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いま、過去に「出会い系アプリ」と揶揄されていた「マッチングアプリ」も、恋愛の出会いの形として普遍的な存在になってきました。「アプリを通じて恋人と出会った」という人も、きっと身の回りに必ず一人はいる時代です。
しかし、それでも「出会い系」という言葉のいやらしい感じから、その出会い方が倦厭されることはよくあります。恋愛という形ではなくとも、ネット上の出会いそのものに対して抵抗感を抱く人は多いものです。
たとえば、もしネットで出会った相手と結婚するということになった場合でも、あんまり友達や両親に出会い方について説明したくない、という気持ちになりそうです。たとえ現実でロマンチックな出会い方をしたとしても縁が切れることもあるとはいえ、「出会い方」というのは注目されるものですし、カップルが必ず一度は聞かれる質問になります。
それに、マッチングアプリには体の関係だけを求めるという利用目的の「ヤリモク」という男性が多く存在します。「出会い系サイト」というのはおおよそ、真剣交際よりも「ヤリモク」をメインの目的として活動する人は男女ともにいるものですが、「マッチングアプリ」には真剣に恋活や婚活をする人も多いため、「出会い系」のように使ってはいけない側面があります。
その点を理解していない、もしくは「どうせネット上の出会いだし」と初めから蔑んでいる人もいるくらいですから、マッチングアプリで恋活、婚活をするのはある程度の知識やテクニックが必要だったりします。
できるだけ「ヤリモク」などの悪質ユーザーを締め出す方針のマッチングアプリも出てきていますが、基本的にオンラインの出会いから実際に対面することになれば、何が起こっても結局は自己責任となるので、自分で使い方に注意しなくてはいけません。
そして、出会い系やマッチングサービスについて一番気がかりであるのは「実際に真面目な出会いはありえるのか」ということ。これからマッチングサービスを使ってみようかな、という人にとっては、どれだけの人たちがアプリなどを通して交際に至っているのかが気になるところだと思います。
今回、この記事では「オンラインの出会いについて」そして「オンラインの出会いの現実」についてアンケートを取りつつ考察します。まずはオンラインの出会いの是非についてお話ししていきましょう。
出会い系やマッチングアプリで真面目な恋活するということ

出会い系サイトやマッチングアプリを使うというのは、初めてネット恋愛を経験する人にとってはそれなりにハードルが高いのではないかな、と思います。
なぜかといえば、オンライン上の出会いとなれば、素性も知れない相手と交流をすることになるから。マッチングサービスでは顔写真が見られるとはいえ、整形レベルで盛りまくった「写真詐欺」も実際にあることですし、相手が危険人物ではないという保証を得るにはそれなりに時間をかけなければいけません。
それに、恋愛の上で「お互いに共通の知り合いがいない」というのはなかなかに障害になるものです。共通の友達がいるということでお互いの信頼性や人間性に安心感を得ることができますが、出会い系やマッチングアプリではまず共通の知り合いがゼロの人同士の出会いとなるため、ほどよく警戒しながら出会いを探す必要があります。
また、人によっては「マッチングアプリ」という名称も「結局は出会い系でしょ?」という印象を持っています。つまりは「体の関係を探して出会った」と思われがちなので、インターネットで出会ったカップルはその馴れ初めを知り合いや両親に打ち明けるのも抵抗がある人は多いでしょう。
そして実際、ネット上の恋愛は「ヤリモク」や「メシモク」という残念な存在が一定数存在します。マッチングアプリを一度でも使用したことのある人の中で、おそらく大体の人がそういった不快なユーザーに出会ったことがあるのではないでしょうか。
「毎日自宅と仕事場への往復で出会いがない」という人はアプリ上にたくさんいるものの、「出会い系サイト」のような軽い気持ちでワンナイトの相手を探すために「マッチングアプリ」を利用する人は多いのです。ただ、そういった人が極力少ない傾向の「婚活」と名のついたサービスを利用することで、ある程度不快なユーザーを避けることも可能でしょう。
「恋活」や「婚活」をオンライン上ですることが当たり前の時代になってきているとはいえ、まだ日本ではその出会い方は「過渡期」にあるともいえます。オンラインで出会いを求めるにあたって、その行為が実際どんなことなのかを改めて見つめ直してみましょう。
ネットの出会いがなぜ倦厭されるのか
