いくら彼氏、彼女、パートナーを心から大好きでも、若さとエネルギーが有り余っていると、「浮気心」が芽生えることはおかしいことではありません。特に、「モテ期」が到来して恋人をよりどりみどりの状況になると、恋人を差し置いて遊んでみたい気持ちも膨らんでくるでしょう。
そのように、心に浮気願望の魔が差すことは、恋人関係においては一大事。一度の過ちで、もう二度と恋人に愛されなくなるかもしれません。どうしたら、浮気願望を消し去ることができるのでしょうか?
浮気願望というのは、一般的には男女で要因が異なるといいます。性欲を突き動かされやすい男性は「体の浮気」、感情的な女性は「心の浮気」と、それぞれ個人で理由は違ってきても、その傾向で対策を考えられるかもしれません。
また、自分の心の底に浮気願望がどれだけ隠れているのかも気になるところではないかと思います。心理テストのような形の診断もありますが、ここではメンタリズムよりもわかりやすい解説をしていきます。
自分にどんな形の浮気心があるのかをまず知り、それからどうやって浮気心を沈めるかを考えていきましょう。
なぜ浮気願望が生まれるのか

まずは、浮気願望が芽生える原因について考察してみます。
そもそも、はじめに浮気というもののボーダーラインについてはっきりさせたいところです。他の異性と二人で出かけるだけでも嫉妬してしまうとしても、それだけで浮気認定してしまうと、ところによっては社会で仕事ができません。また恋人同士という関係は口約束であり、婚約をしているわけでもない限り法的な拘束力はありません。
それに、婚約や婚姻関係をしている上で不倫をすると、婚約破棄、離婚や裁判、慰謝料請求など、自分の人生を地獄にほど近くするシステムが発動する恐れがあるので、どんなに欲望が湧いたとしても不倫はしないでおきたいところ。恋人関係でも、たとえ法のペナルティを課せられなくても、裏切った恋人から恐ろしい報復をされないという保証はありません。
浮気をしてしまって後悔する前に、まず女性と男性で異なる浮気のパターンについて比較し、その傾向から男女別にどういう対策ができるのかを考えてみましょう。時には恋人の協力が必要になることもありますから、そこも視野に入れておきます。
世の中のどれくらいの人が浮気願望を持っているのか、ということも、浮気症の人が多いからといって自分が浮気をしても大丈夫なことには決してなりませんが、参考にしてみましょう。
「浮気」の境界線とは
そもそも、浮気というものの行動は何が決め手になるのでしょうか。
かなり嫉妬深い人からすると、自分以外の異性と話をするだけでも浮気だと思えるようですが、それはいわゆる束縛になるでしょう。世界は自分と恋人の二人きりの世界ではないですし、恋人は自分のモノではないので、どう行動するかは自由です。
むしろ、恋人がどこで誰といても自分のことが好きだから大丈夫、という信頼関係がなければ、健全な恋愛はできないでしょう。
そして、話をするだけなら良いとしても、軽いものだと
- ほかの異性と二人だけで出かける
- ほかの異性と手を繋ぐ
これらも浮気に近づきそうなものです。「ほかの異性と二人だけで出かける」というものは目的によりますが、仕事などの用事があるわけでもないただの「デート」になると限りなく赤に近い黄信号ではないかと思われます。
そして、「ほかの異性と手を繋ぐ」という行為も疑問が湧くものですね。なにか遊びやゲーム、または酔っ払いの複数の人たちで手をつなぐなどの状況はあり得なくもないですが、人と手を繋がなければいけない状況はそう生まれないもの。
ただしここまでの行動がもしあったとして、浮気と認定したとしても別れるまで至るほどの自体ではないかもしれません。しかし、
- 抱き合う
- キスする
ここまできてしまうと限りなく赤信号です。海外ならまだしも、日本人同士でこういったスキンシップをするのは恋人同士くらいであり、友達同士でもそうやらないことだと思います。
そして、「体の関係」を持ってしまえば完全にアウト。浮気そのものになります。また、体の関係を持っていなくても、恋人以外の特定の異性と定期的に会ったり、ずっとLINEやメールのやり取りをするという行為も、「心の浮気」といえたものかもしれません。
法的には「肉体関係」が鍵に
ただの恋人関係である場合、浮気があっても個人的にしか責めることができません。そのせいでたとえ周りの人間関係に危害が及んだとしてもです。
しかし、婚約をしていたり、事実婚という関係性(または今ではなくてもいずれは結婚しようという明確な約束がある)だとすれば、相手の浮気によって「精神的苦痛を負った」として、婚姻関係と同じように裁判や弁護士を通して「慰謝料請求」というペナルティを課すことができます。
そのように浮気を原因として慰謝料を求めるには、法的に「浮気」とみなされる証拠として「浮気相手と肉体関係があった証拠」が必要です。
その証拠は、個人的に集めるほか、探偵や弁護士に依頼して調査をしてもらうこともできます。ホテルの領収書やメッセージの履歴、または証言などがその証拠にあたります。
逆にいうと、法的には婚約者や結婚相手がほかの異性と一度食事をしただけでは「浮気」とはみなされない、ということになります。
「心の浮気」という現象もあるので、肉体関係だけで人の心の移り変わりは測ることはできないものですが、ただ法的には「ほかの異性と相手と肉体関係を持つこと」が「浮気」または「不倫」となっている、と覚えておきましょう。
女性のパターン
ここから、「女性の浮気」と「男性の浮気」のパターンについて調べてみましょう。
まず、「心の浮気」というものが顕著であるのは女性の側です。女性は妊娠などのリスクがあったり、恋心と性的興奮が結びついていることもあり、めったに異性と体の関係を持ちまくる、というような遊びかたはしません。
むしろ、女性が浮気をする時は、すでに今の恋人からは心が離れているということも多くなります。女性の浮気の理由としてもっとも多いものが、「寂しかったから」というもの。彼氏と心が離れてしまったように感じることが耐え難いため、または今の関係性に諦めを感じて、浮気という形になってしまってもほかの男性のところへ行こうとしているのかもしれません。
