ここ数年のあいだで話題の「パパ活」。収入に余裕のある男性から「肉体関係無しで」経済的援助をしてもらうという女性の活動ですが、その具体的な実態については、まだ知らない方も多いのではないでしょうか。
夢ややりたい事を追いかける女性や学費を自分で支払っている女子大生など、お金に困っている女性を支援するという「パパ活」。そのテーマは昨年フジテレビのドラマ作品になったり、テレビなどのニュースで紹介されたことで、存在がさらに明るみに出てきました。
ドラマの内容は複雑な恋愛模様を描いたストーリーでしたが、現実の中のパパ活の実態は、果たしてその印象の通りなのでしょうか?
また、「肉体関係を持たない」ということが定義にある「パパ活」ですが、なんとなくその薄い壁一枚隔てたところに「援助交際」という存在が見え隠れしているような気がしますよね。そのせいか、どこかパパ活にも「いやらしい」イメージを持ってしまうことも致し方ないかもしれません。
ですがもし、経済状況が厳しく、現段階で一人ではホームレス状態になってしまいかねないという女性がいたとしたら、パパ活という選択肢を考えることもあるでしょう。そこまでではなくても、学費や養育費などのためにもパパ活に興味を持つ方もいるはずです。
そこで、どのように行動すれば定義どおり「パパ活」を肉体関係を持つことなく健全に行えるのか、安全な道を検証する必要があります。
この記事において、パパ活の定義や意味、独特な専門用語などの基本的な事項から、パパ活をしている女子へのインタビュー、安全なパパ活のコツまで、徹底的にリサーチしました。ご参考にしていただき、パパ活についての現実的な知識を身につけ、また今後「パパ活」をするかどうかを考えていただけたらと思います。
それでは、まずは基本的な「パパ活」の内容について説明していきましょう。
「パパ活動」って一体なに?

