「恋人ができたら、一緒にお風呂に入りたい!」と思う人は多いはず。お互い裸で密度の高い過ごし方なので、下心が刺激されて恥ずかしいけれど、湯船に2人くっついて浸かって、あれこれと会話をしつつイチャイチャするのはみんなの憧れです。
でも、一緒にお風呂に入るということは、いわば「裸の付き合い」。嬉しいことより、恥ずかしい気持ちの方が勝つかも。お風呂場をベッドタイムのように暗い部屋にしては滑って怪我をするかもしれないし、たとえスッピンでもお尻の毛がボーボーだとしても、明るい光の下で恋人に全てを見せることになります。
そんなこんなで、自分が恋人に「一緒にお風呂入ろう!」と誘っても、相手が恥ずかしがって誘いに乗ってくれないこともあるかもしれません。
そんな可能性を秘めた「恋人とお風呂」のイベントですが、どんなふうに誘ったら相手も快くOKしてくれるのでしょうか?また、一緒にお風呂に入っているときには、どんなことに注意すれば、心地よく2人で入浴することができるのでしょうか。
今回はそれらのコツについてお話ししていきます。
目次
思わずOKしちゃうお風呂の誘い方とは

恋人をお風呂に誘いたい時、もしも断られたらすっごく傷つく気がします。断られた後の気持ちで湯船に浸かりたくありません。
そこで、「絶対に断られないであろう最強の誘い方」というものを考えてみました。
とはいえ、ストレートに「一緒にお風呂入らない?」と誘うとしても、タイミングによっては断られる可能性もあります。彼女が生理中だったり、彼氏も一人でさっと済ませたい時など、もしこちらがそれでいいと思っても相手が嫌なら無理強いは禁物。
誘うなら心身にも時間にも余裕のある時がベストですが、男女によっても風呂の入り方やタイミングも異なります。個人差もありますが、彼女を、彼氏を誘うときに「こうして誘ってくれたら嬉しいな」という誘い方をそれぞれ考えてみました。
それでは、まずは恋人をお風呂に誘う時の心構えからお話ししましょう。
ストレートに提案してみる
恋人同士は基本的にはお互いのことが好きです。お互いのことが好きじゃないカップルだとすれば関係性を見直す必要がありますが、普通の恋人同士ならば一緒にお風呂に入るくらい、普段なら断ることはないでしょう。
そのため、普通にお風呂に入るときに「一緒に入る?」と提案してみれば、ほとんどの場合はOKが出るかと思われます。
そこでもし「や、1人で入るよ」と断られる場合があるとすれば、心理的また衛生的な問題から以下の理由が考えられます。
- まだお互いが体の関係になっていない
- 裸を見られたくない
- すっぴんを見られたくない
- 生理中である(彼女)
- お風呂は神聖な時間なので1人でゆっくり入りたい
まず、まだ恋人同士になって日が浅い時にお風呂に誘っても、断られるのは仕方ないかもしれません。恋愛経験がそれなりにある人ならOKするかもしれませんが、特に今まで一度も誰とも一夜を過ごしたことがない人にとっては、恋人とはいえ異性に裸を見せるのは勇気がいることでしょう。
あるいは、自分の体の特徴が恥ずかしくて明るい場所で見られたくないという場合もあるかもしれません。毛深いとか、ぜい肉があるだとか、胸が小さすぎるとか大きすぎるとか、人はそれぞれにコンプレックスを持っているもの。怪我や火傷の跡を見せたくないということもあるかも。
もしくは普段のメイクを整形レベルにバッチリ決めているため「すっぴん」を彼氏に見せるわけにはいかないという決意を持っている彼女もいるかもしれません。これらのような「ありのまま」の姿は、お互いを受け止め合って恋人の中が深まれば見られても気にならなくなるものですが、付き合いたては難しいかも。
また、女性の場合は生理中は入浴はせずシャワーだけで済ませる人が多いですし、一緒に入りたいという人はほとんどいないかと思われます。