そうなるともはや恋愛関係も終わりですが、女性が浮気願望を抑えて今の恋人と一緒にいるためには、自分の感情をコントロールしなければいけません。
また、女性は体の作りとして、ホルモンバランスによって感情が周期的に揺らぎます。普段は彼氏のことが大好きでも、定期的に嫌いになることもあるのではないでしょうか。そして、そのタイミングで浮気心が生まれるという人もいるとか。
ホルモンバランスを整えることも、自分の感情を抑えることにつながりますから、ハーブティーなどで心と体を落ち着かせるほか、PMSが重く感情をコントロールできないとしたら、婦人科で相談してもいいでしょう。
ただし、「寂しい」という気持ちや言葉はよほど相手にないがしろにされない限りは、自分で抑えなければならないものです。
「寂しさ」を自分で解消するには
もし、いわゆる「忙しい彼氏」と付き合ってしまった場合。連絡もあまりくれない、週に一度も会えない、など、彼氏が仕事を優先しなければいけない時期には特に、寂しさを感じずにはいられないですね。
それでも、もし数ヶ月という単位で放っておかれたなら、それはもはや「自然消滅」にほど近くなるので、浮気というよりは別れるつもりでほかの恋を探しても良いとも考えられます。
しかし、ほかの人と恋愛をする気にならなければ、忙しい彼氏に「寂しい」「会いたい」など過剰に連絡をとってしまうこともあるのではないでしょうか。そして、それが彼氏にとってプレッシャーになったり、鬱陶しく感じると、余計に彼女に連絡を取りたくなくなるほか、最悪の場合職場など近場の癒し系の女性に心が傾くこともありそうです。逆に「浮気をさせる」隙を与えてしまうのです。
男性は仕事以外の恋愛の上ではめったに責任を取りたがらない生き物です。彼女に対して「申し訳ない」という気持ちが大きくなればなるほど、彼女(責任)から逃げたくなるという、女性にとっては分かりにくい心理を持っています。
ですから、彼氏が仕事に集中しているときには、放っておくのが一番。電話やメッセージなどの連絡がないとしても、数ヶ月後に連絡が来るということを信じて、自分のやるべきことややりたいことを充実させるしかありません。むしろ、そこで相手を信頼できないとしたら、浮気という後ろめたいことをするよりも別れを考えてもいいと思います。
それに、もしかしたらほっといても大丈夫だと思っていた彼女が急に「会えないし、別れようか」などと言えば、彼氏も焦って連絡をよこすようになるかもしれません。とにかく、「彼氏」ではなく「自分」を主体にして生活をするべきです。
「彼氏がいなくても十分幸せだけど、彼氏がいたらプラスで幸せ」という心境が理想的。そのためには、趣味や仕事の充実や、友達とたくさん遊ぶといいでしょう。「男がいないとだめな女」は、今時かっこ悪いのです。
男性のパターン
「心で浮気する」という女性に対し、男性の浮気は一般的に「体の浮気」です。
たとえ彼女のことが大好きでも、目の前に自分のタイプのセクシーな女性に誘われたら、我慢できる男性は多くないと思います。それに、「生きているうちに出来るだけいろんな女性と遊んでみたい」というのが世の中の男性の本音ではないでしょうか。
その心理がどれだけ彼女を失望されるか、しっかりわかっていれば、「据え膳」と「彼女を失うこと」をちゃんと天秤にかけられるでしょう。男性の浮気は嘘や罪悪感が顔に出るためすぐバレるので、女性に隠し通せると思わない方がいいです。
世間では「男は浮気する生き物」「浮気は文化」などといわれていますが、そうして浮気をして痛い目を見て、高い慰謝料や養育費を払い続けて経済力にダメージを受け続けている男性もいます。「後悔後に立たず」ということですね。
それに、彼女や妻を心から愛しているはずなのに、どうしても浮気心を抑えられなかったり、ほかの女性に目移りしてしまう自分が嫌だと感じている人もいるでしょう。どうしたら、性欲主体で浮気願望が出てきてしまう男性は浮気心を抑えることができるでしょうか。
まずは、恋人や妻、パートナーと、コミュニケーションを欠かさないことです。「相手がどんな人にも変えられない、失えない存在」ということを日々実感することで、浮気心を鎮火させるきっかけになります。そのコミュニケーションとは体のつながりもありますが、やはり一番は精神的なつながりだと思います。
素直じゃない人も、たまにはまっすぐ相手に愛情を伝えることも大切なこと。こちらが愛情を注げば、相手もより愛情を返してくれるでしょう。
また、浮気をしたくなってしまった時の対処法として、「浮気をしたくなった相手を恋人や妻に置き換えて妄想してみる」という手段もあるようです。本当に浮気をしたくなければ、パートナーと正直に話し合ったて一緒に解決法を探すのもいいと思います。
性欲をコントロールしよう
男性が「ムラムラッ」ときてしまったとき、どういった方法でその衝動を抑えられるでしょうか。男性はとりあえずは性欲を抑えることが、浮気防止の近道になります。
まず、男性ホルモン「テストステロン」がそういった衝動の源泉なので、それを抑える豆腐や納豆などの大豆製品、または穀類を摂り、女性ホルモンに似た成分を摂取することで男性ホルモンを抑制することができます。逆に、肉類はテストステロンを増加させるので、控えるといいでしょう。それでもあまりにも性欲が止まらない場合は、専門の医師に相談することで改善のために力になってもらえます。
また、散歩やジョギング程度の軽い運動をしたり、何かほかの趣味に熱中することでも考えを性的なものからそらすことができるようです。
ほかにも、パートナー以外の女性にムラっときてしまった場合、
- 素数を数える
- 祖父母の葬式のことを思い出す
- 彼女や妻が泣くところを想像する
- 嫌いな女の先生のことを考える
- プラモデルを組み立てる
など、悲しいことを考えたり何か色気のないことに集中するといいようです。
浮気願望は何割の人が持つもの?