「ネット上で知り合いました」という出会いの馴れ初めがなぜ一般的に倦厭されやすいのかといえば、主に「出会い系サイト」の影響ではないかと思います。
「出会い系サイト」のイメージとしてはどこかいかがわし印象が付きまといますし、実際のところ出会い系サイトでのアダルトな遊び相手との出会いの需要は多いもので、体の関係だけを求めている男女や、悪徳業者の巣窟であるという一面は否めないと思います。
そして、その「出会い系サイト」という印象を「マッチングアプリ」というものも引き継いでしまっていることが、ネットの出会いに偏見を持たれる理由になっているのではないでしょうか。
「マッチングアプリ」は「出会い系サイト」のシステムとは異なり、アダルト目的の出会いはいかなる場合でも推奨されません。アプリ開発の規定として、アダルト目的の出会いの仲介はNGという約束事があるのですが、どうもマッチングアプリのことも「どうせ出会い系でしょ」と考えられる風潮であるため、そういう目的で利用するユーザーも後を絶たないのです。
ですから「マッチングアプリを使っています」と人に打ち明けるとすれば、すなわち「出会い系を使うような人なんだ、尻軽なんだな」といったような感想を持たれてしまうことがあるのです。
そのせいもあり、マッチングアプリでの出会いをきっかけに結婚したカップルの結婚式でも、司会進行が馴れ初め紹介の時に「二人はネットで出会いました」とは言わず、「共通の趣味を通じて」「異業種交流会を通じて」などというふうにぼやかして伝えられることが多くなります。
海外、とくに欧米ではマッチングサービスを通して出会いを探すのはほとんどの人がやっていることなので特に疑問も持たれないのですが、日本は国際基準でいうとやや村社会的なところがあるため、「出会い系」という言葉のいやらしい印象がなかなか払拭されない現実があるのです。
とはいえ、ネット上でも出会いは出会いですし、現実に対面しての出会いも浮気や不倫などといったしょうもない出来事は得てして起こるものですから、実際のところは思うほどふしだらな出会いとは限らないものです。
他人の意見を気にせず、どんな出会いの形でも恋人に誠実な態度でいられる人が幸せをつかめるのではないでしょうか。
「出会い系サイト」と「マッチングアプリ」の違い
現実問題、「出会い系サイト」と「マッチングアプリ」には、その仕様に大きな違いがあります。
それは「アダルトコンテンツがあるかないか」というもの。
「出会い系サイト」というのはスマホ向けにあるマッチングアプリよりも前に台頭しているサービスであり、匿名性の高いネットという場を利用して、自分の知り合いに知られずに色々な「ニーズ」に答える出会いを探すことのできる場所でした。
その「ニーズ」というのは、アダルト目的のものが多く、純粋な恋愛関係を求めるよりは「ワンナイト」や「セフレ」を募集するユーザーのほうが目立ちます。そして出会い系サイトにはそういったアダルト目的の出会いが運営公式で許されているという点が特徴的。
たとえば「ハッピーメール」という老舗の出会い系サイトは、上場企業運営のため安全性が高く、なおかつ「アダルト掲示板」という、性的な目的で相手を募集することが許可されているコーナーがあります。そのため、体の関係を求める同士前提として出会いを探せる場となっています。
しかし、そういったアダルト目的の利用が許されているのは、いまや「出会い系サイト」のみ。違法な、もしくは個人運営のマッチングアプリや掲示板アプリでもアダルト目的の募集はできますが、安全性が保証されていません。
それらの「出会い系サイト」に対して、アダルト目的の利用が名目上禁止されているのが「マッチングアプリ」です。SNSなどで見かけるマッチングアプリの広告には、セクシーな女の子の写真を使うなどいかがわしい印象を思わせるものが多いのですが、中には真面目な出会いを仲介することに真剣なアプリもあることはあるのです。
出会い系サイトのアダルト掲示板のような利用方法でマッチングアプリを利用する人が多くなってしまうことで「ヤリモク」といった悪質ユーザーが後を絶たないという、かなりの弊害が出ているのですが、実際のところアダルト系のサービスというのは需要があるため、マッチングアプリの広告もそういうアダルトな印象を使ったインスタントなコピーライトが多くなります。
しかし、あくまでもマッチングアプリではアダルト目的の出会い探しは推奨されません。肉体関係をネットで探すなら「出会い系サイト」で、純粋な恋活を「マッチングアプリ」でする、といった住み分けが必要なのではないかと思いますが、そうなるにはアプリの運営サイドに真摯な運営を心がけて欲しいものですね。
ネット上の出会いは安全?
