気になる人、好きな人と恋人になりたい、と思った時考えることといえば、「いつどこでで告白するか」ということではないでしょうか。
付き合うために「告白をする」という習慣は、中学生や高校生の時にはよくあるものですが、社会人になりだんだん大人になるにつれ、「告白」という区切りをつけて付き合うということより、流れに任せて「いつの間にか恋人になっていた」というパターンも多くなります。
しかし、「好きです」「付き合ってください」と正面から素直に気持ちを伝えられると、誰でもドキッとするもの。大人も、たまにはナアナアに付き合いはじめるのではなく、青春時代のような甘酸っぱい告白というものをしてみてもいいかもしれません。
ただ、告白をするには、相手が「脈あり」かどうかに加えて、タイミングも重要です。そして、これから恋人同士になるかもしれない二人にとって思い出になる告白のためには、場所選びというものも大切なこと。
また、告白する時間帯というのも場所に合わせて考えるなど、作戦立てが必要です。ここで、これから好きな人へ告白を考えている人のために、おすすめの告白場所を時間帯別でご紹介します。まずは、なぜ告白のための場というものが重要なのか、ということについてお話ししましょう。
なんで告白をする場所選びが重要なのか

好きな人に「好き」と伝える場所がなぜ重要かというと、例えばデートに点数がつくとしましょう。誘った相手の好みのデートが毎回できると、その分こちらに対する評価が上がります。100点を目指して良いデートを3、4回こなして、告白の場所も相手にとって素敵な場所なら、成功率はより高いといえます。
しかし、毎回のデートが微妙な感じなら、どうでしょう。相手がこちらに脈ありなら、どんな場所でも一緒にいるだけで楽しいものですが、それでも一緒に行く場所が全て残念な感じでは、幻滅されてしまうかもしれません。こちらを「好きかもしれない」という気持ちも搔き消えていくというものです。
ですから告白をする場所以前に、デートの場所も考えておくべきです。目的地のほか、そこまでに至る道もできれば頭に入れておきましょう。汚い路地やホテル街など、デートに行くまでに居心地の良くない場所は通らないに越したことはありません。
デートの場所は、そのデートの感想に加えて誘った自分の印象も左右するものです。いわば、そのまま自分の評価に繋がるのです。告白場所ともなれば、たんなるデートの数倍は印象的ですから、たとえいくら馴染みの相手だとしても適当な場所よりも少しはロマンチックなところを選ぶのがおすすめです。
ずっと記憶に残る
告白した場所は、その後付き合った後もずっと、もしくはフラれてもずっと相手の記憶に残ります。
相手にとってキュンとするようなデートコースと告白場所なら、たとえ一度振られてもその後のチャンスも増えるかもしれません。デート相手でも恋人でも、相手に大切にされるということがカップルの関係性には重要なのです。相手の好みがわからないとしても、大切なのは「相手のことをただ思って勇気を持って行動をする」ということ。
告白をすることは、自分にとっても一か八かの勝負であることもあり、緊張したりと心に負担のかかるものですが、それは相手にとっても同じことです。両思いなら良いのですが、自分を好きになってくれた人をフるというのはとても心苦しくて辛いことなので、ただ自分が相手を「好き」という感情がポジティブなものだけで満ちているとは思わないほうがいいでしょう。
ですから、せめて告白をするときの場所は慎重に考えておくことです。相手が自分に脈ありで両思いかどうかの心理は、相手の口から聞くまではわからないものと思ってください。
気取るのが嫌いでも「残念」が続くと…
「自分はロマンチックなことをするタイプじゃない」という人でも、告白くらいはきっちりキメましょう。デートや告白の場所なんかどこでもいいと思っていると、いつか幻滅されてしまうかも。
特に、告白したい相手と知り会ってから日が浅ければ浅いほど、行動には気をつけた方が良いものです。お互いのことをよく知らない段階では、第一印象とそれから数日の印象でお互いのイメージが決まるということもあり、より気を抜かずに相手に接したいところ。
逆に知り合ってから長く、友達の関係である相手に告白する場合でも、デートに誘ったり告白をする場所は、「いつもの」よりちょっとはロマンチックな部分があるほうがいいでしょう。
馴染みの相手だからといって、告白の時にはきっちり区切りをつけないと、相手に返事を迷わせてしまうかもしれません。たとえ何年も毎日顔を合わせる相手だとしても、かしこまった事をするのが嫌いだとしても、思い出に残る告白の時くらいは、それが良い思い出になるよう、努力して見てもいいのではないでしょうか。
告白する場所はどうやって選ぶべき?
