜
使ってみるよ

ぜひ。
ミナさん、ありがとうございました。
いま『Langmate』で恋愛の出会いを求める人はかなり多いように見受けられますが、アプリで知り合った言葉がスムーズに通じない外国人と知り合ってすぐに会おうとするのは、やはり女性にとっては警戒するべきことですね。
ただ、女性は同性の友達なら作れる可能性があると思います。言語学習として利用するなら、マッチしたいユーザーの設定を「女性」に限定すると良いのではないでしょうか。それでも、日本に住んでいるとしたらその友達の輪からまた新しい出会いにつなげることも不可能ではないのではないでしょうか。
Langmateはこんな人におすすめ!
これまで筆者が実際に「Langmate」を体験し、アプリの全容を把握してきました。
「国際交流、言語学習」というさわやかな目的から友達作り、果てには恋人作りが期待できるアプリかなと思いましたが、その道のりは『Langmate』の中ではかなり時間を要する遠い道のりなのではないかと思いました。
まず、「ただの友達から」を期待する男性ユーザーがかなり少なめです。まず「交流」よりも女性ユーザーのことを「恋愛対象としてどうか」と見ている人が目立ち、そのことにイラついているという旨をプロフィールに明記している女性ユーザーもちらほらと見かけました。
よって、このアプリで「恋愛の出会い」として質のいいマッチングを期待するならかなり長い目で地道にユーザーを探しながら続けるしかなさそうです。しかし、無料ユーザーはほかのユーザーを見たりメッセージのやり取りをするだけでも「コイン」を消費するので、地道といっても良いマッチングを望むだけで数ヶ月単位はかかるかもしれません。
純粋な国際交流として言語学習の練習相手の友達を見つけるには、チャットのデザインや機能もそれほど充実していないので、友達になれそうな人を見つけたら別のメッセンジャーアプリに移動するなりして交流を続けたら良さそうです。
Langmateをおすすめ出来ない人
実は私は2年ほど前、このアプリを数ヶ月使っていました。そして、その頃と今とで、アプリの使用感は大分変わってしまっていたのです。
デザインもかなり変わって、前は非常にシンプルだったのが今ではかなりごちゃごちゃしてしまっています。それにユーザー層も変わり、前はまじめに言語学習の相手を探すのがメインのアプリであったのが、完全に出会い系のように使用している人が増えたように思います。
以前使っていた時には、マッチしてからメッセージでかなり楽しくやりとりできた思い出がありましたが、ギラギラ、オラオラとした感じのユーザーが増え、マッチしてから即恋愛的なやりとりを求めてくる人も印象的でした。
このアプリは、外国人と出会うことは「可能」ですが、真面目な出会いや友達からコツコツ関係を作っていきたいタイプの人には不向きといえるでしょう。
Langmateというアプリを使ってみる価値は…?
Langmateは、正直、言語学習アプリとしても出会いを望めるアプリとしても以前より質が下がってしまいました。中にはまじめに相互的に語学の勉強の相手や友達を探している人もいるようですが、無料でも長く使うにはやや厳しいかな、と思います。
このアプリを使って恋愛の出会いを求めるとしても、アプリのセキュリティ的にあまり安心して使えるものとは思えません。登録にはインスタやツイッターなど実名を出さないアプリのアカウントの連携でもできますし、運営の審査も一切ないので、国際ロマンス詐欺などの悪質なユーザーが増えることもうなづけます。
日本が運営するアプリとしてはかなりザル警備なアプリなのではないでしょうか。「国際交流」をアプリの主としつつも、課金システムなどは恋愛の出会い系のマッチングアプリと変わりないので、ユーザー数を増やすよりも良質なユーザーを確保するよう、改善するべきだと感じました。
このアプリを使う価値とは、「言語学習も出会いもほどほどに期待せず待つ」というスタンスならやってみても良いとは思いますが、今は国際交流のアプリでも言語学習、恋愛共にもっと優れたアプリがあるので、そちらに目がいってしまいます。
少なくとも、このアプリに課金をする価値はないといえるでしょう。言語学習でも恋愛の出会いでも、ユーザーに「数打ちゃ当たる」をさせるアプリは優良とは言えないのです。
使いやすい
英語の勉強になるので良いです。各国に友達ができました。