デートでビジネスホテルに行くのはあり?ラブホテルよりもデート向きといわれている理由を解説します

デートでビジネスホテルに行くのはあり?ラブホテルよりもデート向きといわれている理由を解説します

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恋人とのデートの時、ラブホテルを利用するのは珍しいことではありません。特にお互いが実家暮らしの場合、イチャイチャするためにプライベート空間を求めていく人は多いのではないでしょうか。

大きいベッド、ジャグジー付きバス、映画のオンデマンド、部屋でできる食事などの充実したサービス、女子に嬉しいアメニティ。遠出をする際にも、恋人と出かけるなら普通のホテルよりラブホテルを予約し、楽しい夜を過ごすという手もあります。

しかし、そのようなサービスの良い、清潔なラブホテルはなかなか割高。立地も大体はラブホテルの立ち並ぶ、いわゆる「ホテル街」のようないかがわしい雰囲気の場所にあることがほとんど。

そのために、恋人をなかなか誘いにくかったり、いかがわしい雰囲気に緊張や嫌悪感を感じてしまったりと、ラブホテルに抵抗がある人もいるのではないでしょうか。ラブホデートも続けるとお金がかかるので、学生や一人暮らしじゃない人のお財布にもそこそこダメージを与えます。

そこでおすすめしたいのが、ビジネスホテルの利用。最近のビジネスホテルはさほど壁が薄いわけでもなく、カップルでも居心地良く過ごすことができます。

そのビジネスホテルデートについて、おすすめのポイントと最大限に宿泊を楽しむ方法について紐解いていきましょう。

ビジネスホテルでデートするメリット

丸の内ビル街

まずは、ラブホテルよりもビジネスホテルがデートにおすすめの理由をご紹介します。

そもそも「ビジネスホテル」とは、ビジネス用、つまり出張の際に使われることを前提としたホテル。アメニティやサービス料などを取り除き、寝泊まりすることだけを目的とした人向けに設定されています。

そのため、何よりビジホデートの魅力といえば「安価」であること。素泊まりなら一泊5,000円から部屋が取れるので、大体一泊10,000円前後のラブホよりも格安です。

また、ビジネスホテルでもサービスが良かったり、「大浴場付き」などの場所もあり、そうしたサービスのある所ならデイユースの利用もできるなど、ラブホにはない魅力がいっぱい。

駅近であるという点も嬉しいところですよね。たとえタクシーを利用するときにも、運転手さんにラブホの名前を言わなくて済むので、恋人と行く時も恥ずかしい思いをせずに済むでしょう。

これらのようなメリット、またビジネスホテルでデートをする際の注意点も含めて、以下から具体的に掘り下げていきます。

宿泊費が安い

ビジネスホテルでデートをするメリットといえば、まず挙げられるのが「安い」ということ。

ラブホテルでも安価な場所もありますが、ラブホテルは部屋が汚れることを前提としている点もありますし、安いラブホは衛生面などで不安を感じることもあるでしょう。

しかし、ビジネスホテルは徹底して「寝る」ことだけに特化しており、元々はカップルのためのホテルではないので、ラブホテルとは違い、安くても清潔感についてはそれなりに安心できます。

ビジネスホテルの値段もその場所によりまちまちではありますが、安いところでは1泊5,000円程度から。朝食付きでも低価格なホテルも多いので、どこかいいホテルを探してリピートするのもいいかもしれません。

浮いた費用で小旅行も

ビジネスホテルなら安価で宿泊できるのですから、せっかくなのでたまにはちょっと遠出してみるのもいいのではないでしょうか。

たとえば、休日に恋人と少し地元から離れた場所に泊まりがけでお出かけしてみるとか。ハイキングで疲れても、ビジホを予約しておけば現地で宿泊し、疲れをとってからゆっくり帰ることができます。

20代の若い頃なら、小旅行も日帰りで、たとえ翌日に仕事があっても頑張れるかもしれませんが、もっと大人になると疲れがなかなか取れませんよね。

大浴場付きのビジホに泊まれば、心身の疲れも大きなお風呂に浸かって癒すことができますし、ちょっとした遠出でビジホを利用するのはなかなかおすすめのプランなのです。

ディズニーランドなども、そのリゾートホテルを利用するより、周辺地域のビジネスホテルに泊まって、浮いた費用でお土産を買ったり、バーやレストランでちょっと贅沢したりなど、より大人な使い方ができそう。