いくらロマンチックな告白場所を思いついても、それが相手の好みではないとしたら、相手に気まずい思いをさせるかもしれません。
また、景色の最高に綺麗な場所など良いスポットがあっても、それが相手の行動圏内から大きく外れた遠くにあり、アクセスに遠いと疲れさせてしまうということもあります。二人きりで遠出するほど仲がいいなら告白も迷うことはなさそうですが、親しい間柄と言えるわけではない相手なら、遠くまで呼び出すのはやめましょう。
また、場所は告白の仕方にもよるでしょう。言葉でストレートに伝える場合とがほとんどだと思いますが、手紙を渡すなどの方法もあります。自分にできる形に合わせて、告白の日のデート場所と告白の仕方を考えてみてもいいでしょう。
相手の性格に合わせる
自分から相手に告白する時は、その場所や告白の仕方などのシチュエーションを、相手の好みに合わせましょう。
たとえば、フラッシュモブが嫌いな人にサプライズでフラッシュモブで告白をしてしまうと、確実と言っていいほど断れるでしょう。たとえこちらのことに興味があったり、両思いだとしてもです。告白だからと言って、目立ちたくない人を目立たせたり、他人の目に晒すのはNG行為です。
また、もしロマンチックな事がとても苦手な人には、告白の仕方を考えるのも一苦労します。その相手が自分で「ロマンチックとか寒気がする」などと言っているなら、告白もより爽やかな方が良さそうですが、場合によっては食わず嫌いの可能性もあるので、案外甘めの告白にしても良いパターンもあります。
あまり告白を決意してから長引かせると、誰か他の人に取られたり、友達として認定されて異性として見なされなくなってしまうかもしれませんから、善は急げなのですが、相手と恋人になるという事を考えると、相手の性格や好みをよく知ってから告白をしたほうがいいでしょう。人によっては、自分のことをよく知らない相手から告白されても信用できない、という人もいるのです。
告白する相手の友達に、告白の仕方を相談してもいいでしょう。告白を皮切りに関係が全て変わってしまうとは限らないので、本来そこまで緊張しなくても良いことではありますが、良い思い出になる告白をするためにも、相手のことは知っておきましょう。
天候に注意!
せっかく告白をする場所を決めても、当日決行する日に予想外の天気になってしまった場合。土砂降りの雨や暴風の中ではムードが台無し。気持ちを伝えるのにふさわしいとはいえませんよね。
告白する場所を決めたら、天気のことも頭に入れておかないといけません。室内なら天候に左右されないかもしれませんが、その場所に辿りつくまでの道なりが険しくなるのは、相手にとっても良い気持ちがしないと思います。台風などで天気が悪ければ、焦らずデートは先延ばしにしましょう。
また、逆に天候に恵まれた場合も、告白をさらにロマンチックにさせてくれるでしょう。綺麗な夕焼けや月明かり、星空など、美しい時と場所が揃った時には、計画そっちのけで告白してしまっても良いかもしれません。
あまりに自分の立てた作戦に忠実に従おうとするよりも、もっと柔軟に構えて、いつでも告白できるように心が前をしているほうが、恵まれるチャンスも増えそうです。
そもそも「告白」というスタイルとは
告白というと、「好きです、付き合ってください」というセリフが学生から社会人までの全ての年代で定番の文句ではないでしょうか。
しかし本来、告白をするというスタイルに決まりはありません。手紙で伝えたり、言葉もなしにいつのまにか親密な関係になって、恋人同士になっているということもあります。むしろ、海外と比べると付き合う時に「告白をする」という習慣は独特のものだといいます。
恋人というのは、ある意味友達以上の存在ですが、お互いをあまり知らない状態からでも関係を始められる不思議なつながりを持ちます。体の繋がりという意味もありますが、それでもそのうち心までも通じあわなければ、恋人関係が終わりを迎えるのもそう遠い未来ではないでしょう。
そんな関係を相手と持つとなると、そのお互いのペースによっては、「告白をして関係性に明確な区切りをつけること」がいいのか、それとも「フェードインするように言葉よりも行動として恋人の絆をまず持つ」方が良いのかは分かれそうです。
ただ、いずれにせよ「自分たちは恋人である」という認識をお互いが持っていないと、どちらかは「本当に自分だけが相手の恋人なのか」など不安を持つようになります。ですからどんな形で恋人同士になったとしても、「自分たちは恋人です」ということを言葉にしてお互い確認をとることは、きちんとした付き合いがしたいのなら大事なことなのです。