あとは、入浴の時間はひたすらぼーっとする癒し時間であったり、孤独を楽しむ神聖な時間にしたいという時にも、本音としては誰かと一緒に入るより1人でのんびり入りたいというときもあるでしょう。
ざっとこれらのような理由で、お風呂に誘っても断られることがあります。しかし、たとえお風呂の誘いを一度断られたとしても、次回また誘えば結果が変わるかもしれません。
断られても次また誘ってみよう
恋人を「一緒にお風呂に入ろう」と誘って一度断られたからといって、この先も一生断られるということではありません。「その時」が偶然だめだっただけで、また改めて誘えばOKしてくれる可能性は十分あるでしょう。
ムダ毛を剃っていなかったから、とか、その日はウォータープルーフのメイクじゃなかったとか、あらかじめ彼氏の前で裸になるための準備をしてから一緒に入りたいという女性もいますし、育毛剤入りのシャンプーを使ったり、お風呂後の育毛ケアを見られたくない男性もいます。
お互いの全てを受け入れ、カップルの付き合いが長くなっていけば、それらのような遠慮はしなくなっていくものですが、まだ心を開ききれない状態だと、タイミング的に一緒に入っても問題ないときにも断ることもあるのです。
そのため、もし突然誘って断られたとしたら、次誘うときはあらかじめデートの日程を決めた時点で誘ってみれば、相手も準備することができるのでOKしてくれることもあるかも。
または、相手にとって自分が「体のコンプレックスを目の前にしても絶対に拒絶しない人」という絶対的に安心できる恋人であるということがわかれば、恥ずかしくてもお風呂に一緒に入ってくれるでしょう。
人の裸というのは誰でも同じ形をしているものではないので、誰だって人に見せるのが怖いこともあるのです。
とりあえず、もしお風呂の誘いを一度断られたとしたら、その理由を聞いてみて、それから自分が相手に何をしてあげれば次は一緒に入ってくれるのかを考えてみましょう。
男性から彼女をお風呂に誘うときのコツ
もし、彼氏側から彼女をお風呂に誘うときには、まずは誘うときの「タイミング」に気を付けてみましょう。
彼女がその日生理だと一緒に入れないことはもちろんですが、女子には彼氏の前で魅力的でいるために色々と気をつけていることがあるものです。
たとえば、ムダ毛処理やメイク。腕や素脚の出る夏の服装の時にはデートの時点でケアが万全だとしても、脇やデリケートゾーンは詰めが甘いこともあったりします。
「お泊まり」デートをする前提ならそれらもケアを怠ることはないと思われますが、基本的にエッチをするときに部屋を真っ暗にするタイプのカップルでは、ムダ毛処理を油断することもあり得ます。
付き合いの長いカップルや結婚したカップルなら、ムダ毛についてとやかく気にすることはあまりなくなりますが、乙女心としては「可愛い彼女にムダ毛なんて存在しない」がセオリー。彼氏が「一緒にお風呂に入ろう」と誘ってくることがあらかじめわかっていれば、できるケアもゆったりと済ませられます。
そのため、お風呂の誘いをするならデートの約束をした時点で仄かしておいた方が彼女としては安心。「ジャグジー付きのホテル行こう」とか「温泉のもと買ったよ」とか言っておけば、彼女も「バッチこい!行くぜ」と準備できるでしょう。
もしくは、当日に急に一緒にお風呂に入りたいなと思ったときには、まず彼女に先に入ってもらって、体を洗ったりムダ毛ケアをする時間をあげれば、一緒に入れる可能性は広がります。
それに、女性は髪が長かったりすると、頭を洗ったりトリートメントをするのにも時間がかかるもの。そのため、いずれにせよ先に入ってもらって入浴前の洗いを済ませて貰えば、こちらとしても湯船で待っている間にのぼせてしまうこともありません。
ですから、「お風呂一緒に入ろう」と彼女を誘うときには、「じゃあ後で行くから先に入ってて」と促してあげるのが最高に紳士な行動であり、彼女も安心して一緒に入ることができる誘い方でもあるのです。
