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「初恋」とは、なんとも甘酸っぱい言葉。早い人は、物心のつく頃にはすでに好きな子がいた、ということもあるでしょう。
世の中では「初恋は叶わない」と昔からいわれているものですが「叶う」ということが「付き合う」ということであれば、人によっては初恋を叶えた人もいるでしょう。
もしくは、初めて人と付き合うことを「初恋」という場合もあります。最近の子供はおマセなので、小学生でも恋人同士になることはよくあるそうです。とはいえ、ファーストキスはまだしも流石に初体験には早過ぎますが。
子供の頃に感じた、友達以外に特別好きな人ができる「恋」という感情は、大人の恋愛感情とは少し異なっていると考えられます。つまりは大人になるにつれて、性欲ありきの恋愛感情を初めて感じることも、ある意味では「初恋」といえるかもしれません。
それらも踏まえて、世の中の人たちはいつ「初恋」をするのでしょうか。その平均年齢や、相手の傾向も気になるものです。
今回は「初恋の年齢」についてお話ししていきましょう。独自にアンケートも取り、初恋について具体的なデータとともに紐解いていきます。
目次
初めて恋を自覚するということ

皆さんの初恋とはいくつの時だったでしょうか。もしくは、現在進行形で初恋の最中にいるでしょうか。
はたまた、「いまだに初恋を経験していない」という人もいるでしょう。
人によって恋の経験はいろいろですが、そもそも「初恋」の定義とはどのようなものだと考えますか?
幼稚園くらいの子供のプラトニックな「好き」の気持ちと、大人の恋愛の「好き」は根本的に仕組みが異なる部分もあります。それに、初めて「恋」を感じる相手が実在する人間とも限りません。
人によっては、初恋を感じた時点で、自分がセクシャルマイノリティであると気が付くこともあるでしょう。恋愛の傾向が大多数と違っていたり、または恋愛感情そのものを持たない人もいます。
それぞれ、初恋の相手が誰であろうが、初恋が何歳の時であろうが「おかしい」ということは何もありません。世の中の平均的な初恋事情を知る前に、まずは「初めて人に恋をする」ことについて考えてみましょう。
子供の「好き」と大人の「好き」は違う?
子供は大人に恋をしてしまうこともありますが、「子供の恋」は大人の恋とは別のもの。初恋の相手が大人の場合は、その恋が叶わないのならかえって健全です。
「子供に手を出す大人」の悪さは、大人になるにつれその気持ち悪さがわかります。自分よりもずっと年下の子供に恋をしてしまう傾向を持つ人もいますが、その子供の選択肢を無視して性欲混じりの恋心をぶつけてしまえば、それは立派な犯罪。
「大人の恋愛感情」とは、人によりけりですが性的な衝動も含まれているのです。小学生低学年くらいまでの恋愛感情とは、根本的に異なるといえるでしょう。
そのために、「大人」は心が通っていない相手とも「恋愛」の関係を持とうとする場合もあるのです。もしくはお金や地位などのステータス欲しさに恋愛を装って近づく人もいて、なかなかに爛れた世界かもしれません。
反対に、大人になってからも子供の頃に感じたようなプラトニックな恋心が主体になって恋愛をする人もいます。
結局は恋愛ごとも「その人次第」ということ。たとえ「純愛」も子供っぽいというわけでもないですし、恋をするのが人より早かったからといって偉いというわけでもありません。
ただ、性欲の強さによって揺らいでしまう可能性のある大人の恋愛ほど、難しくなることがあります。本来は誠実な人なのに、セクシーな人に誘われたらついつい浮気してしまう、というパターンもあるでしょう。
そんな誘惑にも負けないように、子供の頃に感じるような、性欲を含まない純粋な恋心のあり方には、しっかり向き合ったほうが良いでしょう。「大人」の恋愛に疲れたときは、プラトニックな感情主体で恋をする相手を求めたくなる気持ちも理解できます。
そうして、恋人のことを、肉体関係なしにでも「人として好き」「親友以上の存在」と思えれば、その恋愛はとても安定するもの。人のことを不純な気持ちを除いて好きになるという気持ちは、本当に愛する人に向き合う時のためにもしっかり覚えておきましょう。
二次性徴の前後で変わる
おそらくですが、人の恋心の形が変化するのは、大まかに思春期の二次性徴の前後ではないかと考えられます。
小学生の頃には、さほど同級生の男女の性別も意識することがなくても、高学年になれば男友達や女友達ともなんとなく「壁」を感じるようになることがあるでしょう。その壁とは単純に性別の壁といえます。
たとえば、今まで普通に友達だったのに、相手の性的な成長を目の当たりにして、恥ずかしくなって今まで通りに接することができない…など。
一般に女子の方が比較的に二次性徴の時期が早いですが、男子の場合は自分で性欲をコントロールできないレベルに発情することもあり、中学生頃には男子のことが嫌いになる女子も増えます。
普通に遊んでた友達に異性として見なされるのはショックなことです。ある意味、このくらいの時期が「子供の恋」の終わる時期ともいえるでしょう。
いわゆる「エロガキ」という、エロいことをしようとしたり人前で言ったりする子供は、本当にそうしたいというよりは「注目を集めたい」という理由がほとんど。大人の恋愛には程遠い感情です。
よって、自分の純粋な恋心にも性欲が含まれるようになるのは、大体は二次性徴後でしょう。大人になると、相手のことが本当に好きで、傷つけないで大切にしたいという気持ちでも、同時に「エッチしたい」という欲求が含まれます。