浮気願望というものを、世の中の何割くらいの人が持っているものなのでしょうか。
その割合は、男女で異なりそうです。以下のデータを見てみましょう。
参照:ニッポンのセックス|恋愛対象、セックスパートナー、浮気etc
こちらの調査では、平均で男性は26.9%、女性が16.8%の人が、恋人や結婚相手以外と体の関係を持っているという統計になっています。
男性で3割、女性で2割弱の人が実際に浮気をしているということは、浮気願望を持っている人はやはりそれ以上でしょう。また、男性と違って男性ホルモン値が低く、性欲に思考を左右されにくい女性のほうが浮気願望が芽生えにくいのではないかと考えられます。
単なる割合ですし、日本の総人口に対する調査ではありませんから、「自分のいる環境の人間関係のうち2割の人が浮気者だ…」などと考えなくてもいいとは思いますが、少なくとも自分はそのうちの浮気者にならないよう気をつけたいものです。
また、たとえ友達など自分の周りの人が浮気をしていて、特に反省していないとしても、自分も同じように浮気をしても大丈夫ということにはなりません。特に、いつもつるんでいる男友達が浮気をしていると、男性はついつられて自分の浮気心も疼く、ということがあるようですが、自分以外誰も責任を取れない恐ろしい状況になるかもしれませんから、抑えた方がいいでしょう。
魅力ある人には誰でも惹かれる
どんなに浮気心がない人でも、ずば抜けて美しい人、かっこいい人が目の前に現れたら、惹かれずにはいられないはずです。その人の性格はともかく、見た目の良い人はそれだけで特をするともいえます。
また、魅力ある人はモテます。モテるほど誘惑は多くなりますから、比例して浮気をする「チャンス」も多くなるのです。誘惑が絶えないので、本人が誠実な人間の場合は生きづらくなることもあると思いますが、特に若い美男美女は彼氏、彼女を取っ替え引っ替えすることもあるでしょう。
それに、「魅力がある」ということは、自分の自身にもつながりますから、あらゆるシーンで成功しやすいという恩恵になります。
ただ、浮気、離婚裁判、人間関係の崩壊など、浮気関係で失敗すると、美しければ目立つ分あらゆる人から遠ざけられる結末もよく目にします。浮気のチャンスがあることは、同時に失墜の機会も多いということかもしれません。どんな人にとっても、節制をすることや謙虚さを身につけることは大事なことなのでしょう。
また、モテる人に恋をするのは大変です。嫉妬心のない人間もそういないですが、嫉妬深い人は特に、デートしていてもあちらこちらで恋人がほかの異性に色目を使われると疲れてしまうでしょう。そういった意味で、美女イケメンもいいことばかりではないといいます。
今の世の中で、結婚はもはや義務とはいえず、独り身で生きていても友達がいれば十分に人生を楽しむことができます。しかし、ひとりの人と根気強く付き合い、他人同士と家族になるという経験もなかなか得難いですが、良いものです。たとえ自分やパートナーがモテモテでも、お互い同士を尊重しあい、信頼しあえたらいいですね。
浮気願望診断チェックリスト!

ここで、自分の心の奥底でどれほど浮気願望がくすぶっているか、確かめてみましょう。深層心理というよりは自分が自分で納得できる「浮気者の傾向」について考えていきたいと思います。
これら10この項目の中で、自分がいくつ当てはまっているか、数えてみましょう。
- 自分は嫉妬深いほうだ
- 人が集まる場に行くことが好き
- 飽きっぽいと言われる、趣味が多い
- 頼まれるとNOと言えない
- よく小さな嘘をついてしまう
- 人に甘えるのが上手いほうだ
- 異性の友達と二人で遊ぶのはよくある
- ギャンブルが好き
- 我慢することが苦手だ
- 赤信号でも渡る
以上。このなかで、当てはまる項目が多ければ多いほど、「浮気者予備軍」かもしれません。もしくは、全て当てはまる人はすでに浮気をしたことがあるのではないでしょうか。
それでは、一つひとつ解説していきます。
嫉妬深い人、寂しがりやな人、自分に自信がない人
恋人ができると、その相手に近づく異性全てに嫉妬してしまうという、嫉妬深い人もいると思います。遠距離恋愛に最も向いていないタイプ。
「恋人には自分だけに構って欲しい」と思っている時に、つれないことをされたり放っておかれると、悲しみと怒りのあまり自暴自棄になって、「復讐のために浮気をする」というケースもあります。
また、「寂しいから浮気をしてしまった」というのは女性の浮気の常套句。自分が、多かれ少なかれこういったタイプかもしれない、と思った人は、なにか熱中できる趣味を見つけて、プロのレベルになるまで打ち込んでみてはいかがでしょうか。
「自分に自信がないこと」が、恋人に対する嫉妬や焦りの原因のひとつです。浮気心だけでなく、不安やパニックなどの精神障害にもつながりやすいので、日々を充実させることから恋愛に向き合い、恋人のことを信じられるようになりましょう。
人が集まるところが好き
これも、寂しがりやの特徴でもあります。一人でいるのが嫌で、いつでも誰かとワイワイ遊ぶのが好きな人は、その場のノリや人付き合いのために浮気に走る可能性を持っています。
特に、常に誰かとつながっていたい、人に「いいね」と言ってもらいたい人はSNSの更新も毎日欠かさないでしょう。もし恋人に構ってもらえなかったりちやほやしてもらえないと、ほかの異性にそれを求めにいきたくなるのではないでしょうか。
飽きっぽいと言われる、新しいものが好き
趣味がコロコロ変わったり、スマホをよく買い換える、新しいファッションやアイテムに目がない、という人は、恋人に対しても同じ態度をとっていませんか?浮気の理由に「飽きたから」という言い訳の人に多い傾向です。倦怠期が早く訪れるタイプ。
人も物も、長く付き合っていなければ得られない味が出てくることもあります。付き合いが長くなればなるほど、ものや相手が自分の一部になっていく感覚は、辛抱強く相手と向き合える人にしか感じられないものです。
