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「出会った人が好きな人になった。だから相手の国籍なんて関係ない!」とは思いつつ、誰もが一度は憧れる国際結婚。
日本ではない、違う国の思想や文化に触れれば、自分の人生も変わるかもしれませんよね。
近頃、日本在住の外国人も増えましたから、海外旅行に行かなくても国内で外国人と出会えるチャンスも多くなっています。
とはいえ、外国人と恋愛を前提に出会うには、具体的にどこを探せば良いのでしょうか?
ここで、日本国内で外国人と出会う方法について、現実空間の場所とオンラインマッチングアプリの両方から探ってみましょう。
また、外国人と出会いを探し、交際をしていくにあたって、アメリカ人と結婚した筆者の実体験を含めて注意点や心構えなどをお話しいたします。

「世界最大級」の恋愛・結婚マッチングサービス。「国籍での検索」も可能で、国内在住の多国籍の方が出会いを求めて登録しているマッチングサービスです。もちろん、日本人同士の出会いも期待出来ますし、様々な目的を叶えたい方におすすめのサービスです。
やっぱり「リアル」で出会いたい!外国人と出会えるスポット

「マッチングアプリは詐欺に合うとかヤリモクばっかりだって聞くし、自分から積極的に出会いを探しに出かけたい!」というタイプの人は、自分の足で行ける出会いのスポットが気になるはず。
それに、アプリ上ではなく現実世界なら、話も弾みやすいですし最初からお互い顔を見られます。会員料金などかけずに理想的な出会いを探すなら、時間を使って外国人との出会いの場に出かけてみましょう。
まず、外国人は特に観光客は都心に集中します。関東なら東京、関西なら京都、大阪、九州なら福岡など、都会の観光スポットは、旅行先としてもトラブルにあった時に助けを呼びやすいということもあり、1人で観光に来る外国人も多く見かけられそうです。
たとえば東京都心では、歌舞伎町や渋谷のスクランブル交差点などが撮影スポットとしてとても人気のため、必ず外国人観光客を見かけます。
また、都内各地のインバウンド(外国人旅行客)向けゲストハウスでは国際交流イベントを開催する宿もあるため、そのような情報は要チェックです。
逆に、日本国内で旅行する際も外国人OKの民泊などを利用すれば、国内旅行の中で外国人と出会うといった不思議なことも起こるかもしれません。
ただ注意したいのが、これら上記の出会い方は、人によっては「短期間の恋人関係」に陥りやすいところがあるということ。旅行者との出会いは、長続きしたとしても遠距離恋愛は必須です。
そこでもっと安定した恋愛をしたい、という時には、外国語教室やカフェなどに通ってみるのが良いでしょう。実際に講師と生徒の恋愛はNGではあるため注意が必要ですが、そのことを含めそれぞれ詳しく説明していきましょう。
都心や自宅の近場の観光地
東京、大阪、京都は、初めて日本に旅行に来る外国人観光客には最も人気のスポット。
東京なら新宿や渋谷、大阪なら道頓堀など都心、京都は日本人旅行客と同じように神社・仏閣が人気。
これらのような人気の観光スポットの周りでは、必ず外国人を見かけます。ということは、自分も観光スポットへ行けば、外国人と出会える可能性があるということになります。
たとえば新宿・歌舞伎町のゴールデン街などはもはや日本人より外国人観光客の方が多いほどですから、話をしたり出会いのチャンスもありそうです。
日本に住んで働いている人も多くなっていますし、もし都心ではなく地方に自宅がある場合でも、近くの観光地に行けばそれなりに外国人と遭遇できるかと思われます。
特に観光地にある居酒屋やバーなどは、外国人と話ができる良い場所かもしれません。その人によるとはいえ、特に欧米人は気さくな人が多く、近くの席で飲んでいると相手の方から話しかけてくることもあるでしょう。
ただし、例外はありますがバーや居酒屋の出会いは暗黙の了解のもと「その日限りの関係」になりやすいので、より真剣な出会いを求めているのなら、外国人のいる街コンや婚活パーティに参加することも視野に入れておくと良いでしょう。
都内のクラブはもちろんナンパスポット
六本木や渋谷周辺には多くのクラブがあり、それらの日本のクラブは外国人にも人気のナンパスポットになっています。
外国人だけで連れ立っていて、日本人が入る隙のないグループもいますが、中には日本人との出会いを求めてやって来ている人もいるので、出会いのスポットとしては収穫が多そうです。
実際、筆者が友達と女性同士で渋谷のクラブに行った時には、何人か外国人に声をかけられました。特に踊り狂っていた友人は、人の良さそうな外国人に「踊ってるところがめっちゃ可愛いと思ったので連絡先を交換してほしい」と迫られていたのを覚えています。
ただ、近年はクラブによって違法ドラッグや睡眠薬の持ち込みなど入場時の取締りがとても厳しくなり、安全性が高まっているとはいえ、クラブのような人と人が簡単に知り合いになれるスポットには注意が必要。
お酒を奢ってもらう時には必ずバーテンがお酒をその場で作っているところを確認するべきですし、お酒に何か混ぜられないよう、自分のグラスはしっかり管理しないといけません。
それは外国人に対して警戒する、というのではなく、日本人を含んだ全ての人に対してするべき警戒です。国籍問わずレイプドラッグを盛り込もうとする人はいますから、特に女性が初めてクラブに行くときには必ず友達と、一人きりの状況にならないようにしましょう。