好きな人に対してそのように思うことは、何も不思議でも汚らわしいことでもありません。好きな相手と付き合うようになれば、自然と体の関係にも進んでいきます。
人によっては周りの人と恋愛のやり方が異なる場合もありますが、それを受け入れてくれるパートナーを見つければ良いというだけ。無理をして一般論に合わせる必要もありません。
恋愛にも「コツ」があり、初めての恋や恋人との関係はうまくいかないこともあります。ただ、人との色々な出会いや付き合いが自分の恋愛観に影響するので、友達も恋人も本当に一緒にいて居心地が良く、自分が成長できると感じられる相手を選べたら良いですね。
初恋の相手が人間じゃないパターン
ときに、初めて恋愛感情が芽生える相手は、実在する人間であるとは限りません。
ドラマや映画の俳優であったり、はたまたゲームや漫画のキャラクターなど、架空の人物であるという場合は意外と多いもの。たとえば、タレントの中川翔子さんの初恋は「ドラゴンボールのトランクスだった」というエピソードも有名です。
そういった特殊なケースは後々の恋愛傾向に良くも悪くも影響を及ぼす可能性は大きいですが、たとえ初恋の相手が架空の相手だとしても、今後同じような相手にしか恋心を抱けない、なんてこともありません。
誰か素敵な人に対してドキドキする気持ちは、いわゆる「人生の潤い」ともいえるもの。初恋とはそのはじまりですから、いい思い出として大切にしておきましょう。
例:筆者の場合(※特殊)
何を隠そう、筆者も特殊な初恋を経験しています。
まず子供の頃に見たアニメのキャラクターでもお兄さん的な存在には大体恋していたと思いますが、初恋はタートルズのレオナルド(青いはちまき)でした。
初恋の相手は人間でもなかったという大変恥ずかしい思い出。今思えば、それらの気持ちは「推し」を思う気持ちと同じですが、当初はガチで好きだったような気もします。
ただ、小学校の同級生のことも好きだったので、当初から「二次元は別腹」と考えていた、結局はただの筋金入りのオタクだったというだけかもしれません。
そんな気持ち悪い女でもまともに人間と恋愛して結婚できたので、もしこちらの記事を読んでいる人が特殊な初恋を経験していても、私なら心の底から「大丈夫ですよ…」とアドバイスできます。
恋は、ときには相手を傷つけてしまうもの。ですが、二次元や架空の人物に恋をすることは誰も傷つけません(多分)。もし「日常的に潤いがない」と感じたら、イケメンや美少女のいるアニメや漫画、ゲームやはたまたアイドルや宝塚に手を出してみることもおすすめです。
一体なんの話をしているのでしょうか。初恋の話に戻りましょう。
初恋って引きずるもの?
初恋の相手の存在を、その後もずっと引きずってしまうというケースも稀にあります。
それは、一方的な「片想い」の初恋ではなく、「初めて付き合った(恋愛をした)相手」という意味の初恋に多いかもしれません。
たとえば、「中学・高校生くらいの時に初めてできた彼氏/彼女と、どうやってコミュニケーションを取ればいいか分からず、いつの間にか疎遠になって自然消滅してしまった」などのパターンでは、「あの時こうしていたら」という未練から、後悔と共に相手のことをずっと忘れられない、というケース。
そういった「ケジメをつけられなかった恋愛」というのはいつでも後を引くものですが、それが初恋ともなれば余計に思い出すことになるのでしょう。
「もしかしてもう嫌われてしまっているかもしれない」と思ったり、逆に「今でも自分のことが好きだったら」と考えたり。時には相手のことを考えすぎて夢にまで見るという人もいます。
そのため、人と関係を持った場合には、できる限り関係に「ケジメ」をつけましょう。さようならをするときはちゃんと向き合ってお別れをすること、正直な気持ちを打ち明け合うこと、言葉で伝えにくいことは手紙にするなど。
「コミュニケーションを放棄する」ことが恋愛関係の中で最も悪質な行為です。相手の話は馬鹿にしたりせずしっかり聞いてあげる、また自分の伝えたいことは怖がらずに伝えることが大事になります。
相手や自分の気持ちを宙ぶらりんのまま放っておくと、その恋愛は後悔の気持ちも長引いてしまうもの。不器用でも、正直でいましょう。
性癖への多大なる影響
初恋の相手の特徴は、その後の恋愛の好みにも影響することがあります。初恋の相手の見た目の特徴や性格の傾向など、同じような相手を追いかけてしまうこともあるでしょう。
「忘れられない恋」があると、人は同じような特徴を持つ相手を追い求めがちです。そして、初恋とはその「忘れられない恋」の代表。
または、大人になってからの「初恋」は、その後の性的な好み(性癖)にも影響することがあります。「お尻が大きい人が好き」だとか「ゴツゴツした手が好き」だとか、おおよそ子供の時には思いもよらなかった好みをもつこともあるでしょう。
そういった傾向はいわば「タイプ」といえるものです。あまりパートナー(真剣な恋愛または結婚の相手)を選ぶときに好みの(見た目の)タイプは関係ないこともありますが、つまりはセックスしたいと思う相手の特徴には大きく関わってきます。
人によって、自分の「タイプ」の相手と結婚したいと思うのか、体の関係より感情のつながりを優先したいと思うのかは異なるもの。
とはいえ、恋愛は相手の見た目を見た時のときめきはかなり強く影響するので、自分の好きな恋愛対象の「タイプ」がどのようなものか把握しておくと、婚活や恋活もしやすくなるかもしれません。
アンケート調査!初恋の平均年齢はいくつ?