頼みごとをされると断れない
人に「お願い」をされるとNOと言えないタイプの人は、情に流されて浮気する傾向を持っているかもしれません。意志力の問題です。
恋人以外のタイプの人に誘惑をされたらコロッと落ちてしまわない自信があるでしょうか。時には、たとえ相手が悲しんでも断る勇気も必要です。
よく小さな嘘をついてしまう
自分の立場を守るためによく嘘をつくことがある、または話を盛り上げるために嘘の逸話を作る、という人は、浮気をしてもバレないと思っているのではないでしょうか。もしくは、恋人がいるのを隠して異性と接することもありそうです。
しかし、浮気はいずれバレるものです。特に女性は嘘を見抜くのが上手いですから、男性の浮気はバレやすいといいます。
ただ、嘘をつくことは、たとえそれが小さなことや、誰かを傷つけるような嘘ではないとしても、恋人どころか社会的に信頼を失いやすいタイプの傾向なので、気をつけた方がいいでしょう。
人に甘えるのが上手い方だと思う
もしくは、人に取り入るのが上手いタイプです。自分でもできることでもなんでも恋人にやってもらおうとするタイプは、気を引き締めていきましょう。特に女性は男性に甘えるのが上手いと好かれやすいので、恋愛経験も豊富そうです。
人の懐に入り込むということは、自分の心を許しているように見えがち。周りで「こちらのことを好きなのかな?」と勘違いする人も出てきそうです。プラスして、「頼まれたらNOと言えない」という傾向も持っていると、つい自分のことを「好きだ」と言ってきた人に浮気をしてしまうということもよりあり得ます。
異性と2人きりで遊ぶ
小学生の頃のように、「異性の友達と2人きりで一緒に遊んでも何も起こらない」と言っている人ほど、むしろ周りの人に浮気者だと思われている傾向があります。
場合によっては「相手を意識していないのならなんでオシャレをして会いに行くの?」という事態もありそうです。本当にお互いを異性として意識し合わない関係で、恋人も容認しているなら問題はないのかもしれませんが、普通なら遠慮して避けるものです。「自分はそう思っていなくても相手が惚れてしまう」というシチュエーションに酔っている傾向でもあります。
大人の礼儀として、異性との人付き合いは距離感を大切にしましょう。
ギャンブル好き
一か八かの賭けなど、スリルが好きな人は浮気のスリルにもハマりやすい傾向があるようです。浮気も、「恋人やパートナーにバレる」というリスクを負いながらするものですし、ハマると抜け出せなくなってしまうとのこと。
また、刺激を常に求めている人もこのタイプに当てはまりそう。「関係が退屈になったけど別れたくない」となると、浮気に走ってしまいそうです。
我慢することが苦手
自分の嫌なことや居心地の悪いことに耐えられない、または目の前に好物があって「食べちゃダメ」と言われても我慢できずに食べてしまう、というタイプは目の前に恋人やパートナー以外に魅力的な人が現れたら、我慢できずに浮気をしてしまうかも。誘惑に負けやすいタイプということになります。
赤信号でも渡る、ルールを破る
信号が赤でも気にせず渡る、遅刻を良くする、順番をすり抜ける、ズルをするなど、ルールやマナーを守らず、ないがしろにする人は、浮気もそれほど悪いことだと思話ない傾向があるでしょう。
浮気はただの恋人関係である限り法のペナルティは課せられませんが、暗黙の了解として「してはいけないこと」ですよね。むしろ恋人関係は「お互いを独占する約束」ということと言い換えられます。
このタイプが一番「浮気者」に近く、浮気願望を持っても自分が改善しないといけないとは考えないかもしれません。人を傷つけるということに対しても鈍感であることも考えられます。浮気以前に、社会的信用度としても、ルールを守らないという部分は改善しなければいけないでしょう。
これらの傾向に多く当てはまった人は…
以上、やや辛口に診断をしてきましたが、どれほど当てはまるものがあったでしょうか。
これらの中でも、特に
- 我慢ができない
- 嘘をつく
- ルールを破る
この3つの要素を持っている人は、浮気願望を抑えることもかなり難しくなりそうです。
また、これらの項目は自分だけではなく、恋人やこれから付き合いたいと思っている人にも当てはめると、浮気をするタイプかどうか見極める基準にもなりますから、気になる時には参考にしてみてください。
子育てのステージは誰も予想つかない
これまでの浮気願望診断で、当てはまる項目がたとえ少なかったとしても、パートナーとの関係におけるターニングポイントによっては、誰の心にも浮気願望が芽生えやすいタイミングがあります。
それは、特に男性で「妻が妊娠しているとき」。パートナーが妊娠している時は性交渉ができない時期になるので、夫が性欲を持て余しがち。どのように性欲を抑えるのか、より頭を抱えて考えないといけません。
上の診断の項目に当てはまるところがより多い人ほど、この時期には気をつけるべきでしょう。離婚したり親権を失いたくなければ、そもそも人と飲みに行ったり出かけるなどの行動を減らしてでも、パートナーとただ一緒にいたり、支える時間を増やした方がいいと思われます。
また、出産後には女性は気が立ちやすいですし、子供にかかりっきりになるので、夫とすれ違ったりしやすい時期。喧嘩も増えたり、夫婦の危機が訪れやすいタイミングでもあるので、あらかじめ「妊娠、出産で女性の気分が変化すること」は理解し、対策を一緒に考えましょう。
また、「夫が子育てや家事に参加しない」ということは妻の信頼を大きく失うきっかけになります。そのせいで妻の浮気心を芽生えさせる原因にもなりますから、子供にまつわるターニングポイントには、十分注意してことに当たりましょう。
「独身サヨナラパーティー」でハメを外す?