駅近である

ビジネスホテルは、出張のビジネスマンのための利便を考えて作られてきました。そのため、駅から徒歩圏内にあることがほとんど。

ということは、旅行先でもビジホを利用すれば、交通機関をより効率的に使えるのです。旅行を楽しむには、限られた時間の中で移動時間を短縮できるほど楽しめる物事が増えますから、駅近に泊まれるのは良いメリットとなるでしょう。

また、ラブホテルがある場所といえば、高速道路の出入り口や、都心だとラブホ街のようなちょっと後ろめたいエリアにあることがほとんど。車がなければ入りにくいですし、地元から近場だと知り合いに遭遇することもあり得ます。

しかし、駅近のビジネスホテルなら、たとえそこで知り合いと遭遇しても、別に焦ることもありません。

それに、素泊まりプランでも駅近なら繁華街も近場。飲食店も多い地域なら、充実して食事に行けるのです。

ラブホ街に行かなくて済むということ

ラブホテルを利用するカップルは、みんな恋人同士というわけではありません。

浮気や不倫、風俗利用のためにラブホを利用する人もいます。つまりは、混然とした肉欲のための施設ということ。

部屋に入ってしまえばそこは恋人とのプライベート空間ですが、周辺がラブホテルの密接する、いわゆる「ラブホ街」であることも。そのような地域のラブホを利用するとなれば、恋人をいかがわしい空気の漂う場所へ連れて行かなければいけなくなります。

仲のいいカップルだと、そういった非日常のエロい雰囲気のあるラブホに行くのもかえって燃えるかもしれませんが、付き合いたてのカップルの場合は「もしかして遊びの関係なのかな」と錯覚するくらいにはやらしい感じがするかも。

しかし、ビジネスホテルの場合は、そういったやらしい感じはある程度払拭できそう。

彼氏や彼女をラブホに誘いにくいなというときにも、少し遠出をするついでにビジネスホテルを予約すれば、「これから私たちはセックスをします」という看板を背中に背負って行かなくてもお泊まりデートができるのです。

ラブホデートに抵抗がある人にも、ビジホデートをおすすめします。

朝食のビュッフェが美味しい

ビジネスホテルによっては、宿泊費に込みで、または素泊まりの宿泊費プラス1人1,000円程度で朝食ビュッフェのサービスがつくことも。

食堂に色々な種類の料理が用意され、セルフサービスで自分が食べたいだけ食事をとるような形ですが、ビジネスホテルのビュッフェサービスはなかなか美味しいことが多い印象。

朝からしっかり食べたい人にはオムレツにカレーなどガッツリ系の料理もあり、少食な人にはフルーツやデザートもあるので、その朝のお腹の調子によっていい感じの食事を取ることができるのです。

ラブホテルにもルームサービスのような食事の提供があるところもありますが、ハニートーストやアイスクリームのような甘いものは普通に美味しくても、他の食事はイマイチであることは結構よくあるもの。

それに比べて、ビュッフェ型式なら美味しいと思ったものだけ食べられますから、ハズレの料理を頼んでしまうリスクも避けられます。

ラブホテルだと、別の部屋の客同士が顔を合わせる状況をできるだけ避けるよう、出入り口も別々に作られているほど。しかしビジネスホテルなら、ブッフェや大浴場のような、シティホテル並みのサービスをリラックスして楽しめるのです。

デイユースを利用できるところもある

ビジネスホテルは、寝泊まりする以外のサービスをできるだけ削減したものが多いとはいえ、最近は新規顧客を得るために色々なサービスを展開しているものも増えています。

朝食ブッフェや男女別の公衆大浴場から、和室の部屋があるものまで色々。逆に、自動精算機を導入するなど、人件費をも極限まで削減して平均よりもリーズナブルな料金設定のビジホも依然として人気です。