それでは、ここからはお待ちかねの初恋に関するアンケートの集計結果を見ていきましょう。
今回は、男性125名、女性175名の合計300名の方に、初恋の年齢や相手のタイプなどについての質問にお答えいただいています。
調査目的 | 適切なコンテンツの提供を目的とした恋愛に関する意識調査 |
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調査方法 | WEBアンケート(ランサーズ) |
調査対象者 | 一般男女10代~60代 |
有効回答数 | 300名 |
調査実施期間 | 2020/12/25~2020/12/29 |
集計をしている時には「あ〜確かにそんな感じの子がモテてたなあ」と懐かしくなりました。また、子供と大人の恋愛の違いについて非常に鋭い考察を述べていただいた方もおり、そちらも含めて良いデータが取れたのではないかと思われます。
それでは、まずは男女別の初恋の平均年齢についてです。
男女の初恋の平均年齢は?
まず、男女の初恋の平均年齢の結果を公開します。
結果は、女性の初恋の平均年齢は9.33歳。男性の初恋の平均年齢は11.16歳でした。

ここからは、それぞれのアンケート結果を掘り下げていきます。
女性の初恋の平均年齢
今回、20代から50代の女性175名にお答えいただいた「初恋の平均年齢」は、9.33歳という結果となりました。
そのなかでも最も多かった年齢(最頻値)は5歳。幼稚園〜小学生に入りたてくらいの頃に初恋を経験した人が最も多いということです。
これらは、後にご紹介する男性の平均値よりも低年齢であるということから見ても、やはり女性は男性と比較しても恋愛を自覚するのが早い(マセている)ということになるでしょう。
20代の回答では、小学生や中学生の頃にはすでに付き合っていた人がいたという回答も目立ちました。
また、女性の初恋の相手について具体的な回答としては、