パパ活とは「パパ活動」という言葉の略になります。この語だけみると、どこか「家庭的なお父さんの子育て奮闘」のようにも見えますが、その意義はいかなる家庭環境とは関係のないもの。
主に女性が、経済的に余裕のある男性から金銭的援助を受ける、という活動になりますが、それには「肉体的関係」つまり、セックスなどの性的なつながりを持たないということが条件になっています。
パパ活という単語はもともと「東京カレンダー」という月間情報誌、ウェブサイトが発端となったようで、当東京カレンダーのサイト「東カレデート」に登録すると男女の交流のキッカケになるイベントに参加でき、そこでパパを見つける人もいるそう。
あなたの周りには、パパ活をしている女性や支援をしている男性がいるでしょうか?それに、パパ活をしている女性がどのように「パパ」を見つけるのかも、まだパパ活の世界の外にいる人からすれば、全く謎に包まれています。
また、パパ活の「相場」や法的な立ち位置、犯罪被害など、気になることが沢山ありますよね。
まずはそれらの疑問をひとつひとつ、紐解いていきましょう。
「パパ活」の意味とは?「パトロン」や「援交」との違い
先ほども述べた通り、パパ活動とは「肉体的な関係を持たない交際と引き換えに、男性側から経済的な資金援助を行う」という活動のことです。
ここで重要になってくる定義が「肉体関係は無し」ということ。ここで相手と肉体関係を結んでしまうと「援助交際」という形になってしまいます。
法的には、18歳以上であれば個人間の売春行為はグレーゾーンですが、売春防止法上、場合によっては逮捕や補導をされることになる可能性も。もちろん18歳以下の人と性的関係を元に金銭のやり取りをすると「児童売春・児童ポルノ処罰法」に引っかかり犯罪となります。
また、昔からあるパパ活に限りなく近い関係性に「パトロン」というものがあります。
パトロンとは、美術家や音楽家など才能のある芸術家の支援者です。芸術家の活動を財政支援したり、または人脈や影響力などの特権により支援する人物を指し、その支援する対象は男女関わりありません。
ただし、古来から女性のアーティストには男性のパトロン、すなわち「パパ」に相当する人物が付くことが多かったようです。芸妓に「旦那」がつくように、ある意味「パパ活」のようなシステムは昔からあると言えますね。
パパ活の条件には「肉体関係なし」というものがあるとはいえ、パパ活をする女性の中には性的関係を持つことで高額なリワードを受け取る人もいるよう。その関係の持ち方は個人間で決められるようです。
とはいえ、そのようなパパ活は家族や恋人関係に問題を抱えさせることになり得ますから、自分が「パパ」とどこまでの関係性に踏み入れるかは慎重に決めるべきですね。
パパ活の「パパ」とはどんな関係になるの?
パパ活動において、その支援者の男性のことを「パパ」と呼びます。
その「パパ」と何をするのかといえば、基本的には、定義の通り健全なパパ活となると一緒に食事に行ったり、お酒を飲んだり、はたまた旅行などに同行することもあるよう。「パパ」の求める女性像を演出することで、対価をもらうといいます。
要するに「パパ」と理想の「娘」の関係を結ぶことがパパ活ということができるかもしれません。ですから、性的関係を結ぶことがタブーとされるのです。
つまりパパ活とは「娘とデート」するような幸せな感覚を提供し、娘にするような経済支援をもらうというような関係性といえるでしょう。
ただ、現実的には高所得を装っていたり、肉体関係を求めてくる「パパ」も少なくはないという、一歩危険な関係性であることについて目を瞑ることはできないと思いますから、もし安全にパパ活をしたいと思うなら確かな情報を手に入れることが必須です。
パパはどこでどうやって探すの?
経済支援者である「パパ」を探すには、どうしたらいいでしょうか。
「パパ活」というワードが世間に知られるようになり、中にはそれから「パパ」になりたいと思うようになった方もいるかもしれません。
しかしその「パパ活」という語が流行する前から、銀座や六本木などのきらびやかな夜の街には、バーにいる女の子とお話しして、そののち何も要求することなく「お車代」としてチップを弾む紳士もいるという話を耳にします。
ですから、「パパ」を街の中で探すには「都会の夜の街」という選択肢がひとつ。
そして、定期開催のイベントもひとつの手段です。たとえば、前に述べたように「東京カレンダー」略して「東カレ」の「東カレデート」という一種のデーティングシステムに登録すると、定期的に開催される「東カレNIGHT」というパーティーに参加することができます。
そのパーティーには選び抜かれたハイスペックな男女が集まるため、経済的に余裕のある男性と、支援に値しそうな女性が揃うようです。そこで「パパ」となるような人を見つけたという女性の話もよくあるもの。
あとは、最近台頭してきたパパ活用のマッチングサイトやアプリも、まずは気軽にパパを探す手段としてはあり得るでしょう。
ただし、そのような仲介業者を経て売春行為を行うことは売春防止法に違反している犯罪行為ですから、仲介するサイトやアプリについてもしっかりとその内情を調べる必要があります。
デートクラブ、交際クラブは安全?
「パパ活」というものがテレビでも話題になり、流行してからというもの、パパ活用のマッチングサイトやアプリはだんだんと増え、今や検索すると沢山のマッチングサイトが出てきます。
1980年代には「愛人バンク」という名で似たような斡旋ビジネスが流行したようですが、のちに売春防止法違反により、その勢いは鎮火していきました。とはいえ、現在も「パパ活のマッチングサイト」というものがあるように、一種の「愛人ビジネス」というものの需要が消えることはないようです。
さて、その「愛人バンク」が摘発されたように、業者が「肉体関係を含む疑似恋愛関係」を斡旋することは法律上でタブーとなっています。
ですから、現在のパパ活のマッチングサイト、いわゆる「デートクラブ」を利用する時には、その業者の信用性をしっかりと確認するべきでしょう。ほとんどが風俗業に近いような営業形態となっていますから、利用には覚悟がいるでしょう。
登録する女性側にも審査があるようですが、まずは男性側の登録の審査の条件や、監視体制、肉体関係を推奨するような機能がついていないか、など、自身の安全を最優先にしてください。
パパ活の「相場」は◯◯円
パパ活に関する素朴な疑問の中で最も気になることといえば、「パパ活でいくら稼げるのか」ということではないでしょうか。
パパが払う「お手当て」は、そのデートの内容によります。食事に行けばいくら、旅行に同行すればいくら、など。
そのパパ活の相場は、その「パパ」の経済レベルにも依拠しているといえますが、平均的な相場というものは決まっているようで、以下の通りになっています。
食事(ランチ、カフェ) | 食事(ディナー、お酒) | お車代(チップ) | 旅行に同行 |
---|---|---|---|
5,000円〜20,000円 | 10,000円〜50,000円 | 5,000円〜20,000円 | 50,000円〜100,000円 |
以上の相場はあくまでも「健全」なパパ活に限ります。
「お車代」という名目でたまにボーナスと言えるようなお金を弾んでくれる「パパ」もいるようですが、かなり稀なようです。
また、一度だけ会うか、定期的に会うかでも相場は変わり、後者であると比較的金額はアップするようです。
実は時給換算で考えている
上記の相場ですが、当のパパ活をしている女子はあくまでも愛情で動いているわけではなく「副収入」として考えているため、特にパパ活に慣れている女子は時給換算で計算しているといいます。
例えば一杯お茶するなら1時間で5,000円、飲みに行くなら2時間で10,000円、というふうに、だいたいが時給5,000円からと考えるといいかもしれません。