海外で良くあることですが、結婚前の独身サヨナラパーティー、いわゆる「バチェラーパーティー(女性はバチェロレッテパーティー)」の時に羽目を外して浮気をしてしまう、というもの。
日本でバチェラーパーティーはあまり有名ではありませんでしたが、海外のドラマや映画によって知名度が上がり、日本でも人気になりつつあるようです。
そのパーティーは「同性の友達だけで、独身でしかできないことを結婚前にする」という趣旨のものが多いですが、もちろん結婚を控えた新郎新婦は「異性といちゃつくこと」はNGです。ただ、お酒を飲みすぎたり、一緒にパーティーをするメンツが独身だらけだったりすると、下手をするとノリで浮気をしてしまうというケースも良くあるようです。
しかし、海外で良く独身パーティーに呼ばれるストリッパーによると、そういったシーンで浮気をするような人は、元から浮気者の傾向を持っているひとがほとんどなんだとか。自分に浮気願望があって悩んでいるひとは、結婚する時のパーティーは結婚相手と一緒にやる、または既婚者の友達だけでやるなど、できるだけ異性と接する機会を減らすといいかもしれません。
浮気願望をなくす方法

これまでで、浮気というものについて、または自分に浮気願望がどれだけ潜んでいるか、どれほど浮気をする可能性があるかについて、ぼんやりでもわかったのではないでしょうか。
ここからは、その浮気願望を解消する方法について考えてみましょう。
そのためには、まずは恋人やパートナーと、よく話をすること、またはセックスライフを充実させることが重要。しかし恋愛関係や結婚生活をうまく運ぶには、体の関係が充実しているということが一番いいと言われていますが、恋人やパートナーとの絆は何も体のつながりだけではないはず。
その「心のつながり」は、強ければ強いほどお互いを必要としていることを理解できますし、相手を思い合う気持ちが強いほど浮気をしたい気持ちからも遠ざかるでしょう。
また、浮気願望がある時は、その欲望を「手の届かない存在」に向けることである程度解消される場合もありそうです。異性のアイドルにハマるなど、特に女性にはおすすめの方法です。
ほかには、よく浮気がバレた時に罰として加えられる制裁を、あえて未然に自ら受けるという方法も。ややマゾ的ですが、案外効果があるかもしれません。
これらの対策や、ほかのどんな対処法を試してもどうしても浮気心が消えない、という場合は、専門家に相談したりカウンセリングを受けるという手もあります。何にしろ、一人で悩まずに恋人や信頼のできる友達に相談するなど、悩みを聞いてくれるひとを作るのは大事なことです。
これらひとつひとつについて、具体的に解説していきます。
恋人・パートナーとコミュニケーションを取る
浮気は、もともと救いようのない浮気症でもない限り、カップルの間でコミュニケーションをしっかり取っていれば予防することができるものです。寂しさやセックスレスなど、浮気の原因になるものは「すれ違いをすること」が主であり、相手としっかり向きあうことができれば、浮気願望が生まれるキッカケも防げそうです。
ただ、人間ひとりと向きあうことは難しいもの。家族とだって、心をさらけ出して話し合うことに勇気がいるという人もいるでしょう。そもそも「人と向きあう」ということが分からないことだってありますよね。
しかし恋人や夫婦とは、時には家族よりも自分の近くにいるものです。そして、「向きあう」ということは、
- 相手の嫌なところも受け入れようとすること
- 見て見ぬ振りをしないこと
- 相手を知ろうとすること
- 自分を知ってもらおうとすること
だといえます。
たとえば「自分に自信がない」という原因で浮気をしてしまう時は、「自分を知ってもらおうとすること」が怖いから、とも考えられます。それに、相手の良いところだけを見ていては、相手がどんな人間か、というリアルな部分から目をそらすことになります。
普通、このようにして人と距離を詰めることは大変居心地悪いことです。しかし、恋人同士とはシンプルにお互いを好きだからこそ、お互いを知ろうとするはず。その「恋」が「愛」に変わるとしたら、上記のようなコミュニケーションをもって相手と真っ向から向き合おうとした時だと思います。
たとえ相手の耐え難いような欠点があるとしたら、「波風立たないように」と放っておいたり見て見ぬ振りをするのは「向きあう」とは言えないでしょう。関係を「延命」したとしても、いつか我慢の限界が来ます。相手の悪いところを責めてはいけないとしても、容認するのもよくないことです。
自分の悪いところも受け止めて愛してくれる人がいれば、ほかの人とわざわざ浮気をしようとは思わないはずです。ただし、浮気という問題のなかで一番ややこしいのは、心のつながりよりも肉体的な欲求なのかもしれません。
体の関係だけが絆じゃないはず
浮気の問題の中でも特に厄介なのが、「性欲が止まらなくて、誘惑に負けてしまって」という理由。心ではダメだとわかっていても、体が言うことを聞かないで悩んでいる人は多いと思われます。
恋人関係とは基本的に「体の関係」が前提となります。異性同士の親友と恋人との境界線が「体のつながり」ということです。
ただ、ノンセクシャル(他者に性的欲求を抱かない)の人のように心だけで恋をすることもあります。多数派ではありませんが、肉体関係のない恋愛もあることはあります。
しかし多くの人は、恋人には性的魅力を求めるもの。夫婦間でも、セックスレスになるということはイコール「関係が冷え切る」と思われている節があります。