同級生のバスケ部のエース。将来キャプテン候補でバスケがとにかく上手かった。目鼻立ちがしっかりしたジャニーズ顔。
これらのように、「人気でかっこよくてデキる奴」が女子にモテていたということ。確かに、イケメンでスポーツ万能で、その上転校生っていう要素も加わると、漫画の登場人物のようですね。
加えて、今回は「初恋の人と再会してみたいか」という質問にも回答していただきました。

ここでは「再会したい」と答えた人が175名中77名と、半数を下回っています。こちらについては後ほど男性の回答結果と比較してみましょう。
「足が早い男の子」って人気

ここで、今回の女性175名の回答者の方達に聞いてみた「初恋の相手」の傾向について具体的に紐解いてみます。
最も多かったのが、幼稚園や学校のクラスメイトや同級生という結果。どんな同級生が好きだったのかといえば、
- 足が早い(スポーツができる)
- 見た目が良い、かっこいい
- クラスの人気者
という順番で人気が高い傾向でした。確かに、小学生くらいの頃までは、スポーツができて「クラスの中でも良い方向で目立つ」タイプの男子が人気があったのを覚えています。「瞬足」とかいう早く走れる靴が売れたという話も納得がいきますね。
続いて先生や先輩など、目上の人に憧れていた女性も男性と比較して割合が多いという面も注目したいところ。子供の頃って、「お兄さん」的な存在には無条件で「いいね」がついた気がします。
また、少数派の回答としては「親戚のお兄さん」というものもありました。身近で世話を焼いてくれる人に「懐く」という感覚が恋心になっていったのでしょうか。
これらのような「初恋の相手」のタイプは、大人の女性が答えるタイプとは異なっているでしょう。一般的に大人になると、運動神経よりも収入の方がモテ要素として人気が出ることがあります。20代を超えると、男性もそうした人間砂漠の空っ風を感じるようになるでしょう…。
男性の初恋の平均年齢
では、続いて男性の初恋の平均年齢です。男性125名に回答していただいた初恋の年齢の平均は、11.16歳となりました。
最頻値は12歳ということで、中学生くらいの時に初恋を経験したという男性が多い結果。
小学生くらいの頃には初恋を経験しているという結果となった女性の平均に比べると年齢が高く、また思春期に差しかかった頃に初恋を感じた人が最も多いということでした。
また、男性の初恋の平均的な年齢の回答としては、

小学校の同級生です。転校してきたばかりの女の子で一緒のクラスになって初めて顔を見たときに初恋に落ちました

小学校5年生の時のクラスの同級生です。目が大きくてとても美人でした。僕と違って頭がよく、とても勉強が出来る子だったのを覚えています。その子に初恋をした事で、その後の人生では自分より頭の良い子に惹かれるようになりました。
やっぱり「転校生」って男女問わず人気なんですね。また、男性の回答では「一目惚れ」のケースが多い印象でした。
また、上記の「初恋がその後の人生の女性の好みに影響している」という場合や、また以下の「初恋の人と再会したいか」という回答を見てください。

微妙な差かもしれませんが、男性の回答結果は女性と異なり「初恋の人と再会したい」という回答の方が半数以上となりました。
それらの傾向から、男性の方が初恋を引きずる傾向にあるのではないか、と筆者は推測しています。
「しずかちゃん」タイプの女の子

続いて、男性の初恋の相手のタイプについてみていきましょう。
やはり「クラスメイト」および「同級生」という回答がほとんどを占めていますが、女性の回答と比較すると、いわゆる年上の「お姉さんポジション」に対しては、人気がイマイチだったということ。
風の噂で、男性は意外と「ロリ」より「熟女」もののエロ本が人気と聞いたことがあるのですが、そういったお姉さん?趣味というのは遅咲きなのでしょうか。
また、同級生が初恋の女の子だったという最も多い回答の中では、
- 容姿が良い
- 女の子らしい
- 勉強ができる
という順で特徴が挙げられていました。やはり一目惚れの多い傾向の男子の初恋では、見た目のかわいい女の子が人気なようです。また、「女の子らしい」「勉強ができる」など、いわゆる「しずかちゃん」的なタイプが憧れられることが多かったという傾向です。
子供の恋と大人の恋の違いとは?
今回アンケートにお答えいただいた男女300名の方に、「子供の頃と大人の頃で、自分の恋心に違いは感じるか」という質問も同時に答えていただきました。
まず、最も多かった回答は「昔も今も変わらない」というもの。そのように答えた84名のうち、58名という過半数の方が男性であったことを考えると、男性の恋心の形は初恋以降もあまり変わらないことが多いのかもしれません。
ただ、男性の初恋の平均年齢が11歳頃だとすると、「下心の発生」がつまりは初恋であると考えることもできます。