これらの金額は、当の「パパ」と食事などデートに行く時、待ち合わせをする前までに話し合って決めておくべきだということも、パパ活歴が長い女子にとっては当たり前のようです。
また、定期的に会うということになれば、「お小遣いを増やして欲しい」という相談をすることで「時給アップ」を図ることもできるようです。
パパ活のブログに見る実態
ここ最近で、パパ活で副収入を得たり、主な収入として活用する女子が増えてきたように感じます。
そんな中、SNSやブログでもそのパパ活の内情を共有するアカウントも増えてきました。
それらを見てみると、パパ活をしている年代は20代から40代までと、幅広い年代の女性がパパ活によって収入を得ていることがわかります。
収入の情報以外にも、SNSやブログにはパパ活に関するリアルな実情が赤裸々に綴られています。その中でも特に印象的なことといえば、その「パパ」という人の半数が既婚者や妻子持ちであるという事実。
テレビドラマでも同じような描写がありましたが、妻とうまくいっていないなど、収入が十分にあっても家庭内で癒されることのできない男性が、いつのまにか「パパ」として援助をしているというケースが多そうです。日々の癒しとして、自身の理想の女性像、少女像を、パパ活女子に投影しているのでしょう。
また、パパ活のブログには一月にいくら稼いだ、など「パパ」に貰ったお金やプレゼントの話であふれていますが、その月収には眼を見張るものがあります。
たとえば、初めは10万円までと決めていても、際限なく支援をしてもらえるため段々と収入が跳ね上がり、数十倍にもなっているというような驚くべき実態です。普通に会社勤めをして収入を得ることがバカらしくなってしまいそうなものですね。
しかし、パパ活をしていて出会う「パパ」の中には、危ない人もいるようです。
パパ活のトラブル:未払い、性関係強要、ストーカー被害
パパ活専用のマッチングアプリは、スタッフの監視体制により、アプリ内のメッセージにおける肉体関係の強要などの禁止行為を監視されていますが、SNSなどで個人的に「パパ」を募集する人は、危機管理全般を自分でする必要があります。
ブログなどでよく見かける悪質なトラブルのほとんどは、「パパ」に肉体関係を強要されるということ。「お金を払っているのだからセックスは当たり前」と、自分が援助する「パパ活」と風俗とを混同していることによるトラブルと見受けられます。
また、「パパ」と1時間近く会って、帰りに「お手当」を貰おうとするときに「パパ」が逃げてしまう、という金銭未払いのトラブルも、パパ活初心者に特に多くあるようです。
パパ活に関する金銭のやり取りは単なる口約束に過ぎないため、そのような未払いがあったとしても相手を法的に訴えることはできません。そのため、パパ活に慣れている女子は必ず「お手当」を前払い制にしているようです。
そして、ストーカーや暴力被害などの危険な犯罪トラブルもあり得ます。縁を切ろうとしたら相手が逆上し、1日何十件もの電話やメッセージ、尾行などのストーカー被害や、暴力や性的暴行を受けるという最悪のパターンも。
これらの被害全体が、パパ活という売春行為ギリギリの活動から引き起こされてしまうということで、家族や友達、警察にも相談しにくいため、取り返しがつかなくなるまで事態が大きくなってしまうというケースもありますから、特に自分一人でパパ活の営業をする場合には、厳重な注意が必要です。
法的には大丈夫なの?税金は?
前にも述べましたが、人と交際し金銭を受け取ることに関して、未成年と肉体関係を結ばない限りは法に触れません。18歳以下ではないことと、業者などの第三者の代行による売春の斡旋ではない限り、たとえ体の関係があったとしても、限りなく「パパ活」はグレーゾーンなのです。
また、パパ活をする際に、その収入やプレゼントの金額が年間110万円を超えてしまった場合は、その収入を「贈与税」という形で税務署に申告する必要が出てきます。
もちろん、その申告を怠ると「脱税」ということになり、その事実が税務署にバレてしまった場合には、通常の贈与税の課税に加え罰として「追徴課税」という税金を加えて払わなくてはいけなくなったり、最悪の場合刑事罰に処されることもあるそう。
パパ活で得る収入とは大抵の場合、手渡しのお金を受け取ることになるということなので、「どこかから収入を得た」という証拠は残りませんが、銀行口座に高額の預金があるということは銀行に知られることになりますから、疑いの目は逃れられません。
できるかぎり健全にパパ活をしたいと考えている人は、「肉体関係は絶対になし」ということの意思表示をはっきりとすることを忘れずに、また年間のお手当の合計金額と納税するべき割合のことを調べておきましょう。
18歳未満とセックスするのは犯罪!ただし…
ツイッターなどのSNSで、18歳未満と見受けられる若い女性がパパ活の「パパ」を募集している投稿をよく目にすることができます。
しかし、再三お話ししますが、未成年と性行為をすることは法に触れかねません。万が一、13歳以下の未成年と性的な行為をすると、たとえ合意の上であったとしても「強姦罪」もしくは「強制わいせつ罪」として処罰されます。
また、金銭のやり取りのない恋愛においての性行為は、18歳以下であっても処罰の対象にはなりませんが、そこで金銭のやり取りをしてしまうと、「児童売春・児童ポルノ禁止法」により処罰の対象になります。
「パパ活動」はあくまでも「セックス・お触り」などの性的関係を持つことなく、資金援助を得る活動ですが、多くのパパ活女子が高収入を求めてセックスを許している実態があります。
18歳以上であれば、責任能力のある大人同士の合意の上でということで、法的には限りなくグレーゾーンであり、法律の届かない霧に包まれたような世界の中にあります。自分でやり方を自由に決められるとはいえ、トラブルから守ってくれる人がいない状況なのです。
犯罪歴があると、就職や海外旅行のビザ所得などの公的手続きのシチュエーションにおいて困ることになります。カフェでお話をするだけのパパ活で高収入を得ている人も中にはいるようですし、出来るだけ健全な方法を取った方が無難でしょう。
パパ活をしているのはこんなひと
今や一般的な用語となった「パパ活」ですが、ペアーズやタップルなどのマッチング恋活アプリのような形で「パパ活」に特化した「ペイターズ」というアプリも台頭し、その広告を外出先で見かけることもあるほど、パパ活という収入形態が進出してきています。
もしアプリなどの監視体制により安全が保障されているのだとしたら、「試しにやってみようかな」と始める女子も増えてきそうです。
ただこれまでどんな女子がパパ活をしてきたかというと、やはり収入に困って生活保護ギリギリの状態の人、また学費の支払いのためや、単に自分が自由に使えるお小遣いのため、という人もいるようです。
逆に、パパ活女子はどんな「パパ」を探しているのかというと、
- 高収入で羽振りがよい
- 信頼できる
- 恋愛関係・肉体関係を求めない
など、クリーンな関係を望めてかつ高額の「お手当」を貰える相手ということになります。
アラサー女性のパパ活
パパ活をしている女性は20代〜40代と幅広いですが、中でも30代前後の女性のパパ活となると、とても真に迫ったものを感じます。見る限り、大抵のアラサーパパ活女子は副収入としてパパ活をしていて、高収入を得ているものの会社とパパ活の両方のストレスを抱えているように思います。
それはそうとして、最近パパ活に特化したマッチングアプリなどでは、「パパ」として支援をしている人も30代からと、とても若い年齢の男性も多いそう。そうなると、もし年齢の近い方と「パパ活」をすることになってしまうと、相手が既婚者である場合はそのパートナーに浮気を疑われる心配もあります。
恋愛感情や肉体関係がないことが絶対条件であるパパ活ですから、年齢の若い「パパ」には高いリスクがあるといえます。ですから、特にアラサーの女子からは50代、60代の「パパ」に需要があるようです。
「苺」は〇〇!パパ活の用語解説