インバウンド向け宿泊施設のイベント
外国人観光客の多い地域には、「インバウンド(外国人旅行客)向けホステル/ゲストハウス」というものがあります。
それは通常の日本人に向けた旅館やホステル、ゲストハウスとは異なり、Wifi環境の整備や多言語案内の対応など、訪日外国人にとって過ごしやすいように作られている宿泊施設。
インバウンド向け宿泊施設は、特に初めて日本にやってくる外国人旅行客に人気です。外国人向けに整備されたゲストハウスの中には国際交流イベントを開催しているところもあり、参加すれば日本人とコミュニケーションをとってみたい外国人観光客とも話をしやすそう。
都内だと「泊まれるブックカフェ」として有名な「BOOK AND BED TOKYO」は筆者も行ったことがありますが、外国人の宿泊客も多く、日帰り利用もできますから、気軽に訪ね、本を通じて外国人と知り合うこともできるかもしれません。
また、浅草や金沢、京都、奈良など伝統的な日本の風情を感じられる観光スポットなら、「和菓子作り体験」などのイベントを開催している宿もあります。
他にも、バーベキューや習字のワークショップなど、交流を通じて外国人観光客と知り合える場所は意外にも多くあります。まずは自分の活動圏で、探してみたらいかがでしょうか。
旅行先で外国人OKのゲストハウスやホステルに泊まってみるのも
自宅の近場のインバウンド向け宿泊施設に赴くのも良いですが、より「同じ体験」を通して交流をしたいと思った時には、自分も同じ観光客として外国人OKのゲストハウスに泊まってみるという手もあります。
それも、今は日本国内に多くの外国人旅行客が訪れてきますから、海外旅行に行かなくても、国内の旅行先で外国人と出会える機会がとても増えています。
「外国人向けのゲストハウス」というと日本人だけでは泊まりにくいような気もしますが、「英語対応スタッフがいます」など「外国人OK」の表示があるゲストハウスなら過ごしやすそうです。
ホテルや旅館などは、食事をする際も宿泊客が別々で過ごすため交流は図りにくいですが、素泊まりのホステルやゲストハウスなど共用スペースのある宿泊施設なら、同じ宿の外国人旅行者の方ともコミュニケーションをとりやすいでしょう。
観光スポットやおいしい料理のお店など、ゲストハウスやホステルは情報交換が盛んです。初めて日本に来たという外国人旅行者の方がいたら、良い場所を教えてあげると良いですね。
ただし、自分が泊まる宿に必ずしも外国人旅行者が泊まっているとは限りませんから、運試しの面もあります。
もし、せっかく泊まった外国人OKの宿に外国人がいなければ、ツアーなどに参加すればまだ外国人と出会える可能性はあるでしょう。
英会話教室、英会話カフェ
外国人と話をしてみたい、交流してみたい、出会って恋愛がしたいと思っても、日本語以外話すことができないと、出会いは大幅に限られてしまいます。
なぜかといえば、日本語は世界的にみてかなり限定的な言語だから。たとえば英語を公用語としている国は現在58ヵ国もあるのに対し、日本語は日本とパラオ共和国のアンガウル州というかなり限られた地域でしか使用されていません。
そのため、「日本語を話すことができる外国人」という人は、日本でしか通じないマイナーな言語を学んでくれるのですから、とても貴重な存在なのです。
そのため、「外国人と出会いたい」と考えているなら、外国語を学びましょう。日本語を話せる外国人におんぶに抱っこではいけません。
世界で最も多くの国で話されている言語といえば、英語です。したがって、特にどの国の人と出会いたいか希望がなければ、英語を習得することがおすすめ。
ただ、日本人は早ければ初等教育からすでに英語の授業がある学校もあるとはいえ、「英会話」が大の苦手ですね。読み書きができてもリアルタイムで英語を話すのが苦手、という人がとても多いです。
学校では、英文法に詳しくても英会話が得意ではない先生から学ぶというケースがほとんどですから、日本人が英会話が身につけられないのもうなづけること。
本気で英会話を習得したければ、言語留学をするなど、英語しか使わない環境に滞在するのがいちばんの近道ですが、時間もお金もかかるためなかなか踏み出せない、という人も多いでしょう。
そこで、仕事も学業も両立しつつ英会話を身につけようとするなら、外国人講師のいる英会話教室に通うのが理にかないます。
それに、英会話教室ではたまに交流イベントを開催している場所もあり、外国人講師とより多くコミュニケーションを図れる機会も。
英会話教室ではなくても、よりカジュアルに参加できる英会話カフェなら飛び入りでも挑戦できますから、アクセスの良さや自分の経済面も合わせて検討してみると良いでしょう。
外国語教室の講師と生徒の恋愛について
ただ英会話教室に関して注意しておきたいことが、どの英会話教室においても大抵は「講師と生徒との恋愛は禁止」という決まりがあること。
英会話教室の場合は中学校や高校の先生と生徒の関係とは立場や年齢などの法律の関係も異なりますが、英会話教室ではその運営会社の決めたルールとして、恋愛はおろか「講師と生徒の連絡先交換も禁止」という場合もあります。
そのルールを講師が破った場合は解雇など、厳重なペナルティが課されてしまいますから、生徒の立場でうかつに恋愛を持ちかけるような話を出すことはできません。
講師と生徒が恋愛など親密な関係になってしまうと、ある意味生徒はフリーで英会話のレクチャーを受けられるようなものですから、営業上恋愛や連絡先交換が禁止されるのもわかりますね。