自分なりの言葉で
「恋人」という関係性は、そのカップルごとに形が違います。誰もが同じ事情を抱えていても、その内情はそれぞれ異なるものです。「告白して付き合う」という流れも、カップルによってはあったりなかったりします。
ですから、「どんなセリフで告白する」とか、「どんな場所で告白するか」ということは、本当は検索して探すよりも、相手の性格や好みを踏まえつつ自分の頭で決めて、自分の言葉で伝える方が良いともいえます。
なにも「好きです、付き合ってください」と言わなければいけないということは決してなく、自分なりにどう相手の事を思っているのか、素直に口に出せば良いだけなのです。もしそれでフラれても関係性がそれで完璧に終わってしまうとも限りませんし、告白もその人に対して一生に一度しかできないというわけでもないのです。
時間をおいてまた告白をすることもできるでしょう。相手も人間なので、自分なりに接し、自分なりの言葉で気持ちを伝えましょう。
おすすめの告白場所【昼のシーン】

ここからは、告白をするのにピッタリな場所の例を、昼と夜の時間帯に分けて考えてみましょう。
まず、昼の時間帯に告白をするということには、どのようなサイドエフェクトがあるでしょうか。
夜のデートが「大人」の印象があるのに対し、昼のデートはとても健全な印象があります。友達のように遊んだり、ランチをシェアしたり少し手を繋いでみるなど、爽やかな付き合いになります。
そんな時間帯に告白をするとなると、セクシーな雰囲気を漂わせやすい夜のデートと違い、相手に安心感や、相手の性格や「心」が好き、という純粋な気持ちを伝えやすいと思います。特に相手が女性の場合、明るい時間帯のデートは警戒心を持ったり気を張り詰める必要も減るので、昼に告白をすれば信頼度も上がりそう。
高校生くらいまでは、デートも夜より昼の時間帯の方が多くなると思いますから、デートの時間に適した告白の場所を選びましょう。周りが明るくても、場所によってはとてもロマンチックなシチュエーションを演出する事もできます。
それに、社会人でもお互いの好みや雰囲気によっては、夜より昼のデートで告白をする方が可愛い感じがしていいかもしれません。
では、おすすめの告白場所を、昼間のデートなど明るい時間帯で6つ紹介します。
遊園地やテーマパーク
遊園地やテーマパークは、デートスポットとして定番の場所。ですから二人きりで出かければ「デート」という気持ちになりやすいのもあり、誘いを断られるかどうかだけでも告白が成功する可能性を測ることができます。遊園地などのデートスポットらしい場所に二人きりで誘ってOKされたなら、よっぽど鈍いタイプじゃなければ告白もうまくいきそう、と思えます。
そこで、もし遊園地デートに応じてもらえたら、告白するまでにそのデートで恋人らしい事をいくつか仕掛けてみましょう。スイーツをシェアするなどライトなものから、手を繋ぐなど積極的になれる時はチャンスを逃さないほうがいいでしょう。
「緊張してそういう攻め方はできない」という人は、まだ相手との心の距離が広いのかもしれません。お互い信頼関係あってこそ恋人として成立できるので、お互いのことを十分理解できる関係になるまでは告白も待った方が良さそうです。
テーマパークや遊園地などには、デートスポットになるようなカップル向けの「仕掛け」のようなものが色々とあるものなので、それらを利用してもいいでしょう。
観覧車は「成功率」を計算して
テーマパークや遊園地のなかでも、観覧車は「二人きりの密室」になりますから、そこに一緒に乗ってくれるという時点で告白は成功したようなものかも、と思いますよね。
しかし、逆にいうともし相手が自分と二人きりで観覧車に乗ってくれないとなると、高確率で「脈なし」か、警戒されていると思っていいと思います。信頼関係をまだうまく築けていないのです。
ですから、相手と観覧車に二人きりで乗れるほど心の距離が近くない場合は、観覧車に誘うのはまだ待った方がいいでしょう。誘ったとき、相手から言葉ではっきり「NO」と聞かなかったとしても、顔色を伺って判断してください。
告白の成功率とはどう測るかというと、相手が明らかに自分のことを好きと確信できる言葉や行動があるかどうかで、自分の想像や勘だけで判断してはいけません。はっきりとした「告白」であればあるほど、そのあとの相手との関係性に良くも悪くも影響を及ぼすので、気をつけましょう。
学生は伝統の「校舎裏呼び出し」!?