「パパ活」では高収入を得られるものの、税金関係のチェックの難しい「副業」です。また、パパ活についての会話の中にはサイト内などで禁止されている語もありますから、それに引っかかり強制退会にならずにパパ活動に関する会話を進めるためには、隠語を使わなければならないシーンもあります。
たとえば、これまで何度か記述している「お手当」という単語。文脈から読み取ればお分かりかと思いますが、すなわちパパ活の「配当金」のことになります。「お給料」でも「お小遣い」でもなく「お手当」。ただし、「パパ」と交際の金額交渉の時は「お小遣い」ということが多いようです。
このように、ストレートな表現を避けた言葉がたくさんあります。これからパパ活をしようと思っている人で、パパ活をしたい時、他のサイトから情報を得たい時や、「パパ」としてパパ活女子とコミュニケーションを取りたい方は、これらの隠語を頭に入れておくとスムーズかもしれません。
では、まずは基本的な「パパ活」の別名からご紹介しましょう。
「パパ活」の隠語
パパ活は別名、「P活」「Pパパ」とも表現します。そのほかには「応援」「支援」など、かなり遠回りな言い回しをすることもあるようです。
また、パパ活をもっと正式名称に近い形で表現すると「謝礼交際」となります。体の関係前提である「援助交際」と似ていますが、パパ活はあくまでも会って話をするだけになります。また、体の関係前提で定期的に会う「愛人」とも異なります。
ちなみに、パパ活をしている女子のことは「パパ活女子」と呼ばれます。
「パパ」の別名は…
「パパ活」の別名はあまり多くありませんが、その支援をする「パパ」にはとても多くの別名があります。
特にパパ活女子の情報サイトなどでは、それらの使い分けがよくされています。どんなデートをするパパなのか、または収入、会う頻度などによっても呼び名を変えます。
以下にその意味の説明も加えながら一覧にしたので、ご参考にどうぞ。(全てにおいて、パパはPと訳すこともあります)
- 新規パパ
- 初めて会うパパのこと。新規のパパ
- 食事パパ、ご飯パパ
- 主に食事デートをするパパ
- デートパパ
- ショッピングやレジャーなど外出先でデートするパパ
- 出張パパ
- 仕事の出張ついでや遠くから空いに来る、来させるパパ
- マンションパパ
- マンションなど住居を提供してくれるパパ
- 都度パパ、単発パパ
- 「その都度」会う約束を決めるパパ
- 月極パパ、定期パパ
- 定期的に会う予定を決めているパパの
- 太パパ、リッチパパ
- 太っ腹なパパ、お金持ちのパパ。羽振りがいいパパ
- スーパーリッチパパ
- すごくお金持ちで羽振りのいいパパ
- お父様
- パパと表現するのも気がひけるほどお金持ちで高額支援をしてくれるパパ
- 神パパ
- 金銭だけでなく住む場所や仕事など全てを与えてくれる神のようなパパ
- 地雷パパ
- 希望しない肉体関係を迫ったりしつこい迷惑なパパ
- ガチ恋パパ
- パパ活女子に本気で恋してしまったパパ
これほどまでに、「パパ」は分類されているのです。
パパ活の「パパ」として支援をする男性のほとんどは高額所得者ですが、「お父様」や「神パパ」のように信じられないほど高額な支援をしてくれる「パパ」もいるようです。
これからパパ活をしようと考えている女子は、くれぐれも「地雷パパ」に気をつけましょう。
お金「お手当」に関する用語
パパ活をする上で決して蔑ろにできないお金の問題。お金のためにパパ活をするわけですから、こちらの用語もしっかり押さえておきたいところですね。
それでは、こちらも一覧でチェックしていきましょう。
- お手当、お手当て
- パパ活の報酬のこと
- お小遣い、おこづかい
- 同上
- K
- 1,000円=1Kのように表現する。ゼロ3つ=Kと覚えられる
- 諭吉、樋口
- 諭吉は1万円、樋口は5千円
- 幾ら、幾
- 「いくら」。お手当ての相談の時に。難しい漢字を使う
- キャッシュバック
- パパ活サイトを利用して還元できるポイントのこと
- サポ
- 「サポート」の略。金額的なサポート
- 相場
- パパ活動にあたっての平均的なお手当てのこと
パパ活サイト、アプリに関する用語、その他
パパ活サイトやアプリに関する用語も特殊なものが多いです。
そのサイトやアプリによっては、パパ活、中でもとくに肉体関係に発展するようなパパ活を禁止しているため、少しでも援助交際の内容に触れる単語を使うと、最悪アカウントの凍結や強制退会になることもあります。
しかし、パパ活について厳しく規制をしているのは一部のサイトで、パパ活に特化したサイトやアプリを通してやる場合、専門用語がよく飛び出してきます。
監視体制の厳しいサイトやアプリを通すことで、個人で営業するよりは比較的安全にパパ活が出来ることもあり得るので、用語を使いこなしパパ活をスムーズに進めましょう。
- 条件、条件あり
- パパ活についてお手当てなどの条件をはじめに提示する時に使う
- アポ
- アポイントメントの略。会う約束のこと
- NNP
- インターネット上でナンパすること
- 業者
- ユーザーになりすまし別のサービスに誘導する人、風俗業者のこと
- サクラ
- ユーザーになりすましたサイトやアプリの運営サイドのスタッフ。擬客
- 直メ
- 直接メール、メッセージのこと。LINEやカカオチャットなど別のメッセージアプリに誘導すること
- ギャラ飲み
- ギャラ、報酬ありきの飲みに行くこと
- シュガダ
- パパ活専用アプリ「シュガーダディ」の略
- シュガーベイビー
- シュガーダディを利用するパパ活女子のこと
- ハピメ
- 出会い系サイト「ハッピーメール」の略
- ワクメ
- 出会い系サイト「ワクワクメール」の略
- デートクラブ
- 会員制のマッチングサービス
ご用心!「体の関係に関する用語」
パパ活の「闇」とも言える、「パパ」と体の関係を持つことで高額な報酬を得るという、パパ活のルールを外れた活動はもはや「援助交際」と呼べようものですが、「パパ」としてパパ活女子に興味をもつ男性のほとんどはパパ活女子の体目当てであるといいます。
そのような「ヤリモク」の男性はどんな女子にも好かれませんが、高額な報酬を望めるため、一部のパパ活女子が援助交際におちいってしまうのは残念ながら事実です。
そのような厳しい現実の一面もあるパパ活ですが、絶対に「パパ」と肉体関係を結びたくない女子にとってはそれらの「ヤリモク」男性には気をつけたいところ。
そこで、パパ活とその肉体関係に関する用語を集めましたので、こちらも合わせて確認し、気をつけてパパ活にあたりましょう。
- ラブパパ、ドカタパパ
- 肉体関係を持ってしまったパパのこと
- 体アリ
- 体の関係アリの略、肉体関係をもっても良いということ
- 体ナシ
- 体の関係ナシの略、肉体関係を持ちたくないということ
- 円光
- えんこう。援助交際のこと
- ホ別
- 援助交際において(ラブ)ホテル代は別ということ
- ホ込
- (ラブ)ホテル代込みの値段ということ
- 割切
- 体の関係と心のつながりが別の割り切った関係ということ
もし上記の用語を知らずにパパ活を始めてしまったら、予想していない悪い展開に巻き込まれてしまうかもしれません。
体の関係がナシであることがパパ活の絶対条件ですので、トラブルを避けるためにも上記の用語には注意しましょう。
パパ活をしている女子にインタビュー