しかし、英会話の講師も生徒も人間です。実際のところ、恋愛関係に発展した講師と生徒というのは案外いるものだったりします。たとえば筆者の夫のアメリカ人の友人は、日本で英会話講師として働いているときに日本人の生徒と恋に落ち、結婚しました。
ただ、その講師の友人は生徒であった日本人の奥さんと結婚するにあたり、会社に隠し事もできませんから、英会話教室を辞めることに。
現在その夫婦はアメリカで生活していますが、英会話教室で恋愛をするということは、講師にとっては生活や人生を揺るがす決断であるということは肝に命じておかなければいけません。
そのため、恋愛の出会いのみを目的として英会話教室に通うのはNG。英会話教室には、真面目に英語を学んで、その先の出会いや国際経験に活かすために通いましょう。
また、英会話教室が主催するイベントの中には外部の方も参加できるケースもありますから、出会いのみを求めているならそういったタイミングを狙ってみるのも一つの手段ですね。
外国人と出会えるおすすめマッチングアプリ

時間をかけずに、居住地や出身地関係なく、自宅にいたまま外国人との出会いを探すことができるツールがある現代とは素晴らしい時代ですね。
海外発のサービスであるマッチングアプリは今や日本でもあらゆる種類があり、恋愛でも同性のパートナー候補を探したり、友達探しのマッチングアプリなども台頭しています。
そして、外国人との出会いを探すことのできる日本人向けマッチングアプリも登場しています。
ただし2020現在、日本人と欧州を中心とした外国人のマッチングアプリは人気が上昇していますが、まだまだアプリ開発が発展途上なのか、使用感に不満だというレビューも多く見受けられます。
よって、ここでは外国人との出会いを探すマッチングアプリを選ぶなら「老舗」のアプリが1番、という結論を出してみます。
マッチングアプリの「はしり」であるTinderをはじめ、婚活も視野に入れた外国人ユーザーの検索が可能な婚活アプリ/サイトであるマッチドットコムなら、運営体制も比較的安定していますし、セキュリティも強化されているので安心して使用できそうです。
また、これらの「恋愛の出会い探し」から始める恋愛に抵抗がある時でも「言語交換アプリ」なら、外国語の勉強を兼ねて友達作りをしたり、その繋がりから出会いを見つけられるかも。
言語交換アプリで最もユーザー数が多く、またSNS感覚で使用できる「HalloTalk」や、マッチングアプリのように言語交換の相手とマンツーマンでメッセージのやり取りができる「Tandem」は、出会いを期待している外国人ユーザーとのマッチングもできるでしょう。
これらのアプリについて、具体的にメリット、デメリットを解説していきます。
マッチングアプリの定番、Tinder

累計マッチ300億を超える世界最大級のマッチングアプリ、Tinder。
アメリカ初ということもあり、欧州をはじめとして英語圏の利用者を多数抱えています。そのため、日本国内にいても外国人との出会いが期待できるアプリでもあるのです。
Tinderは位置情報を使って近くにいるユーザーを探すという仕組みのため、海外在住の外国人ユーザーとの出会える確率はゼロとなってしまいますが、都心なら旅行で日本に来た外国人や、日本に住んでいる外国人ユーザーとマッチングできます。
このTinderを使って外国人ユーザーとマッチングするにはちょっとしたコツがあり、それは英語で自己紹介メッセージを書くということ。または日本語の下に英訳をつけるのです。
そうすることにより、あまり日本語が読めない外国人ユーザーでもあなたのプロフィールを把握することができるため、マッチング率が上がります。
当然、英語のプロフィールをしっかり文法として正しく表記するには英語のスキルが必須となりますが、外国人との出会いを期待しているのなら、そのやる気が力になって上達も早いはず。
外国人の恋人がいれば毎日話をすることになるので、その相手の言語を習得するのも早くなります。
ただ、「まだ英語には自信がないけど、外国人と出会ってから勉強も進めたい!」という人のために、穴埋め式のプロフィールのテンプレートを作ってみました。よろしければご活用ください。
はじめまして、(1. 自分の名前)といいます。
普段は仕事ばかりで恋愛のきっかけがないので、Tinderを始めてみました。
(2. 希望する相手の年齢層)代くらいの(3. 男性/女性)との真面目な出会いを探しています。
趣味は(4. 自分の趣味)で、よく(5. 自分の活動エリア)で過ごしています。
(6. 学びたい言語)を勉強中のため、日本人以外の方とお話ししてみたいと思っています。
それでは、お会いできるのを楽しみにしています。
【英訳】
Hi, My name is(1. your name).
I’m too busy to find my date so I just sign up Tinder.
I’m looking for a committed relationship with a(3. man / woman)in their (2. age bracket)’s.
Usually I’m being around (5. living area)to (4. your hobby) as my hobbby.
I’ve been studying (6. a langage you want to learn) so I hope I could talk with non-Japanese.
