セフレから始まり、2015年くらいから徐々に広がっていった「ソフレ」「キスフレ」という新しい関係性の言葉。
異性、あるいは恋愛対象になり得る相手と添い寝やキスなどをしても、あくまでも「友達」以上にはならない、限定的な関係を表すもの。「友達とはキスも添い寝もしなくない…?」という意見も多い、物議を醸した言葉です。
ここLovatomyでもいくつか「〇〇フレ」シリーズについて触れてきましたが、今回は「お風呂フレンド」の略となる「オフレ」についてお話ししていきます。
筆者としては正直「ええ加減にせえ」という気持ちではありますが、「オフレ」の定義からおフレの関係の作り方まで、真面目に解説しましょう。
まずはオフレという関係性の定義からどうぞ。

今日中にオフレと出会いたい人におすすめしたいのが最大手マッチングサイトの「ハッピーメール」です。プロフィール検索で「大人の交際」にチェックを入れると沢山の異性が見つかります。また、会員になると見れる掲示板にも、その日の内に出会いたい男女が盛んに書き込みをしていて、目的別にもソート出来るので、目的にあったぴったりの人物がすぐに見つかりますよ♪
目次
オフレの定義って?

先に述べた通り「オフレ」とは「お風呂に一緒に入るだけのフレンド」ということですが、これら「〇〇フレ」シリーズのルールとは「あくまでも友達止まりであり、一線を超えない」というもの。
- セフレ(セックスフレンド):セックスをするだけの関係。
- キスフレ:キスするだけの関係。
- ソフレ(添い寝フレンド):添い寝をするだけの関係。
- ハグフレ(ハフレ):ハグをするだけの関係。
- オフレ(お風呂フレンド):一緒にお風呂に入るだけの関係。
オフレも、他の「フレ」と同様、異性や恋愛対象とのみ成り立つ関係になりますが、お風呂に一緒に入る、つまり相手と裸の付き合いをするにも関わらず、肉体関係を持たないという間柄が成り立つとしたら、かなりの訳ありになりそうです。
たとえば漫画チェーンソーマンでは、主人公が「怖くて一人でお風呂に入れないから一緒に入って」と異性のルームメイトに頼まれ一緒に入浴するも、相手が妹のように思えて全くムラムラしない…というシーンがありましたが、10代、20代の男女が混浴するとして、そこまでハートフルな状況になることは普通ないものだと思って良いでしょう。
このように、一緒にお風呂に入る、となると、ソフレやキスフレ以上に維持が難しい関係。どうしても友達と入浴したがる目的がなければ、普通にセフレの関係になだれこみそうです。
ただ、オフレには「一緒に銭湯や温泉巡りをする友達」という側面もあり、男女で浴場の別れた場所に一緒に行く趣味の友達、ということなら健全な関係を保ったままでいられます。
これらオフレの定義について、以下から詳しく追っていきましょう。
一緒におフロに入るフレンド?
オフレという関係が、同じ浴槽に裸で一緒に入るというものだとしたら、なぜそのような関係を持つ人は恋人でもセフレでもなく、オフレを求めたのでしょうか。
…単に、メディアが若者を賑わせようとして作った造語であるとも考えられますが、あくまでも真面目くさって考えてみましょう。
恋人と一緒にお風呂に入ったことがある人なら、その心地よさは理解できるかもしれません。男女だとしたら、向かい合うより女性が男性に背中を預ける体制になると、女性は包み込まれる安心感、男性は小柄な女性を包み込んで守っているような自信を感じられます。
ただ、湯船の中で裸でそこまで密着すると、ヘテロセクシャルの健康的な男女なら身体の関係に発展すること待ったなしでしょう。むしろ、はたから見れば裸で密着している時点で性行為の一部とみなせます。
つまり、「あくまで友達」という定義のもとでは、一緒の湯船に入るとしたらオフレの関係が成立しなくなるのです。
あくまでも“フレンド”であるためには
一緒にお風呂に入り、なおかつ一線を超えずに「友達のまま」でいるには、家庭用の狭い浴槽ではなく、銭湯のような広い浴場で水着着用の混浴というものでなければ、オフレは成立しないでしょう。
健全な距離感をとりつつ、友達の関係を保ったままお風呂を一緒に楽しむには、それなりに気をつけるべきことがいくつかあります。
たとえば、
- お互い素っ裸で近づく必要のない場を選ぶ
- なあなあのまま関係を進めない
など。
オフレの関係を壊さないためには、セフレになり得る環境には行かないことです。タオルや水着着用の混浴温泉やスーパー銭湯など、お互いの裸を晒さないで済む公共の場所でしかできないでしょう。
あるいは、お互い裸で向き合っても全くムラムラしないという関係性だとしても、同級生や同僚などで普段過ごす環境が近ければ、周囲の誤解を招いて人間関係が面倒なことになり得るので、2人きりの入浴はおすすめできません。
また、オフレやソフレ、キスフレのような関係は、なし崩しにセフレになりやすい関係でもあります。もし相手と恋人になりたいと思っている場合、告白や「恋人になろう」という話なしに体の関係を持たないようにしましょう。