(上の写真はイメージです)
ここで、実際に「合法的な」パパ活をしている人にお話を聞いてみたいと思います。
お話を聞かせていただくのは、関東在住のリサリサ(仮)さんです。普段はパパ活をしていることを家族や友達にも明かさないそうですが、今回だけ特別に、「実名・具体的な年齢と住んでいる地域」を決して明かさないことを約束にインタビューに応じていただきました。
パパ活の気になる現実。「パパ」と会う時の流れやパパ活をしている時の気持ちなども気になりますが、ずばり収入や税金、お金の使い道のような、込み入ったことまで聞いてみました。
インタビューの前に、まずはリサリサさんの簡単なプロフィールからご紹介します。
年齢:20代
職業:事務職
趣味:漫画を読むこと、料理
パパ活のパパの人数:定期Pが一人、都度Pが月1、2人ほど
それでは、実際にインタビューを見ていきましょう。
パパ活のきっかけは?どこで「パパ」と出会ったの?


よろしくお願いします。
その人とは一年半くらい前に、すこしだけ働いてたバーで会いました。常連さんって程でもないと思います。そこで会ったのは一度だけでした。
そこを辞めたあとに、偶然そこの近くの別のバーで再会したんです。カウンターで飲みながら話してたら奢ってくれて、あとで「タクシー代」って言って「1諭吉」くれました。それが最初かな。
それから自分が「パパ活してる」って気づいたのは結構後になってからかも。
あと絶対パパ活してる人は相手のこと「パパ」とか呼ばないです。あの人も「パパ」っていうか、ほぼおじいちゃんだし(笑)
ふつうに「田中さん(仮名)」って呼んでます。

じゃあ、それから定期的に会って、「お手当」をもらってる?

そういうことになるかな。
パパ活ではどんなデートをするの?会う頻度は?

いつもその「田中さん」とはどこでデートしているんですか?

デート(笑)
デートって考えたことはないです。いつもそのバーで会った後に「タクシー代」をくれます。ほろ酔いで適当に財布からザッと出すから定まらないけど、だいたい「1諭吉」くらい。
「お手当」っていう言葉を知ったのはパパ活のアプリでだったから、田中さんに「お手当ください」とか言ったことはない。
お金が欲しい時はアポ取ることもたまにあるけど、なんかほぼ毎日いるから、あんまり連絡はとらないかな。
私のことを気に入ってくれてるけど、たぶん私がそのバーにいない時とか、他にも「タクシー代」あげてる女の子は居ると思う。

なんかバブルっぽいイメージが湧きますね。
その田中さんとは週にどれくらい会うんですか?
また、パパ活のアプリを使っているそうですが、そちらはどんな風に使っているのかも教えてください。

ほんとバブリー!田中さんは週に1回から多くて3回会いますね。仕事帰りにそのバーに行くと居る。
1、2杯くらい飲みながら話して、私か田中さんが帰るときに「お会計とタクシー代」と言ってカウンターにお札を適当にバンて出すか、手渡しで「タクシー代」って言って、くれる。
田中さんと一緒に帰ることは一回もないなあ。謎のひと。
仕事も何してるか知らないです。でも漫画の話とか写真の話とか、マニアックなところで盛り上がるか、基本田中さんがずっとしゃべってるから、話題に困ることはいつもないですね。
アプリは、田中さんと会ってて味をしめて(笑)それから使い始めたんですけど、ホテルに誘われたりしつこい人が多かったから、嫌になって最近はやってないです。
アプリ出会った人とは連絡先も交換してないから、一度以上会うこともなかったかな。
みんな合法的に活動している?

リサリサさんのまわりの友達とかで、パパ活をしているひとはいますか?
その人たちは体の関係を持つことなしに活動している?

仲のいい友達は一回アプリを使ってパパ活を試したけど、やっぱり合わなかったみたいで一回だけ相手とお茶してみてやめたって言ってました。
前に働いてたバーの同僚の子で目立って「パパ活してる」って言ってた子はひとりいたけど、みんなそんなふうにパパ活してることを人に言わないと思うから、わからない。
でも、私がパパ活で使ってたアプリと同じのを持ってる子もちらっと見たし、同僚全員じゃないとしても3分の1くらいはいたと思ってる。体アリでやってたかどうかはわからない。
でもパパ活してる宣言してた子は、他の同僚と働く時間変わらないのに不思議なほどお金持ちだったから、してたんじゃないかな…って思う。
収入は何に使うの?

ちなみに、田中さんの「タクシー代」や他の人の「お手当」は何に使いましたか?

去年までは学費の返済と家賃にあててました。
最近は生活費と、海外旅行に行きたいから、田中さんの「タクシー代」を貯金箱に貯めてます(笑)
普段の仕事の収入と合わせると結構余裕が出るから助かりますね。
パパ活一本でやろうとは絶対思わないかな、私は。
税金はどうしてる?

ちなみに、週に1〜3回会ってタクシー代がだいたい「1諭吉」というので、ひと月で換算すると結構稼いでますね。
税金の申告するときにその「タクシー代」はどうしてる?

えー?(笑)
ケーキ頼んでいい?中条さんも食べる?

はぐらかされた…

正直考えたこともなかったよ〜(笑)
今まで危ないことはあった?