I’m so exited to see you. Thanks
※筆者の英語も完璧ではないのであまり信用しすぎないように
ちなみに、「ネイティブスピーカーは自己紹介の時に“My name is”なんて言わないよ!」なんて聞くことがありますが、マッチングアプリのようにはじめから本名を明かさず、ハンドルネームを使う場合などは「My name is」と自己紹介をすることは文脈的におかしくはないので、安心して使用してください。
「友達探し」にも使える
外国人との出会いをも期待できるTiderの良いところは、同性のパートナーや恋愛の関係ない友達など、あらゆるニーズに沿って誰か気の合う仲間を探せるところ。
レアなケースかもしれませんが、海外で使っていると夫婦で登録しているユーザーが「3Pの3人目を募集してます」なんて希望を大胆にも公開しているのを見つけたりします。
このような「外国人との出会い探し」の記事の中で、ここでなぜ友達探しにフォーカスするかというと、「友達の友達」という存在は出会い探しの中でとても貴重な存在になるから。
たとえば、英会話教室の外国人講師との恋愛はタブーでも、その講師の友達との恋愛は問題ありませんよね。
それと同じで、Tinderで出会った相手と恋愛に発展しなければオワリ、ではなく、Tinderで出会った相手を通じて新しい出会いを探せば良いのです。
Tinderは探すことのできる相手の条件が非常に幅広く自由に設定できるので、「友達を紹介し合える海外の方を探しています」とプロフィールに表記すれば、Tinderをうまく利用して外国人といわゆる「合コン」をセッティングできるかも。
マッチングアプリは全体を通して「ヤリモク」「メシモク」「国際恋愛詐欺」が多く、Tinderでもそのような悪質ユーザーを懸念している方も多いかと思われますが、近年Tinderはセキュリティの強化など安全面に力を入れており、悪質ユーザーの減少が見込めます。
ですから、あらゆる面でTinderの利用価値が上がっているということ。「ライフスタイルアプリ」のキャッチコピーの通り、使い方次第で、自分の人間関係を広げて、生活を豊かにするきっかけになるアプリにできるかもしれません。
マッチドットコムで真剣な出会いを探す

「マッチドットコム」は、Tinderよりも老舗の「世界最大級」の恋愛・結婚マッチングサービス。
Tinderと異なりマッチドットコムは恋活・婚活に絞っていますし、安全性がかなり考慮されているので真剣な相手を探しやすく、有料なサービスであるといえます。
日本人同士の出会いも探すことはできますが、自分が住んでいる地域が外国人居住者の多い地域(東京、大阪などの都市部)であれば、外国人とのマッチングも期待できます。
マッチドットコムの長所といえば、その綿密な検索機能。相手の年齢と人種、身長や体型から、宗教観や結婚観までかなり詳細に絞れるので、自分の理想に適った相手を見つけやすいという長所があります。
また、「想われマッチ」という検索条件を選択すると、「自分が相手の指定した条件に合っている場合」の相手を表示することができるという、アプローチしやすい機能も。
マッチングサービスとしてやはり昔からあるということもあり、マッチドットコムはとても使い勝手の良いサービスですが、しっかりとその機能を全て使えるようになるには男女共に有料会員登録が必要。
無料会員としてお試しで使用することもできますが、メッセージの送受信などマッチングして相手とコミュニケーションを取るための仕組みは全て有料になるので、外国人との出会いも真剣に探したい場合には料金を支払って使用すると良いでしょう。
海外版「マッチ インターナショナル」を使う
マッチドットコムは、日本在住で日本語に堪能な外国人とのマッチングが期待できるサービス。
しかし、日本語の読み書き話しができる外国人はとてもレア。普段なかなか出会う機会もないですし、マッチドットコムでも見つけるのが難しいという場合も出てきます。
そんな時には、同じ系列の「match.com International」を使ってみましょう。
この「マッチ インターナショナル」とは、日本国内(日本語)限定仕様となっている「マッチドットコム」の世界版ともいえるもの。
マッチインターナショナルは日本語対応していないですし、日本語の読み書きができない登録ユーザーがほとんどですから、自分が英語の読み書きをできるようになって、英語でコミュニケーションが取れるというスキルが必要になります。
しかし日本に限らず世界中のユーザーと出会えるため、外国人との出会いを探す人には大変おすすめ。

マッチインターナショナルに登録するときは、こちらのマッチインターナショナルの公式ページの国別一覧の右下、「International (English)」をクリックして登録ページに進みます。
マッチインターナショナルは国籍関係なく英語のやりとりができるユーザーの専門マッチングシステムですから、登録ページもシステムも全て英語。
また、登録ユーザーは世界各地に点在しているので、マッチングしても遠距離恋愛からのスタートとなります。
そのように、英語という言語のハードル、相手との距離というハードル、またマッチング相手と恋愛に発展するために普通より時間がかかるというリスクはありますが、こちらのサイトを利用すれば必ず外国人と出会えると考えても間違いないでしょう。
言語交換アプリを使ってみる
あらゆるマッチングアプリが台頭している今、「言語交換(ランゲージエクスチェンジ)マッチングアプリ」というものがあるのをご存知でしょうか?
平たくいうと、とある言語を学びたい人同士が、それぞれ相手の言語を学び合うためのマッチングシステムです。
たとえば、英語を学びたい日本人と、日本語を学びたいイギリス人がマッチングすれば、相互補完的に学習を助け合うことができますよね。
人気の言語交換アプリでは世界中のユーザーが登録しているので、英語だけではなく、フランス語やイタリア語はもちろん、ルーマニア語やギリシャ語のようなマニアックな言語も学ぶことができる可能性があるのです。
そのようなアプリでは、原則として「恋愛の出会い目的の使用は禁止」。しかし、言語を学習し合っているうちに恋愛に発展するというケースは実際にあるものです。
恋愛を意識して人付き合いをすると、つい他人を色眼鏡で見てしまいがち。相手の長所や短所を見逃してしまうこともあります。でも友達から関係を始めれば、たとえ恋愛に発展しなくてもそのまま友達でいられるかもしれません。
それに、外国人との出会いを求めるなら、外国語の学習は必要不可欠。他言語のコミュニケーションに馴染みがなくても、言語交換アプリで外国人とのコミュニケーションに慣れていきながら交流できるので、出会いをも探すにあたってオールインワンのアプリになるでしょう。
ここで、おすすめの言語交換アプリを2件ほどご紹介します。それぞれ使い方が異なるので、より自分に合ったものを選んでみてください。
HelloTalkでライフスタイルを変える?