さもなくば、「やり捨て」という状況になったり、気まずくなって連絡を絶たれるなど、よくない状況になります。少なくとも、セフレ以上の関係になることはできないでしょう。
健全なオフレの形とは
場合によっては、銭湯や温泉好きの同好会やサークルの仲間のことも「オフレ」といえるのかもしれません。
その場合は、相手と2人きりというよりはグループ行動になりますし、男女間の交流もさほど密にはならないので、「オフレ」の形としてはとても健全といえるでしょう。
ただ、オフレという呼び方をするといやらしい感じがするのは否めません。普通に温泉サークルや風呂仲間、という方がしっくりきます。
オフレという言葉もいくつかのメディアが「流行りの…」というほど実際には使われていないのも事実。
異性の友達関係は、周りの環境などいろいろな要因で崩れやすいものですが、お風呂に一緒に入るというような距離感の付き合いは、本当に友達といえる仲なら遠慮するはずです。
オフレの関係を健全に保ちたいなら、友情を壊さない範囲の距離感を保ちましょう。
オフレから始まる恋
もし、片思いの相手が温泉や銭湯好きなら、「好きな人と近づくためにオフレから始める」という変化球を放つという手もあるかもしれません。
または、温泉サークル内で始まる恋なども。
お風呂上がりは体が熱っているので、いつもより魅力的な姿を見せられるので、恋愛には有利に働きます。そのため、出会い探しの一環でも、温泉や銭湯関係のサークルやイベントは穴場なのかも。
お風呂上がりの状態で魅力的でいるためには、ノーメイクでも人前に出られるくらいには素肌の調子や髪型や眉毛を整えておくことです。
修学旅行や合宿の学生がお風呂上がりに必死で化粧をしたり髪を巻いているところを見かけることがありますが、熱った体では化粧崩れしやすいですし、支度に時間がかかることも魅力にはマイナスに働いてしまいます。
男女ともに、お風呂上がりの魅力的な姿というと、少し髪が濡れていたり、すっぴんの清楚な姿だったりと、髪のセットやメイクをバッチリ決めた姿とは異なります。
温泉デートも、いつもと違ったやや無防備な姿を見せることがポイント。オフレから恋人に関係を進めたいと考えている人は、参考にしてみてください。
オフレの作り方と上手な付き合い方

ここからは、オフレの作り方、そして関係性を崩さず上手に付き合う方法について考えていきましょう。
まず考えられるのは、マッチングアプリや掲示板を使って相手を募集する方法。Tinderなどの自由度の高いマッチングアプリや友達募集の掲示板など、サービスをうまく利用して相手を探してみましょう。
あるいは、すでにいる友達とオフレになるというのもできるかもしれません。温泉や銭湯好きの相手なら、情報交換をすることから交流を深めてみてください。
オフレの健全な関係を保つには、セフレにはならないよう適切な距離感をとることが大事。ですが、もっと重要な問題があるとすれば「お互いかどちらかに恋人や結婚相手がいる場合」です。
彼氏や彼女、パートナーを差し置いて恋愛対象になり得る相手と出かけるだけでもいかがなものか、とされるものですし、混浴なんてもってのほか。
「〇〇フレ」は浮気や不倫の言い訳にはなりません。そもそもオフレは一般に浸透していない怪しい言葉でもあるので、たとえ恋人がいなくても周りの人には言いたくない関係でもあります。
では、異性の風呂仲間、もといオフレの作り方から付き合い方について、具体的なアドバイスをしましょう。
アプリや掲示板で募集する
最も手軽に始められるオフレ募集のやり方といえば、マッチングアプリや出会い系サイト、ネットの掲示板のようなオンラインのコミュニティーサービスでしょう。
Omiaiやペアーズのような恋活、婚活のためのアプリで「オフレを探しています」というプロフィールにすれば、最悪不審なユーザーとしてBAN(強制退会)されてしまうこともあり得ますし、怪しげなサイトで募集すればこちらにとっても危険性が伴います。
Tinderのように出会う相手を恋人に限定しないマッチングアプリなら、オフレ募集もしやすそうです。あくまでも安全性の高いサービスを利用しましょう。
Tinderや掲示板などネットで募集する方法のメリットとしては、ハンドルネームを使ったりFacebookログインをすることで、自分の身近な人間関係にはオフレ募集をしていることがバレない、ということ。
そのため、セフレにほど近い関係になりそうですが、ネットでオフレを募集すればより「密」な距離感の相手を見つけられるでしょう。
あくまで「友達」として、爽やかな関係のお風呂フレンドが欲しいなら、グループ単位の付き合いに絞って探してみることをおすすめします。
温泉好きのイベントに参加する
いま、出会いのための「大型合コン」といえる「街コン」も、趣味別や嗜好別にあらゆるタイプのものが展開されています。
その中でも「温泉コン」や「旅コン・箱根温泉」といったように、温泉好きの男女を募った街コンが開催されていることがあり、オフレが欲しい人にとってはまさにかゆいところに手が届く仕様。