いままで田中さんと会ったりアプリでパパ活をしてきたなかで、詐欺にあったり危ない目にあいそうなことはありましたか?

田中さんはほとんどバーで会うだけだから、なにも危ないことはなかったかな。
他のお客さんが絡んでくることはあったけど、お店にとっても田中さんは上客だから、お店の人に注意されてた。
アプリで会った人は、会う前に「最初にお金を手渡しでもらう」って条件にしてたから詐欺とかはなかったけど、一度お店でお茶してたときに手を握られて離してもらえなかったことがあって、その時は怖かったしすごい気持ち悪かった。
「やめてください」ってちょっと大きな声で言ったら店員さんがこっちを見て、手が緩んだからその隙にバッグを持って店から逃げた。
追ってこなかったから良かったけど、そのあとその人がどうなったかは知らない。連絡先も教えてなかったから。
アプリをやめたのはそれがあってからかな。
パパ活は疲れる?最後にひとこと

怖いことがあったんですね。
そういったことも含めて、パパ活は疲れますか?

うーん、アプリとかネットとか使って何人も新規で会うようなことをやってたら、絶対に疲れると思う。
少なくとも、私は心がついていけなかった。
前のお店の同僚でパパ活やってるって言ってた子も薬飲んでるの見たことあったし、辛いんじゃないかな。
田中さんは話が長いけど、そこの店以外では会わないし特に会おうとも言ってこないから、すごく楽。
田中さんみたいな人は、なかなかいないんじゃないかなって思う。
でも、最近は田中さんが居ることも減ってきたから、近いうちに完全にやらなくなるかもしれない。

赤裸々にお話ししてくれてどうもありがとうございました。
最後に、パパ活をしようと思ってる人にアドバイスとか、なにかひとことありますか?

こちらこそ、ケーキ美味しかったです!ありがとう。
そうだね〜、うーん、基本的に、パパ活はやらないほうがいいです!(笑)
自分の好きな仕事見つけて細々生きていくほうが幸せだと思う。

元も子もないこと言いますね(笑)

でも本当だよ〜!
嘘つくの得意とか、人を煙に巻くのが上手いとか、自分の身を自分で守れないと、大変だよ。
リサリサさんに「タクシー代」をくれる田中さんのような「パパ」はなかなかいないようですが、やはりアプリを使って「パパ活」として活動するのは心を消耗するようです。
以上、笑顔がとっても素敵で正直なリサリサさんでした。
これからパパ活をしたいと思っている人へ