「ハロートーク」は、日本対応の言語交換アプリのなかでも「グループ学習」のスタイルに特化したコミュニティアプリ。
他のユーザーとマンツーマンで会話できるメッセンジャー機能はもちろんですが、特筆すべきが「タイムライン」の機能。
「タイムライン」は誰もが自由に投稿が作成できる掲示板やSNSのような機能で、投稿の内容は自由形式から「文章を修正してほしい」「どういう意味ですか」などのトピックを選択でき、他のユーザーとコミュニケーションしながら学習をサポートしてもらえます。
逆に自分からも日本語を学習したい人を助けてあげられますし、1対1のコミュニケーションに抵抗があってもカジュアルに国際交流ができるのです。
タイムラインは内容によってはたくさんの人からリプライをもらうこともあり、現在も使用している筆者の実感としては、ハロートークはかなり盛り上がっているのではないかと思われます。
タイムラインでやりとりをしたことのあるユーザーとの方がメッセージのやり取りに移りやすいですし、ハロートークは友達作りから自然と恋愛関係に繋げられる可能性もあるとみていいでしょう。
また、ハロートークは言語学習のためのレッスンの機能もついているので、暇な時間に1人で勉強することもできるという非常に優秀なアプリでもあるので、ダウンロードして損はありません。基本的な機能は無料で使えます。
注意するべきが、ただ出会い目的だけで利用するということ。他のユーザーに迷惑をかけると運営からBANされる可能性もあるので、あくまで言語学習のほうに比重を置いて使いましょう。
より絆のある言語交換をしてみたいならTandem

ハロートークはSNSのような機能のタイムラインなど、まずは多数の相手とのコミュニケーションから始められるというメリットがあります。
ただ、そういった機能的に、他のユーザーとの関わりが「広く浅く」になりがちなパターンも考えられます。
そこで、はじめから誰かとマンツーマンでやりとりをしたい時には「Tandem」を使うのがおすすめ。
Tandemはマッチングアプリのように言語交換のパートナーを探せるというもの。恋愛目的の利用はもちろんNGですが、無料でも入会時に審査があるため、ある程度の安全性は守られています。
メッセージ機能が充実しており、翻訳機能もついているので、わからない単語をいちいち相手に尋ねたり、別のアプリやブラウザを開いて辞書を見る必要もありません。相手とのやりとりをスムーズにしつつ、必要なところだけ修正したり教え合うことができるのです。
また、ボイスメッセージもあるので、発音のアドバイスもやりとりできてより密接なコミュニケーションが取れそうです。他にも音声通話、ビデオチャットなど、お互いの信頼度に合わせてステップアップしていける機能が嬉しいポイント。
メディア掲載実績やアップルストアからも高い評価を得ているアプリですから、今後の機能充実も期待できそうです。
このアプリでマッチングして「タンデムパートナー」になったといっても恋愛につながる保証はゼロですし、あまり期待を相手に押し付けても嫌われてしまうので、出会いを求めても使用には厳重な注意が必要。
しかし友達同士のつながりを通してお互いの友達を紹介しあえるような仲になれば、出会いのチャンスもグッと広がるはず。同性のタンデムパートナーを作って恋愛相談してみるのも良さそうです。
外国人と出会いを探すときの注意点

これまでの内容で、外国人と出会う方法について大まかにご紹介してきました。
ただ、外国人との恋愛はなかなか一筋縄ではいかないもの。言葉や文化などいろいろな違いが、カップルの絆を強くするのか、あるいは亀裂を生んでしまうのかは、ある程度は自分次第のところもあります。
まず、旅行で日本に訪れた人と出会って仲良くなったとしても、相手は帰らなければいけない立場ですから必ず遠距離恋愛になります。マッチングサイトなどで知り合った相手が外国に住んでいるという場合でも同様。
日本国内の遠距離恋愛なら月に1度くらいはお互い会いにいける距離ですが、国際間となるとそうはいきません。国の移動となると航空券も高価ですし、それなりに長期の休みを取らないといけなくなるので、なかなかハードルは高くなります。
それに、特にマッチングサービスの出会いで警戒しなければいけないのが「国際ロマンス詐欺」などの被害。外国人の中でも特に白人の人は、日本人から人気があるということを自覚していますし、甘い言葉で誘われても断る勇気や冷静さが必要です。
また、外国人と付き合うにあたって最も気を付けたいポイントが、相手と自分との生まれ育った国の文化の違いについて。
自分にとって当たり前の考え方や生活習慣が、相手にとっては理解できないことであったり、時には不愉快にさせてしまう可能性があります。逆に相手の文化が受け入れられないというパターンもあるでしょう。
外国人と付き合うということは、特に付き合いたての時期にはそういった文化の違いのすり合わせの連続です。それが面白いと感じることもあれば、もちろんストレスになることもあります。
お互いに他文化に対して寛容でないと、国際カップルというのは難しいもの。
これらのような国際恋愛の注意点について、出会いを探す前に把握しておきたいところです。順を追って紐解いていきましょう。
遠距離恋愛は覚悟しておく
前に少し触れましたが、外国人との恋愛では遠距離恋愛は付き物です。
相手や自分が就労ビザを取るなどして長期的に日本、もしくは外国に滞在し、一緒に過ごせるのなら話は別ですが、それでも永住権がない限りはいずれ離れ離れになる時も来るでしょう。
遠距離恋愛とは、そのカップルによっては関係の終わりを意味することもあります。どちらかの仕事が長期休暇を取ることに寛大で、年に数回は会えるというならまだ危機回避できますが、人によっては年に一度も会えないというパターンも。
特に日本では1週間も長期休暇を取るのが難しいという場合も多いですよね。経済的にも若い世代は困窮していますから、海外旅行は年に1度、3日使えればいいほう、ということもあるかと思われます。
また、現在、世界的に経済は落ち込んでいます。それでもまだ、欧州をはじめとした外国の方が雇用環境や収入が良好な場合が多いですから、日本人側の私たちが会いにいけないなら、外国人の相手方に日本に来てもらうことになるでしょう。
すると、相手方はこちらに会いに来るために休暇を使います。年に何回来ることができるかは相手の仕事と経済の都合によりますが、たとえ数回旅行に行けるチャンスがあるとしても、すべてのチャンスを日本の恋人に会うことに使うとしたら。
恋人関係は保たれるかもしれませんが、現実的にみて、相手にとっては他の国にも旅行できたかもしれない時間を、こちらのために犠牲にしてくれているようなもの。
ちょっと申し訳なく思えますよね。相手がこちらを心から愛していて、相手の方から会いに来たいと言うならまだしも、旅行好きの相手にとっては旅行先が日本ばかりだと、少し飽き飽きしてくるかもしれません。
それに、遠距離恋愛の最大のデメリットといえば「浮気の心配」ですね。国内の遠距離恋愛よりも、国際間の遠距離恋愛となるとよりお互いの日常や交友関係がわからなくなり、猜疑心が育まれてしまうことも。
そのため、遠距離恋愛の時には、暇があったら相手とメッセージを送り合ったり、週に何回かフェイスタイムやスカイプを使って顔を見て話すことが不可欠。そのようにかなりマメに連絡を取り合うことが苦手だとしたら、遠距離恋愛はなかなか難しくなります。
これらのように、外国人の恋人と遠距離恋愛をするためには、多くのハードルを超えなければいけなくなります。
特に、自分がある意味仕事の都合で日本に拘束されているがために、相手の国に会いに行ったり相手と一緒に海外旅行できない立場にいると、国際間の遠距離恋愛はかなり難易度が高くなるのです。
遠距離恋愛とは「結婚 or さよなら」?