出会い系や恋活/婚活アプリなどマッチングサービスを使う上で、誰もが不安を感じるのは「安全かどうか」ということ。おそらくは、マッチングサービスを長く使っていれば危険人物とそうでない人を見分けられると思われますが、それでも警戒をしないというわけではありません。
実際のところ、出会いを探すユーザーを装って、マッチングした相手を違法サイトに誘導するなどといった、犯罪性のある悪質な「業者」も、いくら運営が気をつけていようが湧いて出るので、たとえ婚活向けの真面目なマッチングアプリでも完璧な安全性を実現するのはなかなか難しいところがあります。
そのため、出会い系サイトやマッチングアプリを利用する上での安全性の確保は、運営側にもカバーしきれない点があるため、最終的に自己管理をするしかありません。
ネット上の恋愛は、匿名性がある限り、どんなマッチングサービスを利用しても「安全」とは言い切れないのです。唯一安全性の高さを保証できるマッチングサービスがあるとしたら、なかでも厳しい登録審査制のオンライン結婚相談所くらいでしょうか。
そのため、マッチングアプリを通した出会いがあったとして、その相手を完全に信頼するのは、
- 相手の両親を紹介される
- 自分が相手の職場や友人関係の輪に入り、公認の恋人となる
といったことがない限り、基本的には信用しないようにしましょう。
基本的には自己責任になる
万が一、出会い系サイトやマッチングアプリで詐欺などの被害を受けた場合、その運営サイドはどこまで対応してくれるのでしょうか。
それは、そのサイトやアプリの中で起こった被害であれば、ある程度は対応してくれます。該当する悪質ユーザーを強制退会させたり、注意勧告を行うなどは期待できると考えていいでしょう。
しかし、サイトやアプリの外で起こったトラブルまでは、運営も対応しきれません。マッチングアプリで「このユーザーとデートしたら体の関係を求められました」という報告をすれば何かしら対応してくれることもあるかもしれませんが、アプリのメッセンジャーではなくLINEなど外部のアプリでもやり取りにしかその証拠がない場合は難しいかもしれません。
ですから、サイトやアプリで出会った相手とは、その相手をある程度「信用できる」と思えるまでは、LINEのIDを含めた個人情報は渡すべきではありません。せめて、相手を信頼するというのなら、一度実際に顔を合わせて名刺交換でもするべきです。
マッチングアプリという場において、「ネットの匿名性」という利点は欠点にしかならないことがありますから、アプリの選び方にも注意したいところですね。
安全性の高いマッチングアプリの選び方については、こちらの記事をご参考ください。
「ヤリモク」という存在
マッチングサービスを使う、主に女性のユーザーを悩ませているのが「ヤリモク」という存在です。
「ヤリモク」というのは「肉体関係のみ目的のユーザー」のことであり、真面目に恋愛の出会いを探している人ではなく、ワンナイトの相手やセフレ探しのためにマッチングアプリを利用しています。
そういった目的がはっきりしていればまだマシなのですが、誠実な人間を装って女性ユーザーに近づいてくることこそが非常に厄介なのです。アプリで恋活をしている女性ユーザーからしてみれば、誠実そうな人と出会えた、と思いきや「ヤリモク」だった時のガッカリは計り知れません。
そういった存在は、アプリを使って真面目な恋活をしている男性ユーザーまでも無用に警戒される要因となりうるので、男女両方からして迷惑な存在といえます。
本来はマッチングアプリはアダルト目的の利用は原則として禁止されているものなのですが、「出会い系サイト」を利用するのと同じような気分で利用してしまうユーザーが「ヤリモク」担っているという事態も想定されます。もしくは、匿名性の高いオンライン上の出会いという形式が、一般的な男性ユーザーの下衆さを底上げしているのかもしれません。
基本的に、マッチングアプリで同じようにセフレなどの肉体関係の相手を探している女性は、男性と比較すると少ないのではないかと思います。そもそも知り合ってすぐに体を許すような警戒心の低い人は少数派だと考えられますし、初デートでホテルに行こうとする男性というのは、ものすごく愚かな行動をしているということを自覚するべきでしょう。
そういった「ヤリモク」の男性はよく、「下手な鉄砲数打ちゃ当たる」ということわざのように、出来るだけたくさんの女性ユーザーに「いいね」を送って、出来るだけマッチングを稼ぐ、そのなかから「万が一やらせてくれそうな女性」というのを探しているのではないでしょうか。しかしその労力に見合う成果があるかは果たしてわかりません。