中学生や高校生だと、同じ学校に好きな人ができるのは自然なことですね。同じクラスや、同じ選択授業、部活など、接点はいくらでもあるので、徐々に距離を詰めて好きな相手と仲良くなりたいところ。
でも、デートしようと思って誘えるほど、恋愛に慣れてない人もいることですし、周りの友達やクラスメイトにバレると厄介なことになりますよね。周りに恋愛を茶化されると台無しになってしまうこともあるので、自分が同じ学校の誰かを好きだということは極力秘密にしたいと思うでしょう。
しかし、いずれはバレてしまうものです。同じクラスの人なら、その相手に対する反応や態度など、感情が表に出やすい人はすぐにバレそうです。そんな時には、友達の助けを借りましょう。協力してもらえば、好きな相手と接する機会も増えるでしょう。
例えば、漫画やドラマで昔からよくある「好きな子を校舎裏に呼び出して告白する」というシーン。告白するために、ひと気のない場所に相手を呼び出すには好きな相手の下駄箱に手紙を入れるという古典的な手もありますが、今は友達に頼んでLINEのIDを教えてもらうなど、連絡手段はもっと簡単ですね。
一目惚れや、相手とクラスが離れていたり、普段接する機会がない場合にも、まず友達から始めるという手もありますが、「友だちじゃなくて恋愛対象として見てほしい」という時には、最初から告白してしまうというのもアリかもしれません。
学校が気まずければ近くの公園もアリ
学校には意外と「死角」がありません。ところによっては、どこでも人の気配があります。告白も目撃されてしまうかもしれません。
学校の知り合いなどに絶対告白の場面を見られたり、知られたくない場合は、どこか別のところで告白しましょう。
デートに誘って告白しても良いですが、日常の中でさらりと告白してしまいたければ、公園もほのぼのとしていていいと思います。
人の目はありますが、ほとんど他人だと思いますし、大きい公園なら二人きりになれる場所もありそうです。まずは下調べをして、どの時間帯にどれだけの人がいるのかを確認しておきましょう。
ただ、公園には不審者も出没しやすいスポットなので、相手を一人で長く待たせないように、待ち合わせをしたら自分が早めに着くようにしましょう。
海辺で告白する時は明るい間に
昼間に告白を考えている時は、昼間にしかいけない場所もおすすめです。
例えば海岸や砂浜は、ロマンチックなデートスポットとしても数えられます。カップルも多いですし、「二人で浜辺を裸足で歩く」という定番の行動も、なんだかんだいってドキドキさせられるものです。それに、海を見ながら告白するというのはとても爽やかです。
なぜ海辺は昼間がおすすめかというと、夜の海は危険だからです。場所によっては、海辺は夜になると街灯も少なく暗いですから、ロマンチックどころか恐怖すら感じるかもしれません。
灯りのある場所なら良さそうですが、夜に海に行くというのは、告白の場所としてもデートとしても、避けた方がいいでしょう。綺麗な海も暗くて見えないので、昼がおすすめなのです。夕方や朝方も、雰囲気があっていいかもしれません。
海でデートして告白するなら、波や透き通った海水のきらきらと光る時間帯にしましょう。
水族館なら昼でも夜のような感覚を演出できる
昼間だと、明るいぶん周りの人の目も気にしやすいですし、ロマンチックさに欠けてイマイチ告白する気分にならないというタイプには、昼間のデートで告白するなら水族館などの室内の施設がおすすめです。映画館やカラオケも暗さはありますが、より甘い雰囲気を出せるのは水族館が良さそう。
水族館は、夜行性の魚も多いことですし、魚が人に警戒しないように、水槽が明るく、場内が暗く作られているところがほとんどです。足元も暗いですし、混雑している時などには、転ばないように、はぐれないように、と手を繋ぐチャンスもたくさんあります。
そして、ロマンチックなデートにしやすい上に、昼間の時間帯なので、誠実なデートができそうです。学生におすすめですが、社会人でも誠実なお付き合いをしたいと考えている人におすすめの告白デートコースなのです。
土日や祝日など混雑しているときは告白のタイミングも難しいかもしれませんから、平日など空いていて静かな時に行くと、自分のペースも作りやすそうです。
家で告白する時の時間帯に注意