ここは、男女の考え方の違いも出てきそうです。比較的、男性は相手と精神的なつながりが全くないとしてもセックスを楽しめると言いますが、女性は心を許せる相手ではないと体も許せない、という人が多いです。そのため、男性は「体の浮気」をし、女性は「心の浮気」をするともいえるでしょう。
そして、自分の体のことやお互いの体の相性のことで悩むカップルも後を絶ちません。「恋人やパートナーのことを愛しているが、体の関係がうまくいかないから浮気してしまった」というケースも多いです。体の相性が良いというだけで恋人になるという人もいますから、体のつながりというのは恋人関係、夫婦関係で1、2を争うほど重要なことなのです。
場合によっては、「ポリアモリー」という関係性をもって性の悩みを解消するカップルもいます。夫婦や恋人同士の合意の上で、理解のあるほかの異性とも関係を持つという関係性ですが、もし夫婦間、恋人間で悩みが行き詰まったら、この選択肢を一度試してみるのもひとつの手かもしれません。
『夫のちんぽが入らない』という小説、ドラマ作品のように、体の関係を持たないままどうやって夫婦関係を続けるか、という悩みも世の中には存在していますし、もしかしたら何かが原因で自分も恋人やパートナーとそういう悩みに陥る可能性もゼロではありません。結局は、カップルとは心のつながりが最も重要なのだと思います。
それに、結局はいくら体の相性が良くても、性的快感だけ求めていれば誰にあたっても最後には飽きますし、心のつながりがなければ虚しくなるものです。しかし、もしカップルのどちらかがどうしても欲求を我慢できないとしたら、究極ですが愛のために相手を手放すという選択肢も頭に入れておきましょう。
正直に話す!
もし、浮気願望を抑えられないかも、と思った時は、正直に恋人やパートナーにそのことを打ち明けてしまうのが、何よりシンプルで誠実といえる行動かもしれません。相手とふたりで解決法を探ってみましょう。
どんな理由でも、正直に話すことで解決することがほとんどだと思います。「寂しい」という理由なら、むしろ相手としっかり話し合わなければ解決しないものです。そこで正直な気持ちを打ち明けられない相手だとしたら、果たして正真正銘の恋人同士といえるのかどうか、疑問が生じます。
また、相手に話すとしても、誤解を生むような打ち明け方はしない方がいいでしょう。「実は浮気をしたいんだけど」などと言ってしまうと戦争の火種になりますから、注意が必要です。
「本当にあなたのことが好きで大事に思っているんだけど」という前置きが重要です。それから「自分の心と裏腹に浮気をしたくなってしまう」と打ち明けるなど、出来るだけことを荒立てないようにしましょう。
それから、相手にどうしてほしいと思うのか、自分がどうしたらいいと思うのかを2人のペースで考えて、2人の形で答えを出すといいと思います。その解決方法についても、この記事を参考にしていただければと思います。
恋愛ドラマや映画を見る
恋愛ドラマや映画の中でも、恋愛にまつわるテーマの中で「浮気」という要素はよく出てきます。
それらの作品も、たとえノンフィクションだとしても、実際にあった出来事を元にしていることは多いので、もしかしたら自分の状況と同じようなシチュエーションもあるかもしれません。
たとえストーリーがバッドエンドのものだとしても、自分はそうならないように何が出来るか、と、反面教師として考えることで対策を講じられるでしょう。
中には非現実的な脚本もありますし、たとえ自分が映画やドラマのように行動しても思ってようにいかないこともあるでしょう。ですから、最終的には自分なりにどうしたらいいのかを考えないといけませんが、「浮気をして後悔している」という内容の映画を見るだけでも、満足して浮気願望も軽くなるかもしれません。
ただ、浮気を肯定する映画は逆に浮気願望を助長させるかもしれないので、観ないほうがいいでしょう。
おすすめ映画3選
ここで、おすすめの浮気にまつわる映画をご紹介します。
セックス・アンド・ザ・シティ2[ザ・ムービー]
参照:【ワーナー公式】映画(ブルーレイ,DVD & 4K UHD/デジタル配信)|セックス・アンド・ザ・シティ2 [ザ・ムービー]
こちらは、特に既婚女性におすすめの映画。おなじみの恋愛ドラマ「SATC」の映画の2作目です。このシリーズは人によっては「バカな女だなあ」と思うかもしれませんが、女性にありがちな恋愛の「あるある」を大袈裟に描いているので、あまり現実的ではありませんが、妙に納得できるという女性は多いと思います。
この映画では、「夫が浮気をするんじゃないか」という不安と、「愛する夫がいるのに昔の優しかった彼氏に未練を捨てきれない状況」との2つのパターンを見ることができ、参考になりそうです。自分が持っている浮気願望は、不思議と浮気をしている人の様子を見るだけでも満足することもありますから、要求が軽度なら映画を見るくらいで治るでしょう。
キャストはこの時点で既にかなり大人ですが、若い頃の未婚の女性の恋愛について気になる人はドラマの「SATC」も観てみてください。女の友情がどんなに女性の人生の中で重要かも痛感しそうです。
失楽園
こちらは、男女ともに「浮気心が芽生えてしまう自分を戒めたいとき」におすすめの映画。「失楽園」というタイトルはトレンドにもなりました。
この映画は、ドロドロのダブル不倫のお話です。1997年公開と、20年前以上の映画ということもあり、ベッドシーンも生々しいですが、後味の悪さはピカイチ。
持て余した性欲も消え失せるほど重く暗い映画なので、浮気願望が性欲から来てしまうタイプの人は是非観てみてはいかがでしょうか。
ジョゼと虎と魚たち