国際間の遠距離恋愛は難しい、という話ですが、自分と相手に「とある目標」があれば、数々のハードルもさほど苦痛にならない場合も。
その目標とは、「結婚をする」という約束です。婚約中というステータスを持って遠距離恋愛になれば、会えない期間をやきもきと過ごしたり、一緒に過ごせる日が見えてこないまま関係がだらだらと続いてしまうことも防げます。
国際結婚となると、フィアンセビザや配偶者ビザをはじめ、移住先の国で永住権をとったり、就労先を探したりととても多くの課題がついてきますが、遠距離恋愛中でも相手と共通した目標に向かって、会えない時間を準備などのために有効に使えます。
これらの難解な手続きをこなすには相手との絆が試されますが、乗り越えることができれば最強のカップルとなれるのです。
反対に、結婚の話もなく、どちらかがどちらかの国に就労ビザなどを使い長期滞在の計画もない遠距離恋愛というものはかなり不毛な恋。
カップルとは必ずしも結婚しなければいけないというわけでもないし、独身のステータスのまま一生を共にするカップルもいます。しかし、国際館の遠距離恋愛となると、仕事という足掛かりがない場合、一緒になるには結婚が手っ取り早いというパターンもあるのです。
お互いの仕事が忙しく、半年以上会うことができないという状況の遠距離恋愛は辛く、「なんで付き合ってるんだろ?そもそもこれって付き合ってるって言えるのかな?」と半信半疑になり関係を解消するケースは数多く存在するもの。
なので、外国人と出会いを求める時には、自分の仕事や経済力などをいま一度振り返り、自分が自由に国外を行き来できる環境なのかを考えてみてください。もしくは、出会った相手が一生を共にしたいと思えるほどのパートナーなのかどうか、時間をかけて塾考しましょう。
成功するケースと別れてしまうケース
ここで、筆者とその周囲で実際に起こった、国際恋愛が成功したケースと別れてしまったケースの要素をそれぞれ比較してみましょう。
【国際恋愛が成功したケース】
- 日本人側のステータス:20代後半、フリーランスで休暇の選択は自由、平均的な収入、日本在住
- 外国人側のステータス:20代後半(日本人側と同年代)、海外在住、企業勤めだが有給申請の自由度が高い
- 連絡頻度:メッセージのやり取りはそれぞれ1日10通以上、最低週一のビデオ通話
- 会う頻度:日本人側が年に1回、外国人側が年に2回、2週間〜1ヶ月の休暇
- その他:出会ってから半年ほどで婚約、2年の遠距離恋愛を経て結婚。日本人側が海外へ移住。外国人側が日本に来る際は日本人側の実家に宿泊
【うまくいかなかったケース】
- 日本人側のステータス:20代後半、会社勤めで休暇がほとんどなし、平均的な収入、日本在住で親の介護中。
- 外国人側のステータス:20代後半、海外在住、公務員で休暇がほとんどなし。平均的な収入。
- 連絡頻度:メッセージのやり取りはそれぞれ1日数回〜、ランダムな通話、ビデオ通話。
- 会う頻度:外国人側が年に1度、3日ほど日本人側と旅行先に宿泊。
- その他:外国人側が結婚願望あり、日本人側が不明。お互いの仕事の都合上なかなか会えない状態が1年ほど続き、フェードアウト。
これらのケースを比較して、国際恋愛の成否を決定的に分けたのが「休暇申請の難易度」です。
成功したケースでは、日本人側がノマドワーカーであり、旅費を貯めて外国人側の国へ1ヶ月ほど仕事をしながら滞在出来たこと、外国人側も自由に有給申請ができたことで日本に何度も訪れることが出来たことが大きいでしょう。
反対に、うまくいかなかったケースでは、お互いがあらゆる理由でそれぞれの国に拘束されていたため、会うことが出来なかったことで「縁がなかった」と諦めてしまったことが別れの原因となっています。
別れてしまったケースでも、もしどちらかの仕事に都合がつけば、よいタイミングで復縁できる可能性もあります。しかし、特に結婚や海外移住など、どちらかが自分の生活環境を変えるという目標がなければ、国際間の遠距離恋愛とはなかなか難しいものなのです。
国際恋愛においてノマドワーカーであることのメリット
フリーランスやWEB媒体での仕事がメインで、会社や店舗に出勤する必要がなければ、自宅でもカフェでも好きなところで仕事ができますよね。
そのような「ノマドワーカー」は、国際恋愛においてアドバンテージがあります。
なぜかといえば、たとえ海外にいてもネット環境とパソコンなど仕事道具さえあれば、いつでも仕事ができるから。就労ビザを取らなくても、もっとも取得しやすい旅行ビザが許可する期間中なら、仕事をしながら海外に滞在できるのです。
そのため、国際恋愛で外国人の恋人の家を訪ねる時、長期的に滞在することが可能。相手の家に泊まるなら宿泊費はかからないですし、1ヶ月も外国で過ごせば語学も必ず上達します。
会社勤めや店舗営業だとなかなか長期的に海外へ行くのは難しいですが、ノマドワーカーの立場ならこのようなメリットがあるのです。
旅行ビザなどの滞在期間はその国によって決まっていますが、「日本のパスポートは世界最強」と言われているだけあって、ビザ免除で簡単な申請のみで滞在許可が下りる国は世界68か国もあります。
ですから、たとえ外国人の恋人の仕事が忙しくても、ノマドワーカーなら旅費さえあれば自分から相手の国へと滞在し、日常生活を続けられるので、遠距離恋愛中でも関係を良好に保つことが出来ます。
参考までに、筆者は今の夫(アメリカ人)と婚約するにあたってフリーランスの仕事をはじめ、交際中はアメリカにESTAで入国し1ヶ月ほど滞在しました。