「ヤリモク」男性は、素直に風俗利用するか、「出会い系サイト」に登録した方が手っ取り早く欲求を満たせると思います。真剣に恋活をしているユーザーが多いマッチングアプリであるほどニーズに合わないですから、わざわざ真面目なユーザーの邪魔をするような真似はしないように。
「メシモク」という存在も
マッチングアプリを利用するなかで迷惑なユーザーに相当するのは、何も男性の「ヤリモク」ユーザーだけではありません。女性ユーザーの「メシモク」や男性ユーザーを悩ませる存在です。
「メシモク」というのは「ご飯の奢り目的」のことです。主に、マッチングアプリを利用する女性ユーザーがしがちな行動であり、アプリで出会った男性とデートをし、食事を奢らせたら「サヨナラ」をするといった行動が目立つのではないでしょうか。
おそらく、その女性ユーザーも多くは「メシモク」のためにアプリを使っているのではなく、マッチングしてもいざ対面してみた男性が思った感じと違った場合、またはその相手が「ヤリモク」であるとわかった場合に、「わざわざ暇を作って会ってみたけどガッカリしたまま帰りたくないから、ひとまずご飯くらいご馳走してもらおう」という現金な心理から「メシモク」にスイッチするというパターンも多くなるのでは、と考えられます。
前に「出会った女性とデートで食事の際、身体の関係を提案して断られたら食事代を払わずに隠れて逃げる」という男性の意見が「性犯罪だ」「最低だ」と大炎上したことが記憶に新しいのですが、おそらくその「ヤリモク」男性のパターンに「メシモク」の女性が現れたとすると、女性サイドは「身体の関係を提案されたらOKと嘘をつき男が会計をしている最中に隠れて逃げる」といった事態も発生しそうですね。
このように、「ヤリモク」と「メシモク」が出会いを果たしてしまうと、そのレストランはとんだディストピアとなるでしょう。
しかし、野生動物も「オスがメスと後尾をするために食事を分け与える」という行動をとるので、人間もなかなか野生のサルから恋愛が進化していないような印象があります。本当に誠実な恋愛がしたければ、女性も奢りを期待するのではなく、ワリカンを基本とした方がいいのかもしれません。
参考:動物たちはなぜ奇妙な贈り物をするのか | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
真剣な恋活をしたければ「婚活アプリ」がおすすめ
マッチングアプリには「ヤリモク」も「メシモク」も存在するため、自分と同じような結婚観を持った相手や、なかなか真剣な恋愛の出会いを探すのは稀なことだったりします。
数あるマッチングアプリの中でも、特に「恋活」にのみ特化したアプリは傾向として「ヤリモク」「メシモク」は多くなってきます。しかし、「婚活」向けのマッチングアプリだと、それらのような出会いに対して不真面目なユーザーは減少傾向に。
目的別にアプリを分けるとすると、多くの「恋活アプリ」が、まだ遊び盛りの20代の若者向けのマッチングサービスだとしたら、結婚を前提とした出会いを仲介する「婚活マッチングアプリ」というのは、多くが30代以上の結婚を意識した年齢層向けのサービスとなります。
結婚を意識した人同士の出会いとなると、不真面目なユーザーも総数として減ってきます。より真面目な出会いを意識した男女をターゲットにしたサービスですから、会員登録時の審査制の厳しさや、監視体制の厳しさも「婚活アプリ」は「恋活アプリ」よりもレベルが高いので、より安心して出会いを探せると思います。
婚活アプリの中には、ほとんど結婚相談所のようなサービスを展開しているものもあり、会員料金が比較的高価になるかわり、いつでも婚活に関してスタッフに相談をすることができたり、なかにはデートの日程などまでスタッフが代わりに調整してくれるものも。至れるつくせりのサービスを受けることができます。
自宅と職場の往復ばかりで出会いがない、身近な人ではなく普段関わりのない人と出会いたい、という人にとって、マッチングアプリというのは恋愛の一つの救済策でもあるのだと思いますが、より真剣な恋の相手と出会いたいのなら、たとえ今すぐにでも結婚したいという願望がないとしても、恋活アプリよりも婚活アプリの方がおすすめできます。
もちろん、婚活アプリに登録したからには、少なくとも結婚を前提とした付き合いを求めるべきです。しかし恋活アプリよりも確実に真剣な人が多く登録しているので、「ガチ恋活」をしたければ婚活アプリに登録してみたらいかがでしょうか。
男女同額のサービスを使おう
マッチングアプリであまりいい出会いがないことの理由には、「男性有料、女性無料」という月会費のシステムも影響しているところがあります。相席屋なども同じくですが、男性だけが女性との出会いのために料金を支払う、という仕組みは男性の気持ちを大きくさせやすく、女性の立場を低くしてしまうという意識に繋がることがあるのです。