入浴剤をプレゼントするのもいいかも
彼女をお風呂に誘うとき、より「一緒に入りたくなる口実」を用意すると、誘いにOKされる可能性も一層高くなるでしょう。
その「口実」とは、「素敵な入浴剤」です。
いま、市場にはいろいろな種類の入浴剤が出回っています。泡の出るやつ、シュワシュワなるやつ、カラフルなやつ、中におもちゃの入ったカプセル入りのものやラメ入りのものなど、入浴が楽しくなる「仕掛け」が満載。
もちろん、肩こりや冷え性などに効く昔ながらの入浴剤もあります。はたまたバスソルトなど、本当に入浴剤は種類が豊富なのです。
そして、大体の入浴剤は美容に良く香りもあり、雰囲気もあるので女性にとても人気。彼女の好みを聞いてみて、好きそうな入浴剤を用意すれば、「一緒に入ろう」という誘いもしやすくなりますし、彼女側としても一緒にお風呂に入りたくなる気分も上がりそうです。
LUSHのちょっと高めのバスボムを買ってプレゼントしても良いでしょう。せっかく一緒にお風呂に入るのですし、入浴剤のように2人の入浴中をより楽しく過ごすための「仕掛け」を色々と用意してみるのがおすすめです。
女性から彼氏をお風呂に誘う時のコツ
基本的に、彼女から「一緒にお風呂入ろう」と誘われて断る男はいないでしょう。大好きな彼女に誘われるお風呂とはまさに竜宮城のようなものなので、ホイホイと入ってくるに違いありません。
もしそこで泣く泣く断ることがあるとすれば、次の日の仕事が朝早かったり、何か辛いことがあって一人でゆっくり浸かりたいなど、精神的または身体的な事情があるのだと思われます。
しかし、元気な時の彼氏なら一緒にお風呂に誘って断られることはそうそう無いでしょうから、コツというのもあまりありません。
強いていうなら、自分がお風呂に先に入って、体や髪を洗うのを全て済ませてから、お風呂場の外にいる彼氏に「一緒に入らない?」と声をかけるのが一番強力でしょう。裸の彼女が手招きしているとすれば、きっと彼氏はたとえ意識が無くてもこちらに吸い寄せられてきます。
それに、自分が洗いやムダ毛処理など全て済ませたなら非常に効率よく2人で入浴できるので、後から彼氏を呼ぶのがおすすめです。
効率的な「流れ」を意識する
彼氏と一緒にお風呂に入ることに関して、誘うのは非常に簡単ですが、一緒にお風呂に入った「後」の流れによっては、「面倒臭いな」と思われてしまう可能性もあります。
例えば、彼氏と同時にお風呂場に入ったとしたら、メイク落としから泡立てネットで丁寧に泡立てた洗顔、シャンプーからの入念なトリートメントと、完璧に済ませようとしたら女性の入浴のプロセスはとても時間がかかるものです。
普段からすっぴんでショートヘアなら短時間で済むかもしれませんが、それでも一般的に肌ケアなどあまりしない男性と比べたら長めになるでしょう。
そして一人暮らしの狭めのアパートのお風呂場の場合、洗い場のスペース的にも一人分しか無いでしょうから、自分が洗っている時には彼氏はずっと湯船にいることになります。
お湯の温度にもよりますが、長くお風呂に浸かり続けていれば誰でものぼせてしまいますから、男性と一緒に、同時にお風呂に入ることは、実はあまり効率的な流れを作れなかったりするのです。
それに、巻き髪が崩れるとかすっぴんを見せたくないといって彼と一緒にお風呂に入るときに顔や髪を洗わないのも、せっかくのリラックスタイムなのにやや不自然ですし、「心を開いていない」印象がついてしまうので、彼氏側もあまり落ち着かないかもしれません。
これらのような理由から、「なんだかめんどくさいし気を使わせるのも悪いから、次からは1人で入ってもらおう」と遠慮し始めることもありそうです。
そのため、彼氏と一緒にお風呂に入るときには、
- あらかじめ自分の洗いを済ませておく
- メイクや髪のセットを崩したくないときはむしろ一緒に入らない