また、結婚しアメリカ移住した際も、日本のWEB関係の仕事なら永住権(就労権)なしでも続けられるため、国際結婚を希望されている方にはまずは「ノマド」の働き方がおすすめです。
国際ロマンス詐欺などの危険
外国人との出会いを求めるにあたって、まず出会いを探している段階でもっとも気をつけないといけないのが「国際ロマンス詐欺」をはじめとする詐欺被害や犯罪被害について。
「国際ロマンス詐欺」とは、その名の通り国際間の恋愛関係を利用した詐欺です。主にマッチングアプリや婚活サービスなど、オンライン上での被害が多発しています。お金もなくし、心も傷つけられてしまう、許しがたい犯罪です。
国際ロマンス詐欺の典型的な手口といえば、オンラインの交流サービスなどでコンタクトをとり、甘い言葉で恋愛関係になったかのような気持ちにさせて相手(日本人被害者)から信頼を得たあと、事故や怪我、病気など様々なエピソードを理由に金銭を要求してきます。
また、「日本に会いに行く」と言って旅費を請求してくる場合もあります。それも、到着の直前でなんらかのトラブルがあって行けなくなるなど、あらゆる言い訳で結局は会いに来ず、お金だけ騙し取るというケースも。
そのような国際ロマンス詐欺師の特徴は、アプリやサービス、もしくはFacebookで他人の画像やプロフィール写真を盗用しているなど、別人を装っているというのがステレオタイプです。
また、日本人が恋愛の相手として白人の外国人を好むという傾向を把握しているため、多くの詐欺アカウントが白人に設定しているという話もあります。
相手のアカウントの画像や自己紹介文をGoogle検索にかけて本人かどうか洗い出すという手段もありますから、外国人との出会いを求める際は、被害に遭うことがないように十分に気をつけてください。
お人好しは注意
国際ロマンス詐欺は、多くの場合事故や怪我で苦難している、または家族と死別など、「かわいそうな状況」を演じて同情を誘い、金銭を騙し取るというパターン。
そのため、相手が怪しいなと思っても「もし本当だったら…」と考え、少額から相手にお金を渡してしまうことも。
特に同情心が深い、いわゆる「お人好し」と言われるタイプの人は特に注意です。優しい人こそ詐欺に引っかかりやすいとは嫌な世の中ですね。
恋愛において、相手に金銭を要求するというのは、普通の恋愛でもまず健全ではありません。たとえ金銭的に苦労していたとしても、普通の神経をしていたら恋人に頼ろうとはしませんし、まずお金に困っている人は恋人を作る余裕なんてないはず。
自分で稼いだ自分のお金は、守らなければいけません。どんなに親密な関係だとしてもお金を渡すのは簡単にしてよいことではありませんし、ネットで出会って実際に会ったこともない人のことは、絶対に信用してはいけません。
「自分は騙されやすいタイプかもしれない」と警戒できる人よりも、「いいや、絶対に騙されることなんてない」と自信を持っている人の方が詐欺に遭いやすいというケースもあります。いずれにせよ、ネットの出会いには十分に気をつけましょう。
文化の違いを理解する
「日本人最高!日本大好き!」なタイプの人が外国人との交際を求めているかはわからないですが、外国人と出会いを探し、恋愛をしたいと思っている人は、少なくとも他の国の文化に興味を持っていることと思います。
そこで改めて把握しておきたい認識が、他文化に対する理解をより深める心と知識の余裕があるかどうか、というところ。
たとえば、多くの諸外国は屋内では土足で、日本の家のように靴を脱いで上がるという習慣はあまりありません。欧米のほとんどの家はバスルームがトイレ・バスタブが同じ空間にあります。毎日お風呂に入る習慣もありません。
こういった他文化に対して、「不潔!受け止めきれない!ムリ!」と拒絶するのではなく、「そうなんだ〜どこでも住めば都だよね」とプラスに考えることができる柔軟さが必要です。
日本でも蕎麦など麺類を啜って食べたり、くしゃみをするとき手のひらで抑えるなどの習慣は欧米では不潔と捉えられますし、自分の生まれ育った国の文化と外国の文化の違いを受け止め、順応していけるかどうかが問われています。
外国の文化を、その国出身の人の前で貶したり、批判するのは失礼なこと。海外について知るということは、自分の見識を広め、常識だと思っていた物事を覆されることをも楽しめる余裕が必要なのです。
また、「言語の壁」は訓練で乗り越えられることが出来ますが、「宗教の壁」についてもまず構えておきたいところです。
意外と高い「宗教の壁」
日本人の多くの人がこれといった信仰心を持ちませんが、「日本人は無宗教だ!」という考え方もあれば、大晦日や七五三、冠婚葬祭で神社や仏閣へ赴く限りは、なんらかの宗教に属しているともいうことが出来ます。
ただし、それらの多くは「信仰心」に基づくものではなく、生まれ育った環境において慣れ親しんだ「習慣」です。神や霊を信じたり信じなかったりはほぼ個人次第ですし、その「神や霊」などの形も定まっていないことがほとんどではないでしょうか。
そのため、欧米で一般的なキリスト教や、ユダヤ教、イスラム教のような一神教には、ほとんどの日本人に馴染みがありません。
馴染みがないということは、一神教を信仰している人の習慣や信仰心、思想を理解することが難しい、ということでもあります。信心深い人にとっては宗教はその人の人生の一部ですから、理解がないとその人とわかり合うのが困難な場面も出てくるでしょう。