ここまでパパ活の基礎知識や用語の解説、また実際のパパ活女子のインタビューをしてきましたが、これから自分もパパ活をしたいと思っている女子にはまだ足りない情報がありますよね。
それは、実際に得られそうな収入や、気をつけるべきことなどの具体的な情報と準備、また注意点です。
まず、パパ活をするにあたる上で、はじめにどの程度の収入が欲しいのかを自分の経済状況と合わせて設定してみましょう。
肉体関係のないパパ活だけで高収入を得るにはそれなりに恵まれた容赦が必要だと言われますが、話の内容を工夫したり教養を身につけるだけでも、十分相手を楽しませることが出来るといいます。
メイクや服装などをしっかり整えていくことは必須として、理想の「娘」としてどのような立ち振る舞いを求められているのかを研究していきましょう。
それに、「地雷パパ、地雷P」と出会わないために、また出会ってしまった時に、気をつけるべきこともあります。パパ活は労災もおりませんから、徹底した自己管理が必要です。
また、個人情報を相手に知られないためにも、メッセージの交換などの連絡手段もより安全なものを選んでおくといいでしょう。
では、まずはパパ活の収入についてお話ししていきます。
パパ活の収入は平均月〇〇円
パパ活をしている女子の収入はというと、月に1万円から大台の100万円までとピンキリです。しかし、月に30万を超えるパパ活をするためには、時間と作戦が必要なようです。
いくら女の子とお話しして経済支援をしたいという「パパ」が世の中にいるとはいえ、よほどリッチな「パパ」と仲良くならない限り、ひとりの「パパ」からもらえるお手当てには限りがあるでしょう。月に数十万円稼いでいるパパ活女子は、「パパ」を最低でも2人以上は作って、それぞれから少しずつ稼いでいるようです。
パパ活の平均収入はデータを集めにくいですが、ブログやSNSなどを見る限り、月10万円〜15万円の台が一番多い層だと見て取れます。
数十万を稼ぐパパ活をするためには、はじめから「肉体関係お断り」のオーラを出すより、肉体関係NGと自分で決めていたとしてもそれを表に出さないほうが効率よく稼げるといいます。
スキを見せ、相手の「男の夢を壊さず泳がせる」という方法を取り、期待をさせておくことでクリーンなパパ活関係をできるだけ引き伸ばし、継続的にお手当てをもらうというやり方が効果的なよう。「思わせぶり」という態度が男性に対して効果があるのは、どのような恋愛シーンにおいても共通していますね。
安全面については心配ですが、「手に入りにくいほど手に入れたくなる」という心理を利用した、うまいビジネスだなと思います。
そして、どのようにしてリッチな男性と知り合い、「パパ」になってもらうかという方法としては、今は安全面を考えパパ活用のアプリやサイトを使うパパ活女子が増えているようですが、インタビューに答えてくれたリサリサさんのように、昔ながらの「バーで出会う」という方法も期待できるかもしれません。
富裕層のパパと出会うには
ネットやアプリのサービスを使用せずに、個人でリッチな「パパ」を捕まえるには、リッチな男性が集まるような場所に行くべきでしょう。また、パパ活の性質上リッチなだけではなく、ある程度年齢層の高い人たちを探すべきですよね。
そのような男性たちに、どこへいけば会えるのかといえば基本的には都心になりますが、若者の街である渋谷や原宿などよりは六本木や銀座など、大人の街を選ぶといいでしょう。
そのなかでどのような場所にリッチなミドルの男性がいるかというと、
- クラブのVIPルーム
- 経営者など高所得者限定のパーティー
- バーやラウンジ
など、主に社交の場に出会いが望めるだろうと思います。
これらの場所で、客として行くのが難しいバーやラウンジなどであれば、スタッフとして働くのも1つの手でしょう。
しかし、やはり容姿に磨きをかけない限りは、これらのような場所に行っても相手の目にとまることはありませんし、容姿だけではなく最低限の教養や品性も身につけている必要がありますから、女磨きも怠らないように心がけましょう。
合法的にできるの?安全性は?
この記事で何度も出てくることですが、パパ活はあくまでも「肉体関係なしに経済的支援をしてもらう」ことが活動の条件です。
ですから、パパ活において「パパ」と体の関係を持つことはタブーです。「援助交際」や「愛人契約」という形になってしまって、トラブルに見舞われても誰も責任を取ってくれません。
また、パパ活が合法かどうかについてですが、もちろんセオリー通りに肉体関係なしでお金をもらうことについては問題ありません。しかし、肉体関係ありで経済援助をしてもらうことは「援助交際」にあたり、場合によっては違法行為となる可能性も。
まず、前にもお話しした通りですが、18歳以下の人と援助交際をすることは「児童売春・児童ポルノ処罰法」に引っかかります。この場合、どのような形で出会ったとしても、支援する大人サイドが完全に加害者となり罰せられることになります。
また、もしパパ活を推奨する出会いサイトやアプリ、またはデートクラブなどで、もし運営側が「肉体関係」を勧めていたり、売春を斡旋しているような行動が見られた場合は、売春防止法や風営法に触れる犯罪行為となります。
そのような運営形態である場合は、暴力団などと関係している可能性もありますから、決して手を出さないようにしましょう。
また「パパ」と会う約束をしてお金を振り込んでもらったのに会わない、など、故意に相手からお金をだまし取ろうとした場合は「詐欺罪」に相当する場合もあります。
もちろん、既婚者である「パパ」と肉体関係を持ち「不倫」という形になってしまったら、バレた時にパパ活女子の側にも慰謝料請求が来ることもあるでしょう。
ですから、パパ活において、たとえ高収入を望めたとしても「パパ」体の関係を持つということは、リスクでいっぱいなのです。
もしパパ活を合法的かつ安全にリスクをできるかぎり最小限で活動したいのなら、「パパ」と体の関係は決して持たないようにしましょう。
絶対に気をつけるべきこと
もしこちら側が「援助交際」にならずに、合法的にパパ活をしたいと思っていたとしても、パパ活をしたいと思っている「パパ」の中には肉体関係を強要してくるような悪質な人物もいるようです。
また、デート後にお金を払わない悪質な「詐欺パパ」の実例も多くあります。ですから、パパ活の「パパ」を選ぶ際には厳重な注意が必要になります。
これらの、いわゆる「地雷パパ」に会わないためには、もしサイトやアプリを利用してパパ活をする場合は、会う前にメッセージなどで報酬(お手当)の相談と肉体関係ナシを希望することなど、取り決めを事前にしておくことである程度詐欺の被害などは免れることができるでしょう。
また、「パパ」と会う場所も人気のない場所は避け、できるだけ喫茶店やレストランなど他人の目がある場所にすることも自分の身を守るポイントになります。
あらかじめ「パパ」が選んだお店の名前と場所を知らせてもらうこと、または会うお店を自分で決めることで、被害の可能性を軽減できそうです。
そもそも、相手の女の子を不安にさせる「パパ」は「地雷」と言っても過言ではありません。もしもこちら側が安心できない「パパ」の場合は、この先の安全も考慮して関係を断ち切ってしまいましょう。
「要注意人物」の特徴
パパ活のサイトやアプリを利用するのであれば、パパのプロフィールやメッセージの内容から、その相手が「地雷パパ」であるかどうかをある程度見極めることができるかもしれません。
また、リアルタイムで対面している時にも、気をつけるべき発言はありそうです。以下に、それらの注意事項をまとめました。
- 密室へ誘おうとしてくる(ホテルなどの宿泊施設、ドライブの車内など)
- お金を「後日で渡す」と言ってくる
- 電話やメールをしつこく何度もしてくる
- LINE、電話番号、住所など個人情報を聞き出そうとしてくる
- 不倫をしているパパ
- 明らかに体の関係を迫ってくる