こちらは浮気や不倫をテーマにした映画ではありませんが、日本映画特有の妙な後味を残します。
妻夫木聡演じる「恒夫」の、リアルな大学生らしい性生活を垣間見ることができます。ややドロドロした内容で、恒夫を取り巻いてビンタをかまし合うヒロインたちは必見。普通に今いる恋人や妻との平和な日常がありがたく思えるでしょう。
刺激が欲しくて浮気願望がある人も、妻夫木聡のようにエモい青年のエモ爽やかな恋愛を演じようとしたところで実際には妻夫木にはなれません。現実を見ましょう。
アイドルにハマる
浮気願望を抑えるために有効な対策として、「アイドルや俳優などのファンになる」ということをおすすめします。要するに、「オタク化する」ということ。
実際、筆者の友人で夫への不満から浮気願望を持て余していた女性は、宝塚と韓国のアイドルにハマることで「現実の男はクソ。」となって浮気心を落ち着かせました。人間、より高い「理想像」を目にすると、一般人が霞んで見えるようになるものです。
未婚で恋人がいない状況で、いわゆる空想の人物にハマってしまうと理想が高くなりすぎて現実で恋愛ができなくなりそうですが、恋人やパートナーが既にいる人には、これは大変有効な方法です。
実際に、自分の身の回りにいる男性も女性も、なにかしら欠点を持っているものですし、浮気相手になる人がいるとして、その人が本当にリスクを冒してまで関係を持つ価値のあるほど魅力のある人かどうか、冷静に判断できるようになるでしょう。
また、アイドルなどにハマってイベントに行ったりグッズを集めるなどの「オタク活動」をすることで、浮気をしようというエネルギーはその「オタ活」に注がれますから、自然と浮気願望そのものも消えていくでしょう。
こういったときにハマるアイドルは、出来るだけ手の届きにくい方が有効です。ゲームやアニメ、漫画のキャラクターなどの、決して現実には存在しない人物ならなお弊害がなさそうです。
ただし、いわゆる「会いに行けるアイドル」にハマると、浮気よりも厄介なことになりそうなので、注意しましょう。また、オタ活も過激になっていくと恋人やパートナーもドン引きしてしまいますから、許容される範囲でほどほどにしておきましょう。
「合法的」に心の浮気をする?
「心の浮気」をはじめとした浮気願望を持っているなら、アイドルなどにハマるほか、いっそのことアプリなどの恋愛趣味レーションゲームを始めることもひとつの手。これもある意味「人には言えない秘密」を抱えることになりそうですが、恋人やパートナーとの関係に飽きてしまい「恋心」そのものを癒したり復活させたいときにもいい方法です。
また、ほかの異性に惹かれてしまうとき、刺激が足りないとき、恋人やパートナーに飽きてしまったときなど、「心の浮気の前兆」があったときには、ひとまずなにかの「作品」を鑑賞するといいでしょう。恋愛映画でも、アイドルのMVでも、小説でも漫画でも、なんでもいいので自分の好きな媒体で解消することです。
願望を生身の人間に向けるから「浮気」になってしまうのです。それに、誰かとの禁断の恋以外に夢中になれるものを見つけた方が、自分の周りの人間関係や社会性も守ることができます。浮気は一人で出来るものではないので、自分がいくら秘密にしていても、浮気相手によってバラされてしまうこともあり得るのです。
浮気願望を抑えられないときは、とにかく「合法的に」恋心を向けたり解消できる対象を探すことがおすすめです。出来るだけ、リスクもない、誰も傷つかない方法で解決しましょう。
ダサいパンツを履く・位置情報サービス
こちらは、浮気がバレたときにパートナーに課せられるような「罰」を、浮気が起こる前に自分に課すという方法。
例えば、人前に晒せないようなダサいパンツや変わったパンツを履く(男女共に名前のワッペンをつける、小学生のようなもっさり白ブリーフを履く、ふんどしを履く、など)ことでほかの異性と過ごす自分が恥ずかしくなりますし、位置情報サービスを恋人やパートナーと共有し、自分がいつどこにいるのかをいつでも監視できる状態にして浮気をできなくする、など。
そこまですることに抵抗があるとしたら、例えばフェイスブックの自分のステータスを「交際中」「婚約中」「既婚」などにして、相手がいることを知り合い全員に知らしめることも、自分の浮気や自分に近づいてくる人を周りの人が非難する状態にできるのでおすすめです。
これらのセルフ浮気防止作戦は、恋人やパートナーの協力があってこそできるものですから、急にこれらのような奇行を始めるのではなく、相手と相談してから始めましょう。
彼氏、彼女と「誓約書」を書く
自分の浮気願望を解消したいと思ったとき、また同時に恋人やパートナーの浮気を防ぎたいときは、一緒に「誓約書」を作りましょう。
恋人同士という関係は、一方が浮気や二股をしても慰謝料を請求することはできません。離婚や慰謝料請求は、あくまでも婚姻関係に基づくものです。しかし、弁護士を通して、「カップルの一方に浮気があった場合、〇〇万円の違約金を支払う」という任意の約束の「誓約書」を作成することができるのです。
今ある法律では恋人の浮気にペナルティーを課せられなくても、法律には「契約自由の原則」という、公序良俗に反する内容ではなければ、双方の同意の上で契約を自由に作れるというルールがあります。
これを利用すれば、もし恋人の浮気があった場合、書面化された契約書という証拠に基づいて罰金を支払わせられます。「罰金」という具体的な痛手を負うということが分かっていれば、浮気という形は取れないですよね。もし不仲になったとしたら、きっちり別れ話をするほかなくなります。