ということに注意すれば、とてもスムーズな流れで純粋に彼とのお風呂タイムを楽しめるでしょう。
気兼ねない仲になればお互いの入浴のペースもわかってくるので、より気遣いをしすぎることなくリラックスできます。また、そもそもすっぴんも素の髪でも、普段と変わりなく愛してくれるような彼氏を選びたいところです。
恋人をお風呂に誘う時の注意点

恋人をどのようにお風呂に誘ったら良いかわかったところで、ここからは「いざ恋人と一緒にお風呂に入る時やその前後に気をつけるべきこと」についてお話ししていきます。
まず、誘いに相手がOKするかどうかにも影響することですが、汚い湯船には誰も浸かりたくないものです。「古い」だけなら問題ありませんが、水垢やカビ、抜け毛だらけの不潔なお風呂にはつま先も触れたくないでしょう。
そのため、家のお風呂に恋人を誘うなら、普段よりも徹底的なお風呂掃除が必要。
また、お湯の温度も大事です。地方の観光地から逸れた地域にある昔ながらの銭湯などは、たまに45度くらいまでめちゃくちゃ熱く沸かされていることがありますが、現代ではそんな熱々のお風呂が好きという人は珍しいのではないかと思います。
好きなお風呂の温度は、季節にもよりますが大体は39〜42度くらいの幅になるでしょう。しかし、恋人と一緒に入るとなると、普段よりも長風呂になることを想定しておきたいところです。
そして、一番迷うところが「実家に恋人やパートナーを泊めているとき」のこと。あなたは両親がいる家のお風呂で恋人や妻、夫とイチャイチャできるでしょうか?ムードもないですし、場合によってはバレたら大変なことになりそうです。
これらの細かい部分について、より掘り下げてみようかと思います。まずはお風呂場の衛生管理についてお話ししていきましょう。
家のお風呂は当然きれいにしておこう
不潔なお風呂はNGです。臭い&汚いは恋人を最も遠ざけます。お風呂場だけではなく、脱衣所も清潔にしておくべき。
以前、筆者の夫の一人暮らしの家に初めて泊まりに行った時は、お風呂場の足拭きマットがビッチョビチョのまま放置されていたことに気づかず踏んでしまい、殺意と共に悲鳴を上げました。本当に最悪な気分になったので、絶対にマットはこまめに変えてください。または水気を吸う珪藻土マットがおすすめです。
恋人を家に呼ぶ前に、お風呂場・脱衣所の掃除をしておくポイントとしては、以下にリストアップしてみました。
- 足拭きマットを取り替える
- 清潔なタオルを用意する
- 洗面所の水気や鏡の水垢を拭き取る
- 洗面所とお風呂場の排水溝の髪の毛やゴミを取り除く
- 風呂釜のぬるつきや汚れを徹底的に洗う
- 洗い場の壁にカビがあれば塩素系漂白剤で落とす
- 風呂蓋やシャワーホースも綺麗にする
徹底的にやろうと思えばこれくらいは普通です。バスタオルは清潔だと思うものを嗅いでみて、少しでも匂いや湿気を感じたら洗いなおして乾燥機で乾かすか、もしくは恋人用に新しいものを買いましょう。
洗面所も、洗顔すると周囲に水が飛び散りますし、歯磨きやフロスをすると鏡に唾が飛ぶものなので、定期的に拭き取っておきましょう。
排水溝の髪の毛や、お風呂場全体の汚れも余すことなく落とすこと。足の裏にぬるっとした感触があると気持ちが悪いですが、それが恋人とはいえ他人の家だと気持ち悪さも倍増します。
また、カビがあるときには、前もってカビキラーなどの塩素系漂白剤で落としておきましょう。ここで注意するべきなのは、塩素系漂白剤は酸性タイプの洗剤やお酢などの酸性の物質と混ざると、有毒な塩素ガスを発生させてしまうことです。
このガスは腐食性を持つ大変危険なものであり、最悪の場合死に至る恐れもあるので、塩素系漂白剤を使う前後に酸性の洗剤やお酢を使うときには、しっかり流水で洗い流すなど十分に注意しましょう。
あとは、風呂蓋やシャワーホースにも水垢やカビがついていることがあるので、綺麗に掃除してください。新築レベルで綺麗にできなくても、自分ができる限りのことはしておくことをおすすめします。