子どもの頃は相手との肉体関係を想像しない

子どもの頃は、見たり話したりするだけで、十分だったが、大人になってからは体の関係も考える
これらのように、初恋が小学生以下の時であったという方の意見では、子供の頃と大人になってからの恋では「体の関係を考えるかどうか」という面で異なる、という回答がやはり印象的でした。
また、男女ともに「大人になってから相手の内面を重視するようになった」という意見が34名で次点となっています。具体的な回答例はこちら。

子どもの頃は憧れのような視点で見ているが、大人になってからはもっと内面を重視している気がします。

子供の頃は正直顔がタイプの人が良かったのですが、大人になってからは顔ではなく性格面を重視するようになりました。

大人になってからの恋愛だとより内面のほうを重視して、性格が合いそうなら付き合いたいなあって思う感じです。
また、以下のように非常に鋭い洞察力を感じる回答もありました。

子供の頃の恋愛感情を抱くかどうかの基準は、そのコミュニティの中での社会的地位に依存していたように感じます。
具体的には、幼稚園やクラスメイトの中の人気者に好意を抱く傾向があります。
一方で、大人になってからの恋愛感情を抱くからの基準は、子供の頃のそれとは異なり、自分との相性や交際による効果に依存していると感じます。
子供の頃は自分との相性はあまり気にしません。しかし大人になってからは、「一緒にいて楽しいか」や「その人と過ごす時間に学びがあるか」「お互いを高あえる関係か」などを気にして、その評価が高い人に好意を抱く傾向があります。
確かに、女性の初恋のタイプの傾向では「足が速い、イケメンで人気者」という、クラスの中心的な人物が好まれていたことも考えると、こちらの回答は女性の恋の傾向の真理をついているかもしれません。
ただし、女性の回答の中では「大人になると相手の年収を考慮する」という回答も15件ほどあり、女性によっては見た目や性格よりも、相手のお金に目を向けるようになる人もいるという結果に。恋が打算、生存戦略に変わる瞬間とは、どんなタイミングなのでしょうね。
容姿・性格・肉欲・打算
「子供の頃の恋」と「大人になってからの恋」の違いについて総合的にみると、大人の恋愛には「恋心」以外の事情があることも見えてきました。
男性に関しては「肉欲」という点も含まれるのかもしれませんが、そのことからも女性と男性との「恋」という気持ちが必ずしも同じ種類ではないことがある、といえるでしょう。
「相手の性格を重視するようになった」というのは、たとえ子供の頃にクラスの人気者じゃなかったとしても、しっかり自分の人柄を同じ目線に立って評価してくれる人がいるということ。そんなふうに良い成長をしたいものです。
「推し」は別腹である
また、子供の頃の恋心にある「憧れ」という気持ちも、大人になると薄れていくものかもしれません。
大人になって経験を積んでいくと、人の長所とともに短所もよく見えるようになります。好きだった、憧れていた年上の相手も、いざ自分が同じ年齢になってみると、対して大人じゃなかったな、と気がつくこともあるのではないでしょうか?
そうして他人に「期待」をしなくなると、「憧れ」という感情も感じなくなっていくかもしれません。
むしろ、大人になると「憧れ」はアイドルやスポーツ選手、俳優など、決して手の届かない存在に対する「推し」の感情として蘇るケースも多そうです。大人になると、現実では自分の身の丈に合った恋愛をするようになる、ともいえます。
また、回答者の中には「また子供の頃のような単純な恋をしてみたい」という声もちらほらありました。大人になると、恋も頭で色々考える場面も増えますから、疲れてしまうこともありますよね。
ただ、そんなときほど「推し」の存在を作ってみましょう。恋と憧れは別腹なのです。恋人やパートナーとは別に、手の届かない憧れの人がいることは「浮気」ではありません。いつでもフレッシュな恋心を蘇らせることができるので、おすすめです。
小学2年生の時に転校生で来て、3年生の時も一緒のクラスになった。成績も良く、スポーツや美術も上手かった。みんなの憧れでした。