つまりは、自分たちの希望に合わせてビジホを選ぶことで、満足のいく宿泊が可能になるということ。周辺地域の飲食店が充実しているなら素泊まりでも十分ですし、外で体を動かしたなら温泉のあるビジホを選ぶなど、その時のニーズに合わせて予約してみましょう。

また、サービスの充実したビジホは宿泊なしのデイユースで、カップルでゆっくり過ごすことができるところもあります。ラブホのフリータイムよりもリーズナブルなら、そちらを選んだ方がお得かも。

窓から見える景色を楽しめる

ほとんどのラブホテルの部屋の特徴として、「窓がない」という点があります。あったとしても避難用の窓であり、外を見ることはできません。

それはラブホテルの利用客のプライバシーを配慮してのこと。利用する人がほぼエロいことをするために来る場所なので当然といえば当然です。

しかし、ビジネスホテルなら窓を開けて新鮮な空気を取り入れることも可能。場所によっては、綺麗な夜景や自然の風景を楽しむことができるでしょう。

この「開放感」というのもビジホ利用のメリットの一つです。部屋に閉じこもって行為だけするならラブホでもいいかもしれませんが、「ロマンチック」に関してはビジホの方が上ということ。

サービスの充実した、いい景色のビジホ利用は、他のおでかけと合わせれば記念日デートにもいいかもしれません。

カーテンはちゃんと閉めよう

当たり前のことですが、窓のある部屋で恋人とイチャイチャする時、気をつけなければいけないことといえば「窓を閉める」ことです。

一人暮らしの自宅でも、デートの時には近所迷惑にならないように配慮するべきもの。女性の場合は特に、ストーカーや性被害を防ぐためにも、普段から窓もカーテンも開けっ放しで過ごすということはほとんどないでしょう。

ビジネスホテルの場合も同じように気をつけましょう。普段あまり行かないエリアに泊まったとしても、恋人と裸でイチャついているところを外から見られるのは嫌ですよね。その場面を偶然目にしてしまった人も嫌な思いをするかもしれません。

せめてイチャイチャするときにはカーテンだけでも閉めてください。風が強いときにはめくれてしまうので、窓も閉めましょう。

人に見られて興奮するという性癖を持っているとしても、ビジネスホテルの部屋の外にいる人たちはキャストではなく、無関係な他人です。自分たちのプレイには巻き込まないように。

ビジホデートのデメリットは?

壁に耳あり

最近建てられたビジネスホテルはそれなりに壁が厚く作られており、客室同士のプライバシーも確保されているそう。しかし、ラブホテル以外のどんなホテルに泊まったとしても、馬鹿騒ぎは厳禁です。

恋人とセックスしているときの物音や声は、他人が聞くと大体は不愉快になるもの。他の部屋に迷惑にならないように過ごさないといけません。

ラブホのようなデートのための施設なら、たとえ他の部屋から喘ぎ声などが聞こえたとしても、「そういう場所」なのでさほど気になりません。ラブホに泊まる人はみんな「そういう気持ち」でいるのですから、むしろそれで興奮するという人もいるでしょう。

しかし、ビジネスホテルは基本的に仕事の出張で泊まることを想定して作られているのですから、当然出張で泊まっているビジネスマンも多いです。そんな「仕事スイッチ」でいる時に、隣の部屋のカップルの行為の気配を感じるのは、とても嫌な気分ではないでしょうか。

特に、妻や恋人のいる場所から遠く離れた場所に単身で来ている人は、より腹立たしいと感じるのではないかと思われます。

ビジネスホテルではラブホテルのように騒いではいけません。また、特殊なプレイでベッドや部屋を汚すのもNG。

この注意点は、恋人と派手なセックスを楽しみたい人にはデメリットとなるでしょう。外を気にせず大騒ぎしたい時には、ラブホテルを利用しましょう。

マナーを守って利用すること

ビジネスホテルを利用するときに守るべきマナーは他にも、

  • 飲食物の持ち込みは原則NG(ホテルごとにルールが異なります)
  • 消耗品以外のアメニティは持ち帰らない
  • 部屋の外にバスローブや下着姿で出ないこと
  • ゴミはゴミ箱に入れる、チェックアウト時は部屋の電気を消す