数名から十数名で動くイベントなので、変な人と2人きりになってしまうなどのトラブルも避けられますし、ただ温泉を楽しみながら出会いも期待できるので、オフレ探しついでに恋人探しもしたい時には一石二鳥です。
また、社会人サークルにも温泉サークルや銭湯サークルはあります。やや「ヤリサー」の匂いもしますが、活動内容を下調べした上で参加すれば、自分にとってより居心地の良いグループが見つかるかも。
オフレを探す上で、安全で健全な付き合いがしたければ、グループ行動に限ります。信頼できるオフレを見つけるためにも、まずは温泉好きやお風呂好きのコミュニティーに参加してみましょう。
異性の友達とオフレになるには
「オフレを探しています」というと、かなり怪しい人物に思われる可能性もありますよね。もしネットで知り合った人に「オフレになってください」と言われれば、「いや!絶対体目当てだろ!」と考えるのが普通の思考回路でしょう。
信頼できる相手と健全なお風呂友達になりたければ、今すでに知っている、信頼関係のある友達を誘ってみるのが一番安心できる方法になりそうです。
もちろん、「オフレになってくれない?」という頼み方はやめた方が身のためです。オフレという言葉は世間一般に浸透していませんし、「セフレ」の言葉の影もちらつくので、良い印象はありません。
普通に「銭湯行かない?」「温泉行かない?」と誘うのがおすすめ。異性の友達を誘うとき、相手の警戒心を刺激したくなければ、何人か誘ってグループ行動すると良いでしょう。
また、飲み会でオールをして、異性の友達と2人で残された時、カラオケに行く体力もないけど、ラブホテルに行くのも問題だな、という場合には、岩盤浴や深夜営業のスーパー銭湯に行くというのはいいアイデアになりそうです。
体を休めることができますし、多くの場合は混浴ではないので距離感も適度。入浴後は共同スペースでまったりしていればいいのです。
銭湯巡りや温泉旅行に行ける仲
異性の友達と、関係が拗れることなく銭湯巡りや温泉旅行に出かけられるのは素敵なことですね。
ただ、よほどのお風呂好きに限られるかと思いますし、男女で浴場が分かれている場合はお湯に浸かりながらの交流はないので、男女でオフレになる意味があるのかはやや疑問が残ります。
温泉によっては、湯着を着用しての混浴があったり、部屋に貸切の温泉がついている場合もありますが、カップルや夫婦の御用達のものなので、あまり異性の友達と2人きりで行くところではないかもしれません。きょうだいのような関係であるときのみできることでしょう。
あるいは、昔ながらの銭湯では、男女の浴場の仕切りが2メートル強ほどの高さしかない場所もあります。もし他のお客さんがいない貸切状態なら、仕切りを隔ててお湯に浸かりながらのんびり会話するということもできるかも。
いずれにせよ、お互いを恋愛対象として少しでも意識する場合は、オフレの関係は長くは続かないでしょう。
注意!お互いかどちらかに恋人がいる場合
オフレに関するタブーとして、恋人やパートナーのいる人は作るべきではありません。
いくらお互いを恋愛対象として意識していなくても、取り残される恋人の目線からは浮気や不倫に映るでしょう。
友達関係に、お風呂は必要ないものです。お風呂好きの仲間同士だとしても、一緒に入浴しないといけない理由もないはず。
もし恋人や妻、夫がいるなら、オフレと出かける時には一緒に誘うのがマナー。相手を不安にさせるような行動はしないように。
〇〇フレはフリーの時しか許されない
セックス限定の関係であるセフレ、添い寝のソフレ、キスのキスフレ…など、オフレと同じような「〇〇フレ」という関係性は、恋人もパートナーもいない時にしか成立しません。
さもなくば、浮気や不倫につながります。
そもそも、セフレ以外は最近出てきた言葉であり、さほど世間に広まった関係でもありません。2015年くらいには流行したものもあるかもしれませんが、その関係の性質上、長続きするものではありません。
「〇〇フレ」という関係は短命なのです。恋人やパートナーができればその関係は解消すべきものですし、もし〇〇フレの関係から恋人やパートナーになれば、関係の呼び方も変わります。
あまり「流行」に惑わされない方がいいでしょう。人間関係は「これ」と決まったものはなく、流動的であやふやなもの。シンプルな大枠で「友達」や「仲間」「恋人」と呼ぶ方が、しっくりくるのではないでしょうか。
やっぱりいやらしい感じの漂う〇〇フレというワード
「オフレ」は実際にセフレのようないやらしい関係ではない…という定義をしても、一般の耳にはやはりどこかいやらしいイメージがつきまとうもの。
セックスフレンドの「セフレ」が唯一昔から定着している言葉ですから、それに連なる「〇〇フレ」も同じような印象になるのは仕方のないことかもしれません。
また、キスフレやソフレも、体の関係に発展しやすいものですから、あって無いようなものなのです。そのうちこれらのような〇〇フレという言葉も、時代に取り残されていくでしょう。
コメントを残す