自分の浮気願望を鎮めるための作戦としては究極のようですが、本気で浮気をしたくないと思っているのなら恋人同士で誓約書を作ってみましょう。また、浮気をしてしまったときの信頼回復のためにも、「もう浮気は二度としない」という約束の証明にもなりそうです。
誓約書の作成のための弁護士費用は1万円〜2万円程度なので、お互いに浮気というものに怯えているカップルにはおすすめの方法です。
浮気は病気なのか

世の中の人の中には、何度誓っても浮気を繰り返してしまう、文字通り「浮気症」にかかっているような人もいます。
その人自身で悩むこともあるでしょう。なぜ、自分は浮気を繰り返して、ひとりの人だけを愛せないのだろうか、と。あまりにも浮気症として有名な知人がいるとしたら、周りの人に「あいつは病気だ」と言われていることもありそうです。
なかでも、個人の脳内物質のバランスによっては、「浮気をしやすい体質」というものがあるといいます。「AVPR(アルギニン・バソプレシン レセプター)」というホルモンの受容体の型によって、長期的な親密な人間関係を結びやすいかどうかがある程度決まるようですが、この「AVPR遺伝子」によって浮気をしやすい(人に対する親切心が生まれにくい)というタイプは証明されるようです。
ですから、浮気をする「体質」というものが存在するのです。しかし、それは決して病気ではありません。
「浮気」という「病気」は証明されていません。種を残す方法として、動物の世界でも「一夫一妻制で家族を守る」ことか「種をばらまいて出来るだけ多くの子孫を残す」という方法の違いがあるように、人間の中でも違いがあるだけのことです。
参照:不倫を許せないと思う人間の脳の仕組み ホルモンの受容体で浮気性か判明 – ライブドアニュース
カウンセラーに相談するのもアリ
前述の浮気しやすい体質に関して、残念ながら今その体質に対して投薬などの治療があるわけではありません。しかし、もし、自分や恋人、パートナーが浮気をしやすい体質なんだと思えた場合、本当に悩んでいるのなら、カウンセラーなど専門家に相談するという手もあります。
ただし「AVPR遺伝子」は調べることはなかなかできないので、まず健康的な精神状態かどうか、人格障害など社会性に関わる問題がないか、ということに注目しましょう。
過去のトラウマにより異性と傷つけ合わないような付き合い方ができなかったり、人やものに強く依存したり、自暴自棄になって浮気に走るということもあります。浮気の原因が恋人やパートナーとの関わり方にあるのではなく、個人の精神状態の問題であるとしたら、精神科を受診するという手段も考えておきましょう。
また、アメリカなどの欧米では一般的ですが、「カップルカウンセリング」というものもあります。こちらは病的な浮気というわけでなくとも、カップルのあらゆる悩みについて解決策を考えてくれるサービスになります。
恋人やパートナーとの性生活がうまくいかない、喧嘩ばかりしてしまう、浮気をしたくなってしまう(もしくはしてしまった)などの悩みについて相談することができますが、まだ日本の中では一般的ではありません。しかし都内を中心としてカップルカウンセリングのサービスは展開していますので、自分たちカップルの問題をどうしても自分たちだけでは解決できそうにない、という状況なら一度利用してみてはいかがでしょうか。
一度浮気をしたら止まらない?
「浮気は繰り返す」といいます。寂しさを埋めたり、恋人やパートナーでは得られない癒しを求めるほか、人によっては一度そのスリルや背徳感から生まれる快感が、ある意味「フェチ」化して止まらなくなってしまうようです。
そのように、浮気が一度では止まらず「浮気癖」に昇華してしまうと、なかなかやめることはできないといいます。特に、カップル、夫婦の中には、「その相手しか知らない」という人もいると思われますが、妊娠、出産など関係の変化をきっかけにほかの異性とも関係を持ちたくなってしまい、それまで隠れていた自分の浮気癖が出現することも、珍しくはないようです。
ただ、「浮気する人は必ず繰り返す」かといえば、そう単純ではありません。特に性欲に負けて不倫をしてしまった人など、パートナーや家族を心から愛しているのに裏切ってしまったという事態は少なくないですが、その人が心から反省しているとしたら希望を持ってもいいのかも、と思います。
アメリカの大学で行われた「一度浮気した人が再び浮気する確率」という研究では、実に「浮気をしたことのあるひとのうち45%が再び浮気をした」というデータが出ました。実に半数の人が浮気の「再犯」をしているということになりますが、これは逆に「一度浮気をした人の2人に1人は浮気を繰り返さない」こととも考えることができます。
自分や自分の恋人やパートナーの傾向として浮気をするタイプなのかしないタイプなのか、いまいちど考えてみましょう。浮気診断で、浮気をもともとしないタイプに当てはまるなら、たとえ浮気をしたとしても繰り返す可能性は低そうです。
そもそも浮気を初めからしないに越したことはありませんし、浮気をされた側はうつ病やパニック障害などの精神障害になってしまうことも珍しくありません。浮気や不倫は人の人生を壊してしまいます。自分の人間性や社会性を保つため、または恋人・パートナーの信頼を失わないためにも、浮気願望は出来る限りの対策を講じて消し去っていきましょう。
参照:一度浮気をした人が再び浮気する確率を研究した結果 – Peachy – ライブドアニュース
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