などがあります。ビジホで素泊まりを基本的なプランとして営業しているところは、飲食物の持ち込みを黙認することもあるそうですが、どうするべきかはホテルのホームページなどで事前に確認しておきましょう。

また、剃刀や小さな石鹸などはホテルでも再利用しないので持ち帰り可能である場合もありますが、ボトルに入ったシャンプーやドライヤーなどの備品はもちろん持ち帰ってはいけません。

気が緩んで部屋着や下着姿で部屋の外に出ることも厳禁。室内もコンドームやゴミを放置したり、散らかす、汚すもNG。ホテル「お金払ってるから好き勝手して良い」という場所ではないので、人の家に泊まっていると思ってお行儀よく過ごしましょう。

ビジホではセックスしてはいけないというルールはありませんが、カップルで利用する時、隣の客室から「騒音」のクレームが入ることもあるそうなので、トラブルを避けるためにも、マナーを守って居心地よく利用してください。

ビジネスホテルをカップルで楽しむコツ

朝食

ここから、恋人とビジネスホテルに宿泊する時、どうすれば最大限そのメリットを活かせるかということをお話ししていきます。

まず、ビジネスホテルはシティホテルやラブホテルのようにアメニティが充実していないことがあります。そのため、特に女性には普段使っている化粧水や洗顔、髪のトリートメントなどを持ち込むように伝えておきましょう。

休日に余裕があるなら、1泊旅行のプランを立ててみるのもおすすめです。「別に日帰りでも行けるけど、泊まればもっとゆっくりできる」という場所を選んで恋人とお出かけしましょう。

朝も、朝食ブッフェを楽しんだり、ゆっくり過ごしたい時には、レイトチェックアウトができるホテルを選べばOK。彼女も時間の余裕を持って支度ができるので、ストレスフリーで過ごせます。

記念日や誕生日のような特別な日には、シティホテルのようなラグジュアリーな場所を選びたいところですが、予算が足りないという場合には、ビジネスホテルでもスペシャルプランのある場所がいいでしょう。

では、それぞれカップルで過ごすビジネスホテルの楽しみ方について、具体的に説明します。

お泊まりセットは持ち込むこと

まず、ビジネスホテルに泊まる時には、宿泊する準備をしっかりしていくと安心です。

アメニティがゼロなわけでもないですが、ホテルによっては手洗い用の石鹸とボディーソープ、リンスインシャンプーだけという場合も多く、肌の保湿や髪の手入れをするには何もかも足りません。

そのため、普段使っている化粧水やヘアトリートメントを小分けボトルに詰めて持っていくことをおすすめします。ドライヤーやコテ、スタイリング剤も自分のものを持っていくと、より困りません。

ホテル近くのドラッグストアやコンビニでも小さいボトルのシャンプーセットや肌ケアセットなどの「お泊まりセット」が売っています。しかし、敏感肌の人や自分に合う化粧水が見つかりにくい人には、それでも心もとないでしょう。

髪の短い人なら1日普段使っているものじゃないシャンプーでも問題ないかもしれませんが、髪が長い人、また何度もブリーチをして髪の傷んでいる人にとっては、毎回のトリートメントは必須。

ビジホデートをした翌日のコンディションを最悪のまま過ごすのは、なかなか気分が悪いものです。化粧品もいつも使っているものをちゃんと持っていかないと、余計な買い物をすることになります。

多少荷物が多くなったとしても、ビジネスホテルなら外出が自由にできるので、チェックインした後は荷物を置いて身軽に行動できます。

チェックインして遊びに行こう

ビジネスホテルでお泊まりデートをする時には、ラブホテルと違って一度部屋に入った後も自由にホテルから外出することができます。

ということは、たとえ重い荷物を抱えていたとしても、ホテルに置いて身軽に外出できるのです。そこそこ遠出した時にも便利ですね。

基本的に、ラブホテル以外のホテルはチェックインの時間が大体15時からと決まっています。そのため、目的地にはそれよりも早く着くことがほとんどでしょう。

そんな時でも、最初は駅のロッカーに荷物を預けておけば安心。ビジネスホテルの多くは駅近なので、立地の良いホテルなら駅に荷物を取りに行く時にもさほど面倒でもありません。