付き合う前に相手の家に行ったり、自分の家に招くというのはあまりないシチュエーションです。ほかの友達も呼ぶなど複数人で勉強会をしたり宅飲みをするなどはよくあるものですが、二人きりになるのは難しそうです。
もし家にいる時に相手に告白しようと思った場合、時間帯によっては誤解を生むことにもなりうるので注意が必要です。密室やベッドのある部屋は、恋人関係にない相手と居るのにはあまりふさわしくない場所です。自分のことを好きな相手ならまだしも、警戒心を生みやすいですし、下心も表に出やすいので、嫌われる可能性だってあります。
ですから、もし家に二人きりのシチュエーションで告白するシーンがあるとしたら、まだ外の明るいうちにしておきましょう。誠実でいたいなら、相手を怖がらせたり警戒させるようなことはしないことです。
おすすめの告白場所【夜のシーン】

では、次には夜のデートで告白をするというシチュエーションで、そのデートスポットについて考えてみましょう。
「夜のデート」は、「ランチデート」など昼のデートとは一歩先にある段階といえます。セクシーな雰囲気も作りやすい、大人のデートです。
それに、夜景や星空など、ロマンチックな光景に富んでいるのも夜の時間帯。昼間よりも静かなこともあり、告白をするタイミングもより掴みやすいでしょう。
レストランなどの食事のシーンは定番ですが、そこで告白をするのはややクサいという時や成功するかどうか不安な時には、デートの別れ際での告白がおすすめ。もしもOKじゃないとしても、そのあとは帰るだけなのでお互いに気まずい時間も解消されますし、デートが成功だったなら、付き合ってみようかなと前向きに関係を考えてもらえることもあるでしょう。
また、夏の夜はロマンチックなイベントも盛りだくさんですし、デートに誘う口実も増えます。他にも夜のデート告白スポットをについて、以下から詳しく紐解いていきます。
夜景の見える場所は鉄板?
「夜」そして「ロマンチックな場所」といえばすなわち「夜景」といえるほど、「決め手」のデートスポットとして夜景の見える場所は定番となっています。
定番のデートスポットに誘うメリットとは、相手にも「告白されるかも」という可能性について考えさせるので、お互いに心の準備をしやすいところがあります。ドライブデートで夜景の見える場所に遠出してもいいですし、夜の遊園地もおすすめ。近場でも、ビルの屋上や展望台などの街の中で一番高いところに登るだけでも夜景を楽しむことができそうです。
ただ、夜景をみるデートに誘う時には、お互いある程度恋同士になる可能性を意識している同士ではないと、告白どころかデートすら断られる可能性があるので、自信がある時に誘うといいでしょう。
また、あまり周りに人がいないところの方が告白には集中できますが、ドライブデートでひと気のないところに連れて行かれるのは相手も警戒しそうなので、いくら夜景が綺麗な場所だとしても相手への気遣いは忘れずに。
レストランやバーはどんな場所がいいのか
「夜景の見えるレストラン」とは大人のデートの中でもラグジュアリーな部類かもしれません。夜景が一望できるほどビルの高い階にある立地は、食事もある程度高級な店が多いです。
しかし、ビアガーデンなど屋上にあるレストランは庶民的な場所も多いですし、新宿など都心ならちょうどいい場所を見つけやすいでしょう。自分たちの収入や趣味に合わせて、居心地よく食事を楽しめるレベルのレストランを選びましょう。
場所によっては、テラス席でイルミネーションやライトアップのあるロマンチックなレストランもあるので、下調べは徹底して、状況に合わせて候補を2、3店舗持っておくと良さそうです。予約を必ずしてから行きましょう。
特に夜景は天候にかなり左右されるので、梅雨など天気が悪くなりやすい時期は夜景デート以外の他の選択肢も頭に入れていくと良さそうです。
夜景デートやレストランデートでの告白は、気取らず、あまり無理せず自分と相手にふさわしい場所を選びましょう。
ディズニーはランドかシーか
ディズニーデートも告白の場所としては定番のポイントがあります。
しかし、夜のデートで告白をするのにディズニーを選ぶとしたら、「ディズニーランド」か「ディズニーシー」にするか、非常に迷うところではないでしょうか。
ディズニーファンにとってはシンデレラ城で告白されることに憧れがあるのではないでしょうか。一生の思い出になりますし、成功すればとても喜ばれるでしょう。