旅館やホテルに泊まった時は
恋人と旅行などで一緒に旅館やホテルに泊まる場合なら、備え付けのお風呂に一緒に入るときに頑張って掃除する必要はありません。楽ちんですね。
潔癖症な人は、泊まった部屋のお風呂には温度をMAXにしたシャワーをまんべんなく浴びせて菌という汚物の消毒に勤しむことでしょう。筆者もそうします。綺麗なホテルだとしても、なんとなく安心しますよね。
ただ、旅館もホテルも、宿泊した後にはロボではなく従業員という人に清掃をしてもらうので、お風呂などでエッチなことをするとしても、あんまり汚さないようにしましょう。知性ある人間としてのマナーです。
温泉旅館などは、露天風呂や温泉つき個室なんてある部屋に泊まれば、周囲の目を気にせず好きな人と一緒に入浴ができます。ただし、個室にそうした特別な湯船がない場合もあるでしょう。
混浴温泉のある宿もたまにありますが、混浴の浴場に恋人と入る場合は、周囲の目に気を配り、イチャイチャしすぎないようにしたほうがいいかと思われます。
水着や備え付けの湯着を着て入ることがほとんどだと思われますが、露出が高いことには変わりないので、人目が気になる場合はやはり温泉つき個室を予約することがおすすめ。
公共の施設であるということを配慮すれば、大切な人と一緒に入るお風呂や温泉はとびきり楽しいものとなるでしょう。
湯加減はどうするべき?
おうちのお風呂に戻って、恋人と一緒にお風呂に入る場合、相手の好みの湯加減を知っておくことも大切になってきます。
江戸っ子ばりに熱めの湯加減が好きな人にとっては、43度以下のお湯はぬるく感じるかもしれませんが、少なくとも入浴することはできるでしょう。しかし、普段からぬるめのお湯に慣れている人にとっては、浸かることができないくらい苦手なこともあります。
それに、カップルで入るとなれば「雀の行水」のようにパパッと済ませるのではなく、話をしたりイチャイチャしながら長風呂をするのがほとんどになるのではないでしょうか。
そんなときには、いくら熱い湯加減が好きでも、2人で10分以上お湯に浸かっているのは厳しいはず。ぬるめのお湯が好きな相手には耐え難い熱さになれば、一緒に入るどころではありません。
体調が悪いときに熱すぎるお湯に浸かれば、余計のぼせやすくなり気分も悪くなってしまいますし、貧血で倒れる可能性も。怪我をする原因にもなります。
恋人と一緒にお風呂に入るときには、自分と相手のどちらかぬるめの湯加減が好きな方に合わせましょう。もしくは、どちらも熱めが好きだとしても、一緒に入るときには関係なくぬるめの温度にしておいたほうがいいかもしれません。
長湯になることを想定しておく
熱いお湯に5分以上浸かるのは危険です。湯気や水気で自分が汗をかいているのか気がつきにくいですが、入浴中は熱さのためそれなりに汗をかくもの。
そのため、脱水症状になりやすいという側面が潜んでいます。入浴中に飲酒をしながら本を読むという、やんごとない感じの趣味も、なかなか危険なのかもしれません。長湯をするなら、水分補給ができるようにペットボトルの水をお風呂場に持ち込むほうが良さそうです。
恋人と一緒にお風呂に入るときも、自分と相手のどちらも体調を気遣いましょう。お湯に浸かるのは十分だけど、もっと恋人とお風呂で過ごしたいからといって、のぼせているのに痩せ我慢をしていては倒れてしまいます。
季節にもよりますが、カップルでお風呂に入り長風呂をするときには、お湯の温度は普段よりも低めにし、あまり長くお湯に浸かりすぎないようにしましょう。
若い場合はリスクが低いですが、年齢を重ねると寒暖差の激しさと脱水から、血栓ができる「ヒートショック」という症状により脳卒中や心筋梗塞になる可能性もあります。熱いお風呂の長湯には十分に注意しましょう。
実家に泊まっている時はどうしたらいい?