そのため、ほとんどが「女性無料」の「恋活サービス」は、実際には特に女性側が真剣に恋人探しをするときにはおすすめできないものとなります。
しかし、「婚活サービス」だからといってその全てが信頼できるものとは限らないので、注意が必要。真面目な出会いのためには、サービスを選ぶときに「会員料金が男女同額かどうか」に注目してください。
マッチングサービスが「男女同額」ということは、男女のユーザーにとっても気持ちの上で平等性があります。男性ばかりが課金しなければいけないという形ではなくなり、女性も対等に料金を支払いますから、そこに「男性が強者」といったようなアドバンテージは生じません。
それに、女性も料金を支払う必要がある、ということで、ある程度収入を得ている女性ユーザーが増えるでしょう。また、「メシモク」や軽い気持ちで登録して「サクラ」のように振舞ってしまう女性ユーザーも減るのではないかと思われます。
実際に、男女同額のサービスのほうが「誠実な人が多い」と評判です。主に、月会費が男女同額のマッチングサービスはいま、婚活サービスくらいしかありませんから、真剣な恋活をしたいという人は、男女ともに同額の婚活サービスの登録がおすすめ。
婚活サービスの内容を比較したい時は、こちらの記事をご参考ください。
マッチングサービスの実際の使い心地について

マッチングサービスは、その選び方もさることながら、使い方にも注意しなければ、悪質なユーザーや不愉快なユーザーと出会ってしまいます。
「ヤリモク」や「メシモク」のようなユーザーとばかり出会ってしまった人は「ネット恋愛はろくなことがない。二度としない」と決意することもあるかもしれません。
しかし、マッチングサービス、オンラインデーティングサービスをキッカケにして付き合ったり、もしくは結婚まで至ったカップルがいるのは事実です。一部で幸せなカップルが生まれることもあるのですから、ネットの出会いもその人次第でよくも悪くも変わるということは確かなことでしょう。
しかし、一体どのくらいのマッチングサービスのユーザーが、ネット恋愛を成功させているのでしょうか。これからサービスを使うという人にとっては、その具体的な成功率も気になるところではないかと思います。
ここで、「マッチングアプリを使って出会いを探していたらヤリモクに遭遇した」という女性の割合や、アプリの出会いから交際に至る確率、そしてアプリを利用して浮気をする人がどれくらいいるかなど、マッチングアプリのジャンルをメインにその使い心地を調査してみました。
調査目的 | 適切なコンテンツの提供を目的とした恋愛に関する意識調査 |
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調査方法 | WEBアンケート |
調査対象者 | 一般男女20代~50代 |
有効回答数 | 186名 |
調査実施期間 | 2019/8/23~2019/8/28 |
どのくらいの人が、マッチングアプリを利用しながら嫌な思いをしているのか、もしくは幸せな思い出を残したのか、実際のデータを集めましたので、これからマッチングサービスを使う人も、もう使わないつもりの人も、参考にしてみてください。
では、まずはマッチングアプリを使って「ヤリモク」に遭遇した女性がどれだけいるのかを調べてみましょう。
「ヤリモク」男性に遭遇した女性は107人中〇〇人
はじめに、107人の女性に「マッチングアプリで出会った人の中で、肉体関係だけを迫ってくる相手と出会ったことはありますか?」という質問をしました。
その回答はというと、なんと
107人中45人
という数の女性がいわゆる「ヤリモク」に遭遇した、と回答をしました。半数近くの人が残念な出会いを経験したということになります。
つまりは、マッチングアプリには真剣な出会いを探している男性はおよそ3人に1人もいないという結果です。なんということでしょう、といった感想を抱くようなものですが、これがマッチングアプリの真実なのでしょう。女性目線で利用した時、マッチングアプリで真剣に恋愛をすることはこれだけ難しいのです。
筆者も過去にはマッチングアプリで出会った人とデートをしていた時期もありましたが、10人以上実際に会ってみて5人はその日のうちにホテルに行こう、家に行こうなどと誘われた記憶があります。そのような精子脳ではなさそうな相手を選んできたつもりだったのに、いざ蓋を開ければ非常に腹立たしい失礼な人間との無駄な時間を過ごすことになり、度々後悔したものです。
もちろん、そのような「ヤリモク」の男性たちとは一夜を共にするなどあり得ません。たとえ、こちらも少しでも遊びの気持ちを持っていたとしても、色っぽいムードもなく、友人として打ち解けた中になってからというわけでもなく急に「やらないか」と言われても「やらねえよ」と答えるしかないですよね。