比べて、ディズニーシーは、水辺で夜のライトアップもあり、園内全体がとても綺麗でロマンチックです。そのうえアルコールを嗜めるという点も、大人デートの場所として大変お勧めできます。告白する場所も、ディズニーシーの中ならここと決めず、自分がいいと思えるタイミングで出来そうです。
また、ランドもシーも、パレードや花火など、毎日のイベントで告白をするチャンスはありそうです。
ただ、告白スポットとしてディズニーシーの「S.S. コロンビア号」はとても評判です。その船の中のバー「テディ・ルーズベルト・ラウンジ」はかなりお洒落なバーで、オーセンティックな雰囲気漂う大人の場所です。そこでお酒を嗜み、船の甲板で告白したりプロポーズをするのが、ディズニーシーのデートの定番告白ルートとなっているようです。
その点でも、夜にディズニーデートをするならディズニーシーがおすすめです。アトラクションもゆったりしたものが多いので、まさに大人の休日に向いたデートコースになるでしょう。
駅で告白することのメリット
夜の告白スポットで筆者が個人的に最もおすすめしたいのが、「デートの別れ際、駅のプラットフォーム」です。お互いの家の方向によっては、別れる場所はプラットフォーム以外にも改札という場合もありますが、どちらもおすすめです。
なぜ駅で告白するのがいいのかというと、
- 万が一フラれた場合、相手との気まずい時間を長く過ごさずに済む
- 夜の駅は混んでいない限りちょうどいい喧騒がある
- 告白しても帰るだけなのでやましさを感じさせない
- 帰るお互いに対して寂しさが募り、相手を思う時間ができる
などのメリットがあるからです。
それに、帰り際ともなれば、その日のデートが相手にとっていいものだったかそうではなかったか判断しやすいでしょう。もし別れ際まで相手が明るい笑顔でいれば、告白も成功しそうです。
駅での告白は、合理性に富んでいます。ロマンチックさに少々かけるかもしれませんが、万が一気持ちが通じ合わなかったとしても、お互いあまり心に大怪我を負わずに済むので、素直になれない人にもおすすめ。
東京駅はとてもロマンチック

駅といっても、東京駅のような大きな駅はデートスポットとしておすすめです。美術館など、デートに適した場所にも囲まれていますし、夜の東京駅のライトアップはとても綺麗でロマンチック。金沢駅など他の地方の大きな駅も素敵だと思います。
東京駅周辺でデートして、日が沈んだら東京駅に足を運んでみてはいかがでしょうか。周りを散歩するだけでも、好きな人と歩いたら甘い気分に浸れそうです。広々としているので、告白する場所も色々と選べるでしょう。
東京駅周辺はグルメもショッピングも充実していますし、大人の恋愛で告白をしようと思う時にはとてもいい場所なのではないでしょうか。
東京タワーやスカイツリーのてっぺん
東京なら、夜に夜景を見て告白するなら、東京タワーやスカイツリーなど、展望台まで登ってみるのもひとつの手です。
入場料はあまり安くありませんが、登る価値はあるのではないでしょうか。そういったアミューズメントの苦手な相手でも、人混みがひどくなければ案外楽しめるし感動するものです。
まず東京タワーも近くで見るとより感動しますし、東京の思い出づくりとしては最適の場所になります。東京タワーもスカイツリーも、近くのショッピングモールでデートも十分楽しめそうです。
告白をするデートとしては、費用もかかるので誘いにくいかもしれないですが、「自分が行ってみたいからついてきてほしい」など口実をつけて誘ってみましょう。もちろん、費用は誘った自分で負担します。
そこらのビルの屋上とは比べ物にならないほどの高さからみる夜景はまさに絶景。晴れの日の夜に行きたいところですね。告白が成功すれば、よりロマンチックな空気に浸れることでしょう。
大阪は梅田スカイビルなど高い場所で
高い場所で夜景を望めるのは、もちろん東京だけではありません。夜景を楽しめる身近な都市でデートしましょう。
関東なら東京が一番ですが、関西なら大阪の梅田スカイビルがおすすめです。空中庭園展望台に登れば、大阪の都心が一望できます。夜なら、街の細かな明かりを見下ろしながら、ロマンチックな時間を好きな相手と楽しめます。
告白をする場所としてドラマなどでも見られる最も定番なスポットといえば夜景ですが、夜景の中でも高い場所に登って街を一望すると、いつもは見られない風景を見ることができます。