ホテルにチェックインしたら、そのまま恋人とイチャイチャし始めるのでも良いですが、せっかくなので外に遊びに行くのもおすすめ。テーマパークやショッピングモール、居酒屋やレストランなど、近場に色々楽しめるスポットがあれば、デートも盛り上がるでしょう。

一泊旅行プランを立てていく

ビジネスホテルで恋人と一泊するなら、ホテル周辺の観光地を楽しめるようなプランを立ててみるのも、ビジホデートを楽しむコツです。

一日中ホテルに篭って恋人とイチャつくのもいいかもしれませんが、せっかくの休日なら、プラスで他の楽しみもあっていいでしょう。

たとえば、横浜などはクイーンズスクエア、中華街など、ショッピングにグルメに、1日だけでは回りきれないほどの楽しいスポットが満載です。

横浜エリアは広く、歩き回っているとなかなか疲れるものですし、近場のホテルでゆっくり休めるように予約をとっていれば、好きなだけ楽しむことができます。

また、ディズニーリゾートを楽しむ際にもビジホに泊まるのはおすすめ。リゾートホテルはサービスやアメニティ、客室の内装も素敵ですが、予算を抑えたい時には、舞浜駅から数駅離れた駅の近くのビジネスホテルを予約しましょう。

低予算かつ、そこそこの早起きで翌日の朝から入園のために並ぶこともできます。浮いた予算でお土産を多めに買ったり、レストランのディナーで贅沢するなど、大人の楽しみ方ができるでしょう。

軽い登山などのレジャーでも、ビジホを予約しておけば、疲れた体も長い移動をせずゆっくり休めることもできるでしょう。温泉や大浴場付きのビジホなら、よりゆったりできそうです。

あまりヘトヘトになるような運動をすると、ホテルに帰って恋人とイチャイチャする元気もなくなりそうですから、そこそこなレベルのものにしておくのがいいでしょう。

疲れても酔っ払っても駅近なら安心

ビジホを予約しておけば、たとえ居酒屋デートでお酒を飲んで酔っ払っても、駅近に部屋があるので安心。へろへろの状態で電車に揺られて長距離移動をせずに済みます。

たとえ車で来たとしても、宿泊するのですから1日目の夜は飲んでも大丈夫。ホテルの近くのお店で飲めば、歩いて部屋まで帰ることができます。

運動をして疲れていても、そのままの体で家に帰るより、近場のホテルに宿泊できるというのはメリットです。

何より、デートの後も恋人と一緒に過ごせるのですから、その日1日は思い出に残る日になるでしょう。

1日中一緒に過ごすということは、お互いの仲をさらに深めるチャンス。もし結婚したらその日のようにずっと2人でいるのですし、お互いの関係を見極めるいい機会にもなりそうです。

相性の悪いカップル、もしくはお互いになんでも言い合える良い関係のカップル、この2パターンのどちらかに当てはまる場合は、1日の長い時間を一緒に行動していると、十中八九喧嘩します。

ただ単に相性の悪いカップルの場合は、喧嘩にすらならないかもしれません。どちらかが一方的に不満を言って、雰囲気が悪くなっても、もう片方は我慢して少しも言い返せない、など。

相手に対して正直でいられない関係は、健康的とはいえませんよね。いま一度、自分が持っている相手への「好き」の気持ちがどんな形をしているのか、見極めた方がいいかも。

いずれにせよ、一泊以上のホテルデートを楽しくできるなら、2人の関係は順調、ということです。

疲れている時は本音が出やすかったり、周りの人に気を使う気力も減ってしまったりします。そういう時ほど、相手の人間性がよく見えるのかも。良い機会なので、ビジホデートの時には相手のことをよく観察してみてください。

レイトチェックアウトでのんびり朝寝

ビジネスホテルも、シティホテルなどの他のホテルや旅館と変わらず、チェックアウトの時間は大体午前10時〜11時くらいに設定されています。

慣れない場所では寝付きが悪かったり、夜更かししているとなかなか朝早く起きるのが辛いこともありますよね。朝食をとりつつ10時までに全て支度を済ませるとなると、支度に時間がかかる人は朝7時くらいには起きていないといけません。