女性がマッチングアプリを利用する上で、実際には「ヤリモク」との出会いを避けるためにはかなり慎重にならなければいけません。アプリ内でのメッセージのやり取りを最低2週間以上は続けること、また相手がすぐにLINE交換を求めたり、すぐに会おうと言ってこないことを前提として相手を探しましょう。それらの条件から外れてしまったマッチング相手は、すぐにブロックするかリストから外して良いと思われます。
マッチングアプリで真剣交際に至ったり、さらに結婚まで至る確率はとても低いですが、実際にそういったいい出会いをつかんでいる人がいることを考えると、真面目な恋活ができるという希望がなくなった訳ではないですが、オンライン上で出会いを求める時には、このような不誠実な相手との出会いも覚悟しないといけないかもしれません。
オンラインデーティングを使う時は覚悟すべし
7割もの女性がオンラインで出会いを探したときに、出会った相手に肉体関係のみを求められるという現実を目の当たりにすると、「真面目な出会いを求めるなら、アプリは使うべきではないのだろうか」という考えが浮かんでくるというもの。
しかし、そのなかで3割はそのような残念な男性とは出会っていない、ともいえます。どうしたら、その3割の中に自分も入ることができるのでしょうか。
都会に住んでいる人なら、オンラインの出会いではなくても恋活、婚活の方法はたくさんあるというもの、郊外や田舎の地方に住んでいる人にとってはそうもいきません。
マッチングや出会い系などのオンラインデーティングアプリは恋活のための貴重なツールであり、出会いの幅を増やしてくれる存在なのです。地元にいい人がいない場合は特に、マッチングアプリは恋活にとって救世主のような存在ですから、手段を減らすよりも、注意しながらもあぷりを使用するほうが良いという気持ちになります。
すぐに直接会うことができる距離にいる相手ではなくとも、遠距離恋愛前提ならば、むしろ遠く離れた人との出合いを探すほうが必然的に「ヤリモク」との遭遇は避けられそうなものですが、気をつけるに越したことはありません。
前述したように、すぐにLINEを交換したり、マッチングしてすぐにデートをしようとしないこと。そして、できるだけ多く深くお互いにコミュニケーションをとること、プロフィールに「真面目に恋人を探しています」と明記されているなど、真剣度をしっかりと測れる相手にのみ「いいね」を送る、もしくは相手からの「いいね」を承諾するようにしましょう。
マッチングアプリは、使用に慣れるまで時間がかかりますが、できるならアプリの出会いにこなれる前にいい相手を見つけたいところ。そのためにも、アプリの使いかたや注意点などは事前に調べておくことをおすすめします。
マッチングアプリの出会いで交際に至る確率は◯%!
続いて、「マッチングアプリを通じた出会えた異性と、恋人関係になったことはありますか?」というアンケートを取りました。
今回お答えいただいたのはマッチングアプリを使用したことのある186人の男女。そのうち、何人がアプリを通じて交際に至ったことがあるのでしょうか。その結果は、
186人中72人
となりました。
確率でいうと、おおよそ38%という数字に。約10人中4人が、マッチングアプリを通じて恋人関係を得られたということです。
そこそこ希望が持てる数字なのではないでしょうか。女性は7割の人がヤリモクに遭遇しているという実態があるにしても、根気強く相手を探せば、少なくとも交際に至るまでの出会いがあるのです。出会う相手が「ヤリモク」の男性ばかりで嫌になったとしても、使い方を注意したりマッチングする相手の傾向を変えてみるなどして、諦めずに探してみるといいのではないかと思います。
また、男性も「メシモク」と遭遇してしまったとしても諦めずに良い出会いを探してみてください。もし、アプリを通じて実際に顔合わせした相手がイマイチだったとしても、少なからずその日1日は楽しく過ごせるように男女お互いに工夫できたらいいですね。
「真剣交際」に至った人のエピソード
ここで、マッチングアプリで出会った男女がどのようにして真剣交際に至るのかと、アプリを通して出会った相手と交際中の2人の男女に実際にお話を聞いてみました。
このような具体的なストーリーを知ることで、マッチングアプリなどオンラインのマッチングサービスをどのように利用すれば良い出会いをつかめるのか、参考になると思います。
では、まずはとある男性のケースから。

この男性の経験は、マッチングアプリの出会いの中でも純粋にストレートな形で出会いから交際まで至ったケースだといえます。この方もお相手も誠実な人だったからこそ、そのように順調に交際が進んでいるのではないでしょうか。
続いて、20代女性のケース。