「恋人とお風呂に入る」というシチュエーションで最も難儀なのが、実家のお風呂に入るときではないでしょうか。
筆者なら、両親のいる家のお風呂には夫と一緒に入ることも避けます。お風呂場がたくさんある豪邸ならするかもしれませんが、両親のいる家で「今恋人と裸でイチャイチャしてま〜す」ということがモロバレの状況は死んでも避けます。
特に、彼女の実家でそんなことをしようものなら、親御さんにグーで殴られても文句は言えないでしょう。不敬極まりないことではないかと思われます。
はっきりいって、実家にいるときには、両親や他の家族の在宅中に恋人とイチャイチャするのはおすすめできません。TPOがまずいです。
少なくとも、他の家族が外出中の間以外には一緒に入浴するチャンスもないでしょう。それでも、ご両親に対して敬意を示すなら、恋人とイチャつくのは避けるべき。
二世帯住宅で両親とは別の階に夫婦で暮らすというパターンもありますが、こっそりするに越したことはなさそうです。夫婦のプライバシーを重要視したければ、別の家に暮らすほうがリラックスして、夫婦2人きりの時間を過ごせるでしょう。
他の家族に迷惑をかけないこと
カップルで過ごすことは、特に付き合いたての時には仕事や学業が疎かになるほど夢中になってしまうこともあるでしょう。
しかし、カップルで過ごす間、お互いに夢中で周りが見えなさすぎて、周りの人に迷惑をかけてしまうという実例もそれなりに目撃することがあります。
深夜の地下鉄のホームで大声で痴話喧嘩、待っていたエレベーターが開いた瞬間に熱烈なキスを交わしていたカップルとの気まずすぎるすれ違い、突然はじまる他人のフラッシュモブによるプロポーズ大作戦…など。
本人たちは最高にエキサイトしていますが、周囲の他人にとってはシラけすぎて全ての感情を無くしそうになるほどの迷惑になるかもしれません。
そして、もしカップルでイチャイチャチュッチュしているところをその両親や兄弟に目撃されるとなると、自分で自分の墓を掘りたくなるくらい恥ずかしい思いをする可能性も。
それに、大体は両親にとって子供は生まれた頃から現在進行形でずっと可愛い「子供」です。たとえ大人に成長したとしても、自分1人で歩くこともできなかった大事な子供の面影を感じられるでしょう。
そんな可愛い我が子が、大人の階段を登りきって踊り場で彼氏や彼女と致しているなんて状況を目の当たりにしてしまえば、日本生命のCMよろしく切ない音楽とともに懐かしい思い出の走馬灯が流れてきそうです。
とにかく、両親や他の家族のことを気遣うのであれば、その目の前で恋人といちゃつくのは遠慮しましょう。お風呂も、ご実家にお邪魔しているときには別々で入ることをおすすめします。
お風呂でもっと距離を縮めよう
大好きな恋人と家やホテル、旅行先で2人きりで過ごす時間は、何事にも替え難い、心の底からリラックスすることのできる時間となるでしょう。
並んで湯船に浸かりながら、その日あったことや、最近考えていることなど、他愛のない話をしながらゆったりするのもいいですね。
特に筆者が恋人と一緒にお風呂に入っているときにおすすめするのは、マッサージもいいですが、一番はお互いの髪の毛をシャンプーしてあげることです。
髪の毛が長い人は、シャンプーやトリートメントの仕方もこだわるので自分でやったほうが良いですが、髪の短い人なら恋人相手にお任せしてみましょう。
美容師さんのように上手でなくても、人にシャンプーしてもらうというのは、くすぐったくていいものです。特に彼女が彼氏にしてあげるシャンプーは体の向きによっては天国を味わわせてあげられます。
そうして彼氏を魅了して極楽にぶち込み、相手の判断力が鈍っている間にプレゼントをおねだりしたり約束事をするのは効果があります。言質をとっておきましょう。
また、世の中には「ローション風呂」という卑猥な入浴剤もあるそうなので、恋人との入浴をまた違ったベクトルで盛り上げたい人は買ってみたら良いのではないでしょうか。掃除が大変そうですが…。
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