実際、国際結婚の難題といえば外国人の相手、もしくはその家族との間で宗教についての隔たりが深く、相手の一家から爪弾きにあってしまったり、宗教観の強制により離婚に至るというケースもあります。
ですから、外国人と出会い、恋愛するにあたり相手の宗教はまず最初に聞いて、確認しておきたいもの。
特に相手がなんの宗教も信仰していない、もしくは抵抗があるという場合なら、たとえ相手の家族が信心深い人たちだったとしてもあまり心配はありません。(冠婚葬祭では相手方の宗教に合わせる必要性が出てくる場合もあります)
現代では相手の「家」と結婚するために出会いを探すわけでもないので、ひとまずは恋人や出会う相手のことだけ心配して良いでしょう。
宗教は人の価値観や思想にかなり影響するもので、私たちも自分が気づいていないだけで、仏教や神道、またはキリスト教など宗教ならではの思想や習慣が身についています。
そこで相手と思想のギャップを感じてもあまり驚かず、否定するより受け止め、あるいは受け流す構えでいるようにしましょう。
不思議に思われるかもしれませんが、人の宗教を否定することは、その相手自身の人格を否定することにも繋がることもあるので、外国人相手と宗教に関する話題が出たときには注意が必要です。
知らないうちに差別をしている可能性について
厳密には賛否両論ある話題ですが、現代の日本は単一民族国家(同一の民族が人口の95%を占める)といわれています。
最近は外国人を身近で見かける機会も増えましたが、それでも一般的に多くの人が黒髪・黒目の日本人に囲まれて生活していると、ハーフや帰国子女の同級生は周囲から浮いて見えてしまうことから、彼らがいじめに遭うケースはかなり多いものです。
そのようないじめは決定的に差別意識からくるものですが、多くの日本人は「自分が人種差別をしている」というシチュエーションに気がつきません。しかし、現代の国際社会において、人種差別に関してポリコレ意識が低いことは大きな問題です。
残念ながら、国内で人種差別に遭うことのない日本人の家系の私たちにとって、外国人のカタコトを笑ったり、肌の色や目の色、顔つきを揶揄することはテレビでも日常的な光景となってしまっている現実があります。
しかし、そのような人種差別の光景がいかにグロテスクで不愉快なものか、ものの見方を改めなければ国際社会への参入は困難です。外国人に対する「からかい」やルッキズムが「悪気のないこと」だと思っているなら、国際恋愛は諦めてください。
また、差別は自分がいかに気を付けていても、知らずのうちにしてしまっている可能性があるもの。外国人との出会いを求めるならば特に、「自分は差別なんかしない!」と断言するのではなく、「差別してしまうかもしれない…」と考え、常に発言や行動には気を使いましょう。
日本で日本人の家系に生まれ、日本人としてずっと暮らしていると、人種差別に会うことはまずありません。しかし海外でしばらく生活したことのある人なら、「アジア人差別」に遭う機会もあったことと思われます。
もしかすると、そうして自分が差別に合う可能性を感じて、初めて人種差別に関してリアルな問題意識を持つことができるのかもしれません。海外に長期滞在してみることで、あらゆる面で外国人との出会いの可能性が広がるでしょう。
外国人との恋愛のリアルな話
筆者の話をします。私は2年ほどアメリカ人と遠距離恋愛中心の交際をし、結婚して現在アメリカに住んでいます。
恋愛観や価値観、生活のペースなどあらゆる面で最高の親友でパートナーと相手だからこそ頑張れましたが、ここまでの道のりはなかなか大変なものだったといえます。
まずお互い基本的に別々の国で暮らしていると、物理的に会えないなか、どうやってコミュニケーションを取るのか、お互いに対して理解を深めていくのかを工夫しないといけません。メッセンジャーやFaceTimeなど、現代のテクノロジーにここまで感謝したことはないほどです。
お互いのもとへ会いにいく旅費を貯めるのも苦労しました。出会った当時私はまだ学生で学費も貯めないといけなかったので、多くの場合は彼を頼りましたが、彼の仕事先が休暇を取ることにかなり柔軟であったことも大変ラッキーなことだったと思います。
周囲の人や一部の友達には「きっとすぐ別れる」と思われていたことは常に感じていました。しかしお互いの家族や親しい友達の応援や交流があり、支えになりました。
アメリカで結婚するための婚約者ビザの取得は弁護士なしで自分たちだけで進めていたために1年ほどかかりましたし、グリーンカード申請もかなり手こずりました。手続きが多すぎて、複雑すぎて、険悪なムードになった日も数えきれません。
ただ、これらのような障害を乗り越えることで絆を深められたともいえます。
多くの「ラッキー」と周囲の人の助けに支えてもらえたからこそ幸せな結婚となりましたが、そのどれかが欠けていても難易度がぐんと上がっていたのではないかと思います。
私はもとから国際恋愛に全く興味がなかったので、今の結婚相手と出会ってからこれまでの流れは偶然の連続で、突然の困難に直面したこともありましたが、これから外国人との出会いを探すのであれば、あらかじめ心構えをしておけるでしょう。
これからどんな相手と出会えるかは、未知の領域です。黒人だからといって全ての人がすぐれたリズム感を持っているとは限りませんし、イタリア人だからといってナンパな人とも限りません。
どんな外国人の方と出会っても、国籍や人種に対する偏見なく、その人の人柄そのものと付き合っていってください。
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