運命の出会いは大失恋の後にあるらしい
元彼の浮気が原因で別れて、その失恋の傷が原因で塞ぎ込んでいましたが、友達の勧めで「恋愛の傷は恋愛で癒す」ためにマッチングアプリに登録しました。
とはいえ、失恋のせいで軽く男性不信になってしまい、マッチングしても自分から連絡を途絶えさせてしまう人が何人かいました。そういうこともありながら気晴らし程度にアプリを使っていましたが、そのなかで1人だけ、連絡が途絶えることなく続く人がいました。
その人は3歳ほど年下の学生だったのですが、年齢差を感じさせず、話が面白く、それに私の仕事や元彼の愚痴もよく聞いてくれる人でした。ほかの男性はLINEの交換や会う約束を断るとフェードアウトしていく人ばかりでしたが、その人は自分から何も持ちかけてこなかったので、安心できたのだと思います。
2ヶ月くらいずっとアプリで話していましたが、もっと気軽に話をしたくなったのでLINE交換をお願いして、2、3日に一度くらい電話をする仲に。その頃には私はアプリも飽きて退会していたのですが、あとで聞くと相手も同じタイミングで、私に交際相手を絞るつもりで退会していたことがわかりました。
ある日、飲み会の帰り道に何となくその彼に電話を掛けてみたら、偶然数駅離れた場所にいるというので、そのまま飲みに行くことに。実際に会った瞬間に胸がドキドキしたのを覚えています。それから交際することになりました。
アプリで出会ってから交際まで4ヶ月ほどかかりましたが、そうして時間をかけてくれたということもあり、信頼の置ける恋人です。お互いの両親とも食事に行くなど、順調に交際を続けています。
恋活アプリは女性は無料でほぼ全ての機能を利用できますが、男性はほとんどの場合が有料なので、継続して利用するほどお金がかかります。学生だとなおさら出費は痛いはずですが、多くの男性会員が登録してすぐできる限りの女性ユーザーとLINE交換して退会しようとするのと比較すると、誠実なお相手であったことが伺えます。
真剣交際に発展するケースはいずれもお互いに初デートまでの経緯を焦ることなく、アプリ内でのやりとりを中心に、ゆっくりと慎重に関係を進めていることが特徴的です。これらのエピソードを参考に、アプリで真剣に恋活するときは、真面目な相手との出会いを長い目で待ってみてもいいのではないかと思います。
出会い系やマッチングアプリで浮気する人はいる?
出会い系やマッチングアプリを使う時に気をつけたいことがもう一つ、「浮気や不倫に巻き込まれないかどうか」という点。実際、過去に「付き合った相手にほかに長年交際していた恋人がいた」「相手が既婚者だった」というケースはあるのです。
オンラインの出会い、特にマッチングアプリは、Facebookを利用したソーシャルログインで自分の友人や知り合いには決して通知されない、つまりはお互いに縁もゆかりもない相手との出会いを探すことになりますが、その点が浮気や不倫といった悪質な目的で利用されやすいという欠点があります。
よって、アプリで出会った人とは、お互いの仕事先や共通の知り合いに紹介をされて初めて信頼できる、もしくは交際することができると考えましょう。通常の直接顔を合わせてでの出会いでも同じですが、恋人というものはそう簡単に信頼するべき関係性ではないということを頭に入れておいて下さい。
そして、今回アンケートでは、前述の「マッチングアプリを通じた出会えた異性と、恋人関係になったことはありますか?」というアンケートに回答していただいた186人の男女に、同様に「マッチングアプリを不倫、浮気目的で使用したことはありますか?」という質問をしました。
その結果はというと、
186人中29人
もの人が不倫や浮気のためにアプリを利用しているということに。真剣に恋活、婚活をしている人にとっては、思わず悲鳴の上がりそうな結果です。
さらに、その中で「マッチングアプリを通じた出会えた異性と、恋人関係になったことはありますか?」という回答で「ある」と応えた72人のうちでは、12人が「浮気目的で使用したことがある」という現実が。風紀が乱れていますね。
非常に残念なことですが、アプリを通して出会い、恋人関係になった人も心の底から信頼するにはそれなりに遠い道のりがあるのだと考えたほうがいいでしょう。
男女ともに浮気をする人はする
浮気をする人というのは、マッチングアプリなどのネット上の出会いの場に多い傾向にある、というわけでは決してなく、おそらくリアルでもオンラインでもどこにでも、浮気性の人は一定数存在しているのではないかと思います。
マッチングアプリでは、自分の素性がわかりにくく、恋活アプリでは登録審査制だとしても独身証明書などの提出も必要ないですから、既婚者でもモグリで登録できてしまうのです。そのため、既婚者も一定数がマッチングアプリに登録しているという事実が隠れていたりします。