もし「夜景を見ながら」というこだわりがあれば、ビルやタワーの頂上か、もしくはライトアップの綺麗な場所がいいでしょう。告白のために格好つけるより、本当は自然体でいる方がいいのですが、相手の好みと合うならそうしてキザなことをしてみてもいいかもしれません。
夏祭りデートで甘酸っぱく
夜のシーンで告白するなら、「人のいる明るいところ」が絶対条件。中でも、イルミネーションやライトアップなどある場所なら最適というわけですが、夏の夜なら夏祭りデートがおすすめです。
夏祭りなら、夜でも人がたくさんいて、提灯やライトアップもあり明るいので、まだ恋人未満のデートにも良さそうです。学生でも、夏祭りというと盛り上がるイベントですから、二人きりで誘うのが難しそうなら友達も何人か連れて行くといいでしょう。社会人でも、夜のディナーデートの後など、近くでお祭りをやっていたら、立ち寄ってみるのが良さそうです。
例えば、新宿の花園神社などはよくお祭りをはじめとしてイベントをやっていますし、飲屋街から近いので、居酒屋デートなどの後にも立ち寄りやすいでしょう。大人でも、子供のようにお祭りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、夏祭りで告白をするなら、お祭りを楽しんでいる最中よりも、帰り道の騒音から打って変わって静かになった時が、しっとりしていていいかもしれません。「また来年も一緒に行ってくれますか?」などの遠回しなセリフでも告白になりますから、自分なりの言葉でチャレンジしてみましょう。
花火大会で告白するのも素敵
夏の夜なら、花火大会もロマンチックな夜のデートとして良さそうです。
花火の打ち上げ場所に近い河原などは、そこに向かうまでに時間がかかったり、人混みをかき分けて進まないといけないこともあるので、人混みの苦手な相手を連れて行くのは忍びないですが、ビルの屋上などなら障害物なしで花火を見られるかもしれません。
花火大会の当日にお店を予約するのは大変ですが、自分や相手、または友達が住んでいるアパートやマンションの屋上なら、ホームパーティーを開いて花火を鑑賞するのもありです。
また、花火大会で告白する時にはタイミングに迷いそうですが、花火の最中に告白をするなら、内緒話をするように耳打ちするという手もあります。ただ、花火の音がうるさい時は、終わってからの方がいいかもしれません。
いずれにせよ、夏祭りも花火大会も、相手が確実に自分に脈ありということがわかってから誘いましょう。相手が脈ありかどうか見極めるには、こちらの記事を参考にしてください。
「春はあけぼの夏は夜」
告白する場所や時間帯について、おすすめはいくつか挙げましたが、自分と相手の行動範囲やお互いのタイプによっては、これらの場所が適さない時もあるのではないかな、と思います。
そんな時は、自分なりに告白をするデートの場所や時間帯を決めてみましょう。
告白の場所を考える時に役に立つのは、誰もが一度は聞いたことのある「春はあけぼの」という句から始まる清少納言の「枕草子」の冒頭です。季節ごとにどの時間帯が一番美しいのか、という内容ですが、これはデートの場所にも当てはめることができます。
「春はあけぼの」「夏は夜」「秋は夕暮れ」「冬はつとめて」つまり春の季節は明け方、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝がロマンチックな時間帯といえます。要するに、「一番雰囲気のある時間」ということです。告白のシーンをドラマティックにしたい時には、参考になるでしょう。
明け方を一緒に過ごすのは親密な関係にならなければ難しそうですが、春はどの時間帯でも過ごしやすく気持ちよく過ごせますし、桜だけでなく他にも色々な花が咲くので、どんな場所でも時間帯でも爽やかなデートができそうです。
告白をするときは自分に無理のないように、また相手の気持ちを最優先に考えて、後悔しないやり方で臨みましょう。時には場所より「とにかく今ここで言わなければ」というシチュエーションもあると思うので、その時にはタイミングを逃さないように優先するといいと思います。
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