でも、せっかくデートなのですから、朝はゆっくり過ごしたいですよね。起き抜けに2回戦したいというカップルもいるでしょう。

そんな時には、「レイトチェックアウト」ができるビジホを予約するのがおすすめ。

ホテルのレイトチェックアウトとは、一般的なチェックアウトの時間よりも遅い時間にすることができるというもの。朝ゆっくり過ごしたいという人には嬉しいシステムです。

ホテル側も、お客さんがチェックアウトした時間から、次のお客さんがチェックインするまでの間に清掃して客室を整えなければいけません。

そのため、チェックイン・チェックアウトに時間のついては、ホテルへの連絡なしに勝手に遅くするのはマナー違反、というか、延長料金がかかります。また、ホテル側もタイムスケジュールがずれたり、迷惑がかかってしまいます。

30分程度予定が前後するくらいはまだセーフの範疇ですが、1時間以上予定が変わってしまう時はあらかじめホテルにその旨を伝えておきましょう。

しかし、レイトチェックアウトができるホテルなら、朝寝坊しても安心。チェックアウトの時間を12〜18時にあらかじめ変更しておけば、ゆっくり過ごすことができます。

温泉や大浴場のあるビジホなら、もう一度ひとっ風呂浴びてから帰ると良いでしょう。

彼女の支度の時間には口を挟まないこと

男性の中でも、特に髪の毛をセットしたり、肌活もしてないよという人は、朝の支度が10分以内に終わるという場合もあるでしょう。顔を洗って、服を着たら終了!出発!という、小学生ばりのスピード感。

しかし、メイクをしたり髪をセットしたりと、外出の準備に時間がかかる人にとっては、「40秒で支度しな!」と言われればもう死ぬしかありません。

フルで支度するとすれば、起きてからシャワーを浴びて、化粧水&乳液をつけ、コンタクトレンズをつけ、服を着てメイクをし、髪を巻き…と、完璧に着飾るためにはいくつもの工程があるのです。

それも恋人とのデート2日目。まだ付き合ったばかりのカップルとなると、そもそもすっぴんも相手に見せたくないという人もいるでしょう。お泊まりした次の日も可愛く、美しくいたいなら、支度にかける時間は十分に持っておきたいものです。

そうして身綺麗にするのは、恋人に可愛いと思ってもらいたい要素ももちろんありますが、全て恋人のためというわけではありません。メイクも髪を巻くのも、綺麗にしている自分のことが好きだからするものです。

そのため、チェックアウトの時間まで余裕があるのに「支度が遅い」と言われるとイラッとします。自分一人だと暇潰しもできもないの?と。

「早くして」「支度遅いよね」という、相手を焦らせる言葉は地雷だと思ってください。チェックアウトまで時間がないなら急かすのも当たり前ですが、時間に余裕がある時には、支度をしている相手のことは邪魔をしないように。

特別な日のデートには特別なプランを予約

ビジネスホテルのイメージは「素泊まり」「格安」「質素」という、「高級感」とはかけ離れたもの。

しかし、これまでお話ししたように、ビジホも使い方によってはデートに向いていますし、最近のビジホはカップルのニーズを満たせるものも増えてきています。

たとえば、「カップル向けプラン」のあるビジホ。

夜景の見える部屋で入浴剤のアメニティなどが付いていたり、スパークリングワインやおつまみのサービスがあったり、大きめのバスタブがついているなど。

このように、ラブホテル以上にカップルにとって嬉しいサービスを展開しているビジホもあるのです。

そしてシティホテルよりも安価ということなら、浮いた予算で周辺のデートスポットで遊ぶときも、より楽しめるでしょう。

大学生であったり、収入に余裕がなくても、記念日や誕生日など、恋人のために贅沢させてあげたいというときには、ビジホの1泊15,000円ほどの特別なプランを用意すれば、十分喜んでもらえるかも。