既婚者の男性の中でも特に、妻が妊娠、出産を経ているステージ、または子育て中に浮気に走る人はなかなか多いもの。女性の中には、既婚の上司にセクハラを受けたという人もよく見聞きします。
しかし、女性でも浮気するひとは浮気をするもので、夫が仕事で忙しくしている時に遊びに出かけ、別に彼氏を作るということも特別レアなケースでもなかったりします。
そういったような、爛れた世界があるということ、そして身近にそのような浮気者がいるかも、ということは覚えておいてもいいかと思われます。自分が不倫や浮気に知らずのうちに巻き込まれないためにも、交際相手を無条件で信頼するのは危険ですから、特にマッチングアプリでの出会いの場合は念には念をで、相手がフリーであることを確認してから付き合うようにしましょう。
男女問わず、人は浮気願望を少なからず持っているものですが、それを実行に移すか移さないかというボーダーラインがあるものです。その線引きを超えて実際に不倫、浮気に走るということは倫理観に問題があるので、自分がそうならないように気を付けてください。
信頼し合える相手と出会えるのは現実でも稀なこと
出会い系やマッチングアプリなどのオンラインの出会いでも、リアルの出会いでも、どこにでもいる人と人の出会いであることには変わりありません。この先の人生で出会うはずだった相手と、ひとまず先にマッチングアプリで知り合う、というケースもあり得るのではないかと思います。
しかし、オンラインの匿名の出会いとなると、相手が生身の人間であるということを忘れがち。一夜の関係を探すことが悪いわけではありませんが、少なくとも相手がどんな人間であるかを把握してから関係を持つことが大切です。
オンラインとなると「ヤリモク」「メシモク」といった邪な感情が暴露しやすくなり、所々で見ていて恥ずかしい失態をやらかしまくっていますが、人としてのプライドを持って出会いを探して欲しいものですね。オンラインの出会いでも、お互いを尊重できる出会いを見つけることはできるので、最低限のマナーや思いやりでコミュニケーションを取ることを心がけましょう。
とはいえ、オンラインではない、リアルの世界での出会いなら安心かといえば、実際そうではないことも多いでしょう。お互いに共通の知り合いがいても、両親に紹介し合い結婚の約束をしていても、浮気をする人はしますし、誠実な人同士でも様々な理由で交際が順調に行かないことは恋愛においては常に起こり得ること。
信頼できる恋人を得るのは、リアルでもネットでも難しいものですし、第一、それ以前に自分が信頼に足る人物でなければ、真っ当な出会いも期待できないでしょう。
しかし、もし誠実な相手と出会えたら、それはどんな出会いの形だったとしてもお互いの関係性は大切にしたいですね。出会いの形に関わらず「運命の出会い」というものは存在する、と筆者は思います。ネットでの出会いだとしても、「一期一会」の出会いとして、真摯に向き合うことができる人が増えることを祈るばかりです。
初めて出会った人と交際することに
東京在住で、これまで合コンに参加したり、友人の紹介で出会う人など、そこまで出会い自体に困りはしなかったのですが、なかなか順調に交際ができる人と出会えずにいました。
合コンも婚活も機会はあっても、いちいち自己紹介をするのも面倒に思えてきたので、そこでマッチングアプリに登録しようと思い立ちました。一度プロフィールを書けばそれ以上何度も自分の基本的なことを説明する必要もないですし、相手を探すとしても前もって人柄がある程度わかっている方が、理想の人を見つけやすいかな、と。
正直それほどオンラインの出会いに期待していなかったのですが、登録から2日後くらいにとある女性のほうから「いいね」があり、それに答える形で初めてマッチングしました。(それ以外に自分からいいねを送ったのは全滅でした。笑)
その人とメッセージ交換を重ねるうちに、その内容やプロフィールの感じなど、自分と共通点が多く、それに話をしていて居心地がいいなと感じるようになり、一度実際に会おう、という話に。デートとはいえ、お互い初対面ですから、昼間にランチをご一緒することに。職場もお互い近かったので、難なく会うことができました。
オンラインで出会う人との初めての顔合わせでかなり緊張しましたが、相手も相当緊張していたらしく、待ち合わせで人違いをしないために、お互い目の前にいるのに何度もLINEを送り合って確認するという謎の行動も…。(笑)
それから、週に一度デートする中になり、自然と交際するという形になりました。お互い、あまりかっこよさor可愛さを盛ったプロフィール写真じゃなかったのが良かったのかもしれません。まだ付き合って半年ですが、今は同棲に向けて準備をしているところです。