- こちら一人に対して複数人で会おうとするパパ
もし、不安に思ったり危険を感じた場合は、すぐに通報してください。援助交際にあたらない「パパ活」であれば犯罪行為ではありませんから、「パパ活をしている」という引け目を考えずにいち早く110番通報をしましょう。
通報に迷った場合は、#9110の警察相談窓口に電話して、通報の前に現状を相談することもできますから、詐欺やレイプ被害にあわないためにも、防犯意識はしっかり持っておきましょう。
パパ活をうまくやるコツとは
合法的に、かつ高収入を目指してパパ活をしようと考えているなら、前述の注意事項を気をつけることももちろんですが、良い「パパ」をつかまえて定期的に「お手当て」をもらうためにはいくつかコツを覚えておく必要がありそうです。
たとえば、前にもお話しした通り、パパ活とはいえ相手は男性ですから、たとえ肉体関係を持たないということを了承していたとしても、「ひょっとして」「チャンスがあるかも」など、「体の関係を持てるかもしれない」という「期待」は少なからずもっているそうです。
その「期待」を壊さないようにすることがパパ活で多くの「パパ」から支援をしてもらうコツであるといいますが、「肉体関係を持てるかもしれない」という期待を背負わせることは、リスクにも繋がることを忘れてはいけません。
ですから、良心的な「パパ」を見つけることが最優先事項になってきます。たとえば、プロフィールに「肉体関係ナシでお願いします」などと書かなければ多くの「パパ」候補とメッセージのやり取りをする機会を得られることでしょうが、必ずメッセージのやり取りの中で、「体ナシ」で合意していることをしっかり確認しましょう。
そこで渋るような相手は「地雷」だと思って良いのではないでしょうか。収入が欲しいからとはいえ、まず自分の身を守ることが最も大切なことです。
焦るほど危険に足を踏み入れがちですから、初めてパパ活をしようという時には、まず初めから高収入を望まないようにしましょう。ゆっくりと安全な「パパ」を探し、自分の希望と「パパ」の希望とが一致する時にだけパパ活ができると考えましょう。
また、「パパ」の理想の娘を演じるということになるパパ活ですが、個人情報は少しも相手に渡す必要はありません。自分が普段使っているLINEも、今や多くの人が一般的に利用しているものであり、個人情報ともいえるものですから、メッセンジャーもパパ活専用のものを利用したいところです。
「カカオ」を使おう!メッセージのコツ
パパ活をしている女子の間で、パパ活専用の出会いアプリのメッセージ機能以外に多く使われているアプリといえば「カカオトーク」です。
「カカオトーク」のシステムはLINEとほとんど同じですが、だからこそ「パパ活専用メッセージツール」として、プライベートと使い分けて利用しやすいのです。
それにもしLINEや電話番号などを相手に知られてしまうと、悪質な相手である場合インターネットに個人情報を晒されてしまい、危険な目にあう可能性も否定できません。ですから、どれほどパパ活の相手に自分の個人情報を知られないべきかという理由は、十分にお分かりいただけるかと思います。
また、もしLINEを継続してパパ活にも使うとなると、人に見せたくない会話の内容などがある場合、メッセージの非表示設定など、いちいち設定したくなることもあるかもしれません。そのような面倒を避け、スケジューリングをスムーズにとり行うためにも、カカオのような「サブ」のツールを持っておけば便利であるといいます。
メッセンジャーアプリの中には、会話の内容が一定期間を過ぎると自動的に消去されるタイプのものもありますが、もしも会話している相手の「パパ」が悪質な人物で、万が一刑事事件に発展した時に、メッセージの証拠も残りません。会話の履歴は残しておくことを前提に、できる限り健全にパパ活をすることをお勧めします。
カカオトークも無料のアプリなので、相手に「カカオトークで連絡を取りたい」という旨を伝えれば、ダウンロードしてくれるでしょう。そこでしつこくLINEのIDを聞いてくるパパは縁を切ってください。お互いのプライバシーを尊重できなければ、パパ活には向いていません。
あくまでも、安全な道以外には踏み込まないように、お互いのプライベートに深入りしない形でパパ活をしていただけたらと思います。
パパ活をやめたいときは
パパ活は、収入のためには好きではない「パパ」に気を使ったり話を合わせたりと、精神的にとても負担になることも多いようです。
肉体関係を迫ってくる「パパ」に会う確率は高く、ほとんどのパパ活女子がそのような経験を持っています。
パパ活は、良心的な良い「パパ」に出会える可能性は低く、とてもストレスの溜まるものになるかもしれません。しかし、もしもパパ活を辞めたくなった場合は、どのように手順を踏むべきでしょうか?
例えば、定期的に会っている「パパ」がいる場合に、相手がこちらの電話番号や住所、メールアドレスなど、個人情報を1つも知られていない場合には、フェードアウトすることも可能でしょう。
しかし、職場や大学、住んでいる地域、知り合いの顔などを含め、上記の個人情報を1つでも知られている場合は、フェードアウトは相手を怒らせて逆上させる可能性もありますから、安全な方法とは言えません。
たとえ穏やかに見える「パパ」だとしても、連絡を急に立たれたストレスで普段と違う行動をとることもありえますから、注意が必要です。
ですから、「もう会えない」ということをメッセージなどで話す必要があります。
もしもそれからしつこく何度も数週間にわたって連絡が来たり、こちらの個人情報を特定しようとするなど「つきまとい」や「ストーカー行為」を認められた時には、すぐに#9110番か110番に通報してください。迷う必要はありません。
もし通報したことがバレて逆上されるかも、という心配があったとしたら、その時点で既に身の安全が脅かされています。
はじめからそのような踏み入った関係の「パパ」を作らないことも大切ですが、もし危険な目に合いそうな場合はすぐにでも警察や信頼できる人に相談するべきです。そのような危険を避けるためには、定期的に会うような「パパ」を最初から作らない、ということも1つの手であると思います。
パパ活をしたい女子は今やたくさんいますから、一人の女子に執着する「パパ」、要するに「ガチ恋パパ」は「地雷パパ」の前身ともいえます。できるかぎり、ドライな関係を心がけましょう。
パパ活の闇とは
しつこくお話ししてきたように、パパ活が合法的な活動であるのは肉体関係のないクリーンな活動に限ります。それでさえ、どのようなトラブルが起こったとしても自己責任の世界です。
そして、高収入を求めるばかりに、禁じ手である援助交際などの「売春行為」に手を出す女子も多いのが現状。売春のように、好きでもない相手に体をゆるす行為は人の精神を消耗させていきます。
どれほど「安全」を囁いているパパ活のサービスでも、それを利用している男性にはもちろん性欲があり、99%いつでも体の関係を期待しているといっても過言ではありません。ですから、いかに自分が安全を自分で心がけていようが、身に降りかかる可能性のある危険はいつでも潜んでいるのです。
ただの健全な恋愛でさえ、ストーカー被害などもありえます。それだけトラブルの多い領域に手を出そうとしているのですから、「友達がパパ活で稼いでるから自分もやってみよう」「好きに使えるお金がたくさん欲しいからやってみよう」などと考えてパパ活をしようと思い立っても、活動をする前に、注意するべき沢山のことについて調べておくことが大切です。
古今東西、甘い話にはワナがつきまといます。自分でその危険を体験してからでは遅いですから、得られるべき情報、例えば法律のことや自己防衛の手段などは出来るだけ調査しておきましょう。
リサリサさん、よろしくお願いします。
まずは、リサリサさんがパパ活をいつどのように始めたのかをお聞きしたいと思います。
現在定期的に会っている「パパ」は一人だそうですが、どうやって見つけたんですか?