とはいえ、やはり「お金をかけてくれないと好きじゃない」なんて相手の場合は、ビジホデートはあまり歓迎されないかもしれません。

でも、自分の精一杯のプレゼントで喜んでくれる恋人なら、ビジホデートも一緒に楽しめますし、きっとこれからも良い関係を築けそうです。

防音対策がされているホテルを選ぼう

カップルで特別な日をお祝いするとしたら、その夜は特に盛り上がりたいという人もいるでしょう。

そういう時のビジネスホテルデートとなると、気になるのが「壁の薄さ」です。

基本的に、ホテルは大体どんな部屋でも、隣の部屋の物音が聞こえるように作られているそうです。何の話をしているのかはわからなくても、声は聞こえるという程度に。

なぜかといえば、それは「防犯のため」という理由が大きいようです。たとえばホテルに誰かを連れ込んで暴行を働いたりでもすれば、隣の人にバレたり、ホテルのスタッフにバレて通報されるということ。

ビジホの中でも古い場所、また安価な場所は、入り口のドアの下に隙間があったりなど、防音対策が全くなされていないことも多いようです。大抵は壁が薄い場合が多く、カップルで過ごす声や物音も隣の部屋に聞こえてしまうといいます。

そんな環境では、特別な日のお祝いをしたくても、恋人同士でイチャイチャしにくいでしょう。普通、声を押し殺さないといけない環境だとリラックスすることはできません。

しかし、大体2010年以降に新築・または改装したビジホは、防音対策のされた場所も多く、カップルプランのサービス展開をするなど。ラブホテルの利点も併せ持ったものも増えてきています。

そのため、カップルでビジホデートをする時には、そのホテルの築年数で絞ることをおすすめします。

とはいえ、大声を出せば普通の壁の厚いホテルでも隣の客室に聞こえます。どんなホテルに泊まっても、ラブホ以外の場合はできるだけ静かに過ごす方がいいでしょう。

「お金をかける」=愛の重さ?本当のところは…

ビジネスホテルでデートをするということに関して、何よりもまず「安上がり」という印象がつきまといます。

記念日デートでも、ホテルのスイートルームに泊まりたいという高級志向の人にとっては、安さを重視したビジホデートは論外でしょう。

2、3世代上の年代でも、「バブル世代」といわれる、日本の経済が豊かだった頃に20代、30を過ごしたような世代は、結婚指輪の値段(ダイヤのカラット数)や車、時計、デートや恋人へのプレゼントなど、競うようにしてお金を使っていたといいます。

しかし、バブルが弾けてからは日本は貧乏になっていくばかり。それでも、上のようなバブル思考は今だにこびりついているところがあります。

恋人からもらうプレゼントは高級ブランドが当たり前だとか、結婚指輪は3ヶ月分の給料の値段が目安だとか。

裕福な家庭に育ったような人にとっては、それも今でも当たり前のことかもしれません。ですが平均的な収入の人にとっては、恋人や結婚相手にそれほどお金をかけていては、将来設計が崩れるような打撃でもあるでしょう。

現実的に、恋人にはお金をかければかけるほど愛しているという証拠になる、とは、実際にはいえないのが現実です。むしろ、継続して会ったり、デートをするなど、長期的な関係を見据えた時には、贅沢をしすぎるとかえって自分たちの関係を追い込むことになります。

お金をかけることは愛の証明にはならないのです。貢いでも貢いでも惚れているキャバ嬢やホストを落とせないのと同じこと。

それよりも、恋人同士の2人がどれほどお互いの性格やペースを理解し、どんな環境でも楽しく過ごせるかという点が大事です。

しっかりと絆のあるカップルにとっては、お互いがいる所こそが帰る場所。たとえそこが高級ホテルのスイートルームだとしても、四畳半アパートでも、愛情が左右されることはありません。

ビジホデートも、この記事のように、工夫すれば想像の何倍も楽しめます。この週末は、恋人やパートナーと2人でビジホデートの計画を立ててみてはいかがでしょうか。

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Lovatomyの記事を読んでいただき嬉しく思います。執筆を担当しております中条です。外見を盛りに盛って中の上くらいのレベルと覚えてください。悲惨な恋愛から幸せな恋愛までおもしろおかしく経験してきました。愛はギブアンドテイク。女よ強くあれ。よろしくお願いいたします。